バナナの味くらべシリーズ、第4弾!
過去にどの品種を取り上げたか、自分でもわからなくなってきたので、最後に過去記事のリストをつけました。
今回とりあげるバナナのまず初めは、
ンガリイ。同名の村の名前が南ルル地区にあるけれど、その村と関係があるのかどうかは不明。
例によって、生でも煮てもOKなバナナだけど、味はかなり薄味かも...甘味も酸味もモッチリ度も少なく、すっごく淡白な味だった。ちょっと熟れてても煮くずれしないので、煮バナナか焼きバナナで食べたほうが良いかもしれない。
お次は、以前に
シャコガイ・バナナとして取り上げたことのある
グモイ・ニ・ファシュウ。そういえば、
しシャコガイ・バナナの記事をもうひとつを書いていたっけ。
ファシュウというのはシャコガイのことで、グモイというのは、主に煮て食べるバナナの品種の代表格。誰に聞いてもこのシャコガイ型のバナナは「グモイの一種よ」というので、今回からこれを
グモイ・ニ・ファシュウ(シャコガイ型のグモイ)と呼ぶことにした。
その変わった形から、まさか、これがあのフツーに煮て食べているグモイと同じとは思えなかったが、実の形に惑わされることなく、おそらく味や食感、それに実際に栽培した経験などから、即座にこれを
グモイの一種と判断するヤップ人はさすが。
実際に煮てみると、まさに味、食感はグモイそのもので、かなり熟れていても、煮崩れる心配はまずない。身がペッタンコなので、熟れたものを油で両面焼き(フライド・バナナ)にするのも簡単だ。
以前は房ごと大鍋にぶち込んで炊いてみたけれど、もちろんバラして煮たほうが早く火が通る。くっついた部分にはすごく薄い皮しかないけれど、加熱してもそれがしっかり形を保っているので、とても料理しやすいバナナといえる。
それに比べてこっち→のほうは...。
前回の記事で紹介した
タナイボッチ、そこで書いたとおり、
うちの忘年ピクニック用に煮てみたけれど、その結果がこれです(笑)。
バナナに火が通り始めると、どんどん身が膨れて皮に亀裂がはいり、そこからバナナの味が抜けて代わりに身が水を吸い、その結果、出来上がったお味はノーテイストのスカスカ。
この失敗をしてから思い出したのだけど、まだバナナの区別がつかなかった頃、持て余した完熟バナナをフライド・バナナにしているとき、なぜかフライパンの中で融けちゃうバナナがあったんだよね。たぶん、それが
タナイボッチだったのだろう。
それにしても、生食バナナ御三家でもある
シュガ、
フロリダ、
タナイボッチのうち、なぜタナイボッチだけが火を通すとこうなるのか...?この失敗を通して、わたしの探究心はますます燃え上がったのであった~(笑)。
<バナナの味くらべシリーズ>
〇
スプーンで食べるバナナ
(アライ・ニ・ガミグル)
http://suyap.exblog.jp/7238587/
〇
再びシャコガイ・バナナ
(グモイ・ニ・ファシュウ)
http://suyap.exblog.jp/7841524/
〇
いろんなバナナ
(フロリダorファルボン/タナイボッチ・ニ・アチグ/ヌグネイ/アライ・ニ・ガミグル)
http://suyap.exblog.jp/8087175/
〇
バナナバナナバナナ(笑)
(グモイ・ニ・ワアブ)
http://suyap.exblog.jp/9351448/
〇
バナナの味くらべ
(シュガ/フロリダ)
http://suyap.exblog.jp/11589920/
〇
バナナの味くらべ・パート2
(アライ・ニ・ギル/パウ・ニ・マラヨウ/パウ・ニ・メリケン)
http://suyap.exblog.jp/11640686/
〇
バナナの味くらべ・パート3
(タングラッド/タナイボッチ)
http://suyap.exblog.jp/11732295/
〇
バナナの味くらべ・パート5
(アワットワット)
http://suyap.exblog.jp/11873058/
〇
チビのアライ
(アライ・ニ・ンゴッチゴチケンギン)
http://suyap.exblog.jp/13908617/
〇
ヤップのバナナ・バラエティ:ラグタン
(ラグタン)
http://suyap.exblog.jp/16723942/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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