船底掃除のとき、すぐ近くのマイ・ベイビー、シャコガイたちの様子を見に行った。

17個全部無事にすくすく育っている。でも
5月に設置したときにはこんなにきれいに並べておいたのに、なんだかそれぞれの種ごとに、仲良しこよしができちゃったみたい。

近くではサカナなのにいつも逆立ちして泳いでいる
ヘコアユたちがシャコガイ・ベイビーを見守ってます^^

まずブルーが美しい
ヒレジャコガイ(
Tridacna sqamosa)はというと、4個いるうち3個までがケージの端に寄ってきて仲良しこよし。近くに小さな
シャゴウガイ(
Hippopus hippopus)も1個だけ見えます(右端)。

もう1個の
ヒレジャコガイだけ、ほぼオリジナルな位置から動かずひとりポツ然、上のほうに、もうひとつの
シャゴウガイが、となりの
ヒレナシシャコガイ(
Tridacna derasa)に引きずられるようにやや位置を左に寄せている。

さてその
ヒレナシシャコガイ、総勢11個の大所帯だけど、それぞれが好きなもの同士すりすり寄り合ってる感じ(笑)。

中にはやはり孤高を保ちたい(?)やつもいて、シャコガイ世界もいろいろ複雑なようだ。

彼らには軸足があるので、狭いケージとはいえ動こうと思えば多少の移動はできるのだから、他のシャコガイに擦り寄らずにひとりでいるシャコガイも、それなりの判断か状況でそうなっているのだと思うと、いろいろその理由を考えたり想像をかきたてられる。シャコガイ・ウォッチがますますおもしろくなってきた。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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