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折に触れてパパイヤで作ったキムチのことを紹介していましたが、まだ一度もその作り方について書いていなかったので、今回はそれを大公開!といっても、たいした料理じゃないんですけどね...(笑)
キムチにするパパイヤは、外皮は緑、中身もまだ白くて固い完熟前の実を使います。まずその実を真っ二つに割って、中の種をスプーンでこそぎ取り除きます。まだ柔らかい種は実の内壁にしっかりとくっついていますから、スプーンの腹を持ってコリコリしながら作業します。
種を除いた実を適当に(あとで削りやすいように)割って、外皮を包丁で丁寧にむいていきます。実によっては乳白色のやや粘っこい汁をたくさん出すものもあり、包丁を持つ手をズルッと滑らせて指を切らないように用心してください。気になる人はここで実を一度塩水で洗ってもOKですが、横着なわたしはドンマイ・ドンマイ、ときどき滑る手を布巾でぬぐうだけ(笑)。
次はパパイヤをなんらかの道具で細かく千切り状態(切干大根なみに)にしていくのが「ヤップ的」ですが、わたしは、日本に行ったおり東急ハンズをウロついていて出会った、まるで柴又の寅さんのような口上の実演即売に見事にハマってしまい購入した、←この
「プロも愛用する業務用」の道具で、固いパパイヤの実も紙のような薄切りにしております。この道具、タマネギでも何でも、薄く薄く削げて、便利ですよぉ。
薄く削いだパパイヤに塩を適宜振って、約10分、しんなりしたところで水気をよく絞ります。それに、手元にある青物、薬味、なんでも思いつくままにかき集めたものを細かく刻んで放りこみます(無ければ入れなくてもOK)。今回加えたのはオオタニワタリの千切り、レモンの皮のみじん切り極少量、乾燥わかめを砕いたもの。それらを、ヤップでもフツーに売ってる日本製のキムチベースで合えますが、お気に入りの
竹林のキムチベースむーひが、丁度良い分量で残っていました。
キムチベースを少しずつ混ぜ合わせながら、ときどきつまんで味見して濃さを調節します。手順はたったのこれだけで、出来上がり~~~!
作りたてでも食べられますが、数日置いてからのほうが、味が馴染んでより美味しくなります。冷蔵庫なら2週間以上は大丈夫、ご飯や麺の友として、おかずを作るのが面倒なときの強力な助っ人として、もちろんビールの友として!わが食卓では大活躍してくれます(笑)。
ところで
「プロも愛用する業務用」の道具はよく切れるので、恐くて端のほうまでパパイヤを削ることができません。そういう削り残しの部分と、台所や冷蔵庫にあった適当なローカル素材で、もう1品、いきます:
上左は包丁で薄切りにした削り残しパパイヤと、タマネギの薄まわし切り。上右はオオタニワタリのザク切り~。
下の左右は、台所に転がってたバナナの花と、その皮をむいたもののザク切り~。
フライパンに油を適宜熱し、まずタマネギ>>パパイヤの順で炒めていき(下左)、パパイヤがしんなりしたところで、バナナの花を加えます(下右)。
バナナの花はフライパンの底にくっつき易いので、よく混ぜながら炒めつづけ、やや透明がかってきてだいたい火が通ったところで、オオタニワタリをバサッと加えて塩・胡椒(下左)。オオタニワタリにはすぐ火が通るので、鮮やかなグリーンになったところで、あらかじめ開けて用意していたツナ缶をドッと加えてさっとかき混ぜ、出来上がり~(下右)。
以上のとおり、青いパパイヤの実1コから始まった今回の台所作業、キムチと炒め物の2品の完成をもって、約1時間半で終了となりました~♪ さあ、食べようっと(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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