いまどきのヤップの海、サメ編です。南の海も春爛漫、大きなサカナも小さなサカナも、なんとなくウキウキ活発に見えるのは気のせいかしら^^
というわけで、まずは
ミル・チャネルでスノーケリング中に見た↑
オグロメジロザメ(グレーリーフシャーク)のおっかさん↑に登場してもらいましょう。体長150センチ以上はある、でっぷりとしたきれいなサメさんですが、お腹が空いてないときは、水面でパチャパチャやってても気にもしてくれません。
次は4月30日、満潮2時間後くらいに
バーティーゴというポイントでスクーバダイビング中に見た、とっておきのシーン。潮はまったりと緩やかでしたが、小ぶりな
イソマグロも行きかい、
オグロメジロザメや
ツマグロ(ブラックチップリーフシャーク)が10匹以上ウロウロしていて、何か出そうな気配がありました。と、そこへ、小ぶりな
ツムブリ(レインボーランナー)の群れが現れたかと思うと、1匹のでっぷりとした
オグロメジロザメにつきまとい始めました。
よく見ると、サメの近くにいる
ツムブリたちは、身体を鮫肌にこすりつけていました(赤線の先)。こういう行為は、
ギンガメアジの群れでもときどき見られます。彼らは、サメがお食事モードかそうでないか、ちゃ~んとわかるんでしょうね。そして、お食事モードでないサメさんの肌は、彼らの身体の掃除器になる(笑)。こういう自然界の融通性というか、
もちつもたれつという関係を見ると、ある物(の行為)が自分に都合悪いからと決めつけて、徹底的にそれをワルモノ扱いし疎外するというニンゲンの浅知恵が、恥ずかしくなりますねえ。
オグロメジロザメを離れた
ツムブリの群れは、今度は
ツマグロにまとわりつき始めました。まとわりつかれたサメのほうは、たいして気にしているようでもありませんが、まあ、ちょっと足手まといかなって感じもあり、嫌になったら尻尾を振って泳ぎ去ります。すると
ツムブリも別の掃除器を求めて移動...という感じ?(笑)
最後に大きいもののシメとして、もう一方のヤップ名物、
カンムリブダイの御大に登場してもらいましょう。ガリッ、ガリッとサンゴをかじりながら、おしりから盛んに噴煙を撒き散らして通り過ぎる様は、ダイバーたちを圧倒します。今回の
ツムブリも、
カンムリブダイも、食べるとすごく美味しいおサカナさんなのでもありま~す^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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