1998年に世界中で大騒ぎになってサンゴの「白化」という言葉が広まったけれど、その後、サンゴはけっこう高水温に適応できるようになった。それでも水温30度という、ニンゲンでもうだるような温度になると、さすがの共生藻も耐え切れないのか...
6月後半頃から、ヤップでもちらほらと白くなったサンゴが目につくようになった。それもおもしろいことに、現在大々的に白くなっているのは主にハマサンゴ属。上の写真のように大きな塊りになる
コブハマサンゴ(
Porites lutea)や
ユビエダハマサンゴ(
Porites cylindrica)に白くなっているのが目立つ。
石垣島でも白化が観測されているようだが、同じような水温の上昇経緯をたどったためか、それともサンゴにもなんらかのシンクロニシティみたいなのがあるのか...? もっとも、ヤップではここんとこ雨がそこそこ降り始めたので、体感的にもやや水温が下がり気味で、この白化もそんなに長引かないことを祈ってる。
それで、やってきました、マンタ・リベンジ、
ゴフヌー・チャネル!だけど、きょうもスカ。ここんとこ、やはり
ミル・チャネルのほうが遭遇率は良いようだ。上下の写真は、出てこない
マンタを待って待って待っての合間に。
上の
ベニハゼちゃんは、もう長いこと
マンタ待ちの間のわたしの「友」となっている。
マンタが出ているときは、わたしだけの相手をしてれば済むんだけど、
マンタがいないときには、他のダイバーへの見世物にもされて可哀想だったね、ゴメン。
下はふたつに身体を折り曲げた
ムカデミノウミウシ。はじめは、こんな太い
ムカデミノウミウシもいるんだ~と、写真を撮るまでそれに気がつかなかった。
まあ、
マンタがいなくてもそこそこ遊べる海の中です...^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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