だんだんと貿易風が強くなってきた今日この頃、海の中は水温29度とまだ「温い」。そのせいかどうか(なんでも水温のせいにするって?)、ウミウシの類の姿がめっきり減っている。右はちょっと縮こまった
コイボウミウシ(
Phyllidiella pustulosa)。
時期や季節に関係があるとはどうも思えないのだけど、以前から、ウミウシがパタッと「消える」現象には気づいていた。種類に関係なく、全員(に近いほど)、イッセーノセッ と消えてしまう。
3本目のスロー&シャロー・ダイブでハゼやウミウシがたくさん見られるポイントとして人気のある
ナマコヘブンでも、現在は悲惨な状況だ。
かわりに
ミル・チャネルが少しだけ頑張っていて、
コールマンウミウシ(
Chromodoris colemani)(左上)や、
アンナウミウシ(
Chromodoris annae)(右)が、ボートのすぐ近く、10メートル以内の浅いところに住みついてくれた。マンタを見たあとはウミウシで〆て...というのもハッピーだけど、残念ながら、そのマンタとの遭遇率もまだ低い。
そんな
ミル・チャネルを出てすぐのところで、流れの中を必死にガヤにしがみついている
アデヤカミノウミウシ(
Flabellina exoptata)(たぶん)の、小さな小さな個体を見つけた。。頑張れよ~!
でも、その近くにたくさんいたトサカリュウグウウミウシは、一匹残らず消えてしまった...。
でもまあ、こうして頑張っている
アンナウミウシ(交尾中)もいることだし、きっとまたすぐ、あちこちでいろんなウミウシを見られるようになるだろう。
ウミウシの発生と消滅のパターンがもっと読めるようになると、おもしろいのだけど、まだ観察力が及びませぬ...。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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