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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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<   2010年 11月 ( 18 )   > この月の画像一覧

さあ、これから!

島内観光中、かすかに現れた虹...
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沖縄に思いをはせて、昨夜はずっとTwitterを見ていたのだけど、残念な結果に。

だけど、目取真俊さんが選挙結果が出る前に投稿された記事を読んで、眼を洗われた:

海鳴りの島から:沖縄県知事選挙で日本人に問われていること
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/1a221a0ad6d597cbd7843868585b5955
 普天間基地問題について、日米両政府の方針に反対する、という沖縄県民の意思はすでに示されている。そのことを日本政府だけではない、日本人全体が真摯に受け止めるか否かが問われている。
~~中略~~
 自分たちが住んでいる地域で米軍基地を引き受けたくない、というのであれば日米安保条約を否定すべきだ。日米安保条約を肯定するというのであれば、それに伴う米軍基地の負担を自らの住んでいる地域で担うべきだ。沖縄に米軍基地を集中させることで、日米安保条約について自らの問題として考えることなく過ごし、憲法9条を守ろう、と言いながら日米安保条約の問題には向き合わない。岩国や厚木、三沢など沖縄と共通の課題を抱える地域を除けば、大多数の日本人は日米安保条約の問題を他人事のようにしてすませている。
 沖縄で高まっている不満や怒りは、鳩山政権や菅政権の裏切り、政治姿勢に対してだけではない。日米安保条約の問題に向き合おうとせず、沖縄に基地を押しつけて当たり前のように過ごしてきた日本人全体に対する不満であり怒りである。誰が勝つかに注目する前に、日本人はそのことに目を向けるべきだ。 
これからも、ジュゴン、がんば!だね。


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by suyap | 2010-11-29 07:06 | ヤップでつらつら政治など

ジュゴンの島の選挙

a0043520_071547.jpgマンタ:お~い、沖縄のジュゴンくん、いよいよ明日はそっちの県知事選挙・投票日だろー?

ジュゴン:そうなんだよ。今となっては、投票率が上がることを祈るのみだ。なんたって現職は、カンカラ菅サン顔負けの「抱きつき」戦を繰り広げてるからね。

イサオプロダクトワールド:沖縄県知事選挙の行方と普天間基地問題!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2010/11/post_f7d9.html

マンタ:そのうえ、朝鮮でドンパチだもんな。日程といい、誰かさんの魂胆は丸見えだね。そころで、そっち(沖縄)の海兵隊に動きはあるのかい?

a0043520_074690.jpgジュゴン:それがさあ、静かなもんだよ。米海軍第7艦隊の大勢が、「演習」と称して朝鮮半島~黄海に向けて集結してるってのに、こっちの海兵隊はまったくお呼びじゃないようだ。

イソマグロ:あはは、この例をとっても、沖縄の海兵隊が「東アジア地域の抑止力」だなんて、嘘っぱちだってことが、よくわかるね!グアムの米空軍も静かなもんらしいよ。

マンタ:おっ、中国はいま「中国の排他的経済水域(EEZ)で許可なく軍事行動をすることに反対する」と言ってるのか?黄海で200海里経済水域っていうと、中韓朝とも境界がギッチン・ギッチンだもんね。

a0043520_081475.jpgマダラタルミ:飯山一郎のおじいちゃんが、また書いてるよ。
原子力空母GWは、済州島から木甫(モッポ)間を遊弋するだけ。
イージス艦と駆逐艦が、米韓両軍の軍港・平沢港(ピョンテクハン)まで行き給油。
つまり、延坪島・砲撃合戦の戦場まで行く軍艦は、ゼロ!
だって。もう裏で「勝負あった」のかな?

ジュゴン:今回のことだけでも、現実に沖縄がKeystoneでも要石でないことが判明したよね。池田香代子さんのブログ、読んでみて:

「沖縄に米軍基地があれば9条は変えなくていい」とマッカーサーは言った
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51500783.html
「Keystone」を「要石」と訳したために D.ラミス『要石:沖縄と憲法9条』再考
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51501810.html

マンタ、イソマグロ、マダラタルミ:沖縄の友よ、選挙に行くの忘れないでね!


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by suyap | 2010-11-27 23:59 | ヤップでつらつら政治など

ナマコの眼(再び?)

a0043520_113862.jpgこのコンペイトウが集まって固まったようにゴツゴツしたの、バイカナマコっていいます。大きいのは50センチくらいにもなる「海底の掃除屋さん」。

ナマコの身体に目はないけれど、彼らを見るたび、きっと心の眼でニンゲン界の愚かしさを見てため息ついているんだろうなあと、鶴見良行さんの「ナマコの眼」っていう本のタイトルを思い浮かべつつ、ニンゲンの一匹として申し訳なくなります。

a0043520_1141395.jpgそんなナマコの身体には小さな生物が一緒に住んでいて、とくに隠れ場所のたくさんあるバイカナマコには多そうです。だから彼らを見つけるたび、ゴメンナサイと心で謝りながら、その「お身体」をモミモミゴニョゴチョさせていただくのですが、こ~んな小さなウミウシカクレエビが見つかったら、かなりハッピ~♪(とかいいながら、ピンボケ写真でスミマセン)。

でもね、1センチにも満たないこの小さなエビが、先日、こんなこと囁いてきたんですよ...
オイオイ、また俺たちの海でドンパチやるつもりなのかい?アイツら。なんたらかんたらで金に困ると、センソー始めるんだから。それに、このタイミング、明日は沖縄県知事選だ。すべて計算ずくだな。センソーは儲かる奴がいるからやるもんだ。コッカを守るだ~の、アイコクシンだ~のっつ~、雑魚の寝言じゃ戦争は起きん。気ぃつけろよ~~~。
日本じゃ「北」が先に撃ってきたって馬鹿騒ぎばかりしてるようだけど、アンナに民家が壊されて、その中にいた人が大怪我したり死んでないのは何故?(亡くなった民間人は基地にいた人とのこと) 、飯山一郎さんが中国・韓国の友人情報網を使って、刻々レポートしてくれてます。

飯山一郎のLittleHP
http://grnba.com/iiyama/

あと逝きし世の面影の宗純さんちでも、アタリマエのことに気づかせてくれます:

南北砲撃戦と息子を盲目的に溺愛する母親の悲劇
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ce434831edbefe9a29b72ce0c9ec0279

米海軍第7艦隊を率いる原子力空母 ジョージ・ワシントンが黄海へ入って、それを受けて中国・北朝鮮もちょいとドンパチ「も」覚悟体制に入ってるらしいし、ダイジョウブ・ダイジョウブと言われてるうちに、一発即発、センソーって、こんなに些細なことから始まってしまうのかもね。

そしてウミウシカクレエビが言うとおり、センソーは儲かる奴がいるからやるもんだ。コッカを守るだ~の、アイコクシンだ~のっつ~、雑魚の寝言じゃ戦争は起きんのですよ、ホント。今、東アジアで戦争やらせて、一番トクするのは、アメリカ~の軍産共同体、そうしてヤツラが儲けたあとにアメリカ(ドル)も潰れる。

(追記)
戦争でトクする軍産共同体...その実態を、アムステル大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏が日本記者クラブで講演しています(11月17日)

書に触れ、街に出よう:ウォルフレン教授の日本人へのメッセージ: 米国の変質と日米関係について(最新講演より)

〇YouTubeでも:
http://www.youtube.com/watch?v=zbbqpcunR1w

〇★阿修羅♪ でも:
ウォルフレン教授最新講演!米国の変質と日米関係 ネオコン戦争屋をメッタ切り!(Nico's Blog)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/406.html

日本政府は(他の多くのアジア諸国と共に)中立的立場から、事態の沈静化に全力を尽くすのが、将来の国益にとってベストです(現実がそうならないことを予感しつつ、それでも書いておく)。

NO MORE WAR!


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by suyap | 2010-11-27 10:58 | ヤップでつらつら政治など

新しいモニターが来た!

a0043520_22211548.jpgようやく新しいモニターが、わがSOHOにやってきた!

先月中ごろ、どうしたことか5年前に買った17インチのLCDが極度に不安定となり、ついに画像をほとんど見ることができなくなってしまった。以前にも同様な症状が出たことがあって、そのときは数日ガマンして使っていると治ったので、パソコンを立ち上げるたびに色調整をしながら、ガマンにガマンを重ねてテキストだけでも読んでいたのだが、症状はひどくなるばかり...。ついには、モニターのほうから「日替わり」でバックグラウンドの色を決めてくるようになった(笑)。
モニター:アタシ、きょうは「黒」で行きたいの。
わたし:はいはい、それではフォントは「白」とさせていただきます。
モニター:きょうの気分は「茶色」だわ。
わたし:はっはい...では、文字は「ピンク」で読ませていただきます。
そんなやり取りにも疲れてしまったし、お気に入りのブログの写真も楽しめないし、自分のブログに載せる写真の編集すらできないから更新もとどこおりがちだし、エイッ、新品の購入だ~~と、ついに決断したのが2週間前。

a0043520_22214141.jpgでもヤップには便利なビックカメラやヨドバシなんて無いし、モニターだけ売ってくれる店すらないから、、ネット・オーダーして自分で取り寄せるしかない...。ところが以前はアメリカから何でも安く取り寄せることができたのだけど、911以降、パソコンやパソコン関連品の多くを、米国内の会社が直接国外に売ることができなくなった。

それでも試しにアマゾンでオーダーしてみたら、サイト上ではサクサクと手続が進み、クレジットカードで決済もできたので喜んでいると、翌日、「あなたの地域には発送できません。お金は返します」というメイルが来た(怒)。

実はこういう問題を解決してくれる便利な助っ人会社が米国内にできている。手数料は取られるけれど、こちらでオーダーした品を米国内で受け取り、ミクロネシア地域に発送してくれる。今回もそこを通してオーダーしなおしたところ、モニター自体は$159.50なのに、送料&手数料が$70.00以上もかかってしまったけれど、背に腹は変えられませぬ...(涙)。

a0043520_2221581.jpgそれで今回買ったのは、20インチのワイドスクリーンLCDモニターというやつで、画面の縦の長さは2センチ低くなってしまったが、横幅が50センチ以上もある。これからは横長に設定されたサイトでも、もうバーを左右に動かしながら読まなくても済みそうだ^^どうかこの子は長生きしてくれますように!

あちこちいじって画面の設定をひととおり終えて、いろんなサイトやブログにお邪魔しているうちに、もうこんな時間...というわけで、今回も行き当たりばったりのヤッツケ記事ですみません。


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by suyap | 2010-11-25 22:23 | ヤップな日々

ウミウシ減少期?

a0043520_1031314.jpgだんだんと貿易風が強くなってきた今日この頃、海の中は水温29度とまだ「温い」。そのせいかどうか(なんでも水温のせいにするって?)、ウミウシの類の姿がめっきり減っている。右はちょっと縮こまったコイボウミウシPhyllidiella pustulosa)。

a0043520_1032069.jpg時期や季節に関係があるとはどうも思えないのだけど、以前から、ウミウシがパタッと「消える」現象には気づいていた。種類に関係なく、全員(に近いほど)、イッセーノセッ と消えてしまう。

3本目のスロー&シャロー・ダイブでハゼやウミウシがたくさん見られるポイントとして人気のあるナマコヘブンでも、現在は悲惨な状況だ。

かわりにミル・チャネルが少しだけ頑張っていて、コールマンウミウシChromodoris colemani)(左上)や、

a0043520_10322358.jpgアンナウミウシChromodoris annae)(右)が、ボートのすぐ近く、10メートル以内の浅いところに住みついてくれた。マンタを見たあとはウミウシで〆て...というのもハッピーだけど、残念ながら、そのマンタとの遭遇率もまだ低い。

a0043520_10324558.jpgそんなミル・チャネルを出てすぐのところで、流れの中を必死にガヤにしがみついているアデヤカミノウミウシFlabellina exoptata)(たぶん)の、小さな小さな個体を見つけた。。頑張れよ~!

でも、その近くにたくさんいたトサカリュウグウウミウシは、一匹残らず消えてしまった...。

a0043520_1033439.jpgでもまあ、こうして頑張っているアンナウミウシ(交尾中)もいることだし、きっとまたすぐ、あちこちでいろんなウミウシを見られるようになるだろう。

ウミウシの発生と消滅のパターンがもっと読めるようになると、おもしろいのだけど、まだ観察力が及びませぬ...。



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by suyap | 2010-11-23 10:29 | ヤップの自然・海

ある朝の海中で

まだ朝も早い海の中、浅瀬ではすでに魚たちが、朝食探しに忙しく行きかっておりました…
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トサカハギ(以下”ト”):おっはよっ!昨夜はよく眠れたかい?

オオフエヤッコダイ(以下”フ”):そうでもないわ。だって夜もうだるように暑くてさ。このところ、また水温が高くなってるでしょ?suyapのダイブコンピュータをのぞき見したら、29度もあったわ。陸上は貿易風が吹いて涼しくなってるってのに…

”ト”:そういやsuyapのやつ、またブログをさぼってるらしいぞ。カヌー・フェスティバルから引きずってるドタバタで落ち着かず、アタマもかなり弱くなってるのか、ブログを書く集中力が沸かないそうだ。

”フ”:まあ、あの人の場合、日が暮れてお酒と良い話し相手に恵まれると、ブログなんてどーでもよくなっちゃうみたいだし(笑)。それに、早くから家に帰って、ネットで日本の様子を知るのも、腹立たしいやら、アホらしいやら、マジ心配やら、なかなか複雑な心境らしいわよ。

”ト”:ほんとうにあの仙菅ヤマト内閣ってのは、どーしよーもないらしいな。国民どころか世界中にあきれられながら、それでも(ご主人様=米国の言いつけどおり)アジアの隣国を嫌う風潮をあおり、悪法もコッソリ通そうとしている。コイツラを長続きさせると、ヤマトはほんとうに沈没するぞ。
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”フ”:あのね、先日、suyapが海中でプンプン怒ってるから、どーしたのと聞いたの。そしたら、最近、日本国政府首相官邸のメイリングリストに勝手に入れられて、APEC関連で菅の自慢話を羅列したメイルを送りつけられたって言うの。しかも、その官邸メイリングリストをKan-fullって命名してはしゃいでて、かつて強心剤として使われていたカンフル(表記はcamphre)と「菅」を引っかけたんでしょうけど、まるで悪趣味な冗談としか受け取れず、まったく逆効果よね(苦笑)。

suyapは以前、鳩山由紀夫氏の「はとメール」を取ってて、彼が内閣総理大臣になった時点で、それは官邸メールとして引き継がれ、6月初めの鳩山内閣辞職まで続いていた。仙菅クーデター政権になってからは、官邸から「お知らせ」や「就任のご挨拶」のメイルさえ受け取ったことはなく、最近になって、唐突にKan-fullメールが送りつけられてきたんだって。菅にも仙谷にも、あたしのアドレスをメイリングリストに加える許可を出した覚えはな~い(怒)。即時、アカウントの削除を要求するぅぅぅ!ってすごい剣幕で怒ってた。
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”ト”:カンカラ菅も、世論調査の支持率が下がったのを、相当気にしてるらしいしな。おっ、ついに柳田は法務大臣を辞任…それで仙谷が法相兼任?最悪だな。

そういや仙谷の「暴力装置」発言論争にしてもそうだが、亀井静香の言うとおり、最近の国会論戦は、挑む方もやり玉に挙げられた方も、ほんとうにレベルが低いぞ!
国民新党の亀井代表は、東京都内で記者団に対し…(中略)
「国家の命運にかかる、国民生活にかかわるようなことで、与野党がやり合うならいいが、柳田大臣の発言が『けしからん』と言って、ほんとうにくだらないことばかり議論しており、程度が悪い」と批判したうえで、今年度の補正予算案などの審議を進めるべきだという考えを示しました。また、これに先だって、亀井氏は民放のテレビ番組に出演し、郵政改革法案が今の国会で成立しなかった場合の対応について、「敗北主義はとらない。前回も約束を破られたが、歯を食いしばって連立の中に残ることが、小泉改革のまちがいを正すことにつながる。国民新党はちっぽけなので、民主党の力を使わなければいけない」と述べ、引き続き連立政権にとどまって法案の成立を目指す考えを示しました。(NHKニュース
自らの掲げた政策実現のためには「歯を食いしばって」という亀井静香のような政治家を、ほんとは、もっと見直して大事にしないとだな…。
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”フ”:あの「暴力装置」発言をめぐる論戦については、飯山一郎のおじいちゃんがこんなふうに書いてるよ:
私(ワシ)は、この現象を 「日本人が知的に退化した証拠!」 と知的に言いたいネ。
えー、「暴力装置」という概念は、マックス・ヴェーバーという偉い学者が言いだした。
軍隊や警察といった「暴力装置」を合法的に独占する、 これが国家の本質だ! と。
以来、国家・権力・支配といった政治概念が動態的に分析されるようになった。
だから、マックス・ヴェーバーの本を読むことが、日本でも、流行のようになった。
~~中略~~
マックス・ヴェーバーはマルクス主義を否定した学者で、左翼には嫌われた。
『プロテスタンティズム~』などは、初期の資本主義を礼賛したような著書だし。
だから左巻きは、マルクスは読んだが、ヴェーバーは読まなかった。
しかし、当時、ヴェーバーは、一般教養というか、必読の基礎文献だった。
ヴェーバーを読まずして、国家を語れず、資本主義は理解できない、とされた。
ヴェーバーは、政治学や社会学の学徒にとっては、必須の学問だったのだ。
それが、昨今は、政治家である国会議員のセンセー達までが、ヴェーバーに無知。
ヴェーバーを読まずに、国家を語り、軍事を語り、国政に参画する!
この日本の無知現象、欧米の政治家はビックリしているだろう。
いや、自民・民主・公明のなかにも、マユをひそめた議員が、かなり多かったはずだ。
仙谷は明確に「暴力装置」という言葉を使ったし、菅もウスウスは知っていた。
ただ両者とも半可通だったので、悲惨な事態になってしまったが…。
ま、今回、ウスウス分かってきたことは…、
TV局のバックにいる謀略組織が、仙谷を見限った! …ということかな?
念のために補足しておくけど、飯山一郎のおじいちゃんがドイツ語読みで「マックス・ヴェーバー」と書いてるドイツの学者さんの名前は、英語読みすると「マックス・ウェーバー」となり、どちらも同じ人のことね^^(Max Weber/Karl Emil Maximilian Weber

”ト”もし飯山一郎の見立てどおり、TV局のバックにいる謀略組織が、仙谷を見限った!ので、今後、仙谷も辞任に追いこまれる、いや仙菅政権が潰れるとなると、心配なのは、その次がどうなるかだ。われらが小沢一郎さんと愉快な仲間たちも、ここ一番!気を引き締めてかかったほうが良い。

”フ”:ところで「暴力装置」って言葉、石破茂もよく使ってるみたいよ。
↓ ↓
軍事を知らずして平和を語るな・・・・:自衛隊と軍隊の違い

それにしても、どうしてマエハラはやり玉にあげられないのかな?今、かわりに馬渕現国交大臣が攻撃されているけれど、尖閣問題ではマエハラが一番の戦犯でしょうに。

a0043520_9512170.jpg”ト”:そりゃ~、マエハラ君はTV局のバックにいる謀略組織の次のタマだからだろうな、ただし、あんまり質は良くなさそうなタマだが(爆)。

このマエハラとセンゴク、どうせ金と権力欲だけでくっついてるんだろうが、おっ、気弱な地上げ屋さんに、こんなこと書かれてるぞ(笑):

ラ・ターシュに魅せられて:仙ダニせんせい! ベトナム原発利権の一兆円! キチッと山分けしてくれるんでしょうね? 凌雲会 前原害務大臣
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-361.html

どのみち、センゴクはもう長くはないだろうが、これからの用心の対象は、マエハラ小泉のセガレのようなやつらと、そいつら&TV局のバックにいる謀略組織に踊らされる国民だ。少々タマが悪くても、大衆扇動の使い捨て神輿になれるのは、歴代米国大統領で実証済み(笑)。TV局のバックにいる謀略組織は、タレント養成所のような仕事もする。小泉シンジローを見ていると、奴らがいかに「自分らに都合の良い役者」を作り出すのに長けているか、怖いくらいわかる。これからマエハラシンジローや、それと似た連中の「名演技」には、よほど気をつけんとイカンゼヨ!

”フ”:これから日本の政治家を見るとき、政党なんかじゃなく、TV局のバックにいる謀略組織の存在について:
1)その存在を十分に知り、かつ、それを利用してのし上がろうとするダニか、
2)自身や身近な者が痛い目に合わされながらも、それでも国民のために謀略組織から日本の自主独立を勝ち取ろうと頑張る真の愛国政治家か、
3)恐れおののき、自己保身に走るヘタレか、
4)まったく気づかず、気づこうともせず、右だ左だで明け暮れる脳内お花畑のカスか、
で分類したほうがわかりやすいわね。残念ながら、今は与野党ともに、ダニや、ヘタレや、カスのオンパレードだけど、こういう目で政治や政治家を見る国民が増えると、少しずつ変わっていくでしょう、I hope…


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by suyap | 2010-11-22 09:53 | ヤップでつらつら政治など

バナナの味くらべ

ちょうど良い具合に熟れた2種類のバナナを、別々のソースからいただいた。

↓こっち↓のほうは先が丸っこいので、ヤップでタナイボッチといわれる種類だろうと思っていると、G嬢はパッと見て、いや、これはシュガだよ、と言う。
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どうしてわかるの?と聞くと、タナイボッチはもう少し皮が厚めで、先もこんなに丸くないけど、シュガの皮はすごく薄くて、むこうとしてもスルッと身から離れないでしょ、と。

パッと見ただけで区別がつくの?(わたし)
うん、なんとなく...(G嬢)

なるほど、食べてみるとシュガは名前のとおり、と~っても甘い。うんうん、美味しいな、むしゃむしゃ...(笑)。


そして↓こっち↓は、わたしでも簡単に見分けのつくフロリダ
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現在のヤップでは、なぜか店に出回るフルーツとしてのバナナはフロリダが圧倒的に多い。たぶん他の美味しいバナナは自家消費され、あまり人気のないフロリダが換金用にまわるのかな?味は甘さ控えめで少し酸味があり、香りは高いけれど大味なフロリダは、ハッキリ言って、わたしも食べ飽きている。

ところが、両方のバナナを少しおすそ分けしたゲストの感想では、シュガのほうは、いわゆる「モンキー・バナナ」として、あちこちでよく出あう味だけど、酸味のあるフロリダは珍しく、おいしく食べられたと。なるほど...それなら、持て余しているフロリダを、これからも遠慮なく堂々とゲストにお出ししよう^^


<バナナの味くらべシリーズ>
スプーンで食べるバナナ
(アライ・ニ・ガミグル)
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再びシャコガイ・バナナ
(グモイ・ニ・ファシュウ)
http://suyap.exblog.jp/7841524/
いろんなバナナ
(フロリダorファルボン/タナイボッチ・ニ・アチグ/ヌグネイ/アライ・ニ・ガミグル)
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バナナバナナバナナ(笑)
(グモイ・ニ・ワアブ)
http://suyap.exblog.jp/9351448/
バナナの味くらべ・パート2
(アライ・ニ・ギル/パウ・ニ・マラヨウ/パウ・ニ・メリケン)
http://suyap.exblog.jp/11640686/
バナナの味くらべ・パート3
(タングラッド/タナイボッチ)
http://suyap.exblog.jp/11732295/
バナナの味くらべ・パート4
(ンガリイ/グモイ・ニ・ファシュウ)
http://suyap.exblog.jp/11784745
バナナの味くらべ・パート5
(アワットワット)
http://suyap.exblog.jp/11873058/
チビのアライ
(アライ・ニ・ンゴッチゴチケンギン)
http://suyap.exblog.jp/13908617/
ヤップのバナナ・バラエティ:ラグタン
(ラグタン)
http://suyap.exblog.jp/16723942/


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by suyap | 2010-11-19 22:41 | ヤップの伝統食

第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)

カヌー・フェスティバルもいよいよ最終日、関係者も疲れちゃったのか、朝の出だしはやや遅れたけれど、外洋帆走カヌーを使ったフィッシング・コンテスト組は、早朝6時前から出港して、10時ころに戻ってきた。キャッチはまあまあというところ?

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そして最終日は、主だった競技の決勝の日、パドリング・カヌーの500メートル・スプリントもヒートアップして、↓鼻先差で勝負↓となった。
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トタン・レース大人の部では、けっこう年いったおじさんたちが勝ち残っていて、ひょうひょうとしたパドリングに味があるなあ(笑)。彼らがティーンエイジャーだったころはトタンの全盛期、「若いもんに負けてたまるかあ~」と血が騒ぐのかしら?
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レースを終了して陸に揚げられたパドリング・カヌーのまわりには、「若いもん」にいろいろ講釈してるおじさんたちがいた。この部分はもうちょっとカーブをつけて彫ったほうが良かったな...とか、このアウトリガーの結びはな...とか、おじさんたちの声も妙に熱い。

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そんな「ちょっと前の若者たち」の静かな興奮に見守られて、今どきの若者たちも、初めてトタンを操ったり、カヌーのパドリングに挑戦したり…。もともと海に強いし、バランス感覚が良いので、すいすいとこなしちゃうとこは、さすが!

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遠くのほうで行われているレースを見るのに、空いているカヌーを使わぬ手はないぞってわけで、いったん陸に揚げられたカヌーは、いつのまにか、子供たちによって、また水の中へ。

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きょうも仕事熱心な↓オマワリさん↓、わたしが近づくと、わざわざ車を止めてくれたので、渡るつもりのなかった交差点を渡ってしまったり(笑)。

そしてガニール橋の上に、突如テントが出現した!このガニール橋がルル地区とウェロイ地区の境界になるので、ルルの人たちが張ったこのテントは、もちろん厳密にルル側に(笑)。テントの中には、決勝に勝ち残ったルル地区のパドリング・チームを静かに見守るおじさんたちと、踊りながら声援を送っているおばさんたちがいた。

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日も傾いてきた午後4時すぎ、マストなしでの操船スキルのデモンストレーションが始まった。ミクロネシアのカヌーは三角帆を1本のマストで釣り上げて走るのだけど、強い風を受けてマストが折れることもある。そんな事態が起きても、慌てず対処できるスキルを、クルーは身につけておかなければならない。
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↓三角帆の先端から出ている3本のロープ↓が見えますか?マストのかわりに、三角帆の2辺に通してある竹の一方を主軸にして帆を立てている感じかな?
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↓こっち↓はマストを立てた正常な帆走状態。違いがわかるかしら?
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さあ、いよいよカヌー・フェスティバルの最終競技、中型帆走カヌーの決勝レースが始まった。観衆が見守る中、3艇いっせいに帆を上げて、
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右から1番手、2番手、3番手と、順調に風をはらんで走り出す…
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スピードを上げながら遠ざかっていくカヌーから、わたしがふと目を離したとき、あ~~~という声が沸き起こった。急いで目を戻すと、ボートが一斉に走り出していて...
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あちゃ~~!さっきまで1位のポジションを保って走り出していたカヌーが、水面から消えている。どうやら転覆したらしい。

そこで聞こえてきた会場アナウンス、「きのうのデモンストレーションで見た『転覆したカヌーを起こす技術』を、このチームのクルーは果たして身につけているでしょうか、さあ、これからみんなで見物しましょう!『転覆したカヌーを起こす技術』の、本大会2度目のデモンストレーションです」。音声はそのまま全島域にオンエア中(笑)。
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駆けつけたボートも、何も手を出さないで見守ってるだけ。ようやくクルーがカヌーの底によじ登ってきた。

あれっ?うちのボートの屋根、どうしちゃったんだろう…
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転覆したカヌーのクルーが、まだ船底を上に見せているカヌーと四苦八苦している間に、他の2艇はもう折り返して戻ってきた。
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「この大きなカヌーなら簡単には転覆しないでしょうから、I hope...」とアナウンスされながら、外洋帆走カヌーに試乗したオーストラリア大使が見守る中、ようやく転覆カヌーは引き起こされて、岸への曳航が始まった。

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そして浅瀬に戻ると、例のゆっさゆっさが行われ、カヌーは見る見る浮かび上がってきた。このカヌーに乗っていたクルーやその関係者は、うつむき加減ですごく恥ずかしそう…。今年のカヌー・フェスティバルのことを人々が語るとき、この「事件」は必ず、人々の口に上るだろうからね。

(追記)
翌日出勤してきたG嬢は、「きのうレース中に転覆したカヌーを見てた?」と、興味深々顔で聞いてきた。家でラジオの実況放送を聞いていた弟が、突然大声を上げ、「ひゃ~はっは、〇〇のカヌー、ひっくり返ったんだってさ、ひゃ~っは~~」と笑い転げてたのだそうだ。

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海のプログラムがすべて終了したのは午後6時前。かなり傾いた夕日を受けながら、岸壁ジャンパーたちは、ますますフィーバーの度を増しつつジャンプを繰り返していた…
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この3日間、大混雑のど真ん中でまったく落ち着けなかったけれど、終わってみれば、それなりに感慨もあり…。ただし伴走ボートとして提供していた2隻のボートのうちの1隻が、屋根のフレームを折られて戻ってきたのは痛かった。どうせ修理代を請求できる予算なんてないだろうし…(悲)。

3日間のカヌー・フェスティバル期間中、コミュニティ・センターでは5つのヤップの伝統踊りが披露された。そのうち3つをビデオに納めることができたので、近いうちに静止画にしてアップする予定。


第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-陸上編
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-海上編
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どしゃぶりの第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)海上編
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by suyap | 2010-11-16 10:45 | ヤップの伝統文化

第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-海上編

3日間のカヌー・フェスティバルの期間中、伝統カヌーの帆走だけでなく、いろんな海の競技が行われている。

下の写真は、太平洋のスポーツ競技会で正式種目となっている6人乗りのシングル・アウトリガー・パドリング・カヌーのレース。この競技では、500メートルのスプリント、1500メートルの中距離、それに長距離の3種目を、それぞれ男子、女子のチームが競う。
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下の写真は、基本3人で操船する中型のカヌーのレース。村やムニシパルごとに結成された操船チームが、マリーナの前から帆を上げて、ウォネダイ水路の入口までの往復を競う。

第1日目に行われた竹筏(いかだ)レースは子供だけだったが、木製カヌーのパドリング(シングル/タブル、男/女)、トタン・カヤックのパドリング、水泳(25メートル/50メートル)は、勝ち抜きで最終日の決勝まで行われる。このほか初日には外洋帆走用カヌーのレースも行われたようだが、ダイビングに出ていて見そびれた。
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海の競技を観戦するのもおもしろいけれど、2日目のわたしのチェック・ポイントは、転覆したカヌーを起こす技術のデモンストレーションだった。

ミクロネシアのシングル・アウトリガー帆走カヌーは、風を受けると船足は速いけれど、帆を返すタイミングを誤ったり、風を受けている帆側(アウトリガーの反対側)に重心がいきすぎると、簡単にコロリとひっくり返る。「それでも木で出来たカヌーは沈みませんから、今の船よりも安心ですよ」と、ある船大工のおじいさんは、よくわたしに言っていた。
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だから、「カヌーは簡単に転ぶ」ということを前提に、クルーは転覆したときの対処法をしっかりと身につけなければならない。

写真上のカヌーは、マリーナの前まで帆走してきたあと、クルー全員が帆側に寄って、わざとバランスを崩しているところ。
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なかなか倒れないなと思っていると、アッという間にコロンと↑まっ逆さま↑にひっくり返った。

転覆したカヌーの下から、クルーがなかなか浮き上がって来ないのは、水中で帆やロープや舵をかき集めるのに忙しいから。実際のケースでは、自分の荷物の回収もあるだろうから、もっと大変だ(笑)。
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数分後にようやく、ちらほらと人影が見え始め...(写真上)
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大事な帆や舵の回収を終えたクルーが、船底を上に浮いているカヌーに、次々とよじ登ってきた。おじいさんが言っていたとおり、こんなときでも木は浮いているから安心だね(笑)。

次の作業は、マストの片端をアウトリガーにかけて、もう一方の端に結んだロープをカヌーの座敷側を結わえることだ。
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マストの両端が固定されれると、上に腹を見せているカヌーの船底をテコにして、クルーの体重をアウトリガーのほうにかけて、そちら側をできるだけ沈めるようにする。中型帆走カヌー・レースに出艇したカヌー(写真上)が、傍らを通リ過ぎていく。
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中型とはいっても、カヌーはなかなか重い。シーソーのように何度も左右に揺すっている。
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あっ、30度までマストが起きた!
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う~ん、ただいま50度!
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おお、60度まで行ったよ、あと少し!!!その傍らを、500メートル・パドリングの艇(上写真)が通り過ぎ...
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つい目がそっちを追っていた瞬間、あっという間にカヌーは起き上がっていた!カヌーは転ぶのも速いけれど、起きるのも速い(苦笑)。
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起きたすぐのカヌーには舷側まで水が一杯だから、今度はアウトリガー側の船べりにクルー全員がつかまって、再びカヌーをアウトリガー側に傾け、水をこぼす作業を繰り返している(写真上)。
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クルーがなんとか数人乗れるところまでカヌーが浮いてきたところで、競技の邪魔にならない岸まで、ボートで曳航されることになった。
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そして今度は足の立つところで、前後にゆっさゆっさとカヌーを揺すると、あら不思議!両端からバッサンバッサンと海水がこぼれていき、艇は見る見る浮き上がってきた。

とはいっても、曳航してくれる僚船がいなかったり、近くに浅瀬がないときには、ひとりふたりが艇に上がって、延々とアカ汲み作業を続けるのだろうなあ...。


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by suyap | 2010-11-13 23:31 | ヤップの伝統文化

第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-陸上編

早朝の雨も止んでカラリと晴れあがり、適度な風にも恵まれたカヌー・フェスティバルの2日目は、ほぼ定刻どおりの午前10時過ぎに始まった。
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幸いダイビングも他のツアーも入っていなかったので、ラジオ局の実況放送やフェスティバル実行委員会の無線会話を店の中で聞きながら、たまに海上競技や陸上ブースのアクティビティを見に、大混雑の外に足を運んで過ごした。この記事では、その陸上編をまとめておく。

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↑ここ↑は、かつて長い航海にも携行されたパンノキの実の保存食、マールの作り方を実演しているブース。上右の写真で容器に入っている薄黄色のものは、土中あるいは密閉容器に入れて数週間から数ヶ月かけて発酵させたパンノキの実に、水を足してよく揉み洗いしたあと、きめ細かい布(枕カバーが重宝される)で水分と酸味を漉し取ってから、砂糖やココナッツ・ミルクを適宜加えて↓下準備したものだ。出来上がりを長く保存用するときには、これらの混ぜものは加えない。

このパンノキの実の発酵食品マールは、主にヤップ州離島の食べ物だ。季節に応じていろいろな作物が採れるヤップ島では、パンノキの実を保存しなくても食べ物は豊富にあったので、マールのようなものは発達しなかった。

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さて上記のものを、ヤップ語でリーチと呼ばれる葉っぱでチマキのように包んでいく。ちょっと固めのホットケーキ・ミックスくらいのものを、まったくこぼさず、さっさと包んでいくおばちゃんの手さばきはさすが!くくっている紐はパンダナス(タコノキあるいはアダン)の枯れた葉を裂いて作ったもの。リーチや紐などラッピング素材も、すべて身のまわりで調達できる。

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すべてのマールを包み終わると、かき集めてきた枯れ枝やヤシ殻でサッサと火をおこし、チマキがかぶるくらいの量のお湯を沸騰させてマールを入れ(上写真左)、茹でること約20分で出来上がり。出来立てほやほやのマールを、わたしも1本もらっちゃった(上写真右)。食感はういろうに近い。

a0043520_22592445.jpg会場にはコミュニティや個人が出店した食べ物を売るブースもたくさん出来ていて、お昼前になると、あちこちからBBQの良いにおいが漂ってきた。

カメの肉やローカル・チキンの丸焼き、その他いろいろなローカル弁当も並んでいたけれど、ひと袋1ドルのパンノキの実のチップスと取れたてのサカナの空揚げを買ってきて、もらったマールとそれらをお昼に食べると、お腹一杯になっちゃった。

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食べ物の話はこれくらいにして...(笑)、今回の展示でわたしが最も期待していたのが、↑これ(上写真)、日本風にいうとカヌーの「船魂さま」のようなものかなと、わたしは解釈している。この人形は2面を持っていて、片面は人間、もう片面は半分人間半分お化け的存在の顔だという。

人形のボディと、それが入っている鉢はパンノキで出来ており、人形に入魂する儀式では、この鉢に炊いてつき潰したパンノキの実を山のように盛り上げ、離島の女たちが織った布(ラバラバ)でくるんだものが用意される。そのまわりで行われる様々な所作や呪文を通して初めて、人形にスピリチャルなパワーが加わる。

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この船魂さまの足はエイの棘で出来ている(上写真左)。ひとたび入魂されると、これは悪天候、悪海況、悪霊、あるいは人間の敵など、航海中のすべての困難と戦う武器になるという。「ここに展示しているのは入魂されていないから、触っても大丈夫、売ってあげるよ」と、人形の作者であるサタワル島のJさん、航海師がこれを使って悪条件と戦うときの所作を見せてくれた(上写真右)。

航海術訓練の総仕上げに行われるポー儀式(航海師の卒業式のようなもの)では、卒業生は航海術の大先生から初めてこれを授かる。ポー儀式を終えて一人前の航海師となったあと、航海師は海に出るとき常にこれを携行し、陸にいるときは特別な場所で保管する。入魂された船魂さまを粗末に扱ったり、まして他人が盗んだり売ったりすると、必ず天罰が下るからご用心!

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隣のブースでは、黙々とココヤシ繊維のロープづくり(上写真左)と、ミニチュアのカヌー作りが行われていた。

ココヤシ繊維のロープは、完熟したココヤシの実(コプラ)の外皮をしばらく海水につけて腐らせたあと、洗って繊維だけにしたものを、撚(よ)って綯(な)って作られる。ミクロネシアの伝統建築では、どんなに大きなカヌーや建物でも、すべてのパーツはこのロープでくくって造られている。

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少し離れたブースに、カヌーに入ってくる海水(アカ)をくみ出す道具を彫っているおじさんがいた(上写真左)。ちょっと木の色が変わっていたので尋ねると、なんとアカシアだという。今では空港や道路わきなどで普通に見かけるアカシアだけど、これがヤップにもたらされたのは、太平洋戦争の後、アメリカの時代になってからではないだろうか。「この木はテリハボクに次いで丈夫なんだよ」とアカ汲み器作りのおじさん。その隣には、ネズミ捕りを大きくしたようなフィッシュ・トラップも置いてあった(上写真右)。

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そして、こちらはカヌーのパドルを彫っているおじさん。この木の色合いもアカシアっぽかったので訊ねたら、やっぱりそうだった。「離島にはアカシアは無いでしょう?普通は何を使うの?」と聞くと、やはりテリハボクがベストとのこと。ブースの前には完成品が25ドルで売られていた。

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一方、↑こちら(上写真左)は、チュグピン(Chugping)と呼ばれるヤップ島カヌーの一種を復活させようとしているもの。このチュグピンが現役で活躍していたのは1920年代ころまでか?わたしも写真でしか見たことがないので、これが完成されて水に浮かぶ姿を早く見てみたい。

その隣では、チョウナでカヌーの胴体を掘る作業が行われていた。いろんな男がとっかえひっかえチョウナを手にしていたので、カヌー彫りの体験教室みたいなものをやっていたのかしら?

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そして子供たちは、どこでも水遊びが大好き!レースに出場するカヌーの乗下船場は、いつのまにか子供たちの水浴び場と化していた。

ツーリストのためには、伝統カヌーへの体験乗船を、お一人様ひと乗り5ドルで受付中。しかし...大会関係者の意気ごみにも関わらず、このカヌー・フェスティバルの期間中にヤップを訪れているツーリストはほんのわずかなので、期待したほどの収益にはなっていないだろうな...。

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↑こちらの方々↑も、朝も早くから総出で大張り切りだ。カヌー・フェスティバル期間中、マリーナから先とガニール橋は、午前9時から午後7時まで全車両通行止めとなる。その交通整理と監視が主な任務だろうけど、連日ご苦労さんです^^

またヤップ州立病院は最新鋭の救急車(上写真右)を待機させて緊急事態に備えるだけでなく、人の集まるここぞとばかりに、体重や血圧・血糖値まで測定してくれるブースを設けて、メタボ解消=成人病予防、早期発見の啓蒙活動に励んでいた。
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近くのコミュニティ・センターでは朝からローカル・バンドの生演奏が続いており、主にティーンエイジャーたちで、観客スタンドは常時かなり埋まっていた。ここからは沖に出たカヌーの様子もよく見えるし、それに何より涼しいし…。

a0043520_23132745.jpgヤシ酒を振舞うプログラムが今年は中止されたかわり、ヤシ酒を売ってくれるブースがちらほらあった。

マリーナ・レストランがうちの桟橋の目の前に出したブースでは、なんと、ヤシ酒1杯1ドル!とはいっても、女だてらに真昼間から人前でヤシ酒をあおるのはためらわれ…(笑)、それでも気になって仕方ないので、他のお客さんが途切れた隙を見はからって、たっぷり2杯分は入るマイ・カップを持参し、ヤシ酒のテイクアウトに成功したのだった(笑)。


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