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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)陸上編

さて陸上の展示も見るものいっぱいのカヌー・フェスティバル...と期待していたら、今年は初日も大雨の2日目も、プログラムには載っているそれらのブースを、わたしは見つけることが出来なかった(実際には1日目はテントも看板もないところで、カヌーのセイル編みとヤシロープ作りなどをささやかにやっていたというのだけれど...)。そして最終日になってようやくラーニング・センターの看板が掲げられ(このブース担当者によると、その日に初めて届けられたのだと)、少しは「それらしく」見えるようになった(笑)。
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そして今年のデモンストレーションの中でも特にわたしが期待していた(蛸ではないよ)フィッシング!ほんとうは前日の予定だったのだけれど、大雨でできなかったので凧つくりだけ、最終日にやって見せてくれていた。

凧フィッシングとは、パンノキの葉で作った凧に餌をつけたラインを結び、それを空高く揚げて魚を釣る仕掛けで、昔はヤップ島でも行われていたようだけれど、今や離島ですら絶滅寸前の漁法となっている。下写真は離島のおじさんが、若いおにいさんに凧づくりを指導しているところ。
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教えられたとおりに凧を作っていくおにいさん。どんな魚が釣れるの?と聞くと、サメの皮の餌でダツを狙うという。ダツの歯は細かくてたくさんあるので、サメ肌の餌をパクッとやると歯が引っかかって口からすべり落ちないので良いのだそうだ。
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大きなパンノキの葉に格子状にココヤシの葉の芯を通して、それらを完熟ココヤシの実の殻(ヤシ殻)からとった繊維でていねいに結わえていく。なかなか根気のいる作業だ。

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下がその材料のヤシ殻繊維(下左)と、ココヤシの葉の芯(下右)。ヤシ殻の繊維はヤシロープの材料だし、ココヤシの葉の芯は箒の材料になったり、日本の竹ヒゴのような感じでいろいろな細工に使われている。

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最後に組みあがった凧の真ん中に糸を取りつけて完成だ。糸の位置は先生役のおじさんが慎重に決めていた。今回は店で売っている白い糸を使ったけれど、伝統的にはハイビスカスの繊維でつくった糸(紐)が使われるという。
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パンノキの葉の凧はどのくらいもつの?「一週間くらいかな」 
今でも凧フィッシングしているの?「ときどきね」だって(ほんとうかな-笑)。

さらに、パンノキの葉で手間かけて作らなくても、今なら軽い布地とか、もっと丈夫な凧を作れる素材があるじゃない?どうしてそれらを使わないの?と聞くと、「昔からこうやっているから」だって。しかし若いおにいさんの答とは裏腹に、実際は離島でも凧フィッシングはほとんど廃れていると聞く。

さて凧づくりの横では、離島の女性たちが航海用の保存食づくりを始めていた。今年は下の2点が作られるらしい。左のチマキ風なのは、パンノキの実の保存食マールで、去年のカヌー・フェスティバルでも作っていたのと同じもの

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a0043520_1724833.jpgそして上写真左の包みの原料が←これ。バナナのすり下ろしたものと、同じくすり下ろしたガノルル(ホノルルのこと。ヤップ島ではこの品種のタロイモはライと呼ばれる)。

これらをすり下ろすとドロドロに緩かったはずの素材を、よくこのように包めたものだと感心する。これらを包むところも見てみたかったなあ...。

さて大鍋の水が沸騰したところでバナナ+ガノルル(ライ)の包みを下に、その上にマールを置き入れて、再び沸騰させたあとは中火くらいで延々と1時間近く茹でて、まずマールだけを先に引き上げて、バナナ+ガノルル(ライ)の包みはさらにもう30分くらい加熱する。

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そうして出来上がったのが下の写真。航海に携行する食糧として常温でもかなり日持ちがするように、このマール(下左)にはココナツミルクなどを混ぜていない。

一方バナナ+ガノルル(ライ)の包みを開けると中身はアルミフォイルで包まれており...やっぱり包みにくいものね(自然素材の場合はバナナの葉かな)、さらに切り分けたあとでココナッツミルクをかけはじめた。これは...航海携行用ではなくて、きっとおやつ用ですね^^

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さらにその奥では、ひとりの離島のおばさんが、黙々とターメリック(うこん)の葉のレイを作っていた。

a0043520_17265912.jpg海の競技を見るにもちょうど良い場所だったので、おばさんの隣に座らせてもらい、世間話をしながら作り方を教わっていると(実は知っていたのだけど...離島のほうがヤップより葉を細かく揉んで作ります)、出来上がりをひとつわたしにかけてくれた。

ターメリックの根は装身用(うこん)として、あるいは薬用や食用(春うこん)として、太平洋の島々の暮らしには今でも欠かせないアイテムだ。そして独特の香りがあるその葉も、日本風に言えばお清め効果も期待されて、レイとしてよく使われている。このレイのお陰でわたしも一日中ターメリックの芳香を嗅いで、気分さわやかに過ごせたのだった。

さて見ていたレースがひと段落ついて後ろをふり返ると、航海師のアリさんが子供たちに星の位置を教えていた。パンダナスで編んだゴザの上に、星に見立てた小石を置いてのレッスンだ。
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小石が定位置に並べられると、ココヤシの葉の芯を使って方位をとって、それぞれの星の位置とコースが説明される。こういうレッスンを子供の頃から耳にタコができるくらい聞きながら育ってこそ、大海原を自由自在に渡り歩ける航海師になれるのだ。頭じゃなくて身体で覚えなきゃ使い物にならないヨってことですね。
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とっても長居をしてしまったLearning Centerのブースを離れ、たくさん立ち並ぶ食品売りのブースをのぞいていると、ヤップ高校のブースで気になるサインが目に止まった!

なになにロワル(標準表記ではRoowael)の実や、バナナのアライ(同Araay)や、おなじくバナナのグモイ(同Gumoey)のパンだって?ところでファルボンフラボンって何?と聞けば、バナナのフロリダのことだって。なるほど、Feal>fal'(良い)+boen(匂い)でFal'boenね。確かにフロリダは良い香りのバナナだけど、フロリダをこう呼ぶのは初めて聞いた。
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これはぜんぶ味見をせねば...と買ったのが下の写真のケーキたち。左端から時計回りに、フラボン、アライ、ロワル、グモイ。果物そのものの甘さに加えて砂糖(たぶん+卵)もたっぷり入っていたので、大きな塊りの4種類を1/3くらいずつ試食するだけで頭がずきずき痛くなってきたけれど、それぞれの風味もしっかり生きていて、なかなか美味しゅうございました^^
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そして甘いものがたくさん並んだヤップ高校のブースの近くには、今年もWa'ab Community Health Centerのスクリーニング・ブースがあった。WCHCはコロニアの州立病院から独立してヤップの4ヶ所でクリニックを運営していたり、各種予防医療の普及に努めているヤップ州の保健機関で、大きなイベントがあると必ずブースを出して、立ち寄る人に身長、体重、血圧、脈拍、血糖値などの検査を無料で提供している。
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カヌー・フェスティバルの最終日の午後3時からはレスリングとプログラムにも載っており、初日に見に行ったときにはその場所まで用意されていたのに、その後情報が二転三転したあげく、やはりレスリングの試合は行われなかった。今年のカヌー・フェスティバルでは大雨にもかかわらず大奮闘を見せてくれた競技部門に対して、プログラムや会場セットアップについてはずいぶん不備が目立ち、関係者以外の見物人を右往左往させていた。果たして運営側は、それに気づいているのだろうか...。


第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-陸上編
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-海上編
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル-伝統踊り編
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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どしゃぶりの第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)海上編
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by suyap | 2011-11-16 20:11 | ヤップの伝統文化

美しいものにはトゲがあり、身体に良いものにはニオイが...

先週の金曜日、ヤップ婦人会のマーケットで買ったバスケット一杯のアビッチCrateva speciosa)、ようやくすべての実が完熟となった。

これから料理する前に、木なっているアビッチを古い写真でご紹介しよう...
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ギョボクの仲間であるアビッチには標準和名がないようだけれどミクロネシアでは一般的な潅木で、ヤップ島でも民家の庭先や田畑の隅、あるいは野原の端などでよく見かける。ちょっと前まではバナナやパパイヤ同様、よく食された果物(というか主食の一種)だったようだ。

台風の高波が押し寄せて陸上の植物が全滅したあと、先を争って生えてくるのがアビッチマガルウェグ(ノニ、和名はヤエヤマアオキ)だ。そういう生命力の強い植物だから、ニンゲンの身体にも良いのだろう。アビッチマガルウェグ(ノニ)同様、さまざまな伝統医療に使われるメディスン・ツリーでもある。

しかし...いろいろな外来食料がいつでも簡単に手に入るようになった現代ヤップ人からは、いつのまにかアビッチは見向きもされなくなった。「もっと伝統食品をみなおそう!」と病院を中心に掛け声がかかってはいるが、なかなかアビッチを常食するまでには戻れず、一部の年配者などわずかな愛好者に食されているのみ...というのが現状のようだ。

a0043520_21182479.jpg←さてこれが完熟状態のアビッチ、緑色から薄茶色に変わり軸をひっぱるとスーッと抵抗なく抜けるようになった。

アビッチは熟れるにつれて、なんともいえない強烈なニオイが発散される。その強烈さはマガルウェグ(ノニ)のそれに勝るとも劣らず、なんというか...決して「芳香」という表現では表わせない「ニオイ」に、わがキッチンは一週間ちかく占拠されていたわけで...。

a0043520_21185276.jpg今までわたしはここまで熟れるのを待たず、まだ青くて固い実を何時間も何度も水を変えながら煮ていたのだけれど、先週のヤップ婦人会で「ラック芋を炊くように」という方法を教わったので、今回はそうして炊いてみた。

軸を取りのぞいて洗ったアビッチを大鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて落し蓋をして強火で煮立て、それから中火の強くらいの火を保ちながら、水がほぼ引くくらい。小一時間くらいかかっただろうか。強烈なニオイはいつのまにか消えて、ほのかに甘いニオイが漂ってきた。

a0043520_2119540.jpg覚めてからアビッチの皮を剥き、ブツ切りにして(かなり柔らかい)、再び鍋へ。

全部では多すぎるので、炊き上がったアビッチの3/4は冷凍保存として、残りをこれからココナッツ・ミルクで煮るつもり。ブツ切りにしたのは味をよく染みこませるため。

a0043520_21191914.jpgあははココナッツ・ミルクを入れるプロセスを撮り忘れました。これじゃ上とほとんど同じような写真に見えるけど、←はいちおうココナッツ・ミルクで煮付けたあと。

ココナッツ・ミルクの扱いは味噌と同じで、投入後はあまりグラグラ煮ないほうがよろしいようで。

a0043520_21193784.jpgジャジャ~ン、出来上がり!

火を通した段階であの強烈なニオイはほとんど消えていて、口に含んでもほのかな甘味がなつかしい味かも~♪ なんだけど...カボチャのような淡白な甘味ではなく、やはり強烈な個性です。美味しいんだけど、大量に食べられない、ほんの少しで満足...これって、最高のダイエット食品かも?

a0043520_21262273.jpgちなみに完熟アビッチの中には直径1センチくらいの胚芽(?)っぽいものが1個ずつ埋まっている。まわりの果肉は柔らかめのアボカド状で、どこに埋まっているかわからないところからヒョイと出てくるからおもしろい。

そして最後にアビッチ食後の感想を:
空腹や味覚を満たす食品というより「命の食べ物」という感覚で、1日1個とか少量を大切にいただくのが、よろしようで。

年を取ったら1日に1個のアビッチと、1個のマガルウェグと、わずかなイモと青菜だけをとり、わたしは仙女をめざしたい(爆


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by suyap | 2011-10-27 21:33 | ヤップの伝統食

タカセ貝レシピ♪

a0043520_725180.jpg4週間にもわたって解禁されていたタカセ貝漁が、今週月曜日に終了した。それでもなお未処理の貝が貯まっているらしく、風向きによっては、腐貝の強烈な臭いが、買い上げ場からうちの桟橋のほうまで漂ってくる。

ところでこの日に買った8ポンドのタカセ貝、その夜すぐに下煮をして、すでにうちの冷凍庫にストック済みだ。タカセ貝は砂地や砂の降り積もった浅場にいるので、身のあちこちに抱えこんだ砂をよく洗い落とす作業から始まる。消化管もおいしいのだけど、砂混じりの未消化物をたっぷり抱えている貝が多いので、これも切り捨てる。

a0043520_752612.jpg8ポンドで約80個の貝の身を洗い終えたら、包丁を持って外へ出て、大家さんのパパイヤの葉を何枚か失敬してくる(笑)。うちの庭先にもパパイヤが芽を出していたのだけど、この間の洪水のあと、大家さんが切り倒しちゃったからね。

なぜパパイヤかというと、パパイヤには肉を柔らかくする成分があるからだ。もちろん葉だけでなく、実(まだ青いやつ)でも良いのだけど、煮る量が増えてしまうしもったいないし(もちろん煮たあとの実も食べられますが)。

a0043520_7251629.jpgまず大鍋を用意して、貝の身がひたひたにかぶるくらいの水を入れる。沸騰すると泡(アク)がたくさん出て噴きこぼれやすいので、あまりフタのぴったりした鍋じゃないほうが良い。

圧力鍋ならパパイヤも入れずに短時間で柔らかくなるけれど、うちの圧力鍋は久しく壊れているし、圧力で「強制的高温」で煮た味と、じっくり長時間で煮た味は、なんだか深みの部分で違うんだよね(な~んっちゃって)。あるヤップ人のともだちが、「電気釜で炊くと簡単よ!」って、もうひとつの裏技を教えてくれた。でも今回はうちの電気釜には量が多すぎる(笑)。

a0043520_754185.jpgさてよく洗ったパパイヤの葉を、鍋の貝の上で、落し蓋のような役割をするように、すっぽりと包み込むようにかぶせる。ヤップの料理では、芋やパンノミを炊くときにも、このような「葉っぱの落し蓋法」がよく使われる。日本時代に金属製の鍋釜が入ってくる以前、ヤップでは鍋も食器も陶器製だった。つまり日本的に言えば「土鍋」で煮炊きしていたわけだ。だからヤップの伝統料理には、この土鍋を使っていた時代の方法をベースにしているものが多い。しかし陶器は壊れるし、今では陶器を作れる人もまったくいなくなってしまったので、残念ながらヤップの「土鍋」はもう手に入らない。

a0043520_7555100.jpgそこでうちで一番大きなアルマイト製の鍋を引っ張り出してきた。貝と水を入れてパパイヤで落し蓋をすると、ガス火にかけて沸騰するまで強火、そのあとは吹きこぼれに注意しながら、やや強めの弱火くらいでひたすらコトコトと煮ていく。タカセ貝は煮れば煮るほど柔らかくなり、味に深みも出るので、コトコトコトコト、数時間煮る。

a0043520_76920.jpgで、煮あがった貝の身が←これ。自然に冷ましたあと、冷凍分を小さな袋に分けて保存した。残った貝の煮汁は、漉して冷蔵庫に。味噌汁、素麺や蕎麦のつけ汁の出しとして、しばらく活用できる。

今朝ほど、ここまで書いて、レシピ部分は写真だけでアップしたら、早速、「写真だけでビールがすすんでいます」というコメントをいただいた。また「酒飲みのための酒飲みたタカセ貝レシピといった感じ」だそうで…、わあ~、LEOさ~ん(汗)。

a0043520_741998.jpgまず、タカセ貝といったら絶対にはずせないのが、タカセ貝入りカレー→

薄切りのタマネギ、ガーリックをよく炒め、冷蔵庫にあった干乾びかけのナスも加えてしんなりと火が通ったら、薄切りのタカセ貝を加えてさっとかき混ぜ、水を入れてよく煮込む。味付けは市販のカレールー(怖い狂牛など動物性油脂を使ってないのでヱスビー食品のがお気に入り)を加えただけのアンチョコカレーだけど、ほっぺたが落ちるくらい美味しいです^^

a0043520_743343.jpg←こっちは、タカセ貝のガーリック・オリーブオイル炒め。ビールのアテに最高の一品です(笑)。

鍋にたっぷりめのオリーブオイルを熱し、極薄切りにしたガーリックを加えて、中火の弱くらいでゆっくりとキツネ色になるまで炒めたところに、これも薄切りのタカセ貝を加えてよく火を通す。最後にしょうゆで濃い目に味付けして、よくからませる。出来立ての熱々もよし、冷やしてもよし。多めに作っておくと、数日楽しめます。

a0043520_7244454.jpg→こっちは豪快に丸ごとタカセ貝のガーリックしょうゆ煮込み。ガーリックをみじん切りにする以外の手順はほぼ上に同じだけど、タカセ貝の中にも味がしみるように、少し時間をかけて煮込む。

食べるときにはそのままかぶりついても良いけれど、前歯の噛み合わさらないわたしにそれは至難の業なので、毎回、食べる分だけ小さく切り分けている。こちらも作り置き可、タロイモ、ご飯が進みます。

a0043520_764435.jpg最後の←これは、マリーナ・レストランのある日のランチメニュー。タカセ貝のココナッツ・クリーム・スープにラック芋添え。タカセ貝がまだ固いうえに、ピーマンなどの洋野菜がミスマッチで、ちょっと悲しい出来だった。6.50なり。

今回、いろんな面で論議を呼んだタカセ貝漁の解禁だったけど、果たして来年も口開けなるか…?このストックのお陰で、わたしはしばらく、タカセ貝の味を楽しめる。


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by suyap | 2011-08-12 07:12 | ヤップの伝統食

クール・トウガン

a0043520_23181632.jpgお返しにもらったこのトウガン、あれから台所の床に転がったままになっていて、側を通り過ぎるたびにつまづくので思い切って一部を煮ておくことにした。

トウガンを野菜の一部として扱って、何かの料理に使おうとすると、このデカさと味の特徴の無さに、やや尻ごみしてしまう。でも、ヤップ人のトウガンの料理法は、ただ煮るだけというのが一般的。写真右上は、適当に切ったトウガンを入れた鍋に、ひたひたに水を張って煮ようとしているところ。わたしはある魂胆があって、出し昆布の切れ端をちょこっと入れておいた。

a0043520_23185957.jpg沸騰して20分くらいすると、トウガンが透き通って箸がスーッと通るようになる。これで出来上がり!荒熱が取れたら、蓋つきの容器に入れて冷蔵庫に入れておくと、料理の野菜の補完や、おやつ代わりとして、いつでも簡単に食べられる。それに、冷たいトウガンは暑くて熱した身体を冷やす働きもあるので、暑がる子供に市販の飲料を与えるより、よほどクールダウンの効果がある。とはいっても、今どきのヤップの子供たちですら、こんなトウガンの食べ方を知っている子は少なくなっているけれど。

a0043520_2319379.jpgだから、こういうレトロなトウガン料理をいまだに美味しそうに食べているのは、もっぱら、ばあちゃんたちの世代だ。小腹が空くと、冷えたトウガンを容器に入れて、スプーンで果肉をそぎ取る。昔なら、それにココナツミルクをかけていたのだろうけれど、今どきのばあちゃんたちには、砂糖とミルクという人も多い。もちろん、中には何もかけないで食べる人もいる。

a0043520_23201742.jpgわたしは砂糖も牛のミルクもできるだけ避けたいので、そのときどきで、思いついたトッピングを乗せている。今回は、パンにつけるペースト用に作り置きしていたニンニク&タマネギ油味噌を乗せてみたら、なかなかグーなお味となった。

ちなみに、このトウガンを煮るときに出し昆布を入れたのは、煮上がったトウガンを引き上げたあとの煮汁を使いたかったから。今回の煮汁はそのまま、味噌汁用のだし汁となったのであった。こうして、ひと手間で二品三品くらいデッチ上げてしまうのも、ズボラ料理の極意なり~♪



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by suyap | 2009-12-28 22:35 | ヤップの伝統食

今週のローカルフード

ひさびさにG嬢家からローカルフード宅配便です^^
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パンノキノミがだいぶ出回るようになった。たくさんの品種があるが今回のはフォナム(Foonam)というタイプ。甘みは少ないけれどさっくり感が主食向き。

右手はおなじみバナナの花で、左手の束はサツマイモのつる

a0043520_23274739.jpg一方、すでにオオオカガニのシーズンに入っているけど、5年前の台風直後に比べると、だんだん数は少なくなっているような気がする。それでも満月のあとには、道のあちこちにひき潰された哀れなカニさんのしみがついているけどね。


<パンノキノミ記事>
ヤップデイ続き-女の仕事②
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到来物で晩御飯
http://suyap.exblog.jp/7243455
スプーンで食べるバナナ
http://suyap.exblog.jp/7238587
今夜はパンノミ・レシピで
http://suyap.exblog.jp/7234986
やっとパンノミがマーケットに!
http://suyap.exblog.jp/7186782
そろそろパンノミの収穫期
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今年はパンノミが少し増えた
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ローカル・ランチ
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食べ物の選択は、精神と肉体の自由への最後の砦だ!
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<オオオカガニ記事>
ヤップデイ続き-女の仕事①
http://suyap.exblog.jp/5196595
月夜のカニ
http://suyap.exblog.jp/7127173
またオオオカガニの季節がやってきた
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オオオカガニな日々
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オオオカガニ・産卵への道
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by suyap | 2009-05-19 21:47 | ヤップの伝統食

いろんなバナナ

a0043520_075991.jpgひとくちにバナナといっても、実はいろんな品種がある。ヤップ島にも数十種はあると思われ、それぞれの味や性質によって、おいしい食べ方や食べ時があり、島の人々はそれをよく知っている。

ツーリストが店などでいちばんよく目にするのが、写真右の品種で、ヤップではフロリダとかファルボンと呼ばれている。香りが良く、熟れるとちょっと酸味がかった甘みの強いバナナだけど、なぜかヤップ人にはあまり好まれない(だからマーケットに出すのだとか)。熟れ始めるとあまり日持ちがしないので、バナナブレッドにするくらいしかないのよ...というのが、よく聞く不評の理由だ。写真のバナナはあと2日くらいで完熟するところ。

a0043520_084795.jpg一方、←こちらのはヤップ人にも好まれているタナイボッチ ニ アチグという品種。香りは劣るが酸味が少なく、しつこくない上品な甘みが特徴だ。熟れても日持ちがするので、食べるのを急がなくても良い。生食のほか、薄く切って両面を油で焼いたり、もちろん煮たりしても良い。ちなみにタナイボッチとは水辺の土地を差すが、このバナナが水辺に近いところだけに生えるかというとそうでもなさそうだ。ニ アチグとは「小さい」という接尾語で、右上の写真のものとあと3日くらいで完熟するろう。

a0043520_09268.jpg→こちらのバナナはヌグネイと呼ばれる品種で、あまり数は多くないが、黄色味が強いのでカロティンが豊富そうだ。他のバナナのように、緑>>黄色という変化を遂げないので、熟れているのかまだなのか見分けがつきにくいが、熟れると皮の赤味が増して柔らかくなるのが目安だ。上品な香りとさっぱりした食感が魅力のバナナだ。

a0043520_21262989.jpg今回の最後を飾るのは、以前にも紹介したアライ ニ ガミグル。ずんぐりむっくりで、こちらもカロティンや糖分を多く含み、もっちりとした食感をもったバナナだ。ちなみにガミグルとはカンムリブダイのことで、その形状がカンムリブダイの突出した頭に似ていることから命名されたのだろうか。

この他にもたくさんの品種があるので、それらが手に入ったら、また追々紹介していきたいと思います。


<バナナの味くらべシリーズ>
スプーンで食べるバナナ
(アライ・ニ・ガミグル)
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再びシャコガイ・バナナ
(グモイ・ニ・ファシュウ)
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バナナバナナバナナ(笑)
(グモイ・ニ・ワアブ)
http://suyap.exblog.jp/9351448/
バナナの味くらべ
(シュガ/フロリダ)
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バナナの味くらべ・パート2
(アライ・ニ・ギル/パウ・ニ・マラヨウ/パウ・ニ・メリケン)
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バナナの味くらべ・パート3
(タングラッド/タナイボッチ)
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バナナの味くらべ・パート4
(ンガリイ/グモイ・ニ・ファシュウ)
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バナナの味くらべ・パート5
(アワットワット)
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チビのアライ
(アライ・ニ・ンゴッチゴチケンギン)
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ヤップのバナナ・バラエティ:ラグタン
(ラグタン)
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by suyap | 2009-03-20 21:42 | ヤップの伝統食

今週のローカルフード

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しばらく掲載を怠っていた今週のローカルフード・シリーズを再開。上はいつもながらG嬢家からどっさりと届いた品です。左端から時計回りで、ドゥオグ(ヤムイモの一種)、サツマイモの葉茎、バナナの花、モロス(ヤムイモの一種)、ラック芋(水田で栽培するタロイモの一種、ヤップの玄米!)。

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忙しくなると家に帰って料理する時間も気力も失せるので、わたしは時間のあるときに備蓄レシピを大量に作って冷蔵庫に入れておく。まず日持ちのしないラック芋を炊いて冷蔵保存(こうしておけば長持ちしていつでも食べられます)、次はサツマイモの葉茎(↑左)とバナナの花(↑右)を細かく刻んだ。

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それらに薄まわし切りのタマネギを少量加え、塩を適宜入れた小麦粉を入れて水を加えてよく混ぜる(↑左)。それを、熱したフライパンにやや油を多めに入れて流しいれる(↑右)。

a0043520_4152993.jpgそれに古新聞紙の蓋をして、極弱火で両面をじっくり焼き上げる。この古新聞紙(無いときは週刊誌でも可)の蓋は、こういうお好み焼きを作るのに最適だ。しかも油分の多い英字紙よりも日本のものが、吸湿力が高くて調子が良い。

今では少なくなったけど、こちらでは栽培したタバコを自分で紙巻して吸う人が多かったのだが、巻く紙として日本の新聞紙が好まれた。味が違うのだそうだ。というわけで、日本から読み古しの新聞紙や週刊誌をお持ちの方には、どんどんわたしのところに捨てていってもらっている(笑)。ときには日本からきた荷物を包んだ新聞紙まで、しわを伸ばしてまず自分がじっくり読んでから、再生利用する(笑)。別にニュース性を求めているわけじゃなく(だって載ってるニュースはみな偏向してるわけだし)、海外にいると紙に載った日本語の活字を読むのが、なんとなく楽しいのです。

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おっと話がそれてる間にお好み焼が出来上がり!(↑右)。なんでも一気にやってしまいたいわたしは、同じ食材で雑炊も(↑左)。これで数日分の備蓄食料がストックできたので、あとはお腹の空いたときに冷蔵庫から引き出して食べるだけ、今回もずぼら女の簡単レシピ、でした~♪



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by suyap | 2009-03-14 23:06 | ヤップの伝統食

2009年のヤップデイ-伝統料理編

a0043520_8304823.jpg食べることには目がないわたしのこと、ことしもYINEC(Yap Inter-agency Nutrition Education Council=訳すとヤップ州栄養教育共同会議かな?)が伝統料理の展示試食ブースを開くというので、会場内をあちこち捜したけどなかなか見つからなかった。そのうちポンペイ・バナナの品種を紹介するポスターが置いてある一角を見つけて近寄ってみると、なんとそこがYINECのブースだった。そこでは例年通り、伝統料理のレシピをきれいなカラー印刷にして配布していたが、メニューは5種類載っているのに、実演試食させているのは、なんと3種類だけ!(笑)。ここも資金難で人手が減ったのかなあ...

a0043520_8321621.jpgYINECのブースでは、現在のヤップでも忘れ去られつつある食材の料理法を再現して見せてくれるので毎年楽しみにしているのだが、今年もひとつ、わたしにとっては貴重な食べ物の発見があった。(過去のレシピについては、2007年ヤップデイ続き-女の仕事①2007年ヤップデイ続き-女の仕事②2008年のヤップデイ-食べ物編などをご覧ください。)

a0043520_8333281.jpg右上写真の女性がつきつぶしているのがその食べ物で、ヤップ語ではワチャという木の実だ。

調べてみると、日本ではギランイヌビワFicus variegata var. sycomoides)というクワ科イチジク属の植物で、ガジュマルインドゴムノキと近い親戚のようだ。

ギランイヌビワ10m以上になる常緑高木で、花は灰白色の幹や枝に直接つき、そのまま直径1~2センチくらいの実をつける。

a0043520_8332756.jpgその実は熟すと淡紅色になり食用できる。ヤップのジャングルを歩いていると、ときどきこの実をつけた木を見かけていたし、それが食用になることも聞いてはいたけれど、今まで試したことはなかった。

さて、ワチャレシピの手順はいたって簡単で、
1)まず熟した実を1~2時間水につけてあくを抜き、柔らかくなるまで煮る。

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↑左が煮あがったワチャの実。
2)それを搗き鉢(ヤップ語でドゥビイ)に入れてよく搗き、
3)コプラ(完熟したココヤシの果肉)を削ったものとすり下ろした生うこん(↑写真右)を入れて混ぜ、

a0043520_8365798.jpg4)それを小さなボール状に丸めて、別途に混ぜておいたコプラと下ろしうこんの中で転がしまぶして、出来上がり。
削ったコプラだけでなく、少しココナツ・ミルクを加えても良いかも(その場合は少し柔らかくなるので量を加減すること)。

このように搗きつぶした料理のことをヨギルというので、料理の名前はワチャ 二 ヨギル、ちょっとクセのある味だけど、素朴なおやつとしてなら十分いける。ビタミンもミネラルも繊維もたくさん摂取できそうだし、こういう食のバリエーションを広げることも大切なのだ。

a0043520_838082.jpgもうひとつの素朴な料理紹介は、ブオイInocarpus fagifer,タイヘイヨウグルミ)のココナツ・ミルク煮。

右の写真がそのブオイの実。7~8センチくらいある緑色の実を強火でゴーッと1時間くらい煮ると、茶色くなる。それを蛮刀をエイヤッと振って、硬いからを打ち破ると、中から栗のような味のする実が出てくる。

a0043520_840974.jpgクルミと名がついているけど、実はブオイはマメ科の植物なので、中身もマメのように2つに割れている。それをもう一度ココナツ・ミルクを加えて煮たものだが左の写真。(ブオイ 二 ティップチグ

このブースではやってなかったけれど、こまめな人なら今でも作っている、もうひと手間かけたレシピがブオイにはある。それは、強火で炊いた実を削りおろし、コプラの削ったものと合わせて葉にくるみ、もういちど茹で上げるというもの(ブオイ 二 ユイム)で、ヤップ版チマキのような感じ。

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実演試食していた3つのレシピの最後は、アース・オーブンで蒸し焼きにしたバナナ。アース・オーブンとはヤップ語ではウムと言われ、昔はご馳走料理を大量に作るのに一般的だったようだが、今はまったく廃れている。

a0043520_8443367.jpgそういうわけだから、今回も離島の女性陣がこのレシピを担当していた。その方法は地面に焼いた石を置き、その上に葉っぱでくるんだ食べ物を置いて、蒸し焼きにするというもの。今回はすりおろしたバナナとココナツ・ミルクを合えたものを、バナナの葉にくるんで蒸し焼きしてあった。

去年もアース・オーブンを見るタイミングを合わせるのに苦労したが、今回もはずしまくりで作っている最中は見られなかった。だから詳しい説明は、去年の記事でどうぞ、というわけで、←ことしの写真は料理を取り出したあとの焼け石のみです(笑)。

a0043520_8453753.jpgその側では黙々とココナツ・オイルを作っている人たちがいた。コプラ(完熟したココヤシの実)の果肉を削りおろして少量のココナッツ・ジュースを加えて絞り(これがココナツ・ミルク)、それを煮つめると、ある時点で水と油(ココナツ・オイル)に分かれる。油づくりには手間暇かかるから、どんな油でも貴重品なのです、ホントは。

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上の写真は別の出店で見つけたココナツ・キャンディ。上記のココナツ・ミルクやオイルを作るために絞りとったココナツの果肉部分(カス)、これにヤシ蜜を加えて煮かため、バナナの葉でラッピングしてある。そのバナナの葉をはがすと、きれいに丸まったキャンディが出てくる。常温ですごく長持ちするので、長期の航海にはもってこい、今でいうところの、エナージー・バーかな?

a0043520_8483683.jpg最後にこれも別のブースで見つけたサカナの干物ミクロネシア版。ブダイがきれいに3枚に下ろしてあって、半端じゃない量の塩を使って干してあった。昔は日本の干物や塩サケもかなり塩辛かったけど、冷蔵施設の無かった頃は、塩漬けには長期保存という目的があったので、これくらいの辛さは必要だったのだろう。たぶん、これをちょっぴりオカズにして、大量のイモ(日本だとご飯)を食べて重労働してたから、高血圧の心配はなかったんだろうね。



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ヤップデイ関連記事:
2009年のヤップデイ-1日目
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2009年のヤップデイ-2日目
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カヌー・セーリング
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2008年のヤップデイ-2日目
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2008年のヤップデイ-食べ物編
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2006年ヤップデイ・初日
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by suyap | 2009-03-09 15:07 | ヤップの伝統文化

スパゲッティ・トロピカーナ

a0043520_035231.jpgこの一週間をけっこう忙しく過ごしているうちに、きょうはもう土曜日、あさってにはまたG嬢のローカル・フード宅配便が届く。それなのに、まだ台所にはたっぷりの素材が残っている。そこで、ちょっとしなびたバナナの花とオオタニワタリを使って、スパケッティ・トロピカーナ(命名はsuyap-笑)を作ってみることにした。

まずはバナナの花の茶色いガクが白くなるまで剥いてから半分に割り、ちょんちょんと薄輪切り。となりに並んでいるのはヤップでギンガンと呼ばれる柑橘系。バナナの花はアクが強いので、柑橘類の酸でネバネバを中和すると良い。

a0043520_042820.jpg→こちらは左から洗ったオオタニワタリ、スライスしたニンニクひとかけ、薄切りのタマネギ。以上の作業を、スパゲッティを茹でている間に完了後、フライパンにオリーブ油を適宜熱して、ニンニク→タマネギ→バナナの花の順に炒めていく。全体に火が通りタマネギが半透明にしんなりしてきたら火を弱め、オオタニワタリをサクサクと千切りにしてから加え、軽く塩をふって味見する。わたしはスパゲッティを茹でるときにかなり塩を利かせるので、こっちの味付けは控えめにした。

a0043520_05765.jpgあとはこれに茹で上がったスパゲッティをドバッと加えてまぜるだけ。ギンガンをしぼって召し上がれ!

残り物のバナナの花やオオタニワタリの葉を使って思いつきで作ってみたけれど、これが激うまで、とくにジュッと絞ったギンガンの酸っぱさが味の決め手だったかも。バナナの花やオオタニワタリが手に入る地域にお住まいの方はどうかお試しあれ^^



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by suyap | 2009-02-21 23:54 | ヤップな日々

今週のローカル・フード(&マンタもね)

ここ数日は朝が早いので、夜10時すぎるともう瞼がくっつきそうだけど、もう少し頑張ってきょうの分をアップしておきます。

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まずは海から戻るとG嬢家から届いていた今週のローカル・フード、今回は、熟れたバナナトゲバンレイシ(下真ん中の緑のやつ、完熟までにあと数日かかりそう)、バナナの花オオタニワタリの葉先(チャス)モロス(ヤムイモの品種)パッションフルーツが1コずつ。先週が多すぎたのでちょうど良い量かもしれないな。

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中潮なので水路の中は透明度はよくないけれど、マンタの機嫌がよくて助かっている。ミル・チャネルの深いほうのクリーニング・ステーションでしっかり舞ってくれたマンタに、ほっとしてゲストの後ろからパチリと証拠写真を撮った(笑)。


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by suyap | 2009-02-16 22:34 | ヤップの伝統食