転んでコンクリートに右膝を打ちつけて以来、テーピングやらマッサージやらノニの温湿布やらを続けている。打った直後の腫れは数日でほとんど引いたので、それに安心して歩き回りすぎたか、自己流のテーピングがかえって血行を阻害したのではないかと思っているのだけど、再び腫れてきた。最初の腫れが衝撃直後の物理的な腫れとすれば、後のは膝の内部で何か化学的変化が起きているような腫れで、ジクジクと弱い痛みもあって、こりゃ長引くなあ…まあ生きてりゃ、どこかに故障が起きるのは当たり前です^^
マッサージのおばちゃんに言わせると、ちゃんと治るまで無理して歩ちゃダメなんだよと。はい、ごめんなさい。それで彼女のお薦めに従って、朝夕、ノニの温湿布をしているのだが、これが超気持良いので、今回はそのヒミツのノニ温湿布の方法をご紹介しましょ。

まずノニの葉っぱを
偶数枚用意します。これ重要、奇数じゃ縁起が悪いから効かないよ。
そのうち4枚を葉の先が合わさるように重ねて、他の偶数枚の葉っぱ適宜を刻んだものを乗せ、

←このように四隅を折りたたみます。
それを適宜な大きさに切ったアルミフォイルで包み、↓このように↓まるで何か食べ物のフォイル焼きのように準備します。

そしてこのフォイル包みを、遠火で焦がさないように蒸し焼きにします。
わたしはガス火の上でフォイルの両端をアッチッチとつまみながら、日本ではもうそろそろマツタケが出てくるよな~とゴクリと生唾を飲みこみつつやっておりますが、フライパンを使う人もおられるようです。

やがてフォイルの両端から水蒸気が盛んに出始めたら、ノニの葉フォイル焼きの出来上がり。火から下ろして中身を取り出し(熱いから気をつけて)、←このように開いて、立ち昇る蒸気の上に患部を近づけます。これがと~っても気持良いんだわ...
すぐに冷めちゃうかと思ったら、これがなかなか、至福の恍惚は数分間、約束されます(笑)。

そのうち全体が人肌の温度まで冷めてきたら、ココナッツオイルを少しまぶして、葉っぱごと患部に湿布します。右の写真、見た目はすごい大怪我のようだけど、中身は葉っぱなのでご心配なく。
アルミフォイルがないときはどうするの?とおばちゃんに聞くと、ノニの葉っぱを何枚も重ねて火で炙るとのこと、アルミフォイルは1回ごとに捨てないで、何回も使いましょう^^
この方法の他に、患者が火の側に座り、ココナッツオイルをまぶしたノニの葉を炙って患部に当てることを繰り返すという温湿布法もあり、ヤップ島ではこっちのほうがポピュラーかも。実はノニの葉をずっと肌に当てているとアレルギーを起こす人も多く、そんな場合には、蒸気や温めた葉っぱを当てるだけでも十分効果があるみたい。
ところで、こういうとき日本だったらショウガ湿布が効くのだけど、ヤップではショウガは輸入品だからめちゃ高いし干乾びてるし無いときも多いし出回る量も少ない。だからといって心配はご無用、地産地消は食べ物だけでなく、こういう民間薬にも言えることでして、郷に入れば郷に従え、どこでも生きていく知恵と材料は手に入るものなんですね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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