第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル（１日目） : ミクロネシアの小さな島・ヤップより

第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル（１日目）

去年から始まったヤップ・カヌー・フェスティバル、初回の去年は10月24日の国連記念日にかけて行われたが、まだ風が弱くて苦労したので（カヌーは風がないと走りませんから）、今年は貿易風がやや強まるのを待って、本日11月12日から3日間の開催となった。

会場も去年同様、コロニア湾のヤップ・マリーナ前、すなわち、わが桟橋も「自動的」に会場となってしまう（笑）。早朝ダイビングを終えて昼過ぎに戻ってくると、桟橋のまわりは黒山の人だかりで、ゲストは衆人環視の下、緊張しながら器材洗浄するはめに…スミマセンデシタ。

桟橋も沖の海面もこういう状態となるので、2隻のわがボートを止める場所もないし、去年から空いてるボートをボランティアの伴走船として出すことにしている。だからダイビングを終えたあとも伴走船として乗っているスタッフのケアやら何やかやで落ち着かず、おまけに桟橋もマリーナのまわりも人・人・人で埋め尽くされているし、やっと初日の競技や会場の模様を見回って見る余裕ができたのは、午後も遅くなってからだった。

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あいにく、その頃から空は厚い雲に覆われて、ときおりスコールもやってくるというお天気になったけれど、もともと水につかっているカヌーの競技者には、あまり関係ない…というか、炎天下の活動よりも楽だっただろう。初日は主に子供たちのレースで、上の写真はダブルのトタン・カヌー・レース。

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次に始まったのは女子シングルのパドリング・カヌー・レース。わたしが行ったときにはもうゴールを終えてて、2位の彼女が戻ってくるところだった。

カヌー・フェスティバル委員会にはけっこうリキが入っていて、今朝は10時の予定開会時間にそんなに遅れることなく始まったそうで、それでも盛りだくさんの競技をこなすのは大変な作業だ。おまけに午後になるとスコールにもみまわれ、競技スケジュールは1時間くらい遅れを出した。

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そんな主催者たちのドタバタを尻目に、わたしは会場をさっとひとまわりしてみた。去年同様、あちこちに海やカヌー関係のローカル・スキルを実演・展示しているブースが設営され（これらはまた明日ご報告）、飲食物を売るブースもたくさん立っていた。そんな中、ふと岸壁を見ると、なにやら黒い塊が飛び跳ねた？

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子供はどこでも遊びの天才ですね。アタシがもう○○歳若かったら仲間に入れてもらうんだけどな…（爆）。

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うらやましいのも手伝って、しばらくジャンプの撮影に専念…　あっ、また飛んだ！

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まだまだ、続きます…（笑）。

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と、沖のほうに↓カヌー船団↓が出現…？

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実はこれ、本日の最終レース、ヤップ語でノノウ（Nonoew）といわれる子供たちの自作カヌーのレースだ。うちの26フィートのボートには小さなカヌー作者たちがてんこ盛り、いったい何人乗ってるんだ？それぞれ自分のカヌーの動きを追っている。中にはすでに沈（転倒）しちゃったのもあるけど。オイオイ、足で加勢しちゃ駄目だよ、舳先にいるキミ（笑）。