ヤップデイのためにパラオ共和国ソンソロール州から来ていたご一行様が、今朝、また「スピード・ボート」で帰っていった。
パラオのはるか南にあるソンソロールの人々は、パラオ本島の人々よりもヤップ州の離島の人々と文化的に近く、言葉もほぼ同じ。「今年のヤップデイにはソンソロール選出のパラオ国会議員を乗せて州所有のボートが来るよ!」というニュース聞いて、「へえ~、そんな立派なボートをソンソロールは持っているんだ...」と思っていたが、実際にやってきたのはなんと、このあたりでよくダイビング用のボートに使われている、33フィートのヤマハ製和船に船外機2機を搭載した、キャビンも何もないボート。ヤップにもこの手のボートはたくさんあるが、これで何百キロもの海を、しかも貿易風のシーズンに渡ろうという人はいない...。
実は、
ファイバーグラス製の双胴カヌー、アリンガノ・マイス号と併走してきていたが、パラオのヤップの間のングルー環礁で停泊中、肝心の
アリンガノ・マイス号のアンカーが壊れて座礁してしまい、船底に損傷を受けたアリンガノ・マイスはパラオに戻ってしまった。それでこの和船だけ、ヤップデイ2日目の朝、ヤップに到着したわけだ。
ヤップ州出身のアリンガノ・マイス号の船長でわたしの友人のS氏も乗ってきていたので、餞別にビンロウの実を渡そうとして、早朝ダイビングに向かう直前、このボートが停泊していたYFAに行き、初めて彼らのボートを見ることになって驚いた!
S氏によれば、早ければ明日夕方にはパラオのコロールに到着とのこと、雨まじりの貿易風と大波が押し寄せる500キロの道中、無事を祈ります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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