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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ヤップにユリカモメ?

貿易風がかなり強く吹いた一日だった。これから来年3月ころまでこんな日が多くなるけれど、窓やドアを開けていると、店のなかも家のなかも、ほこりだらけになってしまうので、困ったシーズンでもある…。
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今朝のこと、スタッフみんなで雑談していたら、海に面した窓の外でキッキッキッという鳥の鳴き声がした。声のするほうへ目をやると、なんとまあ、すぐ近くの海上で、2羽のエリグロアジサシが、もう1羽の大きめな鳥を追いかけまわしていた。そのうち、追われている大きめなほうが、うちの桟橋とボートの間にジャボンと音を立てて着水した。
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やおらJくんはG嬢のiPhoneをわしづかみ、わたしはポケデジをバスケットから取り出して、そおっと桟橋のほうに向かった。激写タイム~♪
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2羽のエリグロアジサシは、その後もしきりに低空飛行でアプローチをかけていたけれど、水面の大きめな鳥は「我関せず」の風情で浮いていた(心中は穏やかでなかったかもしれないけれど)。
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こんな大きなアジサシは、ヤップでは見たことないなあ…と思いながらシャッターを押していると、エリグロアジサシもあきらめたのか、騒ぎ立てるのをやめて飛び去っていき、しばらく後、この大きな鳥も、やれやれという風情で飛び立っていった。
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あとで調べてみると…どう見てもこれはユリカモメさんではありませんか!?

Jくんも初めて見たというので、気になって調べてみたら…ヤップで見られる鳥類リストには載ってました:

http://avibase.bsc-eoc.org/checklist.jsp?region=FMya

わ~い、これは良いフェイスブックねたができたね!と、Jくんに「撮れた?」とたずねると、慣れない他人のiPhoneと格闘しているうちに、鳥は飛び去ってしまったのだとw(笑)


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by suyap | 2014-12-19 17:01 | ヤップの自然・陸

古巣へもどる

a0043520_15454616.jpgヤップ島は、きのうもきょうもおおむね晴れで、ときどきザーッとスコールがやってくるというお天気ぶりだった。10月半ばから後半にかけては、こういう不安定な空模様の日が多くなる。そんななか、修繕のために仮住まいしていた場所から、約4ヶ月ぶりで古巣の我が家に戻ってきた。放りっぱなしだった我が猫の額菜園は、ヤムイモ&サツマイモ天国、ひゃ~!

ところで、まるで再稼動の準備が進んでいる川内原発を狙うべく、いったん北西に進路をとって鹿児島県北西部に上陸した台風19号、ヌッポン・メディアの喧騒にもかかわらず、「たいしたこと無いじゃん」と思われた方も多かったでしょうが、陸に上がった台風は急速にエネルギーを失うのが常です。それなのにヌッポン・メディアが、現実無視で騒ぎ立てるのは、ワケありと見たほうが良い。今回はおそらく、本日14日に閣議決定される特定秘密保護法(施行は12月10日)隠しでしょうネ。
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さてヤップ島の10月は季節の変わり目、いろんな渡り鳥さんがやってくる月でもあります。前回記事のツバメに加えて、真っ白なアマサギ(Bubulcus ibis)の姿も、あちこちで目にするようになった。ヤップ語でブネネと呼ばれるこの鳥は、人里近くのどこへでも出没して、せっかく撒いた種をほじくったり、ゴミを漁ったり、とにかく何でも口にする。ヤップ語で同じくブネネと呼ばれる白いサギの仲間に、パシフィック・リーフ・ヘロン(Egretta sacra)の白色バージョンがいるが、こちらは海岸近くに住み、サカナしか食べない。パチンコで野鳥を撃って食べちゃう男の子たちも、ゴミ漁りのアマサギ・ブネネだけは、さすがに食べないそうな(笑)。

a0043520_15492599.jpgというわけで、パチンコにも狙われず、ほぼ天敵を心配する必要のないアマサギ・ブネネさん、街中のアスファルトの道だって、へいっちゃらで闊歩してます(笑)。ただし、この鳥、あんまり賢くないようで、車に驚いて飛び立ったのはいいけれど、どんどん車の前を飛び続けてしまう。体が大きいので滑走距離が必要なのだろうが、どうして道路から外れて飛び立つという発想がもてないのかしら?ま、鳥には鳥の都合があるのでしょう^^


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by suyap | 2014-10-14 16:53 | ヤップの自然・陸

ツバメ到来

日が西に傾きかけたころ、コロニアの湾岸道路を車で走っていたら、電線の上にたくさんの鳥さんが止まっているのが目に入った。
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走行中のため、しっかりと確認できなかったけれど、アレはガップルー(カラスモドキ Aplonis opaca)ではないことだけは確か。気になったので、ラグーンを一周して車を少し離れたところに止めて、徒歩で静かに見に行った。
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ああ、やっぱり^^ ツバメさん、今年もヤップへようこそ!

早い年には8月の末ころから、毎年、北のほうから越冬に渡ってくるツバメさん。日本列島からやってきたのもいるのかしら?その日本では、ツバメの減少が心配されているという。放射能の影響による奇形ツバメが痛々しい。
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コンデジで三脚なしでも今回は意外によく撮れたので、うれしい気にバンバン写真を載せてま~す。ところでこのツバメさんたち、燕尾服が黒くないのは何故でしょうね?
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長旅でボロボロになった羽毛が生え変わっている最中とか…?いろんな想像をめぐらして楽しんでいる。

それにしてもツバメさん、かわゆっす~~~!


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by suyap | 2014-10-11 23:45 | ヤップの自然・陸

長脚の美女到来

10月も一週間が過ぎたが、なんとなく今年は渡り鳥の到来が早いような気がしている。

8月の終わりくらいからツバメが見られ始めたし、白黒のボディに赤くて長い脚が目立つセイタカシギHimantopus himantopus)も、すでに複数回、それぞれ別の場所で見かけた。

例によってポケット・デジカメのスナップしか撮れないけれど、なんとか↓美女さまのお姿↓を納めることができて、じぶんとしてはルンルンなのだが^^
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場所はコロニアの突先のし尿処理施設のあるところ。埋め立て地が今は放りっぱなしになっていて、けっこう良い感じに干潟化している。

そんな場所で、スラッと長い脚を誇示するかのように闊歩しているセイタカシギさん、いつもの年より飛来数も増えているのではないかな…?
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実はこのとき、オグロシギLimosa limosa)とおぼしき群れもいたのだけれど、なんとか画を撮れるほどには、どうしても近寄れなかった。着地しているときはまったく目立たないオグロシギだが、飛び立つと、ハッとするほど鮮やかな白黒の模様が、背中に浮き立つ…。ああ、その姿を撮りたい!(いま持っているポケデジじゃムリだろうけど)。

さて、同じ地味系でもこちらのムナグロPluvialis fulva)くんは、ややフレンドリーだ。
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「えっ、胸が黒くないのにムナグロって?」…どうやら繁殖期のオスは、胸から腹にかけて、まっ黒になるらしい(名前がハラグロじゃかわいそうだしね)。でもヤップでは繁殖しないので、そういう色になった姿を見ることはないだろうけれど(たぶん)。
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「なにか、用っすか?」…マリーナの駐車場の水たまりにいたムナグロくん、じっとカメラ目線(?)がなんともキュート。ところでセイタカシギオグロシギはその名のとおり「シギ」だけど、このムナグロくんは「チドリ」に分類されるのだそうだ。

う~ん、シギとチドリはどう違う???

このムナグロダイゼンも、「シギ」の仲間のキアシシギも、ヤップ語ではみなクレン(k'uleng)だ。なにか良い説明がないかと捜したら、Nature Photo Galleryさんに、こんなページがあった:

シギとチドリの違い
http://www3.famille.ne.jp/~ochi/bird/shigi-chidori.html

なにはともあれ、南方へ渡り鳥の到来が早いということは、北のほうでは寒くなるのが早いのでは?と勝手に想像しているが、どうなのでしょう>>北のみなさん?


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by suyap | 2013-10-07 12:05 | ヤップの自然・陸

スズメの子

雀の子そこのけそこのけsuyapが通る
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わ~遅刻だーっ!大慌てで仕事場に駆け込もうとしているとき、通り過ぎた足元から、チッチッチとかすかな音がしたような気がした。ん?とふり向くと、セメントを引いた通路の上に、なにか茶色のかたまりが...動いた!
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おもわず近寄ってみると、キミは...もしかして、スズメの子?

おりしもサーッと貿易風が吹き抜けて、子スズメはなんとも弱々しく横倒しになってしまった。
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んも~、忙しいんだからね...と愚痴りながら、細枝で子スズメを起こしてやると、またチッチッチとなにかを訴えるように鳴き続ける。

このまま通路の真ん中に放っておくと、イヌやネコにやられるか、ヒトに踏んづけられてしまうかもしれない。はてさて、どうしたものか...あたりを見まわしても、当然、巣や親を見つけられるわけもなし。
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ささっと数ショットほどカメラに収めたあと、近くのノニの葉で子スズメをくるんで(ヒトのにおいがつくと親に見離されるかもしれないと思ったので)、近くの茂みに連れていった。悪いけど、われと来て遊べや親のない雀...なんて気取ってる暇はないんだよ、ひとりでも、しっかり生きれ!

あとで調べてみたら、偶然だけど、この処置で良かったみたい?
親鳥の死亡など緊急な保護を目的などとして飼育する場合、ヒナ鳥は、和鳥用の練り餌のみならず、パンをぬるま湯で柔らかくしたものや植物性の練り餌[12]でも育雛が可能であるが、充分な知識がないと成長せずに死亡するケースも多い。

ヒナ鳥は通常充分に飛べない状態で巣立ちをするため、親鳥は近隣で見守っているもので、持ち帰って飼育していると親鳥が餌を運んでくる事例も確認されている。ヒナ鳥は拾い上げて持ち帰らず、そばの植え込み等に放っておけば親鳥が声で見付け出し育雛を続ける。(wikiより
ちなみにヤップのスズメ(Passer montanus)は、太平洋戦争後に渡ってきた新参者である。


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by suyap | 2013-02-18 00:10 | ヤップの自然・陸

シロアジサシに夢中

数日前の早朝、桟橋の前の大きなゴムの木の前で、チョメさんがしきりに上のほうを見上げていた。
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「なに見とるん?」

「あの白い鳥が見えるか?」

「えっ、どこどこ?」
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そこへJくんもやってきて、

「あっ、いたいた、あれはマチイチだ!」

10m以上はありそうな高い梢の上にちょこんと座っている白い鳥を、わたしの目が捕捉するまでにはけっこうな時間がかかったけれど、チョメさんとJくんにあきれられながらも、なんとか見つけることができた。いったん場所がわかって目が慣れてくれば、それ以降は難なく見つけることができる。それにしてもチョメさんて、なんでこんなに野鳥を見つけるのが上手いのだろう?
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ヤップ語ではマチイチ(Mächiich)と呼ばれるこの鳥はシロアジサシGygis alba)で、日本でもたまに迷鳥として見られるらしいが、本来はミクロネシアを含む太平洋の島々のまわりに生息する海鳥だ。

「身体は白いのに肉は黒いんだよね」とJくん。

ガプルエンリグール(クロアジサシ/ヒメクロアジサシ)のほうは、身体は黒いのに肉は白い」とチョメさん。

「ちょっとちょっと、あんたたち、いったい何の話をしてるのよ。この鳥を食べたら許さないからねっ」...Jくんのバスケットの中に入っていたパチンコのことを思い出して、すごく心配になったわたし(笑)。
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それ以来、ここを通るたびにシロアジサシの無事を確認しつつ、ときどき写真も撮るのが日課になった。しかしカメラ機材は手持ちのポケデジしかないし...野鳥撮影にはトンデモなくプアな環境なのだけれど。

あるとき、番(つがい)のもう片方がフワリと飛来した。

「腹が減ったんじゃないか?そろそろ代わってあげよう」

「あたしはまだ大丈夫よ、suyapがウザイほど見上げているから、交代はまたあとにしましょうよ」
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どうやら子育ての最中らしい。それにしても近くにもっと太い枝があるのに、なんでまた、こんな細い梢を選んで卵を産んだのだろうね。

真っ白な全身に、黒い目だけが異様に大きく見えるのは、目のまわりの毛だけが黒いのだそうだ。一度に産まれる卵は一個だけ、孵化には数週間かかるという。この美しい鳥たちを、もうしばらくの間、眺めることができるかも。
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このところ、このゴムの木の樹勢が衰えていて、あれほど濃い緑の葉に覆われていたのが、ついに空が透けて見えるほどになってしまった。だから鳥たちも以前ほどには巣をかけなくなったのではないかと心配していたら、今まで来たことのなかったシロアジサシがやってきた。この現象をもたらした原因が、彼らがいつも産卵していた別の場所の木々が、なんらかの事情で破壊されたせいでないことを祈る。


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by suyap | 2013-01-12 21:16 | ヤップの自然・陸

鳥さんと分けあって(笑)

11月に入ってからも貿易風が強まる前の穏やかな日和が続いている。

a0043520_2244019.jpgOさんの家の前を訪れて涼しい庭でお話をしていると、ちょうど目の前には大きなサワーサップの木のがあって、収穫時の実が何個かついていた。それらをぼんやりながめていると、スーッと黒い影が飛んできて、いちばん上に生っている実のそばに止まった。ヤップではガップルーといわれているミクロネシアムクドリAplonis opaca)だ。フルーツばかり食べている鳥なので、日本統治時代の日本人たちはパパイヤカラスと呼んでいたけれど、名前のとおりカラスの仲間(Corvidae)ではない。

いかにもおいしそうに、夢中になってサワーサップの実を食べているガップルーに見とれていると、気づいたOさんが「やれやれ、あの実はあなたにあげようと思っていたのに...」と腰を上げた。あっ、そのままにしておいて!とガップルーの写真を撮りたかったわたし(笑)。
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でも時すでに遅く...わたしたちの気配を察したガップルーは、来たときと同じようにサーッと飛び去ってしまった。Oさんにお願いして彼(彼女?)が食べていた実を取ってもらうと、身の軸を中心にして放射状にガップルーの歯型(嘴型)が!

ところで9月に花をつけた我が家の小さなサワーサップの木だが、せっかく受粉した(らしい)のにその後ほとんど変化が見られない。あれから何個か花をつけ、それぞれに小さな小さな実の「元」を残しているけれど、どれも大きくなっている気配はなし。こういうスローペースがサワーサップに固有のものなのか、それともうちの貧弱な土によるせいなのか...今後が楽しみ楽しみ(笑)。


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by suyap | 2011-11-07 22:40 | ヤップの自然・陸

幸せな夕べ

まだ少し忙しい日々が続くなか、ヤップ島の西のほうにあるニンパル・チャネルのMPA(マリン・プロテクティド・エリア=持続可能な海洋資源のために禁漁区を設けているところ)の新しい監視小屋の完成と、某自然保護団体から助成を受けることが決まったのを祝って小さなセレモニーが開かれて、わたしも招待を受けていた。
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4時30分集合というので5時に駆けつけたら、まだ何も始まっておらず、静かに待つこと約1時間、ようやく式次第が始まったのは午後6時だった。そして延々と続くエライさんのスピーチも毎度のことで...。そういうのが苦手なわたしは、下っ端連中と海辺の木陰に隠れるように座って、まったりと沈む夕陽を眺めたりしていたのだけれど。

突然、頭上後方で、ギギギギギギギィ~~~と大きな鳴き声と羽ばたきの音が響いた。ゴバンノアシの大木に巣をかけていたヤップ固有種の鳥ギギィに、何かあったのだろうか。ついでパタパタと小さな黒い塊りが目の前をよぎり、前方のサキシマオオハマボウの小枝にとまった。メスのギギィだ。そこでもまだ何やら興奮してギギギギギィと鳴き声を上げていたかと思うと、またパタパタと後方のゴバンノアシの枝の先に戻っていった。

これはチャンス!とばかりに、わたしは自分のバスケットの中をまさぐってポケデジを取り出し、座ったまま真後ろを向いて、バシャバシャバシャと連写。メス・ギギィが飛び去ったので、ようやく前に向き直ると、スピーチしていた某エライさんと、思いっきり目が合ってしまった。まっ、いっか(笑)。
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それからも鳥たちはしばらく頭上でガサゴソしていたので、わたしの関心はもっぱら鳥と夕陽に向かってて(笑)。

長かったスピーチ・タイムも一通り終わり、ようやく監視小屋のお清めの儀式となった。下の写真は青いココヤシの実を割って、監視小屋に降りかけているところ。真新しい浮材の上に、ヤップ産の木と竹と葉だけで作った素敵な建物だ。
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せっかく禁漁区を設けても世闇に乗じて密漁する輩が後を立たず、それが監視小屋を置くようになったわけだけれど、中に人がいるだけで監視効果は充分らしく、当番の若い男の子らは、この海上監視小屋生活をけっこう楽しんでいる風あり。わたしはこれを現代版「男の家」と解釈している。

なにはともあれ、まったりと夕陽を眺められたし、おまけに久しぶりのギギィにも会えて、なかなかハッピーな気分にひたれた夕べとなった。


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by suyap | 2011-08-17 23:04 | ヤップな日々

ボクって美しい?-鏡を見るミクロネシアミツスイ

パスウエイズ・ホテルの路肩に車を止めたまま、フロントで簡単な用事を済ませて戻ってくると、ウンメル(ミクロネシアミツスイ)のオスが、バックミラーめがけて飛んできた。

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そうそう、いまはウンメルの恋の季節、2年前にはうちの桟橋のゴムノキにも巣をかけていたペアがいたっけ...

a0043520_0291160.jpg飛んできたウンメルはミラーをのぞきこむと...あれっ首をかしげてる?へえ~、小鳥も鏡を見るんだ...横顔もチェックしてるのかな?(そんな馬鹿な)。

その様子が滑稽だったので、そおっとポケデジを取り出して、少し離れたところから、めいっぱいズームにして撮ってみた。

a0043520_0292817.jpgさてウンメル君、初めのうちは、ミラーのまわりを移動しながら、しきりにのぞきこむ動作をしていたのだけれど、可愛い女の子の気を引くために、自分の姿をミラーでチェックしているにしては、なんだか様子が変だ。

もしかして...キミ、怒ってる?

えっえっえっ、もしかして...その怒ってる相手って...ミラーの中の?

どうやら、当たりのようですネ(笑)。チッチッチ~と威嚇の声をあげながら、どんどん身体を膨らましてみたけれど、ミラーの中の相手も同じサイズに膨らんでいくし...(あたりまえだ)。
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今度はくちばしでつっつき作戦。上へ下へとホバリングしながら、ミラーの中の相手を、くちばしで突いている...けれど、相手もまた同じ数だけ突き返してくるし(笑)。
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ついにドツキ(体当たり)作戦が始まった。オイオイオ~イ、それ、わたしの車のバックミラーなんですけど、壊さないでよぉ~~!
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わたしの心の叫びが伝わったのか、それとも疲れちゃっただけなのか、最後にド~ンと尾っぽ蹴りを入れたあと、ウンメル君はバックミラーを離れて、向こうのハイビスカスの茂みの中へと飛び去ったのでありました。
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もしかしたら、彼は近くにペアで巣をかけているのかもしれない。雛を守るお父さんウンメルの果敢な姿は、2年前の記事でもどうぞ:

ミクロネシアミツスイの一家
http://suyap.exblog.jp/7780601/
ハッピー・ニュー・イヤー
http://suyap.exblog.jp/7783381/
巣立ち
http://suyap.exblog.jp/7796533/


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by suyap | 2010-12-18 23:24 | ヤップの自然・陸

ツバメ?の到来

一年中「夏」のような南の島にも、それなりの季節感はある。

こちらでは9月末が年度末なので、もろもろの申告やなんやらで忙しく走り回っていたとき、ふと目の前の電線に止まっている鳥の尻尾が燕尾服のように分かれているのが見えた。
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あら、ツバメさん、今年もいつのまにか来ていたのね!
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去年は8月30日に報告しているから、約1カ月遅れ…。でも日頃から空をよく見ているわけじゃないので、正確な到来時期がいつだかは定かでない。ただよく電線に止まっているガップルー(黒いムクドリの仲間)より様子の違う鳥がいるな…という「感じ」から、初めてよく観察して、それがツバメらしいことを発見するわけだ。
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車から降り、いつも持ち歩いているコンパクトデジカメを手ぶれさせないように最大限努力しながら、そ~っと写真を撮っていたら、1羽、また1羽と、ツバメさんは飛び去っていってしまった。お騒がせしてゴメンね>>ツバメさん。


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