ヤップでいちばんサンゴの生育が良い南のリーフで、いまだに
オニヒトデが元気に活躍中!
食べても食べてもサンゴがあるよ-と
オニヒトデは嬉しいのかな?上の写真は
ヤップ・カバーンズで、後ろの白くなったところが食べられた直後のテーブル状ミドリイシ。
こっちは、
マジック・キングダムで、抱腹状態でぐったり気味の
オニヒトデ(?)
南のポイントの
オニヒトデ大量発生はもう数年続いているが、完全にサンゴを食い尽くすよりサンゴの発達のほうが勝っているせいか、
オニヒトデもだらだらとたくさん生息している。ちょっと心配なのは、
オニヒトデ退治に一生懸命なサービスがあること。
きょうは600匹以上退治したぜ~と自慢されてもなあ...。
オニヒトデは捕まえられたりしてストレスに晒されると、その場で放精放卵するそうだ。だから、
オニヒトデ退治は逆に子孫を増やす手伝いとなり得る。それに
オニヒトデの幼生は、通常、深いところで成長する。ダイバーやスノーケラーから見て「きれい」なテーブルサンゴのたくさんある浅い場所の
オニヒトデをせっせと退治しても、すぐに深いところから他の個体がやってくるので、結果として、だらだらと
オニヒトデを居続けさせることになるという。
サンゴだけが「良い子」じゃないし、
オニヒトデが「悪い子」なんじゃない。目先の「きれい」さや商売だけで(ニンゲンの勝手で)自然をいじっちゃ、いけなと思うよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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