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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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<   2010年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧

ビンロウの苞葉

貿易風もすっかりおさまって、ちょっと蒸し暑く感じる日がこのところ続いている。それとともに、日々少しずつのお湿り(スコール)があるので、乾燥期に枯渇していたビンロウの実の収穫が、少しずつ回復してきた。
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これはビンロウ・チューイングに目のないヤップ人には朗報だ。なにせ多くの実が輸出用に回されて高い値で売れるため、実の少ない時期には、他人の実をドロボーしてまで売りさばく人間が横行し、島のビンロウの実価格が10倍以上まで高騰してしまうのだから。
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ところで、すぐに地面に落ちてしまうビンロウの実を包む苞葉が、珍しくついたままの実を見かけたので、早速、いつも持ち歩いているポケデジで記録写真を撮った。この苞葉の部分はヤップ語ではオル(qool)と呼ばれ、細く裂くと丈夫な紐になるので、なにかと便利に使われている。また子供たちは、これをボートに見立てて水に浮かべて遊ぶ。
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ビンロウの実噛みの好きなヤップ人は、あちこちの木を見上げながら、もう少しだなあ、実が増えてくる時期は…と、まだ小さな実の成長を心待ちにしているのであった。


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by suyap | 2010-05-29 22:41 | ヤップの自然・陸

プロペラは語る

a0043520_20181717.jpgやっちゃいました、このプロペラ!(矢印の先にご注目)。

水深40センチもあればボートを通しちゃうチョメの腕を持ってしても、予期しないところに転がっていたメタル様の固い人工物は避けようがありませんでした。幸い徐行運転でしたので、ひとつのブレードの先が欠けただけ済みましたが、このようなプロペラを使い続けるとエンジンに負担がかかりますから、泣く泣く交換です。180ドルが吹っ飛びました(涙)。

a0043520_2019231.jpg徐行だったとはいえ、ボートは矢印方向に進行中で、障害物に当たったペラは後方に曲がりつつ端を飛ばされています。もう少し頑丈なスチール製のプロペラもありますが、日常的に浅瀬を航行するヤップのようなサンゴ礁の海ではペラがゴツるケースは頻繁にあり、そのような場合、柔らかいアルミのプロペラのほうがプロペラ・シャフト等へのダメージが小さくて済むのです。ペラの交換のほうがまだ安上がりですから。とはいっても、このようなヒットのあとは、必ずギア・オイルを交換します。

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さて同じプロペラでも、長さ88m、幅10mもある天安のような軍用艦ではスケールが違いますね。上の写真は、引き上げられた天安のプロペラだそうです。(写真は「逝きし世の面影」さんのサイトより拝借しました)。

2つのプロペラのすべてのブレードが、うちのプロペラのダメージとは反対方向に曲がっています。ということは船は後方に進んでいた、しかも急激にギアが後進に切り替えられ、瞬間的に全ブレードに強力な力が加わったことが想像されます。もし魚雷が近くで爆発したのなら、プロペラだけがこんなになるわけがありません。

以下は天安号調査のために韓国国会から推薦を受けて合同調査団に参加した民間調査員、Shin Sang-Chulさんの、ヒラリー・クリントン米国務長官に宛てたレターです:

Letter to Hillary Clinton, U.S. Secretary of State For PCC-722 Cheonan
http://www.seoprise.com/~bu/dk/Letter_to_Hillary_Clinton_US_Secretary_of_State.pdf
※写真や図解も豊富でわかりやすいので、ぜひダウンロードしてご覧になることをお薦めします。

(日本語訳がこちらにあります)
爆発はなかった 魚雷もなかった
http://www.anatakara.com/petition/no-explosion-no-torpedo.html

Shin Sang-Chulさんは、天安の沈没は北朝鮮の攻撃のせいとする韓国軍当局の結論に、たったひとりで反論したため、現在、軍当局に名誉毀損罪で訴えられているそうです。Shinさんの結論はこうです:
(1) The most important thing is there were two series of accidents not one.
事故はひとつではなく、ふたつ起きていたということが、最も重要な点である。

(2) The 1st accident was 'Grounding' with the evidences above.
ひとつ目の事故は、上に述べたとおり、「座礁」である。

(3) The 'Grounding on a sand' made some damages and led flooding but itself
didn't make those serious situation torn down in two.
「砂州への座礁」は多少の損傷と進水を招いたが、それによって艦が真っ二つに割れるという深刻な事態には至らなかった。

(4) The 2nd accident hit a count-blow to sink.
ふたつ目の事故が極めつけとなり、沈没に至った。

(5) I couldn't find even a slight sign of 'Explosion'.
「爆発」によるものと思われる証拠はまったく見つからなかった。

(6) The 2nd accident was 'Collision' with my analysis above.
ふたつ目の事故は、上に示した分析によれば「衝突」である。
Shin Sang-Chulさんは事実のみに基づいて分析する調査員ですから、ふたつ目の事故=「衝突」が何とによるものか推量で語ってはいません。しかし、彼がヒラリー・クリントン米国務長官宛に手紙を書いたという事実が、暗黙に何事かを語っています。

この事件については、5月7日の段階ですでに田中宇さんが米国原子力潜水艦が絡んでいるらしいと発表していますが、その後、話題の当該原潜が沖縄やパールハーバーに現れたりして、情報が錯綜していました。

田中宇の国際ニュース解説:韓国軍艦「天安」沈没の深層
http://tanakanews.com/100507korea.htm

Shin Sang-Chulさんの勇気のお陰で、ようやく、かなり真相に近いところまでイメージできるようになったと思います。天安に乗り組んでいた生存者は、もちろん「座礁」の事実を知っているはずです。その後、どのように艦が真っ二つに割れて沈んだかも経験しています。韓国海軍の特殊潜水隊員らも、もちろん自分らのついた任務を熟知してるはずです。今後も第2、第3のShin Sang-Chulさんが出てくることは否めないでしょう。

米海軍原潜側のダメージは、「艦橋(かんきょう)部分を破損して、潜望鏡が数本折れたようだ。そして、おそらく数人の米兵が死んでいるようだ」とする情報もあります。今後、米側からの情報提供者も現れるかもしれません。

a0043520_21591384.jpgそんなとき、わがハトさんは何をしておられるのでしょう?いよいよ、後ろの平たい影絵と心中なさるおつもりでしょうか?一説には、おどりゃ~、辺野古現行案通さにゃ東京湾につるしたるで~という脅しを受けておられるとか…?

美味しんぼの雁屋哲さんは、こういっておられます:

雁屋哲の美味しんぼ日記:敵を間違えるな
http://kariyatetsu.com/nikki/1240.php

すみっち通信さんの記事に、泣きました:

すみっち通信:平和の祈り
http://sumichi7878.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-26d6.html


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by suyap | 2010-05-29 20:06 | ヤップでつらつら政治など

毎度のローカルフード宅配便^^

当ブログではおなじみのG嬢によるローカルフード宅配便、彼女もわたしの好物を心得ているので、田んぼのタロイモ・ラック芋、カンクン(空芯菜)、それにシマオオタニワタリ、と毎回あまり変わり映えのしない内容になります:
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わたし自身はそれで大満足で、これらの他にバナナの花や他のイモ類、バナナ、これからはパンノキの実も加わるかな。店で買う輸入野菜はタマネギ、ニンニク、たまにショウガくらい。主食としては麺類、ご飯、それにラック芋、よほどのことがない限り魚を料理したり、ツナ缶を開けることめったにない、たいへん安上がりな食生活をやってます^^(そのかわり社交を兼ねた呑み代はある程度行きますが…)

ところで最近、ラック芋を皮ごと炊きあげるというヤップの古式調理法に凝りはじめ、残念ながらヤシ殻の直火ではないけれど、大鍋で2~3時間もトロトロと炊き上げた芋は、皮を剥いて短時間に炊き上げるより、ひと味違います。皮付きの芋は翌日くらいなら再加熱しなくても大丈夫だし、炊いて日数が経った芋を再加熱しても、味はほとんど変わらないし、良いことばかりです。


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by suyap | 2010-05-27 21:06 | ヤップの伝統食

みんな他の命を押しのけながら生きている…嗚呼!

a0043520_131548100.jpg先週末あたりから、マンタがピタッと水路に姿を見せなくなりました。運良く見られたとしても、遠くをすっと通り過ぎるだけ...。なにかマンタのご機嫌を損ねることがあったのか、それともゴマモンガラがあちこちで卵を抱えて攻撃的になっているので、マンタも近寄るのが怖いのかしら?

ところで満月の前には午後の上げ潮がぐ~んと強まるので、ミル・チャネルで長い距離のドリフト・ダイブを試みました。まず初めに、いまが盛りのトサカリュウグウウミウシNembrotha cristataちゃんをチェック。だいぶ大きくなってせっせとミドリトウメイボヤSigillina signifera)を食べていました。

a0043520_13162942.jpg流速1ノット以上はあったでしょう。でも透明度の良い海水に漂って気持ちよく流れていると、前方に何か変わった形をしたものが浮かんでて、わたしたちと一緒に流れに乗っていました。クラゲには見えないし何だろうと近寄って見ると、なんと!さっき見ていたトサカリュウグウウミウシでした。

ウミウシが勝手に餌場を離れて流れに乗って移住するわけないし、まわりに他の要素は見当たらないので、どう考えてもこれは、わたしたちのグループの誰か(わたし自身かもしれません)の不用意なフィンのひと蹴り、あるいはオーバーハングしていた岩にあたった排気バブルのせいで、引き剥がされてしまった可哀想なトサカリュウグウウミウシなのでしょう。

両手でそっとすくうとホッとしたように手に貼りついてきたトサカリュウグウウミウシを、近くの岩の上に置いてあげました。し か し 問題です!このウミウシは偏食で、ミドリトウメイボヤSigillina signifera)しか食べないようなのですが、彼が流れてきてしまった界隈には、もう餌のミドリトウメイボヤなんていないのです。すこく後ろめたい気分で、このトサカリュウグウウミウシを置き去りにしました。ず~っと彼を運んで、あとで元の住処に帰してあげるべきだったか…

よく考えてみると、ある生物が生をつなぐという行為は、他の生物の命の犠牲の上に成り立っています。しかしながら、基本的生存のための殺生は仕方ないとしても、お遊びのダイビングのために海に入りながら他の生物の命を奪うという行為は、極力慎まなければと願っています。しかしながら、海に入れば必ず、大なり、小なり、とんでもない迷惑を海中生物に与えているんですね。まあ、気にしているのと、まったく気にしていないのとでは、やはり大きな差が出ますから、これからも気をつけて潜ろうっと、トサカリュウグウウミウシちゃんに謝りながら思った次第です。

それで、ハトさんが沖縄でお願いした辺野古ですが…
これ以上あの浜のまわりをいじったり新滑走路を造るなんて、わたしのウミウシ蹴っ飛ばし事件よりもっと大悪事です!でもね、

(辺野古の)代替施設の工法や、沿岸部のどの場所に建設するかは決めず、9月に先送りする。

という一文から想像するに、ハトさんも辺野古に代替施設が着工できるとは、思っていないふしが感じられてなりません。もしかしたら、これは米国議会で予算を通過させるために取っているプロセスではないかと。

Pacific Daily News: DOD: $566M proposed for Guam

<こちらに全文貼り付けしました>

さあ、それならば、

反戦な家づくり:呑気に失望したり沈黙したりしている時じゃない 普天間攻防
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-873.html

ですよ、ほんとうに。

代替基地建設、ぜったい反対、辺野古どころか、沖縄のどこにも、日本のどこにも!

という声を高め続けていくべきだと思います。それこそ、

池田香代子ブログ:悪いけど鳩山さん、負ける気がしないんです
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51401292.html

ですね。

わたしも黄色のTシャツを捜そうかな…

ヤップでひとりで、黄色デモ^^


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DOD: $566M proposed for Guam
by suyap | 2010-05-25 13:21 | ヤップの自然・海

潜水艦勤務

a0043520_1834091.jpg今年の乾期の始まりごろは、のちの渇水が心配されるほど乾いたけれど、3月後半から4月にそこそこ雨が降り始め、その恐れは遠のいた。うんと乾いたあとに恵みの雨がきてまたやや乾きという天候のせいか、マンゴーなどは、既に熟している実とまだ小さな青い実が同時に木についている。村の道端で見つけたこのマウンテン・アップルも、すでに小さな実をつけていた。まだ食べるにはちょっと早いけど、少しつまんでみると、若いマウンテン・アップルのひなびた香りが口に広がった。

a0043520_18343641.jpgところで、いま韓・朝・中・日に米が絡んで騒ぎになっている韓国の哨戒艦「天安」沈没事件、なんか変な動きになってきた。今月はじめ、田中宇の国際ニュース解説が「韓国軍艦「天安」沈没の深層」を配信したとき、ああ、これが事実としても田中さん今これ書いて孤立しないかなと思ったけれど、彼の記事はだんだんと人々の口に上るようになってきた。(写真はヤップの水中に沈む太平洋戦争の戦争遺物

実は田中さんの記事を見て心配になったことがある。知り合いのヤップ人の息子がUS Navyに入っていて、しかも原子力潜水艦に乗り組んでいる。原潜は長く潜ってられるし、作戦上、居場所を教えられないことが多いので、何ヶ月も、ときに1年以上も音信普通になるという。母親はそれで(心配のあまり)性格が変わったんだよと。彼が乗り組んでいる原潜でなければ良いが...

田中宇の国際ニュース解説:韓国軍艦「天安」沈没の深層
http://www.tanakanews.com/100507korea.htm

田中宇さんは記事中で、天安を沈めたのはアメリカの原子力潜水艦で、なにかの手違いで同士討ちとなり、その相手と見られる米原潜コロンビア-USS COLUMBIA (SSN 771)も近くに沈んでいるのではないかと書いているけれど、コロンビアは5月3日にパールハーバーに戻ってきたという。しかしNavyのサイトに出たその帰還記事がまたヘンテコなのだ。別のサイトに出た文面が全く同じ記事では、なぜかコロンビアの番号がSSN 762となっており、それはコロンバス-USS COLUMBUS (SSN 762)のものだった。そしてコロンバス自体は4月5日に沖縄のホワイトビーチに入港したそうだ。う~ん、コロンビアにコロンバス、紛らわしいなあ。どっちがどっちかわからないけれど、いまだに一方はまだ母港(パールハーバー)に戻ってないようだから、そのうち米国海軍が持っている原潜のインベントリーをやれば、はっきりするだろう。

それにしても、いったい何が起きたのか?天安が真っ二つに割れて沈没した海域に、他にも謎の物体が沈んでいた(あるいは今も沈んでいる)ことは確かなようだ。それのある場所では、天安乗組員の救助もそっちのけで、米韓潜水部隊共同の大掛かりな作業が進められていた。ダイビング業界に身を置くものとして、やはり海中作業の様子が気になる。下にリンクした2つのサイトに掲載された写真では、米原潜と、天安以外の何かが沈んでいる海域で使用されている潜水器具は、同じシステムに見える:

潜水艦からの水中脱出はこういう具合にやるのだね。
US Navyサイトから画像をパクル勇気がありませんので-笑)下のリンクに行って写真をご覧ください-
↓ ↓
SUBMARINE FORCE U.S. PACIFIC FLEET

a0043520_23195711.jpg一方こっちの記事では、天山が発見された場所よりも離れたところに沈む「何か」を捜索するために韓国海軍の特殊潜水隊(UDT)が出動し、米軍艦船がすぐ近くに停泊して、米軍医療用ヘリコプターで「何かを」運び出したと読める。左上の写真は、その作業中の米軍艦船上のものか?潜水器具の取り付け点検を行っているようにも見えるし、取り外しているようにも見える。(写真はこちらのサイトからお借りしましたGoogle訳はこちら

なんらかのことが起きて米原潜にも大きな被害と死亡者が出たけれど、生存者もそこそこいて、なんとか原潜も動かせる状態になった...という風にも考えられないだろうか?

日本では北朝鮮犯人説しか主流メディアに出てきていないようだが、19世紀末の米西戦争から始まって、太平洋戦争(パールハーバー)でも、ベトナム戦争(トンキン湾)でも、そしてイラクでも、戦争のしょっぱなに仕掛け(やらせ)をしたのはいつも米国だったことを、ぜったいに忘れてはならない。とくに今回の天安沈没とその後の動きは、普天間基地移設問題と非常に関係が深いのだし、いろんな方面から情報を集めて慎重に考える必要があると思う。

それにしても、一説には死亡者数十人といわれる原潜乗組員の家族は、肉親の死を報告されたのだろうか?


(ご参考までに)
すみっち通信:哨戒艦事件は「米承認の自作劇」か
http://sumichi7878.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-7ee7.html

逝きし世の面影:哨戒艦天安沈没の原因と目的は?
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/b13c10c5265f7df82976caf75e733e74

韓国の哨戒艦沈没は北朝鮮の魚雷と断定?
http://tekcat.blog21.fc2.com/blog-entry-1480.html#trackback

池田香代子ブログ:沖縄の黄色いメディア&米原潜「コロンビア」はうるま市で抗議を受けていた
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51412507.html


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by suyap | 2010-05-22 17:30 | 戦争はビジネス(怒)

シミヨン・ホクレア号はパラオに到着しました

5月13日にグアムを出航してヤップへ向かった2艇の伝統カヌーのうち、行方のつかめなかったシミヨン・ホクレア号は、本日、無事にパラオへ入港したそうです。11人の乗員はみんな元気とのこと。
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ここ数日、心配すまいと思ってもやはり気になっていましたが、ようやくホッとしました。(上の写真は昨年1月にヤップからパラオへ向けて出航したときのシミヨン・ホクレア号です)

マソウ・メラム号は、最後の部分でレセプションに間に合わせるための曳航があったとはいえ、それがなければヤップまで5日の行程でした。マソウ・メラム号のクルーによると、グアムを出航して2日後からシミヨン・ホクレア号の姿が視界から消えた-ということです。シミヨン・ホクレア号に何が起きたのか、現時点では詳細不明ですが、ともかくグアムからパラオまで、約1300キロの距離を8日でこなしたことになります。

実はマソウ・メラム号がヤップに帰着した翌日(18日)の午後から、ヤップ島とユリシー環礁、ファイス島、ウォレアイ環礁を結ぶコミューター便を飛ばしているPMA(パシフィック・ミッショナリー・アビエーション)のビーチ・クラフト機が、毎日捜索に飛んでいました。PMAがヤップ島から約90キロまでの範囲を捜索したあと、昨日からアメリカの沿岸警備隊が引き継いだとか。すべての捜索はひそやかに行われていましたから、われわれも息を潜めて、ああPMAが飛んでったなあ...、いま戻ってきたなあ... 見つかったのかなあ...と気にしていました。

あまり大騒ぎするのは航海している人たちに失礼ですし、あまり心配しすぎると彼らにバッドラックかもしれませんし...海へ出て行った人たちのことを、こちらの人たちは決して表立って心配しません(心の中でどんなに強く思っていても)。

以前も、2週間くらい居場所がつかめなくなったカヌーがあり、ヤップだけでなくインターネット上でもちょっと騒ぎになっていたのですが、帰ってきたキャプテンやクルーたちは、われわれはロストなどしていない、風や天候のせいで、ちょっと大まわしていただけだ-と憮然としていました。

(追記)
5月21日のPDNによると、5月18日午後1時30分には、US Coast Guardに正式に捜索願いが出されていたそうです。ずいぶん、早いなあ...(ヤップでは)また論議を呼ぶだろうなあ...


今回も、すでにいろいろなストーリーが語られていますが、もし艇のトラブルによるものなら、

1)トラブルの修復に手間取っているうちに、海流に乗ってヤップ島の北を西方向に流されてしまい、そこからヤップ島に戻るには海流と風に真っ向から逆らって東へ切り上ることになり、それには風が弱すぎるので、流れに対して斜め、あるいは直角にやや追い風で進めるパラオへ針路を取った。

ということだと想像できます。ハプニングで針路変更があったり日程がかなり延びても、ナビゲーターが艇の位置さえ把握していれば、全く問題ないのです。どんなに大まわりでも時間がかかっても、全員が無事に生還することが大前提ですから。

上記の想像以外にも、

2)いや、あれは密かにパラオ行きを計画していたんだよ、きっと。

とか、

3)グアムの連中に持たされたグーグル・ナビへの発信機にプライドを傷つけられたんじゃないか?だから針路をはずしたんだ。

という人もいます。わたしも陰謀めいた話は嫌いじゃありませんし(笑)、状況からそういうことがあってもおかしくはないと思います。もし2)や3)だった場合、それは、現在のヤップ伝統カヌー復興運動のあり方に対する、強烈かつスマートな問題提起となります。わっ、カッコ良いな。しかし、その「真相」が言葉としてオモテに出てくることは、永久にないでしょうけど。

しかし1)の場合でも、このカヌー事業に関わっているもの全員が学ばなければならないことがたくさんあります。やはり一緒に旅をするなら、つかず離れず、お互い助け合って航海するのが、筋ってもんじゃないのでしょうか?


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by suyap | 2010-05-21 18:57 | ヤップの伝統文化

いただいたコメントとトラックバックの扱いについて

a0043520_23205496.jpg雲がやや多めですが、きょうもヤップは穏やかな日和、まだ戻ってこないもう一艇のカヌーにとっては、風が凪ぐのはハンディですけど... ところで右の写真は、ヤップでいまだに重宝されている竹筏、リーフの浅いところを行くには、筏なら20センチも水位があれば進めます。

さて、あるときは「です・ます」調、あるときは「~なのだ・である」調と、文体すら統一できず、そのテーマにいたっては、書き手の都合や気分次第でしっちゃかめっちゃか多岐にわたるこのごった煮ブログですが、それにも懲りず、ときおりトラックバック、コメントをくださる皆さま、どうもありがとうございます。

このブログでは、こちらに届きましたトラックバックやコメントを、現在、承認制にしています。残念ながらそれらの中には、未承認のままバッタバッタと切り捨てるものも多いのですが、その承認・切り捨ての、管理人なりの判断基準を、ここで述べておきたいと思います。

トラックバックに関しましては、①それが管理人ならびにこのブログの主張にネガティブな意図をもってなされたもの、または嫌がらせ、あるいは②それが本文記事と全く関係のない商業的宣伝、あるいはアフィリエイト稼ぎを目的としたものでない限り、その内容が本文記事のテーマに全く関係のないものであっても、原則として歓迎しております。また管理人やこのブログの主張と多少違う意見であっても、それらが建設的で有意義な議論や考察を読者に呼び起こすものであれば、同様に受けつけております。

しかしながら、せっかく善意でトラックバックをいただいても、こちらまで届かないものもあるようです。その原因が、エキサイト・ブログの設定(フィルタリング?)によるものか、あるいは、あまりに多い嫌がらせトラックバックのIPアドレスを、いちいち「拒否」設定してしまった管理人のせいなのか、わかりません。もし、せっかく善意で送っていただいたトラックバックが反映されないことにお気づきでしたら、コメントにてお知らせください。「非公開コメント」にマークしていただけば、公開されることはありません。

コメントに関しましては、①それが管理人ならびにこのブログの主張にネガティブな意図をもってなされたもの、あるいは嫌がらせでないこと、②それが本文記事と全く関係のない商業的宣伝、あるいはアフィリエイト稼ぎを目的としたものでないこと、まではトラックバックと同様ですが、同時に③コメントの内容がなにかしら本文記事と関連していることという条件をつけさせていただきます。

このブログはけっこう文章が長ったらしいので有名ですが(笑)、それでも書ききれなかったこと、書き落としたこと、こちらからは敢えて書かなかった(書けなかった)けれど、どなたかの指摘を待っている事柄...などがある記事もございます。コメントを通した双方向でのやり取りを通して、それら「本文記事に出てないこと」がより明らかになり、内容が深まればと願っています。(まっ、わざわざコメントをいただくほどの内容でもない記事が大半なのは承知しておりますが...)

一例として挙げさせていただきますと、管理人が取り上げた些細なテーマへ、字数制限のあるエキサイト・ブログのコメント欄にもめげず、何回にも分けて非常に貴重なご意見や情報をくださるMr. Radishさんのような方は大歓迎です。これからもヨロシク!このブログは本文よりもコメントのほうが面白いよといわれるようになれば、ブログ管理人冥利につきるというものです。

一方、「非公開コメント」にマークをつけないで(つまり公開を望んで)送ってこられたコメントで、その内容が本文記事とまったく関係のないものは、それを公開するか否かは管理人の一存で決めさせていただきます。管理人に対する私的コメントには、できるだけ「管理人のみ」にマークをつけてお送りください。

~~~閑話休題~~~

こんなこと書くと、これから気軽にコメントできなくなっちゃうじゃない...と思った方へ:

たとえば、ウミウシやマンタの記事に、ああ、またヤップに行きたいな~とか、バナナの花の記事に、この前行ったときランチに出たのは何の葉っぱだったっけ?とか、ヤップの戦跡について書いた記事に、ウォレアイの戦争のことを教えてくださいとか、そういうのは大歓迎です。だって、いずれもヤップに関することですし、管理人の対話が成り立ちますものね。

実はこの記事を書くことにしたのは、最近いただいたあるコメントが原因なのです。そのコメントは、「〇〇で潜って△△を見てすごく楽しかった...そこの魚も美味しかった。◎◎の魚はまずい。□□より〇〇のほうが魚影が濃い、今後も〇〇に潜りに行く云々」ということを、延々と・・・まるでご自分の旅ブログのように・・・それも海とはまったく関係ない記事に・・・ドド~ッと書いておられました(注:〇〇も□□も◎◎もヤップではありません)。

以前はよくコメントを下さった方なのですが、このようにヤップのヤの字も出てこず、記事にもまったく関係なく、もし公開すると◎◎や□□の魚や海にとってアンフェアな、このコメントにどう対応しようかと目が点になったまま2日間が過ぎ、結局、上のような理由で削除することにしました。ダイビングが面白いか面白くないか、食べ物が美味しいかまずいかなどは、多分にそのときの運(天候・体調・スキル・出会った人々など)と、それを感じるご自身の側によるところが大きいのですから、もしそういう主張をされたければ、ご自分のブログでやっていただきたいものです。まったく関係のない他所んちで、一方的にぶちまけられてもねえ...(笑)。

というわけですので、これからも、お気軽にトラックバック&公開・非公開コメントをお寄せくださいませ~♪♪


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by suyap | 2010-05-20 20:59 | このブログについて

無料女性成人検診

貿易風が納まり、まったりした海を楽しめる季節になった。
ちょっと日が過ぎてしまったが、去年うっかり受けそびれた女性成人検診が先週行われ、わたしも金曜日に行ってきたので報告しておこう。
a0043520_2294287.jpg

女性成人検診は、男性成人検診より1ヶ月早く、「母の日」のある週に合わせて行われる。18歳以上のヤップ州内に住む女性が対象で、検診は無料である。コロニアの州立病院とヤップ島内の4つの地域医療センターで、5月11日から14日まで4日間にわたって行われた。わたしは年に一度日本に行った際、主だった検診はお金を払って受けているのだが、婦人科はこれをあてにしていたので省いていた。

既に済ませた友人から、早く行ったほうが良いわよ。すごく待たされるからという情報が入ったので、9時の受付より20分も前にコロニアの州立病院に到着したら、わたしの前には10人くらいしかいなかった。それでもすべてが終わったのは午前11時近くなっていたけれど、遅くなる原因は検診を受ける人の数ではなく、対応がのんびりしているせいだろう。

最終日の始まった頃に申し込んだわたしの検診票は159となっていて、これは検診所ごとの通し番号だと思うけど、それでもこの日の終わりには250もいってないだろう。人口7000人ちょっとの島の5ヶ所で行われた成人検診に来た女性の数は、おそらく1000人もいかず、全対象女性の半分以下とみた。

(追記)
その後の発表では、今年の受信者は、コロニアの本院と4つの各地クリニックを含めて、たったの336人だったそうです…

さて、その検診項目だけど、口腔内(腫瘍などの兆候)、血圧、BMI、血中ヘモグロビン数、血糖値、梅毒、淋病、クラミジア、HIV(エイズ)、B型肝炎などのへ感染の有無、各種ワクチン投与の有無チェック、乳がん触診、Pap Smear(子宮頸部細胞診)、それに去年から何をするのか興味があったアルコール自己診断!(笑)

どれも大事な検査でありがたかったけれど、おもしろいこともたくさんあった。

まずBMIの数値。身長156センチ体重46キロのわたしのBMI値が13と言われ、こりゃ~すごい栄養失調だと個別診断を食らいそうになった。でもこちらのサイトで見ると、わたしのBMIは18.9になるんだけどなあ...。パソコンを前してドンと座っていた計算係は良く知っている人で、彼がはじき出したわたしのBMIをすごく心配してくれて、もっとタロイモ食べろ、肉食べろとか言ってくれたんだけど、きっと数値の入力、間違えちゃったんだね(笑)。

次に口腔内検査では、若い歯科助手がノニの葉っぱでも食べてるの?と声を上げた。パソコンの見すぎか目がちらちらしていたので、その朝出掛けにブルーベリーの錠剤を舐めてたので、それが舌を思いっきり染めていたらしい。えっ、ノニの葉っぱを噛むと歯に良いことあるの?と聞き返すわたしの健康オタク度もたいしたものだけど。ビンロウジュ噛みの習慣があるヤップでは口腔にできるガンが多いので、男女の検診ともに、口腔の検診がメニューに加えられている。

また、ワクチン投与の有無チェックとは何をするのかと思っていると、わたしのチャート(カルテ)を見ていた保健師が、あんたH1N1も、季節性インフルも、Hep B(B型肝炎抗体)も、TDaP(百日咳、破傷風、ジフテリアの三種混合ワクチン)も受けてないじゃない、いますぐやってあげようかと言った。ひぇえ~~、そっそれだけはご勘弁を!ガクブルガクブルと固辞すると、検診表にRefused(拒否)って書かれ、難なく解放された。ホッ(笑)。

そしてお楽しみのアルコール自己診断!こちらも知り合いの若い男の子が担当で、アンケート形式でいろいろ質問された...結果、わたしは現在のような飲酒スタイルを長いこと維持すると、将来アル中になるリスクを抱えているとのことで、かな~り脅かされた。その質問表がまたオモシロイので、白紙のコピーを何部かもらってきた。これは飲み仲間とビールを飲みながらわいわいテストすると、けっこう楽しめるかもね(なんのこっちゃ)。

Pap Smearなどは検体をアメリカに送るので、結果がわかるまで3週間くらいかかるそうだ。中には笑わせてくれる検査もあったけれど、こういう検診を無料で受けられるのは、大変ありがたい。


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by suyap | 2010-05-19 22:05 | ヤップな日々

グアムからカヌーが帰ってきた!

午後3時過ぎ、TNS(トラディッショナル・ナビゲーション・ソサエティ)から電話がかかってきた。5月13日昼過ぎにグアムを出航したヤップの2隻の伝統カヌーのうち、マソウ・メラムがヤップ島の北端に到着したという。それで、マソウ・メラムがヤップ島の中心地・コロニアへいたる水路に到着したら、うちのボートで曳航してくれないかと。

それで、現在地はどこなのよ?と聞くと、正午の段階でヤップから30マイルとか...。う~ん、沈んだ島シピンを過ぎ、ヤップがようやく薄く見えるあたりだなあ...、コロニアに近づくのは夕方遅くなるんじゃないかなあ...、今日の風なら入港は明日朝になるんじゃないの?と不安に感じながらも、隣のダイビング・サービスの主、Fさんと相談して、うちがボートを提供し、彼がスタンバイして操船するということになった。わたしもFさんも、このカヌーには友人や友人の息子が乗ってるので、やはり気になるしね...

※この記事は昨夜(5月17日)に書き始めましたが、写真をポストしたあと両瞼を開けてられなくなり、今朝の投稿になりました。
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それでボートの用意をしてスタンバっていると、午後5時半頃、風が弱くて日没までにコロニアに到着できそうもないから、もっと島の北のほうから曳航してくれ~と、TNSより少し上の方の筋から電話がきた。既にマリーナ・レストランはヤップ州のエライさんに貸しきられ、続々と関係者が到着し始めていた。それで、カヌーの現在地はどこデスカ? マアプとガギルの間らしい... あわててガソリン・タンクをもうふたつボートに積みこんで、日没と追いかけっこしながらボートを走らせた。
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マソー・メラムには、緯度経度を発信する単純な器機、島が近づいて電波が届く範囲内になったら使えるハンドラジオ、それにそれぞれのクルーの携帯電話しか積んでないはず。お~い、今どこだい?とキャプテンのTさんの携帯にFさんが電話すると、なんとまだマアプ沖とのこと、ぜんぜん距離が縮まってないじゃん...。

なんとかまだ薄明かりのあるうち、ぎりぎりセーフという感じでカヌーに到着してみると、わたしたちより先に出たボートに乗った入国管理官と税関職員が、ちょうど手続きを終えたところだった。クルーはみんなヤップ人とはいえ、グアムから帰ってくる場合はちゃんと入国審査と税関検査を済ませないとならないんだね。
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カヌーの様子はといえば、若いクルーたちはみんなおそろいのTシャツでおしゃれをして、元気そうに漂っていた。それを見て、わたしたちのほうが、かな~り気抜けして、かわりに、ず~っと気になっていた疑問が押さえがたくなってきた。ほんとうに曳航してあげなきゃいけないのかしら?

帰りのマソー・メラムには、キャプテンTさんを入れて、ヤップ人6人、離島人2人、それにグアム人1人まで加わって総勢10人もいた。写真で見ても、なんか「満載」って感じでしょ。
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わたしたちの到着を見て、いそいそと帆をたたむクルーを見ていると、どうして曳かなきゃいけないんだろうという思いがますます強くなり、日が暮れいく中で重いカヌーの曳航が始まると、Fさんも、わたしも、同乗してきたVちゃんも、だんだんに口数が少なくなってビールだけが減っていった(爆)。 実は、長旅で喉が渇いているだろうと、Fさんとわたしでビールの差し入れを用意して行ったのだけど、さすがキャプテンのTさん、マリーナに着くまでそれは控えておきますと。だから、わたしたちの前に飲み物だけはふんだんにあったわけで...(笑)

ここらでちょっと説明しておくと、このカヌー航海はまず、4月の始め、TNS所属の遠洋航海用カヌー、マソー・メラムシミヨン・ホクレア、それに両艇に乗り組む22人のクルーたちを、ヤップ州東の離島、ラモトレック環礁まで、州の連絡船で運ぶことから始まった。4月中旬過ぎ、キャプテンAさんとヤップ州離島人のクルーが乗船するシミヨン・ホクレアと、キャプテンTさんとヤップ島人クルーが乗船するマソー・メラムの両艇は、そのラモトレック環礁からグアム島に向けて出航し、無事に4日間と半日の航海を終えた。そしてグアム島でしばらくの休息と補給の後、今回はグアム島からヤップ島まで戻ってくる旅だったのだ。

グアム島とヤップ島間の距離は直線でおよそ725キロ、新幹線の営業キロ数でいうと、ちょうど東京-岡山間くらいかも。1986年にもヤップ島からグアム島まで行ったカヌーがあって、その航海では、6月で風の静まった季節とはいえ、9日間を要した。今回は、昨日までけっこう貿易風が強かったので、順調に風に押されて4日間でヤップが見える位置まで到達したということだろう。

もし曳航を依頼されなければ、というか、カヌーやヨットの普通の旅であれば、このまま日没後もヤップの沖をゆっくり漂って過ごし、翌朝、明るくなってから、堂々とコロニアへの水路を自力で入ってくれば良い。だから、この風と海況では、やはりグアム島-ヤップ島間は約5日の道中という推定が妥当だろう。カヌーを曳航するボートに乗りながら、なんで曳航しなければならないんだろう...という疑問が、わたしたちの頭から消えなかった。三日月に照らされた海の波高は2メートル足らずで、曳航というミッションがなければ、わたしたちでさえ一晩中外海で漂ってても良いかもと思える、素敵な夜の海だったのに。

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カヌーにたどり着くまでは30分ちょっとだった距離が、それを曳航しての戻りは5倍以上かかり、ようやく、州のエライさんが借りきって待つマリーナに到着したときには、すでに午後9時半をまわっていた。それから、マリーナ・レストランではエライさん主催のレセプションが始まったけれど、Fさん、VちゃんとそのボスのCさん、それにわたしたちは中には入らず、桟橋の暗がりで手元に残ったビールを飲みつつ、ほんとうの伝統航海とはねえ...ブツブツ...と語り合ったのだった。

PS:
キャプテンAさんの率いるシミヨン・ホクレアからは、本日(5月18日)朝の時点になっても連絡なし。しかし、わたしも含めて誰も心配はしていない。きっとヤップ島の近辺で釣りでもしてるんだろうさあ~

エライさん主催のレセプションのため曳航されて帰ってきたカヌーと、マイペースで堂々と自力帰還するカヌーと。いつも他方に「花」を持たせるような「演出」をする離島人のキャプテンAさんに、今回も心あるヤップ人は賛辞を惜しまないだろう。さてエライさん、Aさんとそのクルーにも、またマリーナ・レストランを貸切にして、飲み放題・食べ放題のレセプションをするのでしょうか?


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by suyap | 2010-05-17 23:18 | ヤップの伝統文化

ウミウシがいっぱい!

ミル・チャネルではそっけないマンタ2匹が出てきてくれ、次に潜ったナマコ・ヘブンでもウミウシ5種が登場してくれました。が、ちょっと落ち着いてブログ書いてる時間がありません。きょうのところは写真と名前の羅列でご勘弁を!
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ひさびさに貫禄たっぷりのシラナミイロウミウシの登場です↑

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いつもどおりのキべリクロスジウミウシ↑ また個体が増えてました。

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う~ん、キミはほんとうにミゾレウミウシ↑なのか?それとも...?ミゾレウミウシの特徴である触覚の斑点が…と思っていたら、これはミスジアオイロウミウシChromodoris lochi)でしたね。

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アンナウミウシ↑が急速に大きくなっています。

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そして、本日のハイライト、アオフチキセワタ↑ 砂の上を忙しそうに這いまわっていました。


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by suyap | 2010-05-15 21:33 | ヤップの自然・海