福島の原発は放射性物質を吐き出しながらも、水蒸気爆発を起こさず推移しています。どうかこのまま徐々に冷えていって、はやくチェルノブイリのような「石棺」などで核を遮断できますように。
でもまだ絶対に油断は禁物、冷却から遮断までには何ヶ月も(ひょっとしたら何年も)かかるといわれています。関東(含む首都圏)以北にお住まいの方々は、これから長い間、風向きと雨に注意して日々の放射線量を計算し、風に乗って漂ってくる放射性物質から身を守る手段を怠れません。万が一にでも、たった一機の原子炉でも冷却不可能になると(人が近づけないほど放射線を発生するようになる)、残る5機も順次そうなり、被害は日本全国に広がるといわれています。(
ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」)
現在、東電が電力を供給する地域では、前代未聞の無「計画停電」が行われていますが、こんな記事が出てきました(以下の引用は一部です。ぜひリンクをクリックして全文をお読みください):
〇
世界の環境ホットニュース[GEN] 787号 11年3月18日:無「計画停電」決定までの舞台裏(1)
http://archive.mag2.com/0000083496/20110318175856000.html
▼東電の原子炉全停止は経験済み
▼「需給調整契約の発動」が本来の対策
▼海江田万里経済産業大臣は蚊帳の外
▼「輪番停電」の発案者
「輪番停電」は東電も当初考えておらず、経済産業大臣も、もちろん菅首相も知らないところで、経産官僚とマスコミがグルになって既成事実化し、石原都知事には根回しがあったという構図が明らかになりました。~中略~アメリカ側から「輪番停電」の指示が出たことを機に、枝野が菅を裏切って、アメリカ・官僚・マスコミ連合軍と同盟を結び、海江田と菅、東京電力が見放されたという構図が浮かんできました。
いったい何のために?そこを考えていくのがポイントと思われます。この記事の最後にヒントがあるかも?
さて、以前から気になっていた
黄金の金玉おじさん、そのすごい名前からリンクをためらっていたのですが(苦笑)、参考になりそうな記事をよく書いておられます:
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原発情報 続き
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/blog-entry-729.html
先週金曜日の地震&津波以来、わたしも寝る間を惜しんでずっと
Twitterにかじりついているのですが、
そこで見つけたちょっと良い話を。歌手の松山千春さんが、ラジオでこんなことおっしゃったそうです:
yujing7 渡邉裕二
歌手・松山千春が自身のラジオで訴えた「知恵がある奴は知恵を出そう.力がある奴は力をだそう.金がある奴は金を出そう.『自分は何にも出せないよ…』っていう奴は元気出せ!! 皆さんは何を出しましたか?」という言葉がネット上で「いい言葉」だと、話題になっているようです。
知恵がある奴は知恵を出せ、
力がある奴は力をだせ、
金がある奴は金を出せ、
『自分は何にも出せないよ…』っていう奴は元気出せ!!
いいですねえ!
黄金の金玉おじさんのところでも紹介されてましたけど、
植草さんの記事を、もう一回、ここにもリンクしておきます:
〇
3月20-21日原発放射能南風降雨に警戒が必要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/320-21-9886.html
次は
武田邦彦先生です。わたしもつい
逃げてなんて書いちゃいましたが、放射能が来るからといって、そうそう逃げ出せる人ばかりではありません。これからは長期的な対策が必要になるでしょう:
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原発 緊急情報(12) 逃げられない人のために
http://takedanet.com/2011/03/12_4a35.html
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原発 緊急情報(13) 逃げられない人のために その2
http://takedanet.com/2011/03/13_f800.html
〇
原発 緊急情報(14) 3月18日午後9時、放射線速報
http://takedanet.com/2011/03/14_9fe6.html
それにしてもサイテーの危機管理能力を展開してくれている
菅カラセンゴク
傀儡政権ですが、
気弱な地上げ屋さんが、その内情をばらしてくれました:
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枝野! 放射能汚染のことは・・国民のヤツらには黙っとけよ! 仙谷 官房ホラ吹く長官
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-408.html
そして↓こんな記事↓が、とうとう日経ビジネスにまで載るようになりました:
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原子力保安院密着ルポ 「伝言ゲームの参加者が多すぎる」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110317/219019/?rt=nocnt
ね、
枝野が菅を裏切って、アメリカ・官僚・マスコミ連合軍と同盟を結び、海江田と菅、東京電力が見放されたという構図の後ろで、チラチラ見え隠れしているヤツラ=息のかかった手下(国賊)どもを使ってわざと事故対策をかく乱し、かたや
「トモダチ」の振りをしながら、日本から一切合財をかっさろうとしているモノども…。実は、ほんとうの「敵」は、すでに切られた東電でも、菅カラカンさんでもなさそうです。
地震の直後、妙に素早くやってきたRonald Reaganご一行様と在日米軍の
「トモダチ」作戦…彼らは決して「親切」だけで来てくれているのではないと思います。中国がたっぷり油をくれたり、ロシアが(大衆紙レベルですが)北方四島を返還すると漏らしたり、
まるで、66年前のポツダム会談が再開されているような感じがします。
地震&津波被災者のライフライン確保、福島原発直近居住者の避難先生活保障、それより遠方の、しかし今後二次被曝の影響が予想される地域居住者の自己防衛サポートetc. 今の行政府に頼っていては事態はますます混迷しそうです。しかし、ニューヨークタイムスに出た
村上龍さんのコメントにあるように、
Our way of life is threatened, and the government and utility companies have not responded adequately.
But for all we’ve lost, hope is in fact one thing we Japanese have regained. The great earthquake and tsunami have robbed us of many lives and resources. But we who were so intoxicated with our own prosperity have once again planted the seed of hope.
生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。
だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。
Amid Shortages, a Surplus of Hope
危機的状況の中の希望
豊かさの中で消えていた「希望」が芽生えようとしています。それを、今度は、今度こそは、わたしたちの手で育てたいものです。
誰がほんとうの
トモダチか、よく見極めて…いや、「オレが
トモダチだ!」なんて言ってくる奴は安易に信用せずに、隣近所とバランスよくおつき合いして自立していったほうが良いでしょう。「希望」の見えなくなっていたこの66年間、そういうことが全く見えなく、出来ずにきていたのですから。
「希望」をみずからの手でつかみとりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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