10年以上愛用したアルマイト鍋に穴があいた。そのちょっと前にはヤカンにも穴をあけていたので、ちょこっとお湯を沸かすにもヤカンがわりになる手ごろなサイズだったのだが、これで新しいのを購入しなきゃコーヒーも入れられなくなった。その穴をあける原因は空焚きなんだけど、パソコンに向かって仕事(?)に熱中していると、どうも...ね(苦笑)。
で、あちこちの店をまわりながら試行錯誤の末、新たに購入したのが←これ(左上)。
ほんとうはステンレス製のしっかりしたものが欲しかったけれど、肉厚のしっかりしたのは100ドル近くするし、最近増えた中国製のはやけに薄くてすぐ穴があきそうだし、白いアルミ鍋は身体への影響が心配だし、結局、子供の頃からいつも近辺にあったような気がする
ツルマル印のアルマイト(酸化アルミ)鍋になった。21ドル65セントなり。
YCAでこれと高いステンレス鍋を比べて悩んでいるとき、
あたしはずっとこれ(ツルマル印)をつかってるわよ、すごく丈夫だし...という店員のひと言が、わたしの決心を押してくれた。
そして彼女は白いアルミ鍋を指差して、
こっちのは脳に影響する物質が出るっていうから恐いしねとも言った。おお、体内で蓄積したアルミニウムがアルツハイマーの発症とつながっているという説を、ヤップのフツーのおばちゃんですら知ってるわけだ...! とはいっても、酸化アルミ鍋がアルミニウム鍋より安全という確証はわたしにも無いのだけど。
かつて日本でもすごく普及したこのアルマイト鍋は、ヤップの家庭でもごく一般的に愛用されている。上のおばちゃんが言ったように、カマドの直火にもけなげに耐えるし、軽いので持ち運びにも便利だし、すごく丈夫だ。すごいなー、ものづくりの日本の誇りだなーと思ってタグをよくみると... MADE IN CHINA...(脱力)。
とはいっても、鍋の中にはしっかりした日本語Onlyの取り扱い説明書が入っていた。ということは、この商品は本来、日本国内販売向けだったわけだ。そうか、
ツルマル印の会社は日本アルミというのか...と検索してみると、
〇
2010/4/1 生活用品事業からの撤退についてのお知らせ
えええ~~~!
さらにそれ以前には、
〇
2009/10/2 会社分割による新会社設立のお知らせ
ひええ~~、ということは、ヤップにいまあるツルマル印アルマイト鍋が売り切れたら、この長年のヒット商品はもう永久に手に入らなくなるってこと? どうりで最近、ツルマル印のヤカンを見かけなくなったはずだ...
ツルマル印のお鍋を、もうひとつ買っておこうかどうか、いま悩んでいる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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