ヤップ・マリーナの歩道わきに、4ヶ月ほど前、大家さんが挿し木していた
ガチヨウ(イクソラ・コッキネア-
Ixora coccinea)数本のうち、やっとひとつが花をつけた。まだ40センチもない小さな木なのに、いっしょうけんめいに花を咲かせている姿は、なかなか感動ものだ。がんばれよ~、しっかり根を張れよ~と心の中で応援しながら、その成長した姿を想像している。
南の島には挿し木で簡単に根づく植物が多い。何気なくひょいと手折った枝を、ちょこちょこっと掘った土に差しておく。根づいたらそれはそれで良し、根づかなかったら、またいつか別の枝を挿せば良いって感じで、アフターケアはほとんどしないで、植物それぞれの生命力にまかせちゃう。
日本じゃ園芸植物の入手にもお金がかかるけれど、ヤップではそこら中にふんだんに生えているので、こんな無造作な「造園」方法でOKなのだろうけど、人間でも植物でも、最低限の生存環境を確保したあとは放っておいたほうが、あれこれと過保護に育てたものよりも、たくましいモノになるというのは事実。これが口に入る野菜やフルーツだと、その味の違いは驚くばかり、野生児は決して均一ではなく、すごく個性的だけど、その味には深み=生命力がこもってます。暑さ、寒さ、ひもじさは三つ子のうちに、可愛い子には旅をさせよ!ってね。
まだ小さなイクソラを見ながら、思いは昨今の子育てや、食料生産のほうへと吹っ飛んで行ったのでありました...いつものことで、ハイ(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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