もう長いこと、お目にかかるのが難しくなっていたヤップの
マンタたち。
それが最近、ミル・チャネルのずっと奥のほうで、盛んにクリーニングを受けている場所が見つかった。トップの水深がたった数メートルの瀬に、
マンタがとっかえひっかえやって来ている。
もちろんダイバーたちは大喜びだけど、ヤップの海に長いこと潜り続けているガイドたちはみんな、
この場所、いつまで持つかな...と心配している。
とくに
ユビエダハマサンゴの群生しているこの場所は、ダイバーがたくさん入るようになると、あっという間にサンゴが壊されて、
マンタも寄り付かなくなってしまうだろう。おまけに、ここは
マンタがクリーニングされるエリアが広いので、彼らにもっと近づこうとクリーニング・ステーションに侵入していくダイバーも出やすい。
きょうも水中で、
マンタたちが
チッと舌打ちしているのが、聞こえてきた。
うるせえダイバーたちを巻いて、せっかく居心地の良い場所を見つけたのに、また追いかけて来やがったのかよっ(怒)
ミル・チャネルでも、この20年間で
マンタを見るが場所がどんどん移動している。彼らを追いやっているのは、ほかならぬ、われわれダイバーたちなのだ。
ところで
マンタに迫ったり追いかけたりして撮った写真は、マンタの表情でバレバレですね。そういや某日本人水中カメラマンの撮ったヤップのマンタは、ほとんど脅迫的激写で、見るのもつらい...。ほんとうに被写体をリスペクトしている写真家が撮った動物の表情には、もっと自然な柔らか味と気品があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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