昨夜はわたしもパソコンの前に張りついて、眠い目をこすりながらひぇ~とうなっておりました。いったい、どういうことになるんでしょうかねえ、ニホンの行き先...
まあ世界中で価値観の大転換が起きているわけでして、ドタバタしているのは日本ばかりではありません。オヤビン(米国)がボロボロ・ヨレヨレになってくるにつれて、その属国(日本も含め)のあちこちでガタピシ悲鳴が上がっています。
これもその流れのひとつかもしれませんんが、ヤップ州議会は先週末、ミクロネシア連邦を脱退する手順を制定せよ!とミクロネシア連邦議会に要求する決議をしたそうな...。ま、ヤップ州では、連邦を離脱したい論は、ず~っと長いことくすぶっているのですが。日本の「愛国」な方々、しょせん、「国」なんて、そんなもんなんですよん。
国民の生活が第一を実行しない国や政府なんて、いらないさあ...(笑)。
ところで、こんな楽しい話もありま~す:
〇
志村建世のブログ:琉球の国連加盟を総会で承認?
http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=3001313
ハイサイおじさん、カンカラ菅さんがそう言って突き放しているんだから、いっそのこと、本気で突っ走っちゃえば良いのではないかしら?もちろん、わたしも応援しますよ。
江戸時代の幕藩制のまとまりで日本の地域を分けて地方の自治制を高めたほうが、現在の都道府県によるくくりや、わけのわからん道州制より、よほどしっくりくるんじゃないかと思っています。わたしが生まれた県内も幕藩時代には複数の藩があり、方言や食べ物や文化まで、しっかり大きく違っていました。地域ごとのアイデンティティは大事です。じぶんが生まれ育った場所のアイデンティティを大切にすることが、相手のアイデンティティを尊重することにつながると思います。
ヤップ州議会の決議を報じるヤップ州の広報文とsuyapの適当訳:
The Seventh Legislature of the State of Yap Fourth Regular Session has approved Resolution No. 7- 221 during its twenty-first Session Day on Friday, July 9, 2010.
Resolution No. 7-211 is a resolution requesting the Congress of the Federated States of Micronesia to enact appropriate legislation to allow for secession.
The resolution has stated that the Federated States of Micronesia was historically established as a loose federation of states vested with their own individual sovereignty and will, to work collectively towards the development of the nation, and that the determination and free will of the states should be inherent in the laws governing the nation.
It also stated that the Congress of Micronesia introduced Congressional Bill No. 16-30 to allow for procedures for the admission of a new state into the nation, and therefore, this Seventh Legislature of the State of Yap finds it logical and appropriate that procedures are established for the secession of a state from the nation.
Copies of this Resolution have been in the process of being transmitted to the Speaker of the Congress of the Federated States of Micronesia, the President of the Federated States of Micronesia, the Governors of the States of Chuuk, Kosrae, Pohnpei and Yap, the Speakers of the State Legislatures of Chuuk, Kosrae, Pohnpei and the President of Chuuk State Legislature, the Chairman of the Council of Pilung, and the Chairman of the Council of Tamol.
第7ヤップ州議会は、その第4回定例議会第21日目にあたる2010年7月9日金曜日、決議 No. 7- 221を採択した。
決議 No. 7- 221は、(連邦)脱退を承認するために適切な法律を制定するよう、ミクロネシア連邦議会に要求するものである。
この決議では、そもそもミクロネシア連邦が生まれた過程をみても、国としての発展にむけて、まとまった努力するために、それぞれの州の主権と意志にもとづくゆるい連邦として成立しており、各州の決断と自由意思は、この国を治める法律に固有であるべきものである、と述べる。
また、ミクロネシア連邦議会が、新たな州をこの連邦に加える手順を考慮する連邦議会法案No.16-30を導入したことにも触れ、それが故に、第7ヤップ州議会では、連邦から脱退する手順も同様に確立するのが論理的かつ適切であると考える、と述べている。
この決議文の写しは、ミクロネシア連邦議会議長、ミクロネシア大統領、チューク州、コスラエ州、ポンペイ州、およびヤップ州の知事、チューク州議会、コスラエ州議会、およびポンペイ州議会の各議長、ヤップ島伝統リーダー会議議長、ヤップ州離島伝統リーダー会議議長へむけて送付の準備中である。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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