ブログトップ | ログイン

ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

タグ:サンゴ ( 39 ) タグの人気記事

アイスクリーム・ア・ラ・カルト

またまたヤップやパラオの上空で雲のかたまりが大きくなりつつあり、きょうのヤップも曇り時々雨、たまに晴れ間という変わりやすいお天気だった。でも運良く風が南西に変わったので、きょうは東側のリーフがぺたりと凪いで、まったりしたリーフダイブを楽しめた。
a0043520_227497.jpg

2004年のスーパー台風Sudalを契機に、台風の物理的なダメージに加えてオ二ヒトデの大発生が、ヤップ島のサンゴの回復を遅らせてきたけれど、ようやくポツリ・ポツリと回復し始めたエリアも増えてきた。しかしそれらは飛び地としてあり、まだ面としてつながってはいないけれど。

それでも元気なリーフには元気なサンゴが育つ。直径10センチくらいに育ったハナヤサイサンゴが↑3つきれいに並ぶと↑、まるで3色アイスクリームみたいだった...おっと、↓こっち↓には、4色アイスクリームも^^真ん中の2つのサンゴは境界を接して戦っている。
a0043520_2273844.jpg

深窓の美女ならぬ、どこでも美女なハタタテハゼも、サンゴの回復を心待ちにしている様子で...^^ サンゴはみんなのおうちでみんなの森だ。
a0043520_226476.jpg

見渡せば、あたり一面、ベイビー・サンゴの庭ができていて、それならこれは...うわっ、ここまで並ぶと...アイスクリーム・アラカルトかな(笑)
a0043520_2272090.jpg

なんの変わりもなさそうな、ひとつながりのサンゴ礁(リーフ)でも、サンゴの回復にこんな違いが出るのはおもしろい。回復の遅いエリアにはきっと、サンゴが生きにくい何かの理由があるのだろうね。

波あたりの良い浅場のショウガサンゴに加えて、もう少し水深のあるところでは、ミドリイシの見事なテーブルも大きくなりつつある。
a0043520_2283015.jpg

こういう回復期のサンゴ礁を見ていると、どんなダメージを受けても負けてないサンゴのたくましさから、なんだかパワーをもらってるような気がするのだった。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2013-06-26 22:44 | ヤップの自然・海

いまどきのウミウシ~♪

ヤップ島のまわりの海水温が下がっていて、現在、水路内では、ほぼ摂氏27度代というところか。いちおう北半球に属しているので(北緯9度)、その変化は数度とはいえ、この時期は気温・水温ともに低めになる。水温がほとんど下がらず、29度なんて数字を出した年もあったけれど、こうして順調に水温が下がってくれたほうが、水中の生物も嬉しそうだ。
a0043520_21281666.jpg

しかし、たった1度か2度の差とはいえ、水中に潜っている身にはずいぶん冷っと感じる。ウエットスーツの下にインナーを着ておくべきだった...と後悔しながらナマコへブンをほっつき潜って、いまどきのウミウシを撮ってきた。

上下の写真は、久々に登場したシラナミイロウミウシ(上)と、ブルーと黄色が鮮やかに出たキベリクロスジウミウシ(下)
a0043520_21283121.jpg

ほんの数ヶ月前には、一時ミスジアオイロウミウシだらけになっていたのに、いまはまたパタッと見かけなくなった。ウミウシの世界も、栄枯盛衰が激しいなあ。

けっこう長い間、ナマコへブンの名物のひとつとなっていたアンナウミウシも、今ではとっても少なくなったし...。
a0043520_21284623.jpg

そしていつのまにやら、崩れたユビエダハマサンゴの瓦礫が海底の砂の上に散乱する風景が、ナマコへブンでも普通になってしまった。こういうサンゴ破壊をもたらしたものは、ダイバーか、ジモッチーの魚獲りか、オニヒトデか、高水温か、台風の大波か...もちろん地震の影響もあるだろう。

形あるものはいずれ壊れる(死ぬ)運命にあるけれど、それを上回る(あるいは同等の)再生力がなければ、自然環境は衰える。こういう変化は徐々にやってくるから、長いスパンで環境を見つめる目が大切だね。
a0043520_21294116.jpg

ところで、このブログを始めたころには元気だったナマコへブンの手作りサンゴ・ハウスだが...

ヤップの海・ダイビング(2005年10月)
http://suyap.exblog.jp/2388833/

その後、オニヒトデに食い荒らされてサンゴが全滅し、死んだサンゴの瓦礫も四方に散らばって見る影もなくなってしまっていた。そこへ久しぶりに立ち寄ってみると、小さなユビエダハマサンゴのコロニーが復活していて、ヨゾラミドリガイがせっせとお食事中だった。

水温も下がってきたことだし、壊れて散らばったサンゴを集めて、また手作りサンゴ・ハウスを造ろうかな。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2013-01-11 22:48 | ヤップの自然・海

あ~あ…

ヤップ島のミル・チャネルでは、このところマンタが順調(?)に出てきてくれているので、ガイドとしては助かっているけれど…
a0043520_109289.jpg

マンタに見とれたり、写真撮影に夢中になっているダイバーたちの足元では、大勢のサンゴたちが悲鳴を上げている。
a0043520_1092262.jpg

上の写真のダイバーは、生きたコブハマサンゴの上にどっかりと座りこんじゃってる。実はこういうヒトはすごく多くて、彼らはコブハマサンゴを「ただの岩」だと思っているんだろう。

こういうヘビーな「お触り」のために、ダイバーがたくさん入るようになるとコブハマサンゴの表面にいるサンゴ虫が死んでいき、彼らが何十年、何百年にわたって構築してきたサンゴのおうちは、ほんとうに「ただの岩」になってしまう。
a0043520_1094090.jpg

上のダイバーは足元のもろいユビエダハマサンゴをフィンで踏んづけちゃっている。たぶん彼にはこれらのサンゴが「ただのガレ場」にしか見えないのだろう。それよりマンタ!マンタ!ってね(怒)。

新しいマンタ・ウォッチの場所が開拓されるたびに、こういうサンゴの破壊が繰り返えされて、やがてその場所はほんとうの「ガレ場」になってしまい、そうなるとマンタをクリーニングするベラ類も「家」や「餌」を失って寄り付かなくなるから、ついにはマンタもいなくなってしまう。
a0043520_1095310.jpg

わたしの場合には、ダイバーと潜る前にひととおりの注意をし、それでも生きたサンゴと死んだサンゴの区別がつかない人(サンゴ礁に接する機会がなければ、ここまでは普通)には水中でも区別のつけ方を教えて、できるだけサンゴにダメージを与えないように気をつけてもらうようにしている。

それでも(サンゴやまわりの自然を)「気にしない」、あるいはダイビング技術的に「気配りする余裕がない」人には、できるだけ新たな破壊を招くような位置に行かせないようにする(爆)。しかし…それもあまり強引にはできないし、ましてよその店のゲストに手は出せないし…ほんとうにわたしも因果な仕事をしているもんだ。

これは個々のガイドがどーのこーの、どこのサービスがどーのこーのという問題だけではなく、たぶんダイバーそれぞれの生き方とか、性格とか、価値観の問題でもあるんだよなあ…そんなことを考えながら、毎度、毎度、まるで賽の河原に石を積むように、「生きてるサンゴ」「死んでるサンゴ」と書いた水中スレートを指し示したり、生きたサンゴの上に置かれたダイバーのフィンや手をそお~っと移動させたりしながら、こんなダイバーを水中に連れこんでいる自分の罪滅ぼしをしようとしているわけだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2012-09-09 10:49 | ヤップの自然・海

暑い!

海から戻ってひと息ついていると、友人がふらっと店にやってきて、「きょうは特別に暑いわね~!」と、ぐったりした顔を見せた。
a0043520_18401377.jpg

「えっ、そんなに暑かったの…?考えてみれば、わたしのように日中の暑い盛りにずっと水に漬かっていたら、汗すらかかなくて済むからね…^^」

とはいっても、別に気温が上がったわけではなく、風がまったりと止んでいるから、体感温度がぐっと高まっているわけだ。

それは海の中も同様で、風がなく穏やかな海況が続くと、海水温が上がりはじめる。だから海の中の住人たちも、最近はかなり暑くてふうふう言っているかもしれない。なにせ水面から数メートルくらいまで、潮の干満にからわらず常時30度!もあるのだから。それより深くなっても29度は下らない。おそらくマンタも汗をかくのが嫌で(笑)、少し深場に移動しているのかも?ここんとこ見られる数がぐんと減っている…。

そして水面をスノーケリングで俯瞰していて、あらためて気づいたのだけれど…
a0043520_18402767.jpg

ミル・チャネルでは、あちこちでコブハマサンゴの白化が始まっていた。今のところ白化しているのはこの種だけで、ミドリイシ類もまだ大丈夫…のようだけど、この高水温がしばらく続くと、ちょっと心配だ。

明日から6月、ミクロネシアの海がまったり静かになる季節の到来です!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2012-05-31 19:04 | ヤップの自然・海

今日は満月、サンゴは生き生き!

8月14日の今日は満月だった。ヤップでは、満月・新月の大潮まわりのとき、昼間に大きく潮が引く。
a0043520_2217154.jpg

干上がった藻場に、サンゴを積み上げて作った、今は使われていない漁礁が顔を出した。半ば崩れた一部には、マングローブが育ちつつ。大昔から伝わっていた「海を育てる」ヤップの漁法が、再び思い出される日が来るだろうか。
a0043520_22163994.jpg
日本のお盆休みを迎えて、わたしの仕事も少しだけ忙しくなっているけれど、それもほんの短期間で終わる。全般的にヤップへ来る観光客も減少傾向にあるが、世界的な不況と、先行きの危ぶまれるドル経済の中では、まあそれも仕方ないだろうと妙に納得(笑)。ダイバーもずいぶん少なくなったので、海の中の生物たちはホッとしていることだろうと思うと、こっちまで嬉しくなる。浅場のサンゴもモリモリ元気な様子だし。

a0043520_22525330.jpg
満月・新月の朝は、早朝ダイビング/スノーケリングの潮まわりでもある。したがって明日の朝も5時起き、やや低血圧気味のわたしには、朝早く起きるのはほんとうに苦痛なのだけど、ズバッと起きだしたあとの爽快感はたまらない。早起きは三文の得...ホント昔の人はよく言ったものです。

では、おやすみなさい。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2011-08-14 22:18 | ヤップな日々

再び犯人は誰?

いつも潜っているミル・チャネルの係留ブイの近く、水深10mくらいのとある場所で、急激にサンゴが痛んでいるのに気がついた。

a0043520_8552132.jpga0043520_8553757.jpg
ちょっと前まできれいなテーブル状になっていたサンゴが、端からボロボロ欠けていて、中にはサンゴのかさぶたができて蛍光ブルーになっているのもいる(↑写真↑)。

a0043520_856269.jpga0043520_8565054.jpg
かつてデバスズメダイの「家」としてにぎわっていた↑こっち↑のサンゴたちも、今では4分の1くらいのサイズになってしまい、住人のデバスズメダイたちがずいぶんと減っている。

a0043520_8571953.jpga0043520_8574269.jpg
いったい何が起きているのだろうか?この異変の範囲は直径にして約30メートル、ダイバーから見て「きれい」で健康的なサンゴが軒並みやられている。誰かダイバーに恨みを持っている者が、わざと壊しまくっていったのか?でも、そんな馬鹿な...と思いながら写真を撮っていると、目の端に動くものが...!

きっきみ、だったのかあ?!?(ため息)
a0043520_8581194.jpg

まだ中くらいサイズのゴマモンガラが、盛んにあたりを動き回っていた。雑食性のサカナで、たしかサンゴも食べるんだよね、こいつ...。(以下Wikiより引用)
生態:熱帯や亜熱帯の沿岸のサンゴ礁などに生息する。食性は雑食で、甲殻類、貝類、ウニ、サンゴ等を食べる。繁殖形態は卵生で、すり鉢状の巣を作って産卵し、卵を保護する。
ふう~~っと、ため息ついているすぐ側で、バリバリッという音がしたので振り向くと、

a0043520_8582953.jpgゴマモンガラがサンゴをかじっている真っ最中だった。

前回の「犯人は誰?」記事では、サンゴの壊し屋として不注意に海へアンカーを放りこむ輩を疑ったけれど、今回の記事では...飢えたゴマモンガラがサンゴの壊し屋とは...。

なんでも食べる奴とはいえ、サンゴではあまり腹の足しにはならないだろうし、こんなものまでかじるくらい腹が減っているということは、この辺のエビ、カニ、ウニ、貝類がまず減ったということで、なにか大事な環境の変化を教えてくれているのかもしれない。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2011-02-22 08:59 | ヤップの自然・海

犯人は誰?

約6年前から始まったヤップ島でのオニヒトデの大発生、西側のリーフでは、まず北のミル・チャネル近辺から始まって、徐々に南に降りていった。そして彼らが通り過ぎたあと、環境の良いところから、ゆっくりとまたサンゴが育ち始めている。そんな順調に回復している場所のひとつ、スパニッシュ・ウォールの南側をドリフトしながら潜っていると、
a0043520_12214358.jpg

長さ約300メートル、水深約15メートルから20メートルの範囲にわたって、ひっくり返ったばかりのミドリイシ類(トゲマツミドリイシっぽい)がそこ、ここで目だっていた。

すぐ近くには同種のサンゴが無傷で元気に育っているし、大型のアンカーを引きずったときにできるライン状のダメージもない。あちこちスポット的に、サンゴのお皿がひっくり返されたような、とても不思議な風景だった。
a0043520_1222084.jpg

カメや大型のサカナがサンゴを食べようとしてこんなことをするはずがないし、ましてオニヒトデでもない... 特定のエリアに集中していることからして可能性の高いのは、こぶし大のメタルをアンカーにしている小型のボートが、底釣りか他のフィッシングの目的で、この場所で少しずつ移動しながら何度もアンカーを入れたのか...?
a0043520_12231813.jpg

ひっくり返ったサンゴが全部このまま死んでいくわけではなく、転がったところから上手く増殖していくのもいると思うけれど、先を考えないニンゲンのわがままでこのような行為を続けていると、今はどんなに環境が良くたって、いつかは破壊のほうが勝ってしまう。思えば同じことが地球上のそこここで起きているんだよね。原因や理由を考えれば考えるほど、悲しくなる光景だった。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2011-01-23 12:25 | ヤップの自然・海

無駄な抵抗?

先月からコッソリと潜り始めた、新しいマンタのクリーニング・ステーション。今のところ、順調にマンタは来てくれているけれど...
a0043520_12415683.jpg

たくさんダイバーが入ったあとはあきらかに不機嫌だし、マンタがクリーニングを受ける場所は主にユビエダハマサンゴの群生地で、柔いことこの上ない。

一ヶ月足らずのあいだに、もうかなりのサンゴがボキボキと折られている。上下写真の赤い矢印の先は、ダイバーがつかまったために折れてしまった箇所。
a0043520_12422010.jpg

近くで見ると↓こんな感じ↓です。この場所にはユビエダハマサンゴ(下左)だけでなく、パラオハマサンゴ(下右)もニョキニョキ出ているのだけど、あちこちでこんな状態に。

a0043520_12424712.jpga0043520_1243311.jpg
その主な原因は、もちろんダイバーが不用意につかまってボキッというケースも多いけど、本人が知らないうちに、フィンで蹴飛ばしたりのしかかったりするケースのほうが、もっと多いと思う。みなさん、マンタに夢中なのはわかりますが...
a0043520_12443139.jpg

こんな柔なサンゴたちのところへ、マンタにばかり目が行って環境に心を配れないダイバーや、生きたサンゴと死んだサンゴの区別もつかないダイバーどころか、浮力調整さえおぼつかないダイバーを案内することについて、われながら良心の呵責に苦しみ...あんなにブリーフィングしたのにぃ...(涙)。

a0043520_13173384.jpga0043520_1318079.jpg

そんなわけで、マンタに夢中なダイバーたちの後ろで、わたしはコツコツと折れたサンゴの修復作業をして罪滅ぼし。♪親の因果が子に報い...賽の河原で石を積むぅ...♪

サンゴは産卵によって子孫を増やすだけでなく、壊れたカケラからもクローン増殖できるのだけど、ポロポロと転げ落ちたカケラの生存率は悪いし、なにより見た目も劣る。早めに元通りにしておけば、あとはサンゴが自力でくっついてくれるからね。
a0043520_12451077.jpg

そんな作業を繰り返すわたしの側を、イロブダイの幼魚がご苦労さん!と言いたげに通り過ぎていった。
a0043520_12455023.jpg

たとえ自己満足と言われようとも、何もやらないより、やったほうが良いもんねっ!

それと同時に、ここにダイバーを案内する前にしっかりとスキル・チェックをし、環境への配慮についても徹底したブリーフィングを強化していこう...。他サービスも同様の配慮をしてくれることを、ぜひぜに期待した~いっ!!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2011-01-06 12:46 | ヤップの自然・海

サンゴの体力?

2日前にまとまった雨を降らせた雲のかたまりは、ヤップの上空に留まることなくばらけながら北西に移っていき、穏やかな天候が戻ってきている。
a0043520_9344582.jpg

上の写真はミル・チャネルをドリフトでスノーケリング中に見つけた、てっぺんが真っ白に白化したコブハマサンゴ。頂上の水深は15メートルくらいで、三角山の裾のほうは18メートルくらい。
a0043520_9352060.jpg

不思議なことに、そのすぐ隣にある同じコブハマサンゴには、まったく白化が見られないこと。しかも水深はこっちのほうが浅いのに。

現在の水温はおおむね28度、共生藻が逃げ出して白化するかどうかに、サンゴの体力って関係あるかな?とふと思ったので、ここに記録しておく。もう少し経ったら、再びこの白化したサンゴの様子を見に行くつもりだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2010-08-22 09:47 | ヤップの自然・海

次世代もしっかり育ってる

陸も海も温度はやや高め安定...といっても、陸上は日本のいまどきよりずっと涼しい30度前後ですが。
a0043520_8575959.jpg

ヤップ島の南のリーフでも、アイゴの仲間が大勢で群れているのが目立っています。上は枝状ミドリイシの間を行きかうマジリアイゴ、ちょうど潮が上げている時間帯だったので、透明度も抜群!でも、水温はどこまでいっても29度もありました。

写真ではよくわかりませんが、実はオニヒトデによってサンゴはかなり虫食い状態になっています。でも、こうして元気の良いサンゴも育ってるし。人為的なヒトデ退治がいかに驕りと無駄な行為かってのがよくわかるな~と思いながら潜っています。
a0043520_858381.jpg

上の写真はヒメアイゴが群れる、ほぼ9割以上がオニヒトデに食われて死んでしまったテーブル状のサンゴ場。こっちでもヒメアイゴが群れてます。弱ったり死んだサンゴにつく藻を食べるアイゴの仲間には、かえってこういう状態のほうがエサがあるのかな?今の時期にアイゴが群れるのは、産卵行動の一環かもしれませんけど。

a0043520_859634.jpgそれにしても、温いな~と思っていると、サーッと冷たい海水が上がってきて、水温を見ると28度!やっぱり海の中は、これくらいの温度が安心かも^^

死んじゃったサンゴの下をのぞくと、小さなベイビー・サンゴたたくさん育っています。もう数年も待てば、また見事なサンゴの群生が回復するでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2010-07-21 23:48 | ヤップの自然・海