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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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YCAストアに巨大看板出現

ヤップの髙島屋とわたしが呼んでいるYCAストア入口横の外壁に、4 X 8サイズ(約2.4m X 1.2m)の巨大な看板が出現した。
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かなり大胆な色使いで、右下コーナーにはDeath(死)という文字が見える!

いったいなにごとが?と近寄ってみると、上にはゴチャゴチャと読みづらい大文字が並んでいて...
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OUR OLD YAPESE WAYS OF LIFE...ACTIVITIES WE DO AND THE FOOD WE EAT THAT KEEPS US HEALTHY.
WHERE ARE YOU ON THIS DIABETES CLIFF PICTURE?
KNOW THAT WHAT YOU DO AND EAT DEPENDS ON WHERE YOU ARE GOING AND WHAT YOU WILL BE.
LET US ALL COME TOGETHER TO HELP STOP DIABETES

私たちヤップ人の伝統的な暮らし方...日々の活動や食事そのものが私たちの健康を守ります。
この糖尿病崖図のどこにあなたはいますか?
あなたの(図の)行き先や将来は、あなたが日々どんな活動をし何を食べるかによることを知ってください。
糖尿病撲滅にむけて、みんなで力をあわせましょう。

それで図をよく見てみると、左端は崖の内側の安全地帯という意味かな?
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健康(パート1)
タロ芋、ヤム芋、バナナ、サカナ、野菜、脂身のない鶏肉、脂身のない豚肉(ヤップ産豚にはそんな部分ないだろーが...と突っこみをいれたくなるsuyap)

運動、畑仕事、タロイモの田んぼの世話、伝統踊りの練習、ココヤシやビンロウジュに昇って実を取る作業、建設作業(こっちはみな自前で家を建てるからね)、サカナとり、家や村の掃除

そして図の真ん中は崖っぷち近くで傾斜しているところみたい...
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パート2
缶詰のおかず、七面鳥の尻尾肉、脂、白パン、白米、キャンディ、クッキー、インスタント・ラーメン、チップス類、缶・瓶づめ飲料、ドーナッツ

テレビ、ビデオ鑑賞、運動不足

タバコ(喫煙+噛み)、飲酒

そしてこれらの悪習慣は赤い矢印で崖の下へと導かれ...
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パート3:糖尿病の診断

パート4:糖尿病治療
心臓マヒ、脳溢血/梗塞、腎機能障害、(足や指先の)切断

島外の医療施設送り


へと落ちていくのであった(笑)


この図がすべて英語で書かれているのは、ヤップ島在住の他島者(主にヤップ州離島出身者)にもわかるようにという配慮かな。この図にはヤップ島で長いこと暮らしていないと、なかなか実際のイメージがわかない英単語がたくさんあるので、それらを解説しておこう。こういう切り口から現地の暮らしを垣間見るのもおもしろいかもしれない。

TARO PATCHING: あはは、これは造語!ヤップ島のタロイモ=ラック芋は田んぼ栽培で、ヤップ語で田んぼはムートというのだけど、なぜかヤップ人はムートを英語でタロパッチという。そこに行って作業をするからタロパッチング。プロの通訳でもよほど現地事情を調べてないと訳せないよね。

DANCING: ヤップで踊りというと、まずコミュニティ単位で半強制参加で行われる伝統踊りの練習のこと。これがしっかりしている村の子は健康だ!(笑)

CLIMBING: もちろんこれは趣味のロック・クライミングなんかじゃなくて、ココヤシやビンロウジュへ登って実を取ってくる作業のこと。ちゃんとした子供~若者の日常生活の一環です。

BUILDING: こちらではまだ住まいは自前で建てるもの。そのほか村の集会場や休憩所、家の中のちょこちょこした直しなど、ヤップでは大工仕事は男たるものの大切な要素だ。

FISHING: 岸から釣り糸を垂れて獲物を待つ...なんて悠長なサカナ取りはいたしません。まず一般的なのが潜って取る方法、その他網を投げる、仕掛けを置く...など、ヤップのサカナ取りは準備を含めてかなりの労働になる。

CAN MEAT: ミクロネシアに初めて来られた方は、どの店でも缶詰のオンパレードで驚かれると思う。こちらではやる気になれば食料は自給自足でまかなえるのだけれど、アメリカ時代になって「援助」や「商売」でガンガンと缶詰食品が入ってきてから、少しでもキャッシュ収入があると、みんな安易なそれらに食生活も流れていった...という悲しい歴史の結果です。

TURKEY TAIL: アメリカ国内で売られる七面鳥はほぼ成長ホルモンと抗生剤の薬漬けだ。それらの薬剤はお尻から打ち込まれるので、アメリカ国内では七面鳥の尻尾は食品としては売ってはいけないと法律で規制されているとか。ところがミクロネシアのような属国ではそういう規制がないのを良いことに、アメリカでは肥料される七面鳥尻尾肉を輸出して売り放題。もともと脂っこいものが大好きな人たち、安い七面鳥の尻尾肉は今でも大人気なのだ。

BREAD, RICE: ヤップにはたくさんパン屋があるけれど、どこでも焼いているのはミクロネシア・バージョンの甘ったるい白パン。お米も極々少量の玄米もあるけれど、一般庶民が買って食べるのは安い白米。

RAMEN: こちらでラーメンといえば100%インスタント・ラーメンのこと。みんなほんとうに良く食べるし、子供なんかは乾いた麺だけ食べて粉末スープを舐めている。島にはインスタントじゃないラーメンなんかないので、そういうのを島外で食べる機会があると「これはラーメンじゃない」というヤップ人(笑)。

MOVIES: ヤップには映画館なんかないから、これはレンタルDVDを家で延々と見る状況。週末には大人から子供まで全員、深夜から明け方まで延々と大ビデオ鑑賞をやるっていう家庭が多い。

AMPUTATIONS: 健康診断の機会もそんなにないし、みんなギリギリまで病院に行かないので、糖尿で足切ったり指切ったりした人は、わたしのまわりにもけっこういる。それにしても最近の義足の性能は、すごい進歩ですね。

OFF-ISLAND REFERRAL: 上記の足指切ったりはヤップでもできるのだけど(これもすごいでしょ)、腎機能とか心臓までいっちゃうと島の病院ではどうしようもないから、フィリピンやハワイの病院送りになってしまう。どんなに保険や援助がついても家族には相当の負担だし、あげくに棺おけに入って帰ってくる人も多いから...

最後は「死」で終わる看板に、すごく説得力があるのだ...と期待しましょう。


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by suyap | 2011-11-30 08:07 | ヤップな日々

三日月の小船に乗って...

夜空にぽっかりと浮かぶ三日月を見ていたら、なんだか乗ってみたくなってきた。三日月のお船に乗って、地球のあちこちを漂ってみたいな...。
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ちょっと強まってきた風のせいか雲がきれいに飛ばされて、細身の月のわりにはやけに明るく輝いていた。

ところでそんなロマンを帳消しにするようなグアムのニュース:

Airport to get body scanners
http://www.guampdn.com/article/20111128/NEWS01/111280301/Airport-get-body-scanners

あの悪名高い空港のホールボディスキャナが、どうやらグアム空港でも今週中に稼動を始めるらしい。

プライバシーの侵害はもとより、機種によっては相当高いX線を浴びることになるという:

原発御用学者リスト:監視照射
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/515.html

空港の全身ボディースキャナーによる放射線照射は安全か
http://kodomo-kenkou.com/shinsai/info/show/636

そしてEUは...

空港のX線全身スキャナー「健康を脅かす」という理由からEUで廃止へ / アメリカでは今後も使用予定
http://rocketnews24.com/2011/11/22/155225/

やっぱり空の移動は、お月さんに頼むのがいちばん良さそうだ。


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by suyap | 2011-11-29 04:53 | No Nukes!

さまよえるニホンジン or ヒューマンエラー

ごんごんと水路に入ってくるブルーに抜けた外洋の海水に乗って気持良くドリフト・ダイブをしていると、あれれ...ユビエダハマサンゴから飛び出して、なにやらゆらゆら揺れているものが...?
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おお、毒舌のドクウツボGymnothorax javanicus)くんではないですか!

ドク: おい、人聞きの悪いこと言わんでくれよ。オレはいつも腹にすえかねることを、ただそのまま口にしているだけさ。サカナのハシクレとしていま(の自分自身)と未来(の子供ら)にちゃんと責任をもつためには、ホントーのことを知らなきゃならねぇし、そのためにはつらくとも現実から目をそらしちゃいけねぇ。それでもってわかったことに口をつむいでいると、毒は体中にまわるからな。オレの名前のドクはハイドクのドクなんだっつーの、エッヘン。

そういや、ニンゲンのハシクレにもオレのようなのが出てきたようだな、フライング・ダッチマンか...パイレーツ・オブ・カリビアンみたいな名だな。おっと、FlyingじゃなくてFryingってとこがミソか。なかなか良い味だしてるぜ、アニキ。

FRYING DUTCHMAN
http://fryingdutchman.jp/



さっそくきのこ組の姐さんが、↑humanERROR↑の歌詞をぜんぶ書き起こしてくれてます:

ヒューマンエラー
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♯♯姐さん、別にコメラーさん経由でもええがな。耳から(右脳経由)だけより、文字(左脳)経由で入ったほうがわかりやすいもんもおるんやから。おおきに!


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by suyap | 2011-11-27 12:42 | No Nukes!

第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル-伝統踊り編

さて次は今年のカヌー・フェスティバル伝統踊り編です。去年の5つに対して今年は3つの踊りが披露され(縮小は予算の関係)、そのうち2つをなんとかビデオに撮りました。撮ってないのは開会式で出された近くのニマール村(実はマリーナやコミュニティセンターも村内)のガメル、いつも見ているし...とぐずぐずしているうちに終わってました...

夜の部では2日にわたって2つの踊りが披露された。まず初日はギルマン地区のガメル:
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実はこのガメルも、店の中でぐずぐずしているうちに始まりのタイミングをのがしてまい、竹の棒を打ち合う音がかすかに聞こえたのであわててカメラをかかえて駆けつけると、もう最終フレーズに入っていた。
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プログラムの上では7時からその日の勝者の発表などがあったあと7時30分から踊りとなっていたのに、どうやら7時過ぎに踊りの準備ができたらササーッと踊りが始まったらしい。
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去年の踊り編でも書いたように、ガメルはもともと他所から来た若者の棒術踊り。それがまた近代に外国人の影響を受けてより「見せる」踊りへと変化した。地域ごとに振りの特徴はあるが、島の伝統芸能としての位置づけはそんなに重くないので見る側もそれなりに...。とはいっても、この踊り手たちもしっかり練習を積んでいて、なかなか良いガメルを見せてくれた。

そして今回のカヌー・フェスティバル・伝統踊りバージョンのハイライトは、2日目の夜に披露されたウェロイ地区はオカウ村を中心にする男たちによるトトモイ
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これはオカウ村の奥にあった神々の宿る村アログに伝わっていた踊りで、アメリカの時代になってアログ村が消滅するとともに長く途絶えていた。またこの踊りは本来、アログ村やオカウ村の外では踊ってはいけないとされていた。
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だから上の写真のように、入場した踊り手たちが両端からふたりずつ定位置につくときに、若いココヤシの葉でつくった「お払い」を前に投げている。これにはこの踊りを授けてくれた神さんに、村の外で踊ることの許しを請うという意味がある。
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昔々、アログ村の男が病気になり、ひとり村の集会場で寝起きしていたとき、夜な夜などこからかやってくる人々に出会い、男もそれについていくと踊りの練習をしていた。男もそれに加わっているうちに踊りもマスターしたころには病も癒え...というストーリー(やや詳しくはこちら)。神さんからもらった踊りだから、ちゃんと神さんのキマリに従わなきゃタタリがあるよと、今もまだなんとなく信じられている。とはいっても...踊りの前にオンナにさわっちゃいけないとか、酒飲んじゃいけないとか、そういった個々の踊り手へのキマリはどうかなあ...(ホントはこれ大事だと思うけど)。
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総勢60人ちかい男たちが勢ぞろいして踊ると、さすがにすごい迫力だ。もうひとつ今回のトトモイに気合が入っていたのは、事前の値上げ交渉のせいもあったかもしれない。

実はヤップの村々に踊りを要請すると、今の時代、それには対価が要求される。ここ数年はひと踊り600ドルで推移していたが、今回オカウ村はカヌー・フェスティバル実行委員会に800ドルへの値上げを要求した。どこかで踊りを披露するとなると、数ヶ月におよぶ連日の踊りの練習、衣装の準備...など、手間隙とコストがかかる。しかし踊りの謝礼が800ドルとなっても、これだけの踊り手に渡るのはせいぜいひとり10ドル前後、もしかしたら村(コミュニティ)にキープされるのかもしれない。いずれにしても大人数の踊りを組織できる村(コミュニティ)というのは、それなりに「まとまる力」=「リーダーシップの存在」があるということで、ヤップではとても評価されることなのだ。
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さて上下の写真から、踊り手たちの衣装の違いをご覧いただきたい。

左側の子供たちは赤フンだけで、右側の若者たちのようにハイビスカス(オオハマボウ)の繊維で作ったガル(化粧まわしのようなもの)をつけていない。ヤップ島の男の衣装にも年代によって違いがあって、子供のうちはフンドシ一丁、成長とともにフンドシ2枚、3枚と重ねて、最終的に(大人の男とみなされると)ガルをつけるようになる。伝統衣装の世界では身につけるものはファッションではなく、その者の立場や身分を示すものなのは、かつての日本でも厳格に行われていたのだけどね。
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なんたってトトモイは「あっちの世界」からもらった踊りだから、(そのせいかどうかはわからないけれど)ときどき奇妙な(この世のものとも思えない)掛け声が入る。踊り手たちの足元に置いてある「お払い」も、しっかり彼らを守っている!
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いよいよ踊りは最終章をむかえ、横一列から横列に隊形を変えた。わたしの隣に座っていたおばさんが「この春にやったときのより振り付けが変わったわね」と小さな声でささやいた。そう言われてみるとなるほど...。実はこの踊り、今年のバエル小学校の卒業式で復活させたものを6月末に一度納めて(踊り上げして)いる
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踊り手たちの退場が始まった(下写真)。二列縦隊で踊りながらゆっくりと移動していく。この世のものとも思えない奇声も頻繁に発せられ、踊り手たちの足取りもお化けチック(笑)でおもしろい。
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6月末のオカウ村の踊り上げで見たときには、どっぷりと日が暮れたあと弱い電灯ひとつに照らされて、より「お化け」の雰囲気が感じられたけれど、やはり振りのディテールまでは見えていなかった。しかしこうしてコミュニティ・センターの煌々とした明かりの下、しかも本来の村の外でこの踊りが披露されることに、アログ村の神さんたちはどう思うっているだろう。どうかなにもタタリが起きませんように。


第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-陸上編
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)海上編
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by suyap | 2011-11-26 13:02 | ヤップの伝統文化

第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル-伝統踊り編

去年のカヌー・フェスティバルで踊られた5つの伝統踊りのうち、ビデオに納めた3つの踊りのスナップショットで記録しておきます。丸1年も忘れててすみませんでした。

まず初日の開会式のあとだったと思うけれど、マアプ地区のウォリラ(Woriilaq)村の子供たちによるガメル(竹の棒を使う踊り)があった:
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ガメルそのものはヤップ島より東のほうの島々から伝わった男だけの棒術踊りだったが、日本統治時代の「公学校」で男女で踊られるようになったと聞く。主に学齢期の子供たちによって踊られる。
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あちこちのガメルを見てみると、振りや動きにそれぞれ傾向があるのがわかってくる。この村を含むヤップ島北西部のガメルは、ピョンピョンと大きく跳ぶ振りが特徴だ。ウォリラは小さな村だけど、とてもよく練習された生きの良い踊りを披露してくれた。

その後、夜の部は2日にわたってひとつずつ踊りが披露された。まずはタラログという名のついた、ウェロイ地区オカウ村の女の立ち踊り:
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ヤップ古来からの踊りは、男女それぞれの座り踊りと立ち踊り。立ち踊りはまず横一列に並んだ踊り手たちが、チャーント(謡)に合わせて、主に首と手と腰の動きでゆっくりと表現していく。

タラログは大昔オカウ村に嫁いできたある女性の大遍歴の物語だ。彼女とその夫が開墾したラック芋の田んぼが、いまだにオカウ村に残っている。
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最後は横一列から縦二列でふたてに別れて相対し、大きな振りで踊られる。ヤップの踊りにとっての命はチャーント(謡)で、それは厳格に語り継がれるけれど、振りはその都度よく変えられる。今回この踊りでは、最後にウサギのようにピョンピョン飛んで退場というおもしろい振り付けがされていた。

2日目の夜はラン・ニ・カドブルという名のルムング地区の女の座り踊りだった:
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座り踊りは横一列に並んで座った踊り手たちが、やはりチャーント(謡)に合わせて、首と手だけの動きでゆっくりと表現していく。立ち踊りよりもなおさら動きがゆっくりなので、踊るほうもほんとうに難しいし、見るほうも意味がわかってないとつまらないだろう。日本の芸能でいうとお能のようなものかな。

ラン・ニ・カドブルを直訳すると「ある日の朝」となる。かつてヤップ島の北にあって沈んだ島シピンから船出して、ルムング(ヤップ島の一番北なのでシピンから近い)にいたるまでの航海のストーリーだという。
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座り踊りも最後のパートに立ちを入れた振り付けも多い。最近はとくにそういう傾向にあるのは、やはりツーリストなど外来者の目を意識してのことだろうか。ず~っと座ったままでは、ヨソモノにはなにやってんだかわからなくて、眠くなってしまうからね(苦笑)。ラン・ニ・カドブルも最後は縦二列でふたてに別れた立ち踊りで終わった。


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by suyap | 2011-11-25 22:16 | ヤップの伝統文化

「除染」狂躁曲=国民騙しがひどくなってきた

a0043520_20581479.jpgきょうこそはブログにと、去年と今年のカヌー・フェスティバルで披露された踊りの写真を整理していたら、ケケケケケッ、あほかっ、ケケッと、するどい声がした。

suyap:その声の主は窓の外の金網にへばりついていたヤモリくん...あれっ、尻尾が切れちゃったのね?

ヤモリ:そうともよ、おまえがちゃんと家の整理整頓をしないから、うっかり落ちてきた大きな箱にやられっちまったのよ(怒)。それにしても、よくものん気に踊りの写真なんか眺めておれるなっ。JA新ふくしまが今なにやってっか、知ってるか?

<放射性物質>福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ
毎日JP 2011年11月23日 18時08分
東京電力福島第1原発事故を受け、果樹園での放射性物質の除染を各農家が効率よく進められるよう、JA新ふくしま(福島市)は23日、福島市内の2カ所の農園でリンゴやモモなどの除染実験を行った。今後、実験で確立した技術を各農家に伝え、来春までに除染実施を求める。

a0043520_20563616.jpgsuyap:ええ~っ、リンゴやモモの除染って...なにそれ?どうやって?

ヤモリ:そうともよ、やつら(東電+原子力村+それに乗っかる国賊官僚ども)、国民を馬鹿にするにもほどがあるぞ。もっと続きを読んでみろ!

suyap:なんかすっごく嫌な予感が...
この日午前9時から果樹園農家の生産者ら約80人が見守るなか、農協職員2人が実証実験をスタート。県農業総合センターの職員の指導を受けながら、高圧洗浄機を使って、リンゴやモモ、ナシの樹皮を1本あたり5〜15分程度かけて洗い流したほか、刃物で樹皮を削りとるなどした。

この結果、実験前に比べ、放射性セシウム濃度は25〜85%減少した。
suyap:ひゃ~、予感的中!

果物の表面に付着した放射性物質が少しくらい減っても、木々が吸い上げている土中からの放射性物質の影響は、これから何年も何十年も...ヘタしたら何万年も続くわけなのに。そして相当広範囲にまき散らされたプルトニウムのα線もストロンチウムのβ線も、今のやり方じゃ測れないし測らせていない。その現実から目をそらさせるのが目的のこのヤラセ除染のいやらしさ(怒)。
この除染方法は同センターが事故後に研究を続けてきたもので、担当者は「このやり方なら、果樹園の土壌をはぎ取ることなく、果物への汚染は限りなくゼロにできるはず」と話している。

JA新ふくしまの吾妻雄二組合長は「実験を通じ、除染の効果だけでなく、どの程度の人と金がかかるかを確認し、できるだけ早く果樹園全体での除染を進めていきたい」と話した。【川上晃弘】
ヤモリ:JA新ふくしまの組合長にしても、毎日の記者にしても、名前まで晒して馬鹿丸出し、みじめなことよのう...ふっふっふ。

a0043520_20575862.jpgsuyap:どうしてもっと現実を受け入れて(公表して)、時間はかかっても土壌にしみ込んだ放射性物質をまず徹底的に調べあげ、なんとかできる方法の研究に予算をつけないのだろう?それよりも何よりも、いま農水省+JAとして一番にしなきゃならないのは、汚染作物を市場に出さないことと、東電に廃棄農作物の買取補償をさせることでしょうに。

ヤモリ:それに気づかせたくないから、原子力村とお上がスクラム組んで、欲ボケ脳タリンの農協サンをそそのかしておるんじゃろ。その除染空騒ぎの頭領で福島に派遣されたのが、あの不倫+ヅラの西やんだってんだから...。

カナダde日本語:西山元審議官、女性問題から除染問題へ
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3049.html

a0043520_20582988.jpgsuyap:きょう配信のあちこちのニュースを見ただけでも、内部被曝の真実を隠そうとする洗脳記事ばかり並んでるわね。なに、このSPAの見出し>放射能パニックに怯える人たちの声...だって?

ヤモリ:ちゃんと情報を流して必要措置をとらないでおいてな、よく言うよ、ったく。それにしても、こんな記事を読んで安心してしまうのがいるのも事実だ。ニンゲンは自分の見たいものしか見えない...哀れな生き物よのう...。

suyap:ほんとうにそうだけど、賽の河原に石を積むようでもあきらめず、伝えるべきものは伝える努力はしたい、それも明るくね。聞く耳を持つか持たないかは、あなたの勝手、カラスの勝手でしょ~♪ あとで病気になるかならないかも、あなたの勝手、カラスの勝手なのね~♪と(笑)

またきのこ組の姐さんが、良いこといってるよ:

もっと話し合う「きっかけ」がいる
http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-2506.html
独裁政権にとって邪魔な人物は、
どんな手を使っても叩きにかかるマスゴミ。

報道の武器の悪用やん。

こんなやつらに対抗するには、
井戸端会議やで。まじで。

町内で学校で老人ホームでカルチャーセンターで。

世間の3割があちらがわやねん。
庶民レベルからぐうの音も出んようにしたったらええねん。
あともうひとつ:

731部隊残党、ひつこいっ!
http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-2505.html

ヤモリ:旋(つむじ)風のおやじさんとこで元陸将補・池田整治さんの正面突破に耳を傾けるのも良いぞ。

敢えて、内部被曝について、徹底論議!! その①
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/11/post_5d3f.html

これからもあきらめず、どんな鬼がやって来ようと、賽の河原にゴンゴン石を積んでいきまっしょ!いやヘタの鉄砲も数打ちゃ当たる、井戸端カラスは勝手にカアカア(ガアガア)、カラスの勝手だ...ガア!


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by suyap | 2011-11-23 21:04 | No Nukes!

税務監査

もう11月も後半だというのにまだよくお湿りがある。おまけにここ数日はやや強めの風が北西からきているので、うちの家の前にあるノニの木や、裏のジャングルにそびえる外来のマホガニーの大木から、大量の葉っぱが落ちてきて風に舞い、掃いても掃いてもすぐに散らかってしまう。そういえば日本もいまは落ち葉の季節かな?

a0043520_1923593.jpgところできょうは「税務監査(Tax Audit)」の日だった。商売を始めて18年目にして初めてで、3週間前にレターをもらったときには、「へえ~、話には聞いていたけれどホントにやってくるんだ...」と好奇心から半ば楽しみでもあり、しかし何かイチャモンつけられやしないかと心配でもあり。うちは脱税をたくらむほどの売り上げもない、万年小小企業だからなにも恐れることはないのだけれどね(笑)。

とりあえず言われたペーパー類をそろえて、念のため指定された過去3年分の売り上げ額と申告額を照合していたら、5ドル分の「申告忘れ」が見つかった。こっちは総収入に一律3%の税金がかかるから、15セントの税金を4年間滞納していたことになる。また4半期ごとに申告して納税するシステムなのだけれど、ある期末のギリギリに発生したけっこう値の張るセールスで代金未収だったものを、うっかり次の4半期に入れて申告していたのも見つかった。いわゆる「売上繰り延べ」ってやつですね。怒られるかなあ...(ヒヤヒヤ)。

朝から準備をしていると、「どのくらい時間がかかるの?」とG嬢が心配そうに聞くので、「さあね、大きな企業では一週間は続くというし、うちがいかに小さいとはいえ、少なくともきょういっぱいはかかるんじゃないかしら...」とわたし。税務監査官はポンペイの連邦税務局本庁から来ると聞いていたので、どんな人たちかなあと思っていたら、指定時間を1時間も過ぎてあらわれたのは、なんと!とっても可愛らしい、感じの良いおねえさんだった。しかもチョメの親戚でわたしもよく知っているヤップの税務局員といっしょだったので、これでだいぶキンチョーがほぐれたかも^^

若くて美しい税務監査官のおねえさんはインタビューもなかなか上手で、テキパキと作業を進めながらちゃんと質問にも答えてくれた。ひととおりの説明が終わったらG嬢とわたしはすることもなく、サクサクと仕事を進めるふたりの邪魔をしないように、小声で世間話をしていたり...(笑)。そして1時間半後、「終わったわよ!」

はあ?もう?

そうよ、ちゃんと必要なペーパー類がそろっているから速いのよ。あとはポンペイに戻ってからあなたの申告と照合して、問題があったら連絡するわね。どうも協力ありがとう。

えっえっえっ、遠く離れたポンペイで5ドルの申告漏れと1件の売上繰り延べを発見されて印象を悪くするよりも...と、必死で「告白」するわたし。

あらあ~、これ(売上繰り延べ)は駄目よ~、どうしてこんなことしたのお...と一瞬、声のトーンが高くなるおねえさん。そこでひとしきり金の授受がまだでも売買契約が成立した時点で納税する意味とそのシンプルさ、そして万一貸倒れ(bad debt)になった場合、申請すれば払った税金の還付を受けられることも教えてくれた。へえ~、これは良いことを知った!と浮かれるわたしに、「でもちゃんと帳簿上で証明できれば、の話だヨ」とつけ加えるおねえさん。

そうして拍子抜けするくらいのお気軽さで初めての税務監査が終わり、最後にはおねえさんの生まれ島のコスラエ語と、ヤップ語と日本語の「サヨウナラ」をお互いに教えあって握手して別れた。納税者の啓蒙という視点で税務監査を見れば、なかなか良い経験をさせてもらったなあと、実は経理にはからっきし弱いわたしは思ったのであった。


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by suyap | 2011-11-21 22:31 | ヤップな日々

トンボを見ながら

わが家の「猫の額菜園」のササゲのまわりを、2匹のトンボが飛びまわっていた。
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あれれ、オスがディスプレイ中?交尾が見られるかな?と少しデバガメ気分でながめていたけれど、そりゃ~トンボさんたちとしては、こんな大きなバケモノが光る箱(カメラ)をかかえてうろついていたのでは落ちつけないよねえ...(笑)

実だけ採って立ち枯れ状態で放置していたエダマメの葉の上でも、ちょっとひと休み、はやくバケモノいなくならないかなあ…by トンボ
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そういえば、このササゲの3株、実をつけるようになってそろそろ2ヶ月になろうとしている。多いときには毎日数本は収穫でき、今でも2~3日おきに2本ずつくらいは採れているけれど、実がだんだんと貧弱になってきて、中にはひん曲がったりやせ細ったり、いわゆる「うらなり」っぽくなってきた。

ラブラブのトンボたちと「うらなり」のササゲを見ていると、いきなり生物が子孫を残すということについてボーっと考えはじめて止らなくなった。やっぱり母体の細胞分裂がまだ活発なときにできた子のほうが、生物としては健康的で立派なんだよなあ...。年くってから無理してでも子をはらもうとするのは、いまどきの一部のニンゲンだけだけど、いかがなものかなあ...ってね。
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まあニンゲンの生命が宿るときには、どこかから契約を受けた魂がするりと母体内に入ってくるという考え方もあるから、いちがいには言えませんけどさ。でも魂の入れ物も、やっぱり頑丈であったほうが良いに決まってるよなあ。

あと一粒ずつ種を蒔くより数個蒔いたほうが出芽率も上がるし、たくさん産んで切磋琢磨(せっさたくま)させるってのも大事だね。だから成長途上で自然淘汰される命にも意味があるんだよなあ...。

ああ、そういう出生や淘汰にニンゲンの分際で手や口をはさもうっていう輩が出てきてから、地球がおかしくなってきたのだった...。


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by suyap | 2011-11-19 18:22 | ヤップの自然・陸

パパイヤ・ラインナップ

小さなローカル産物の店でパパイヤを買ってきた。
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こういうフルーツを調達するときには、それぞれの実がいつ食べごろになるかをよく考えて選ぶ。そうしないと一度にたくさん完熟してしまっても食べきれないから、いちばん美味しいときを逃すことになるからね。

きょうは幸い各ステージの実がそろっていたので、すごく満足のいくセレクトができた。上写真の右端から、あした用>あさって用>しあさって用>その次の次の日用...。お値段は右から2番目のちょっと大きいのが65セントで、あとのは小さめだから55セント。これから数日は、毎朝「パパイヤ+米とぎ汁豆乳ヨーグルト」を食べて、元気な一日のスタートが切れそうだ^^

それでは、みなさまも良い週末を!


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by suyap | 2011-11-18 20:34 | ヤップの伝統食

フラガールと「島人ぬ宝」

ここ数日カヌー・フェスティバルの写真と記事ばかり立て続けにアップしてきたけれど、あとは踊りの部分を残すのみ(去年のも!)となった。しかし今あまりブログに時間を割いておれない状況なので、この続きは少し落ち着くまで待ってね...。
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なんて言いながらここに踊りの写真を載せているのは、↓こんなニュース↓を見て、かなりムムッときたものだから:

サミット親善大使、フラガールに委嘱状
sanspo.com 2011.11.16 05:02
(時間が経つとリンク切れの可能性あり)
東日本大震災で被害を受けた福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム「フラガール」が、来年5月に沖縄で開かれる「第6回太平洋・島サミット(PALM6)」の親善大使に選ばれ、15日、玄葉光一郎外相(47)から委嘱状がメンバーに手渡された。同サミットは、トンガ、ソロモン諸島などの太平洋諸国や日本が首脳レベルで意見交換し、結びつきを強める場。

一方、太平洋の島国が起源の踊りを取り入れているフラガール。「踊りは本場の人が見ても太鼓判を押す」(外務省関係者)といい、さらに被災地復興のために精力的な活動を続けていることから被災地支援の意味もあり、親善大使に決まった。今後は同サミット関連のイベントなどに出演してPR活動を行っていくという。
え~っと、ハワイ(米国)は太平洋・島サミット(正式名称:日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議)に参加していないんですけど...それでもフラでPR?

太平洋、島=ハワイアン...っていうイージーな発想がすごく恥ずかしいなあ(かつての「常磐ハワイ」のネーミングと同じようなメンタリティ)。

日本でヒットした映画「フラガール」をハワイに持っていったとき、制作のシネカノンは「本場」の人たちの気持を思いやり当地ではスペシャル・カット版を上映したという。いかに「上手」といってもその踊りを生み出した民族ではない日本人だけのチームが、島サミットに参加していない地域の「踊り」でPR...!?サモアや、フィジーや、トンガや、パプアニューギニアや、パラオや、ヤップ(ミクロネシア)など、それぞれに伝統の踊りを持っている島々からやってくる人々の目にジャパニーズ・フラガールがどう映るか、考えてみたことがあるかい>>玄葉クン?

がんばっぺフラガールだかなんだか知らんけど、頑張る方向がぜんぜん違うと思う。放射能にまみれて頑張っていたら、どんどん身体おかしくするだけ。いま頑張らなきゃならないことは、いかに身体に放射性物質を入れないようにするかとか、入ってしまった放射性物質の影響をいかに少なくするかとか...そういう方面なのだよ。あちこちの土をほじくり返してよけいに埃をまき散らすような「除染馬鹿」はもうたくさん。それより人間の体内の「除染」が先だろ!と飯山一郎のおじちゃんも言っている!

それに「放射能にも負けず頑張ってます」なんていっても、海外じゃまったく同情してもらえない。とくに今度の島サミットでは、太平洋の海と空をこんなに汚してしまったことを、日本は平に平に謝まらなければならない立場なの、わかっとるんかい>>玄葉クン?

そういえば玄葉光一郎は福島選出だったよな...ふ~む、くんくん...なんか臭う?(笑)。まあ所詮、なんたら親善大使ってのは、結局そのタレント(+所属組織)自身のPR活動でもあるんだよね~~♪

わたしはそもそも島サミットなんて利権イベントに過ぎないと思っているからまったく期待はしていないけれど、もしほんとうに「理念」を大事にするのなら、せっかく沖縄でやるんだから、BEGINとか、夏川りみとか、沖縄のアーティストをPRに起用すれば良いのに。そして島人ぬ宝を島サミットのテーマソングにしてくれたら、ちょっとだけアンタを見直してあげても良いかも>>玄葉クン!

BEGINが歌う「島人ぬ宝」


Begin・NENES・夏川りみ・新良幸人・ローリー・大島保克が歌う「島人ぬ宝」



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by suyap | 2011-11-17 23:06 | ヤップでつらつら政治など