この前の日曜日、マアプ地区のトルー村で男の座り踊りの踊り上げが行われました。これは
ヤップデイで踊った踊りを納める儀式です。
ヤップの伝統踊りといえば、外向けにはカラフルな衣装を着た女の子たちも混じって竹の棒を持って踊る棒術踊り(ガメル)が有名ですが、実はガメルは東のほうの島から伝わった新しい踊り…ヤップ古来の踊りは、座り踊り(プルブット)です。
女のプルブットは今でもけっこう頻繁に踊られていますが、男のプルブットを伝える村は少なくなりました。このトルー村の踊りは、そんな数少ない男の座り踊りのひとつです。
ヤップの踊りは「謡」で語られるストーリーが命です。ヌートという名前のこの踊りは、航海中のカヌーの操船を題材にしたもので、ストーリーとともに次世代に技術を伝える役割もこめられているそうです。
踊りが終わったあと、この踊りの伝承者である友人のLさんが、「きょうの踊りはヤップデイのときより良かっただろ?謡がちゃんと心に響いてきただろ?」と言ってましたけど、ヤップ古語で歌われるチャーントが、わたしにはわかるはずはありません…(悲)。
だから、わたしの目はもっぱらこっちの方へいってました。ちょうど目の前に位置した小さな男の子たちの所作と、その前にちょこんと寝そべるワンコ(笑)。
踊り上げの儀式では、それぞれの踊り手の親戚縁者が、ささやかなギフトを贈ります。もらったお菓子やラーメンの袋をかかえて、うれしそうに去っていくチビふたり、いつまでも踊り継いでいってね~~!
※今年も去年も
ヤップデイをちゃんとまとめて報告しそびれてますが、そのうちに…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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