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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ヤップに眠る米海軍機F6F-5ヘルキャットを記憶にとどめる展示の落成式

去る7月27日、降りしきる雨の中を、太平洋戦争中にヤップ島を守備していた日本軍によって撃墜された米海軍機F6F-5ヘルキャットを移設展示した場所で、その戦闘機のパイロットのご遺族、米国大使、米海軍士官を迎えて、その記念落成式が行われました。
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1944年9月6日午後、当時ヤップ島近海にいた3隻の米航空母艦のひとつ、エンタープライズ(USS Enterprise, CV-6)から飛びたった30機(搭乗クルーは35名)近い米海軍機F6F-5 ヘルキャットの中に、ジョセフ・E・コックス少尉(Ens. Joseph Cox)とハワード・A・ホールディング少尉(Ens. Howard A. Holding)がいました。

同年6月から繰り広げられたB-24 リベレーターによる間断なき空爆、ならびに艦砲射撃により、すでにヤップ島の日本軍は壊滅的打撃を受けていましたが、滑走路のまわりでは、海軍設置の120ミリ高角砲や陸軍の80ミリ高射砲が、まだひっそりと銃口を空に向けて米軍の空襲に備えていました。

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午後の太陽に隠れるように、南西方向から日本軍滑走路とコロニアを目指して飛来してきたヘルキャットの第1編隊にいたハリー・D・ブラウン中尉(Lt.(jg) Harry D. BROWN)機に、まず地上からの砲撃が命中し、機はコロニアの西側の丘に激突炎上しました。そして次の瞬間、第2編隊にいたコックス機も砲撃にやられ、機はコントロールを失って右側にいたホールディング機と空中衝突を起こして両機とも墜落しました。

a0043520_1118654.jpgコックス少尉の遺体は日本軍あるいは島民により機体の側に埋葬されていたものが戦後見つかり、アイダホ州の遺族の元に還ることができましたが、ブラウン中尉とホールディング少尉の遺体はまだ見つかっていません。しかし2005年から始まったMissing Air Crewの捜索により、コロニアの近くの山中で大破したブラウン機の残骸と、激しく損傷を受けながら水中に散在するホールディング機が確認されました。

a0043520_11185668.jpg空中衝突後、裏返しになって墜落して60年以上が経過したにも関わらず、比較的原型を留めて残っていたコックス機は、2年前にヤップ州土木部の前庭に移設されていましたが、Missing Air Crewメンバーを中心とした働きかけにより、コックス少尉とホールディング少尉のご遺族、駐ミクロネシア連邦米国大使、米国海軍を迎えてのセレモニーが実現しました。

ヤップで66年前に起きた出来事を知ろうとするには、先祖代々からの住民であったヤップ人、当時領有権を主張して戦略的に守備していた日本軍、(ほんとうはルーズベルト大統領は知っててわざとパールハーバーで大負けしたのに)リメンバー・パールハーバー、憎っくきジャップをやっつけろ、と続々太平洋を西へと押し寄せてきた連合軍(主に米軍)...この3者のそれぞれの立場から見ていかないと、片手落ちになります。

そして、日本とアメリカがやったことは、勝手によその家に押しかけて大喧嘩をおっ始め、あげくに家は壊すわ、家人も殺したり怪我させたりするわの暴挙に及んだジャイアンとスネオ?のようなものだったんだという事実から、日本人もアメリカ人も、絶対に目をそらしてはならないと思います。というわけで(持ち前の好奇心も多いに作用して)、まったくアメリカ~なセレモニーに、わたしもノコノコ出かけて参りました。こころはやはり、いろんな方面でヒリヒリしましたけど。

ところで下の写真は、アメリカの爆撃機からヤップ島に投下されている爆弾の雨です。この写真を見せられると、たいていのヤップ人は、ひぇ~と息を呑みます。彼らの父祖の地に降り注ぐ爆弾の雨、その真下には彼らの親族が...そう思うと、こころがギューッと縮むのでしょう。
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ちなみに、当時の米軍が空爆作戦を展開するときには、必ず1機は記録係としてカメラマンを乗せて飛んでいたそうです。ですから、ヤップ島への爆撃もたくさんの写真が残っています。1944年3月31日に始まった最初のヤップ島攻撃から1945年8月15日の終戦までの間に、ヤップ島攻撃作戦に出動した米海・陸・空軍&海兵隊の戦闘機のうち、36機が日本軍により撃ち落され、120人の乗員の命が失われました。そのうち110人の遺体はいまだに確認されておらず、MIA(Missing In Action)となっています。

さあ、セレモニーが始まりました。参列者は、上記の主賓に州のエライさん方のほかには、島在住のアメリカ人+アメリカ人観光客ちらほら、わたしを含めてMissing Air Crewのメンバーと付き合いのあるローカル・ツアーガイド数名、(たぶん頭数集めで呼ばれた)海洋訓練校(FMI)の生徒たち、それに、イラクとアフガニスタンで戦死したヤップ島出身兵士の家族らも呼ばれていました。

a0043520_11192426.jpgなぜか3年半ほど前から頻繁に登場するようになった空気銃を持ったオマワリさんの行進で、ミクロネシア連邦旗、アメリカ国旗、ヤップ州旗が入ってきました。雨の中をご苦労さんです。

その後、プログラムにはPresentation of Colors >> National Anthemsとなっていたのですが、わたしたちガイド組は、何するのかな~とボーっと座っていましたら、前方の主賓やエライさん、アメリカ人組が全員起立したのです。それでも後方に隠れるように座っていたわたしたちは、どーしよーか?とお互い顔を見合わせながらも座ったままでいたところ、放送局録音のミクロネシア連邦国歌が流れ始めました。

そうそう、国歌斉唱のときは起立するんだったね~メリケン(アメリカ人)は...とみんなで思い出しながら起立したんですけど、このとき流れた国歌が、なんとカントリーロック・バージョン! どんなに四角い顔して起立していても次第に顔の筋肉がゆるんでいき、最後には歌手と一緒にイェイとシャウトしたくなるようなエンディングで、なかなかの感銘ものでありました。やるじゃない>>ヤップ州放送局(笑)。忌野清志郎の君が代とまではいかなくても、日本の儀式でも、もっと自由にアレンジして楽しく歌えば良いのに^^(そして歌詞も変えたほうが、みんな=国民のノリも良くなりますよ、キリッ)。

さてオマワリさんたち、ヘルキャットの前に旗を立てて、3人が直立不動の姿勢です↓ ↓
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上写真の左手で、このプロジェクトの火付け役となったMissing Air Crewの主催者、Patrick Ranfranzさんが、この日に至るまでの経過説明をしています。彼のおじさんが搭乗するB-24も、1944年6月25日、ニューギニアはアドミラルティ諸島のロスネグロス島から飛びたち、ヤップ島上空で撃ち落されました。10人の搭乗員とともに島の東南側の海に墜落した機体は、いまだに発見されていません。

次のスピーチはHistory Flight, Inc.を主催・経営するMark Noahさん、小型機から大型ジェットまで飛ばせる現役バリバリのパイロットでありながら、日米のどんな戦闘機のカケラでも、見ただけで機種を言い当てることができるすごい人です。太平洋戦争で失われた米軍戦闘員、戦闘機捜しにかけるこの2人の情熱とその偏りのないアプローチは、彼らが純粋な真実の探求者であることを物語っています。

しかしながら、今あなたの国が、アフガニスタンやイラク、世界中のあちこちで起こしている戦争について、本当のところはどう思っているの?と聞いてみたい気持は山々ですが、ミクロネシアはまだ勝てば官軍の地でわたしはなんといっても負け組の出ですし、アメリカは今現在も侵略戦争続行中の言論統制の国ですし、彼らの仕事も米軍の協力抜きではできないわけですから、そんな野暮で失礼な質問はできません。

カソリックの神父さんのお祈りに続いて、州のエライさん、米国大使、米国海軍少将の代理として出席された海軍中佐さんのスピーチがありました。中佐さんは卒なくサラッとお仕事をこなされましたが、前のお2人のお話は・・・・・ 自由と民主主義のために捧げられた彼らの献身によってぇ、ヤップの人々はぁ(悪の枢軸ジャップから)解放されて自由と平等を手に入れることができぃ、以後アメリカと共にぃ、今も世界中のテロリストをやっつけるためにぃ、戦っているのでありますぅ~~~、イラク・アフガニスタンで名誉の戦死を遂げられたあなた方の息子さんたちもぉ、そういう尊い献身をなされたのですぅ・・・・・ 仕方ありませんね...なんといっても、ミクロネシアはまだ勝てば官軍の地ですから。それでも救いは、わたしのまわりのローカル・ガイドたちが、そんなスピーチを真に受けて聞いてる風には見えなかったことです^^
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さてプログラムの最後にあったRendering of Honorsって何するんだろうと思っていると、制服の米海軍中佐さんと私服の退役米空軍パイロットさんが、作法にのっとって米国旗を折りたたみ、コックス少尉とホールディング少尉のご遺族に贈るという儀式だったのでした。

最後に、Missing Air CrewのPatrick Ranfranzさんの名言をふたつ、ご紹介しておきます。これらを解釈するとき、ひとりのゴッドと厳しく契約する社会に住む欧米人の感覚と、いまだに八百万(やおろず)の神さんとゲゲゲの妖怪さんの世界を居心地良く思っている日本人&ヤップ人の感覚では、かなりの違いがあるでしょうけど、それでも何か、ハッとさせるものがありますね:

“A man is not dead until he is forgotten”
忘れ去られない限り人は死なない
(死者はいつもあなたの側に)

“History is Passion”
歴史は情熱だ!


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by suyap | 2010-07-28 21:31 | ヤップと戦争

自給自足って...

今までローカル・フードを置いていなかったコロニアの小さな店先に、こんなバスケットが並ぶようになった。中身はヤップ人の元祖主食である田んぼのタロ芋ラック、わたしの膝下くらいのサイズが3~4本入って15ドルなり。
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夏休み中というのもあって、ヤップ州内の離島から出てきた人の数も増えている。今年はすべての離島から100人もの若者をヤップ島に呼んでユース・サミットというのをやったのは良いが、それに参加した連中が1週間のサミットを終えたあとも、帰る船が無くてゴロゴロしている。その中には、島に帰りたくない、ヤップで働くっと言い出している者も多いらしい。わたしもそういう一人と会ったけれど、彼らの働き口がそうそうヤップにあるとは思えない。いったい、何のためのサミットだったんだか...

それはともかく、ヤップ島の人はみんな自分の田んぼや畑があるから、忙しく商売してる人やよほどの怠け者でない限り、主食(芋)とおかず(魚)はほぼ自前で調達している。一方、離島から出てきた人たちはヤップ島には土地がないから、ヤップ島の誰かからもらう(買う)か、店で買うかしか、食糧の調達の方法はない。ローカル・フードを売る店が増えてきているのは、離島人口の増加と大いに関係があるだろう。

ところで最近、文化人類学を専攻しているという学生さんのツーリストに出会った。ヤップの伝統文化と自給自足の生活を学びに来ました...と。ふ~ん、それでは自給自足って、どんな生活か想像できる?と、イジワルな逆質問をするわたし(笑)。

ブタ飼ってるの見たことある?___ありません。
ニワトリに触ったことある?___ありません。
サカナ、おろせる?___スーパーの切り身しか...

う~~ん、あなた「自給自足の生活」と気安くコトバで言ってるけど、それがどんな実態のものか、まず実地体験、あるいはそこまで及ばなくても、せめて想像だけでも、実体・カタチのあるものとして、そのモノをつかむことから、すべての思考は始まるんじゃないのー?

そんなお節介なレクチャーのあと、うちのスタッフに頼んで、この学生さんのインタビューに応じてもらった。その双方の反応がおもしろかったので、以下にメモ:

〇学校で伝統的な生活術を学びましたか?
チョメ:ノー
G嬢:ノー
  ※それらは学校で学ぶものという先入観があった学生さんは驚愕!

〇それじゃ、どこで習ったの?
チョメ:村の年寄りから
G嬢:主に家族から
  ※小さいときから生活=家の手伝いを通してってことですネ!

〇ヤップの暮らしに満足していますか?
チョメ:もちろん!
G嬢:はい!
  ※言下のポジティブな答えにこれまた学生さんビックリ!

〇それはどうして?
チョメ:自分の生まれ育ったところだからさ。
G嬢:だって暮らし慣れてるもん。

〇家族全体の食費でキャッシュの占める割合はだいたいどのくらい?
チョメ:25%はいくなあ...
G嬢:10%くらいかしら?

〇主にキャッシュで買う食品は?
チョメ:米に醤油に...塩はあるから(海を指差し)、そうそう魚取りに行くガソリン代!
G嬢:主に調味料ね。

〇食料以外で一番多い現金支出は何?
チョメ:電気代!
G嬢:電気代!

てな具合に、(チョメの答にはビール代が入っとらんだろーが...というツッコミは別として)、予期せず、かなり標準的ヤップ人の回答が得られた次第。もちろん家・土地に税金はかからないし、調味料や電気も無ければ無いでなんとかなる、ガソリンが無ければ魚も近くで獲れば良いし...。モノがあれば便利に使うけれど、無ければ簡単にキャッシュレスの生活に入れる、そういう根本的な生存保証のある安心感!わっかるかなあ~?

離島から若者がヤップ島に流れてくるように、ヤップの若者で島の外に出て行っている者も多いけれど、彼らが「生まれ島」=「自分の土地」への結びつきを保っている限り、いつでも帰る場所があるというのは強い。


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by suyap | 2010-07-26 23:39 | ヤップの伝統食

ヤップ州で厳しい喫煙規正法が成立

a0043520_19394910.jpgビンロウの実を噛む習慣があるヤップでは、ヘビー・スモーカーはそんなに目立たないけれど、喫煙者はそこそこにいるし、まだタバコを自家栽培している人もいる。

しかし、そんなヤップにも、ついにNon Smokingの嵐が押し寄せた。今年いっぱいで任期の終わる第7ヤップ州議会では、次々とおもしろい(!)議案を通しているが、先の7月8日、ついに喫煙規正法(Clean Indoor Act, Yap State Law No. 7-75) が、州知事の拒否権発動をくつがえして成立してしまったのだ。

じぶんはタバコ吸わないから関係ないや...と思っていると、これがそうでもないらしく、商売をしている人間にとっては、喫煙を規制された営業区域で喫煙する客がいただけで罰金をくらう可能性もあるという。しかも喫煙者本人は1件につき50ドル以下なのに、事業者(管理者)は1件につき、1回目が100ドル、2回目は200ドル、3回目は500ドル...。 たとえばボートツアーから戻って桟橋に降りた喫煙者のゲストが、陸に上がってホッとして一服されたとたん、通報されるかもしれないし...おお~、怖っ!

でも、救い(?)は...あるかも。実はヤップ州には90年代に成立した散らかし取締法(No Littering Law)というのがあって、それによるとタバコの吸殻、ビンロウの実の噛みカスひとつでもゴミを道路や海にポイ捨てすると、罰金50ドル!!なはずなんだけど、未だかつて、それで捕まった人ってのを聞いたことがない。せいぜい、目の前でポイ捨てするヤツを見かけると、オイオイ、罰金50ドルだぞぉ!とジョークを飛ばすくらいだ。

この法律もきっとそうなるさ~、と言いながら、それでも喫煙者はやや肩身が狭そうで、駐車場でも車の陰なんかに隠れて吸っている(笑)。おまけに検察局長が自ら喫煙規正法講習会なんて開きまわってはしゃいでるし...。それにしても、こんなに空間だらけのヤップで、なんでアメリカの真似をしなきゃならんのだろう?タバコをどこで吸うか吸わないかくらい、本人と社会の自主判断に任せれば良いでしょ?

今はまったくタバコを吸わないけれど、昨今の、行政(オカミ)が喫煙者を目の敵にして規制するやり方には大反対!というのがわたしの見解。それならいっそ大麻なみに、タバコの栽培から販売、所持まで規制すれば良いじゃない?プンプン。これは他の迷惑も顧みず煙を撒き散らす喫煙者を擁護しているのではなく、公権力を使って規制しなきゃ、公共のエチケットが保てないという社会のほうが不健全だと、強く思っているわけです。

それでは以下、ご参考までにヤップの喫煙規正法の内容をば...。ヤップにそぐわないもの(=アメリカから直輸入)も紛れこんでるし、この法律の成立過程が透けてみえるようでオモシロイかも。

<喫煙を禁止された区域>
-すべての閉鎖/半閉鎖された州政府建物内
-すべての閉鎖/半閉鎖された公共施設内
-すべての閉鎖/半閉鎖された職場内
-すべての屋内/屋外スポーツエリア
-建物の窓やドア、換気口から15メートル以内
-州所有の車両・船舶(離島連絡船も含む)
-公共交通施設(バスやタクシーも)

※上をもっと細かく説明すると、伝統/モダンを問わずあらゆる集会場、バー、レストラン、小売卸業、コインランドリー、オープンエリアの待合所を含む空港施設全般、政府所管以外の事業所、全客室数の80%以上を占めるホテル禁煙者用客室、ホテルや集合住宅の公共空間、ラウンジ、ベランダ、公衆トイレetc.も全面禁煙~~~

<喫煙が禁じられない場所>
-個人の住宅
-ホテルの喫煙者用客室(全体の20%以下)
-タバコ小売店
-ナーシング・ホームの喫煙者専用室
-就労者のいない戸外で窓やドア、換気口から15m以上離れた場所

※タバコと喫煙具を主な商いとするタバコ店:Retail Tobacco Stores (selling primarily tobacco products and accessories)なんて、ヤップにはないし、ナーシング・ホームの喫煙者専用室:Rooms in nursing home designated for smokersたって、ヤップにはナーシング・ホームなんて無いんですけど...それとも、将来これらがヤップにもできるという想定で?(爆)

以上のようなわけでして、これからヤップに来られる喫煙者の方々、この州ではこれからアメリカなみの厳しさ...とお思いになって、どうかご協力をお願いいたします。


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by suyap | 2010-07-25 17:26 | ヤップな日々

パパイヤのキムチほか

このブログでは折に触れてパパイヤで作ったキムチのことを紹介していましたが、まだ一度もその作り方について書いていなかったので、今回はそれを大公開!といっても、たいした料理じゃないんですけどね...(笑)

a0043520_1325538.jpgキムチにするパパイヤは、外皮は緑、中身もまだ白くて固い完熟前の実を使います。まずその実を真っ二つに割って、中の種をスプーンでこそぎ取り除きます。まだ柔らかい種は実の内壁にしっかりとくっついていますから、スプーンの腹を持ってコリコリしながら作業します。

a0043520_13254263.jpg種を除いた実を適当に(あとで削りやすいように)割って、外皮を包丁で丁寧にむいていきます。実によっては乳白色のやや粘っこい汁をたくさん出すものもあり、包丁を持つ手をズルッと滑らせて指を切らないように用心してください。気になる人はここで実を一度塩水で洗ってもOKですが、横着なわたしはドンマイ・ドンマイ、ときどき滑る手を布巾でぬぐうだけ(笑)。

a0043520_13261285.jpg次はパパイヤをなんらかの道具で細かく千切り状態(切干大根なみに)にしていくのが「ヤップ的」ですが、わたしは、日本に行ったおり東急ハンズをウロついていて出会った、まるで柴又の寅さんのような口上の実演即売に見事にハマってしまい購入した、←この「プロも愛用する業務用」の道具で、固いパパイヤの実も紙のような薄切りにしております。この道具、タマネギでも何でも、薄く薄く削げて、便利ですよぉ。

a0043520_13263975.jpg薄く削いだパパイヤに塩を適宜振って、約10分、しんなりしたところで水気をよく絞ります。それに、手元にある青物、薬味、なんでも思いつくままにかき集めたものを細かく刻んで放りこみます(無ければ入れなくてもOK)。今回加えたのはオオタニワタリの千切り、レモンの皮のみじん切り極少量、乾燥わかめを砕いたもの。それらを、ヤップでもフツーに売ってる日本製のキムチベースで合えますが、お気に入りの竹林のキムチベースむーひが、丁度良い分量で残っていました。

a0043520_13271093.jpgキムチベースを少しずつ混ぜ合わせながら、ときどきつまんで味見して濃さを調節します。手順はたったのこれだけで、出来上がり~~~!

作りたてでも食べられますが、数日置いてからのほうが、味が馴染んでより美味しくなります。冷蔵庫なら2週間以上は大丈夫、ご飯や麺の友として、おかずを作るのが面倒なときの強力な助っ人として、もちろんビールの友として!わが食卓では大活躍してくれます(笑)。

ところで「プロも愛用する業務用」の道具はよく切れるので、恐くて端のほうまでパパイヤを削ることができません。そういう削り残しの部分と、台所や冷蔵庫にあった適当なローカル素材で、もう1品、いきます:

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上左は包丁で薄切りにした削り残しパパイヤと、タマネギの薄まわし切り。上右はオオタニワタリのザク切り~。

下の左右は、台所に転がってたバナナの花と、その皮をむいたもののザク切り~。

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フライパンに油を適宜熱し、まずタマネギ>>パパイヤの順で炒めていき(下左)、パパイヤがしんなりしたところで、バナナの花を加えます(下右)。

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バナナの花はフライパンの底にくっつき易いので、よく混ぜながら炒めつづけ、やや透明がかってきてだいたい火が通ったところで、オオタニワタリをバサッと加えて塩・胡椒(下左)。オオタニワタリにはすぐ火が通るので、鮮やかなグリーンになったところで、あらかじめ開けて用意していたツナ缶をドッと加えてさっとかき混ぜ、出来上がり~(下右)。

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以上のとおり、青いパパイヤの実1コから始まった今回の台所作業、キムチと炒め物の2品の完成をもって、約1時間半で終了となりました~♪ さあ、食べようっと(笑)。


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by suyap | 2010-07-24 13:33 | ヤップの伝統食

それぞれの海

ヤップ島より南、東よりで雲が発生して、とっかえひっかえ通過していくパターンが最近は多い。
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そういう雲が通過中のきのうも、ときおり強い雨がザーッと来たり、晴れたり、忙しいお天気だったが、日本のヨットが、雨の合間をぬって出航していった。2週間足らずのヤップ滞在のあと、出航準備を終えて最後に出航手続きのために上陸してきたキャプテンは、しばらくは完全に向かい風になるようですよ、と心配するわたしに、これくらいなら大丈夫!となんだかサバサバした表情。はやく陸(オカ)を離れて海の上に出たい気持はわかるような気もするけれど、ず~っと何年も船上暮らしってのは、わたしには真似できませ~ん^^
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一方、来月早々からパラオで開催されるミクロネシア・ゲームにむけて、カヌーレース・チームの練習も雨をものともせず過熱している。ミクロネシア・ゲームとは、アジア大会のミクロネシア版といったところで、太平洋地域の競技科目には日本では見られないスポーツもあって、この競技もそのひとつ。

レース用のカヌーはシングル・アウトリガーを持ったスリムで細長いFRP製の艇で、それを、しゃもじを長くしたような形のオールで漕ぐ。海の中に入るのは大好きだけど、海の上にいながら水に漬からないで汗をかくなんてのも、わたしにはできないな~...(笑)

それぞれが、それぞれの形で、「海」(あるいは「山」でも「川」でも「畑」でも)とおつき合い(遊び)、それで良いんだと思う。


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by suyap | 2010-07-23 21:54 | ヤップな日々

次世代もしっかり育ってる

陸も海も温度はやや高め安定...といっても、陸上は日本のいまどきよりずっと涼しい30度前後ですが。
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ヤップ島の南のリーフでも、アイゴの仲間が大勢で群れているのが目立っています。上は枝状ミドリイシの間を行きかうマジリアイゴ、ちょうど潮が上げている時間帯だったので、透明度も抜群!でも、水温はどこまでいっても29度もありました。

写真ではよくわかりませんが、実はオニヒトデによってサンゴはかなり虫食い状態になっています。でも、こうして元気の良いサンゴも育ってるし。人為的なヒトデ退治がいかに驕りと無駄な行為かってのがよくわかるな~と思いながら潜っています。
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上の写真はヒメアイゴが群れる、ほぼ9割以上がオニヒトデに食われて死んでしまったテーブル状のサンゴ場。こっちでもヒメアイゴが群れてます。弱ったり死んだサンゴにつく藻を食べるアイゴの仲間には、かえってこういう状態のほうがエサがあるのかな?今の時期にアイゴが群れるのは、産卵行動の一環かもしれませんけど。

a0043520_859634.jpgそれにしても、温いな~と思っていると、サーッと冷たい海水が上がってきて、水温を見ると28度!やっぱり海の中は、これくらいの温度が安心かも^^

死んじゃったサンゴの下をのぞくと、小さなベイビー・サンゴたたくさん育っています。もう数年も待てば、また見事なサンゴの群生が回復するでしょう。


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by suyap | 2010-07-21 23:48 | ヤップの自然・海

ヤップでも白化が始まってます

1998年に世界中で大騒ぎになってサンゴの「白化」という言葉が広まったけれど、その後、サンゴはけっこう高水温に適応できるようになった。それでも水温30度という、ニンゲンでもうだるような温度になると、さすがの共生藻も耐え切れないのか...
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6月後半頃から、ヤップでもちらほらと白くなったサンゴが目につくようになった。それもおもしろいことに、現在大々的に白くなっているのは主にハマサンゴ属。上の写真のように大きな塊りになるコブハマサンゴPorites lutea)やユビエダハマサンゴPorites cylindrica)に白くなっているのが目立つ。

石垣島でも白化が観測されているようだが、同じような水温の上昇経緯をたどったためか、それともサンゴにもなんらかのシンクロニシティみたいなのがあるのか...? もっとも、ヤップではここんとこ雨がそこそこ降り始めたので、体感的にもやや水温が下がり気味で、この白化もそんなに長引かないことを祈ってる。
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それで、やってきました、マンタ・リベンジ、ゴフヌー・チャネル!だけど、きょうもスカ。ここんとこ、やはりミル・チャネルのほうが遭遇率は良いようだ。上下の写真は、出てこないマンタを待って待って待っての合間に。
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上のベニハゼちゃんは、もう長いことマンタ待ちの間のわたしの「友」となっている。マンタが出ているときは、わたしだけの相手をしてれば済むんだけど、マンタがいないときには、他のダイバーへの見世物にもされて可哀想だったね、ゴメン。

下はふたつに身体を折り曲げたムカデミノウミウシ。はじめは、こんな太いムカデミノウミウシもいるんだ~と、写真を撮るまでそれに気がつかなかった。

まあ、マンタがいなくてもそこそこ遊べる海の中です...^^


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by suyap | 2010-07-18 19:26 | ヤップの自然・海

全面的に雨~な日

東からまた雲の塊りがヤップ島を覆い、朝からどんより雲ってときおりザーッと雨になるというお天気になってしまった。
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でも新月の5日後という潮まわりに加えて風下側のミルチャネル近辺は凪いでいたので、午前中は気持のいいブルーの水が水路に流入していた。水路の外ではヒメアイゴの大群が見られた。図鑑によると、ヒメアイゴは4月から7月の新月近辺の明け方に産卵する...とあるけれど、新月を5日も過ぎて遅い産卵活動なのか、それとも産卵が終わったあとにそのまま群れているのか?
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コーナーではブラックフィン・バラクーダオグロメジロザメの大小も見られて、ふむふむ...だけど、ここの名物のホソカマスはどこかへお出かけのようだった。

水面を見上げるとザーザーの雨、水中でも音が聞こえるくらい...。きょう1日雨をがまんすると、穏やかに晴れ上がる明日がある!という思いで生きよう(笑)。
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陸上ではウェロイ地区のイベントが予定されていたのだけど、どうしてるかなーと思っていると、大雨の合間を縫って、粛々とプログラムを消化していた。写真は男の子たちのココヤシの皮むき競争。このあと2つの踊りも披露されて、ダイビングのあと、ちらっとでもヤップのイベントも見れて、ゲストも大喜びだった。


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by suyap | 2010-07-17 23:04 | ヤップの自然・海

美味しい海^^

小さな低気圧が北西に去って、風が東南よりになった。こんなとき、ミル・チャネルはベタ凪ぎになる。最近は出たり出なかったりのマンタばかりを求めるオーラをあまり出さないで...
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ともかく絶好の潮に乗るべくエントリーしてみると、そこはデカくて美味しいサカナたちのオンパレードだった! ヤップにはシガテラ毒がないのでどんなサカナでも食べられる。食いしん坊のわたしは、目の前で泳ぐサカナを見ると思わず料理法や味を思い出して、ゴックン生唾を飲むこともしばしば(笑)。

まずは上の1m以上級のオニカマス(グレートバラクーダ)くん、サシミ、焼き物、ココナッツクリーム入りのスープにすると美味しそう...
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朝早かったので、大きなカンムリブダイのおじさんもボーっと泳いでいた。このサカナは、コプラを削ったもの、塩、ヤップ・レモンの酢、薬味にレモンの葉をちょっと加えたヤップ式のサシミが最高!もちろんフライにしても美味しいよ。
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そして来ましたイソマグロ、もちろん新鮮なうちにサシミ、焼き物、フライ、なんでもござれ!日本の市場でこのサカナをあまり見ないのは、たぶん「売るため」の大量捕獲ができないためかな?まあ、サカナにとっては良いことです。

あまり食べることばかり考えていると仕事にならないので、オドリハゼハタタテシノビハゼなど、小さなサカナもゲストに見てもらっていると、
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いきなり登場!やっぱりマンタ・オーラを出さないでいるほうが、遭遇率は高いかもしれない。本日は3個体がかわるがわる行ったり来たりしてくれた。わたしのダイブコンピューターは29度を示してたけど、体感的に水温は先週より半度くらい下がったかな?という感じがした。
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最後に水族館のようにサカナだらけになったマンタリッジの上でたっぷりと安全停止をしていると、アカフチリュウグウウミウシまで登場、こんなところにもいたんだね。


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by suyap | 2010-07-16 22:53 | ヤップの自然・海

キングタイド雑感

午後7時半すぎ、マリーナから西の空を仰ぐと、きれいな三日月と宵の明星が上がっていた。オッ、今夜のブログねた、イタダキ!と思ってシャッターを切ったら...
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こんな写真が撮れちゃった。何がどうしてこうなったのか、自分でもわからない。他のショットの三日月はみなダブって満月に見えるし、金星はなぜか2個に増えてたので、かわりにこの芸術作品(?)を載せマス^^

さてヤップでは、新月・満月のあとは早朝に潮が上げてくるので、ダイビングやスノーケリングなど海の遊びもそれをねらって行くのだけど、今朝、久しぶりに早朝上げ潮のタラング島へ行くと、なんと桟橋の上まで海水がかぶっていた。
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お日様とお月様と地球がほぼ一列にならぶ満月と新月のあと、地球の海水の干満の幅は最大になる。なかでも夏至と冬至の近辺の干満差はとくに大きい。それにエル・ニーニョやラ・ニーニャなど、大洋の水の傾き(?)や風向きなどが加わり、海の水位はいろんな状況で年々、刻々、変化している。

それで、ときにはこんなに水が上げちゃうこともあるわけだけど、これを見てすぐに、地球温暖化などという、どっかの誰かの儲け話からデッチ上げられたストーリーを思い浮かべないでね。
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到着したときがちょうど最満潮だったので、いつもは上陸してピクニックする場所も、↑このとおり↑、水浸し。

今月と来月の新月直後が今年の最高水位になるだろうことは、ハワイ大学のSea Level Centerのデータから作成されたヤップの潮位カレンダーにも掲載されている。それによると、7月14日朝の満潮水位は午前8時57分に6.5フィート。今年でこれを上回る水位は、3月31日午前8時19分の6.7フィートと、来月8月と10月の新月直後の朝夕に数回おきるであろう6.7フィートという水位のみ。ふむふむ、エルニーニョの終わりかけ(?)だしなあ...
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ちなみに潮がうんと引くときは1.4フィート以下にもなるので、今年のヤップの海水位の上下幅は1.8メートル近くもあるわけだ。

そんなお水たっぷりのタラン島でまったりスノーケリングを楽しんでいると、だんだん潮が引いて、水位が下がってきた。↑こちら↓は最満潮時から2時間半後の同じ場所。
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水につかっていた若いココヤシの木や芝も、すっかり海水が引いてホッとしている風情でしょ?

大昔から海辺に住む人間たちは、海水位の変化にともなう海岸線やその植生の変化に応じて、住む場所や植えるものを臨機応変に変えていたと思うのだけど...

このところの潮の上がり具合を見て、海辺に住むスタッフのひとり、チョメさんは、
今朝の満潮でキッチンハウスの床下まで海水がきちゃったよ。庭の木で枯れるやつも出てくるかもな~これじゃ...
と、なんの感慨もこめずにポロリともらす。まっ枯れるやつが出たら植えなおせばいいさ、って感じね。植物にとっては、たまに潮水をかぶったほうが土地が肥えて良い場合もあるし。

a0043520_144858.jpgチョメさんの家では豚さんたちもマングローブの根元にくくられているのだけど、彼らも潮が高い間は水に漬かりっぱなしでブーブー言ってるのかなあ(笑)。まあそれでも待てば潮が引くのはわかりきっているので、こんなに海が静かなときの高潮では、誰も何もしないのがフツーだ。ニンゲンの日々の暮らしの場面においても、
今朝、水浴び場に行くとね、くるぶしまで海水が来てたのよ~、今年は潮がずいぶん上がってくるね~
で終わり。こうして数年が経過すれば、今度はあまり潮が上がらない年がまわってくるし、あまり家が海辺過ぎて不便なら、ちょっと場所を移せばいいし(笑)。時間が経てば形あるものはすべて滅ぶんだから、暮らしにおいても、あまりガッシリした構築物を構えるよりも、つつましい家でのその日暮らしのほうが、よほどフレキシブルでお気楽ですネ、これホント。


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by suyap | 2010-07-14 23:02 | ヤップの自然・海