マンタも必死に生きている！

水温が27度で空が曇っていると水中で震え上がってしまうので、ウエットスーツを3枚重ね着にしているきょうこのごろ...

お月さんが半分近くになって、水路の透明度もちょっと落ちてきたけれど、まだそんなに悪くはない。マンタたちも調子よく出てきてくれていて、少なくとも6個体のマンタを、ミル・チャネルで確認できた。

そして、そのうちの1匹、メスのF-087が真上を通過したとき、アッと驚いた。きれいにU字型にヒレを切り取られているではないか...

上↑下↓のマンタは、去年の6月と9月に撮ったもの。まだF-087は五体満足（？）だったでしょう？彼女の身にいったい何が起きたのだろう...

そういえば、残念ながらわたしは見逃したのだけれど、去年の秋。ヤップ島の南東のアウトリーフに、シャチの家族が逗留したことがあった。シャチはマンタの天敵だというし、もしかしたらシャチに食われちゃったのかもしれないね。

水中でマンタとして生きるのも、それなりに必死の世界なんだろうなあ。


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