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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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年度末ですぅ...(汗)

a0043520_2172137.jpgヤップ州を含めミクロネシア連邦では、9月末が行政&会計年度末、いろいろな許認可の更新や届出も明日が締め切りだ。それなのに、ああ、それなのに、夏休みがどん詰まりになるまで宿題に手もつけないで先延ばしにする子供の頃からの習慣からま脱却しておらず、あああ...どーしよー、明日もツアーが入ってるのに...(汗)。

そんな状況にも関わらずブログを更新しようという...もうっ。
追い詰められると突飛なことをする、でもないけど、フラフラっとたくさんサカナを買ってきてしまった。右上と左下のサカナ全部がひとくくりになってて、4ポンド(1.8キロ)、4ドルなり~。↑左上から、テングハギ、ミヤコテングハギ、ゴマアイゴ、マジリアイゴ、クログチニザ、ペンシルストレイクト・ライビットフィッシュ

a0043520_218283.jpgこちらばブダイ組。上からキツネブダイ、ブチブダイ(?)、ニシキブダイ♂、カワリブダイ。ウロコを取って軽く塩したあとで写真を撮ることを思いついたので、ちょっと色が変わってマス。ところで話はぴょーんと飛びますけど...

アッソーのタローちゃんが首相なりたてほやほやで飛んでった国連総会、(演説のとき、自分でBrand-new Prime Ministerって言ってたけど、あれは場所柄をわきまえない寒いオヤジギャグにしか聞こえない。一国の首相があの場で言うジョークではないよ)、その国連総会が、こんな↓ことになってる模様で、なかなか興味深し:
田中宇の国際ニュース解説:国連を乗っ取る反米諸国
タローちゃんが演説で、「議長」」議長」と呼びかけてたミゲル・デスコト・ブロックマン(Miguel d'Escoto Brockmann)さんというのは、中南米の反米諸国に押されて議長になった人のようだ。こういう世界の潮流の変わり目、国連参加国それぞれの思惑を、タローちゃん、わかってるのかな~?

それにしても会議場はガラガラで(苦笑)、いかに日本が期待されてないかよくわかる。タローちゃんがわざわざ国連に飛んでったのは、日本国内に向けたデモンストレーションだったわけね。世界の覇権構造が大きく動こうとしているときに、まあ、なんと恥ずかしい...

それにしてもタローちゃん、もうちょっと原稿を読まないでしゃべれるようにならなきゃ。その点、(ときどきおかしな英語をぶちかまして、これも笑えるけど)ジョージ・ブッシュJr.は堂々としたものだ。たとえカラスは白いと言っても、たくさんの人々を信じ込ませてしまった。そうかあ、そういう天然大衆扇動キャラが見込まれて、大統領に仕立てられたんだろうねえ。それでもって、その次に仕込まれてるのがマケイン大統領候補のランメイトに抜擢されたペイリンおばさんだったりして。どっちもカルト宗教かかってるところはそっくりだ。ブッシュじゃ催眠効果が得られなくなったんで、新しいキャラを用意したのかなあ...(寒)。

ともかく日本は国連安保理の非常任理事国なんかに立候補しないで、アメリカともはやく手を切ったほうが良い。ドルとも上手くおさらばしないと...マジで、いまは逃げるが勝ち!



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by suyap | 2008-09-29 22:33 | ヤップな日々

君はいったい...誰?

a0043520_1283336.jpgきのうやっと晴れたと思ったらまた曇が多くなってきた。それでも幸い日中は雨にはならなかったので、気温28度の水温29度、こんな天気のほうが野外では過ごしやすいのだ。

ダイビングの終わりにボートの下で安全停止しているとき、なんとなく気配を感じてあたりをみまわすと、何か白いものが、イバラカンザシの穴の入り口で動いていた。

a0043520_1292636.jpgよく見ようと近寄ると、すーっと穴に引っ込んでしまう。遠ざかって見ていると、そーっと出てくる。頭が黒くて口が白い、なんだなんだなんなんだー、キミ?

イバラカンザシの穴は直径1.5センチくらい。そこに入るのは、たいていギンポやカエルウオの仲間だけれど、うーん、お口が白でボディが黒いやつは...?正体がわからないままだと気持ちが悪いので、遠ざかったり近寄ったり、お互い駆け引きしながら間合いを見ること約5分。

a0043520_12101181.jpgあら、だいぶん慣れてきたのかしら、それともあきらめたのか?ずいぶん大胆に身体を出してくるようになった。それにしても、キミはいったい、誰なのさ?

次の一瞬、ふっと気を抜いて、まわりをチラッと見渡したその隙に...

a0043520_1211064.jpg穴から飛び出したのは、イナセギンポPlagiotremus laudandus)のキミだった。たいていの図鑑には、吻部に両目を結ぶ白い線ありと書いてあるけど、ああして穴から口先だけ出してられたら、わからなかったよ。それにしても、ひどい手ぶれ写真だなあ(恥)。

このイナセギンポは、色合いもサイズも泳ぎ方も一見そっくりなオウゴンニジギンポMeiacanthus atrodorsalis)に擬態しているといわれている。オウゴンニジギンポの下あご犬歯に毒腺があるから、擬態によって害敵が寄ってこないようにしてるらしい...(というのは、あくまでニンゲン側の推測でしょうけど)。もっときれいな写真はこちらでどうぞ:
イナセギンポ
オウゴンニジギンポ

a0043520_1211371.jpgクチ白の正体がわかって安心したので、ボートのほうに移動しかけると、今度は目の下で何かがピクピクと動いた。ふと視線を落とすと、ヒレフリサンカクハゼFusigobius signipinnis)が、じっとこちらを見ていた。

彼女(彼?)のテリトリーの真上で、ボゴボゴと騒々しい音をたてながらデーンと居座って動かない図々しい物体に、たぶん半ばあきれながら、ため息をついていたのだろう。はいはい、海の先住民のみなさま、たいへんお邪魔しやした。きょうはこれにて、退散いたしやす。


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by suyap | 2008-09-27 12:19 | ヤップの自然・海

ピープル、ジョージ・ワシントン、コイズミ引退・・・

a0043520_22231416.jpg久しぶりにカラリと晴れた花の金曜日、店番のG嬢が、近くのライブラリーから週末用の読み物を借りてきた。彼女はものすごい活字中毒で、活字さえあれば少々硬いものでも読み飛ばしているが、やはりそこは若い女の子、1週遅れでアメリカから届く週刊誌、Peaple Weeklyも、よく借りてきて読んでいる。

彼女が借りてきたものを、わたしもときどき興味半分で拾い読みさせてもらっているけど、今回の号のカバーページには驚いた。なに、これ~~~!非セレブB層に束の間のセレブな気分を味わわせるガス抜き雑誌-People(発行はタイム社)は、やっぱり大々的にマケイン・キャンペーンを始めたか?G嬢いわく:
すごいよ、マケイン一家の記事だけで6ページ、ペイリンにも2ページ使ってる。たしか前読んだ号にオバマのこと出てたけど、バイデンも一緒でたったの2ページだったよ。こういうの、フェアじゃないよね。
どれどれ...と、わたしはG嬢からPeopleを取り上げて、8ページにものぼるキャンペーン記事に取りかかった。プロ・ライターによる、とてもアメリカ的なしゃれた美談として、マケイン+ペイリンの家族像が描かれていた。この記事だけが情報源なら、わたしだってこの2人に投票したくなるだろう。マケインはベトナム負傷兵で捕虜になって離婚したけど前妻の連れ子も育ててて、シンディ夫人は子育てに熱心で慈善活動もしててカンボジアから養女も迎えて抑制剤(と書いてあったけど実際はコカインだったらしいが)中毒も経験したけど、マケインの協力により克服して...。ペイリンは頑張りママで毎朝4時に起きて夫のトッドが家事をするあいだにメイルのチェックをし自分で子供を学校に送りながら出勤し夕食は2人のうちどちらか手の空いているほうが担当しペイリンも料理上手で夜10時に家族が寝静まってからトッドはスノーボードの練習に行き...間違っても、こんな写真は出てなかったよ(笑) なんだ彼らも自分らと同じような問題を抱えて頑張ってるのね-と、アメリカの低所得者層の支持を取りつけるような...書き方。

a0043520_22531136.jpgG嬢が、オバマの記事を見たのは女の人が2人で写ってるカバーページの号だったと言うのだけど、カナダde日本語の美爾依さんの記事にあった「エレン・デジェネレス (Ellen DeGeneres)がついに同性婚へ」のことかしら?

これをG嬢が借りてきたときには、デジェネレスの写真を美爾依さんの記事で見たのを忘れてしまって、なんで同じ号をまた借りてきたの?わたしこの写真もう見たよ、知ってるよと言い張って、G嬢にきょとんとされたものだ。あの号もペラペラとめくってみてるけど、オバマの記事には気がつかなかったなあ...。それくらいインパクトが弱い記事だったのだろう。

まあこのように、アメリカは日本と同じく(それ以上に)、メディアに煽られた劇場型選挙になっていて、日々を生きるのに精一杯で、自分で多くの情報を集め分析する機会も時間も金もない底辺層ほど、こういったテレビや雑誌の影響を受けて乗せられやすい。このへんを反戦塾さんは、「ヒトラーの宣伝術」として、「小泉氏の引退」という記事で指摘されている。

そういえば、日本の宣伝=プロパガンダの達人のひとり、コイズミさんが、引退するんだってね。いろいろな理由が憶測されているけれど、このニュースを聞いて、わたしがパッと思ったのは、はは~ん、アメリカさま~+アルファからの指令がそうきたか-だった。しかも、引退発表のタイミングは、原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀配備の日と重なるなんて、みえみえではないか。
雑談日記「原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀初配備・入港を報じたが、5月22日の南米太平洋沖火災事故を報じなかった日本のマスゴミ。」

kimera25「横須賀が注目された日に 2008/09/25 横須賀の恥二題」
しかも、あのカイカクを叫んだ男が次男を後継者に...?これもアメリカさま~+アルファからの指示ではないのか。次男の進次郎氏はアメリカのネオコン系シンクタンクに勤務していたというし:
パンツをはいた経済オンチの小泉鈍(ドン)一郎去って、4代目進次郎が登場。ところでどんな人なの?
使用済みになってポイされそうなのは、チルドレンだけじゃないかもね。親分のコイズミ本人も使用済み、政権交代がもはや避けられないと見たアメリカさま~+アルファは、これから次世代のエイジェントを育て、次期政権に送り込む準備を急いでいるはずだ。

(追記)
コイズミ元首相の秘書官だったイイジマ氏が、コイズミさんは魔法の杖をなくしたからと公言したり、シンキロー(森喜朗)のおっさんがコイズミを切るような行動に出たり...。まずそこら辺がコイズミの直属の親分だったんでしょうねえ、大親分はもちろん国外だろうけど。で、あわれパーフォーマー・コイズミの役割は、もう終わったと使い捨て。なんかブッシュと同じような境遇やね。

そこら辺のところを、反戦な家づくりさんの記事がスカッと説明してくれた:
総選挙はたぶん民主が勝つ。問題は・・・
そして、眠い目をこすりながら今夜ここまで書き連ねたのは、天木直人さんのこの記事に、うなってしまったからだ:
これからの日本政治の本当の課題ー政治における平和勢力の衰退
政権交代ばかりが喧伝され、この国の政治が限りなく二大政党になりつつある。

その後にくるものは、日米軍事同盟に反対しない大連立政権となるに違いない

政治における平和勢力の衰退、これこそが政権交代後の日本の政治の大きな問題である。
(文中強調はsuyapによる)
再び反戦な家づくりさんの記事に戻ろう:
だから、これからの政治・選挙の焦点は、自民か民主か、ではない。
民主をどうするか だ。

民主党を縛りつつ守る。タガをはめつつエージェントを浮き上がらせ排除する。
そのためには、社民、共産の議席数も非常に大事。

しかし、民主党を柵の向がわへ追いやるようなことをしてはいけない。
民主党が崩壊したら、戦後はじまった日本の民主主義は、完全に終わりだということを自覚しなくては。

(文中強調&下線はsuyapによる)
戦後63年目にして日本がほんとうに独立への第一歩を踏み出せるか、崩壊するアメリカとともに奈落の底に転がり落ちるか...いまが別れ道だ。それでも資源のあるアメリカは、そこそこ蘇るだろう。いまアメリカを落とそうとしている連中は、それも計算のうえでやっている。しかし、四方を海に囲まれ資源もない日本は...?

まずはアメリカの現状、世界の現状と動向、日米軍事同盟の現実を、上下左右の立場を問わず、しっかり認識することから始めなければ。舵を切れるのは、しかないのだ。



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by suyap | 2008-09-26 23:59 | ヤップな日々

またまたウミウシ(笑)

a0043520_8161412.jpgこんなこともあったりして、ずいぶんウミウシづいている今日このごろ、今回もミル・チャネルで拾った可愛い子たちのご紹介。マンタサメを見てもらわなきゃ...とキョロキョロする必要のないスタッフだけとのダイビングだったので、ウミウシの収穫(「獲る」のでなく「撮る」ほうね)は多かった。

まず見つけたのが、これ(右上)。ウミウシの卵です。幅3ミリくらいのきれいなレース紐が、直径2センチくらいの渦巻き状に産みつけてある。おっ、親はどこだどこだ?

a0043520_817916.jpgまわりを大捜索して見つけたのが、これ(←)。体長1.5センチくらいのシロウネイボウミウシPhyllidiopsis striata)、下方にぼやけて見えるのは、指標のためにおいたわたしの指(笑)。え~、あれ(↑)は君の卵だったの?

ウミウシの卵の形状は、同じ種でもさまざまだと聞いたことがあるから、もしかしたらもしかかもしれないけれど、自分の身体よりもデカイ卵塊をせっせと産みつけているシロウネイボウミウシの姿を想像すると、ちょっと感動するなあ。

a0043520_8175012.jpg次に見つけた2.5センチくらいの君は、ソライロイボウミウシPhyllidia coelestis)に間違いないよね?死んだサンゴの上に積もったシルトの上を、せっせと何かを食べながら移動中。拡大してみると、ブルー地のボディに入った白点がなかなかシックです。

a0043520_830573.jpgあれえ~、きょうはイボウミウシの日かあ?
オーバーハングしたサンゴの下に、コイボウミウシPhyllidiella pustulosa)(たぶん)がいた。こちらも泥の上をゾロゾロと這いながらお食事中?ここならあまり害敵に見つからなくて安全かもね。

a0043520_8194250.jpgはい、お美しいキヘリクロスジウミウシChromodoris elisabethina)、学名からの別称エリザベス様も、好物のカイメンを夢中で食べておられました。ところで、ヤップで見るキヘリクロスジウミウシには、黄色が薄れた個体が多いのは、なぜだろう...?

a0043520_8182990.jpgこのページの最後は、ど~こにでもいるムカデミノウミウシPteraeolidia ianthina)で締めくくりましょ(笑)。名前のとおり、ムカデのように細長いボディが特徴、周囲とほとんど同じ色して、さりげなく、でも貪欲に、せっせと捕食しております。

ウミウシは、身体は小さいのに、いつ見ても何かを食べてるように見えるなあ。痩せの大食いといわれているわたしだけど、そんな彼らを見るとホッとするのであった。




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by suyap | 2008-09-25 22:40 | ヤップの自然・海

そろそろ次が生まれそう

ことしの9月後半は、ひさびさに9月らしい(雨の多い)空模様となった。台風14号Hagupitのあと、同じようなルートで立て続けにもう2つ低気圧が発生している。現在もヤップの北をひとつ通過中。
a0043520_2172250.jpg

上はヤップ時間24日午後7時30分(日本時間午後6時30分)の衛星写真。もっとも台風の生まれやすい地域は、東のチュークあたりから西のフィリピンにかけて、パラオよりもやや高めの緯度で、ヤップはまさにこのど真ん中にある。ここら辺で雲が集まりはじめ、だんだんと渦が見えてくるようになると、そろそろご誕生となる。
a0043520_2015727.gif

上はヤップ時間24日午後7時(日本時間午後6時)時点のJoint Typhoon Warning Centerによる進路予想。まだ熱低なので、Tropical Storm 19Wという番号で呼ばれているが、これが台風になると、たぶん台風15号Jangmi(ヂャンミ?韓国語でバラ)と命名されるだろう。

ここ数日のヤップのお天気は、全面曇り空で風は5~10ノット以下、しとしとぴっちゃんの雨が降ったり止んだり、ときおり強まったりといった感じが続いている。嵐のベイビーがヤップの北西にあるので、風は西から南西だから、島の東側の陸地にいれば、ほとんど無風状態。東側の海ならダイビングにはまったく支障ない。

でもこんな日は、寝転がってうつらうつらしながら加藤由子さんの「雨の日のネコはとことん眠い」をでれ~と読んでたいなー。



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by suyap | 2008-09-24 22:41 | ヤップな日々

このまま消えてください>シンキロー氏

予定(?)どおりアソー氏が自民党総裁に選出されたとのことで... 元自治大臣白川勝彦さんによると、なんと総理大臣になる前に解散権の行使を決められた総理大臣は、数日後に総理大臣となる麻生氏だけなんだってね(永田町徒然草「なに、10月3日解散だと・・・!?」) ふう~。

ところで、カナダde日本語の美爾依さんが、数日前に「大丈夫かなあ...」という記事に寄せてくださったコメントがきっかけで、わたしが常日頃より敬愛する(ウソ)、シンキローこと森喜朗大先生が、ミクロネシア連邦の首都ポンペイ島を訪問していたことがわかった。

首都といっても、ポンペイはヤップ島から日本に行くよりも遠い場所だし、それに言葉も習慣も違うし、まるで外国のような遠い場所という感覚だ。それに、「首都がどうしたって?ヤップはヤップだよ」というヤップ人が多いので、誰もポンペイで起きてることなんか気にしちゃいない。それに物見遊山でくる日本の政治家なんて、(ポンペイですら)現地の庶民にゃ関係ない話だろう。

それだもんだから、わたしもシンキロー氏のポンペイ訪問をちーっとも知らなかったのだけど、きのう久しぶりに郵便局に行ったら、在ポンペイの日本大使館から、こんな招待状が届いてた。
a0043520_2342510.jpg

この記事(これって税金無駄遣い?それとも(極秘)在住邦人調査?)」に載せた招待状と、ほぼ同じものに見えたし、そのレセプションの時間が変わったりしたので再送したのが遅配(日常茶飯事)になってたのかと思って、また無駄なことして..とブツブツ言いながら捨てようとしたら、貼り付けてある細長い紙の文字が目に入った:
On the occasion of the Official Visit to F.S.M. of H.E. Mr. Yoshiro Mori, Former Prime Minister of Japan. (元日本国首相・森喜朗閣下の公式訪問に際して)
はあ???印刷にまわす前に、この一文を入れ忘れちゃったのね、大使館!(爆笑)

そのあとに続くのは、
The Ambassador of Japan and Mrs. Shoji Sato request the pleasure of the company of わたしの名前 at a Reception... (日本大使サトウショウジ夫妻は、〇〇を、...でのレセプションにご招待申し上げます。)
と順当なのだけど、

a0043520_23424524.jpgこんなペラペラの紙切れに名前を書かれるなんて、わが宿敵とはいえ、あわれ森喜朗さんは、ほんとうにシンキローのように消えつつあるのかなあ...?(なら、おとなしく、とっとと、お消えなさい!)

 

外務省プレスリリースによると、
1. 森喜朗元内閣総理大臣は、9月14日(日曜日)から18日(木曜日)まで、ミクロネシア連邦のエマニュエル・マニー・モリ大統領(H.E. Emanuel Manny Mori)の招請を受け、特派大使として同国を訪問する。
2. 森特派大使は、滞在中、日・ミクロネシア連邦外交樹立20周年記念式典に出席する他、モリ大統領他との会談及びミクロネシア連邦議会での演説を行う予定である。
3. 森特派大使の今次訪問により、日・ミクロネシア連邦二国間関係の更なる強化が期待される。
ということなんだけど、訪問先はポンペイだけじゃなく、チュークにも行ったらしい。次の総選挙で政権からはずれたら、いままで好き勝手にできた機密費だの、ODA利権だのが遠のいてしまうので、今のうちに遊んじゃえ、威張れる国へ行って格好つけちゃえ、ってことで、おそらくシンキロー森喜朗の提案でミクロネシア側に「日・ミクロネシア連邦外交樹立20周年記念式典」だのをやらせ、自らを招聘するように仕向けたのだろう。おかしなODAをでっち上げてないことを祈りたい。

そもそも何でシンキロー=森喜朗がミクロネシア連邦で大きな顔をするようになったのか?
(下の追記とご注意!もあわせてお読みください)

シンキロー=森喜朗もそれらしく振舞っているせいか、よく勘違いされるのが、現大統領をはじめとしてチューク州にたくさんいるモリ・ファミリーとの関係だ。1892年に初めての日本人商人としてチュークに渡った森小弁(モリ・コベン)の子孫が、今ではチュークに数千人もいるという。
チューク諸島の海から
再びFSMに日系大統領が誕生
しかし、北陸の森喜朗の一族は、土佐出身の森小弁の係累とはまったく関係がない。ところが、ミクロネシアのチューク州でモリというと、みな森小弁から始まったモリ・ファミリーなので、血族関係が何をおいても優先されるこの地域では、マイ・ファミリー!ということになって特別扱いを受けやすい(他の苗字として、チュークではアイザワさんも便利です)。森喜朗は、そういうミクロネシアの風習を、自分の利権のために都合良く利用しているわけだ。

これは森喜朗に始まったことではなく、戦時中、陸軍の中隊長としてチュークに派遣された彼の父親のときもそうだっただろう。それが良い思い出として息子に伝えられ、彼はその立場を政治家として利用する。美談が美談に終わらず、そこに国民の税金と政治家の立場を使ったゴマカシがあるならば、とんでもないことだ。
ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流
こんな政治家、はやく消えてもらいたい!

日本・ミクロネシア友好議連会長に就任
《2004年(平成16年)4月8日》
↑ ↑
たぶん、ここに集う政治家をあぶると、ミクロネシア関係の利権集団が見えてくるだろうなあ...


追記とご注意!
①わたしはヤップ州ヤップ島に在住していますが、この記事で取り上げたポンペイやチュークにコスラエを加えて、ミクロネシア連邦4州は成り立っています。それぞれに言葉も文化も大きく違いますから、戦後の国際統治の中で「国」を作らされたとはいうものの、各州の独立性は非常に強いですし、それはとても良いことだと思います。各州の位置はこちらでどうぞ:
http://suyap.exblog.jp/4731852/
だいたい、「ミクロネシア」(小さい人々の国)なんて、そこに住む人々にとっては、たいへん失礼な命名だと思います。これは西欧列強が太平洋に進出してきた19世紀に、地域の呼称として始まったものです。他にポリネシア(大きい人々の国)、メラネシア(黒い人々の国)という地域呼称がありますが、このような西洋人の勝手な呼称を国名にした地域はありません。

②(おそらく)シンキロー氏の肝いりで、臨時代理大使から「大使」派遣に昇格され、パラオを差し置いて、在ミクロネシア連邦日本大使館が、マーシャル共和国、パラオ共和国も管轄下にした大使館になって以来、このような、わけのわからん「招待状」が届くようになりました。たぶん、大使館(古くからいるスタッフはたった一人しか残っておらず、あと8名はどどっと「本社」から来たスタッフだそうです)が、レセプションへの「人集め」に、手当たり次第発送しているものと思われます。誰が交通費1000ドル以上もかけて、週3便しかない飛行機を乗り継いでポンペイまで行くかってねぇ!こんな機械的な招待状は、かえって失礼だってのがわからん連中でしょう。怖いのは英語なので、同じものがローカルVIPにも送られてる可能性あり、ああ恥ずかしい。

③わたしの住むヤップ島は母系社会ではありませんので、日系人は「ほとんど」いません。しかしながら、わずか(人口の0.2%以下)にいる「先祖に日本人の血を引く」人々は、自己のアイデンティティを「ヤップ人」として生きています。財産の相続が父系で進むヤップ社会では、外国人の血を引くことは名誉ではないのです。

また母系社会のゆえに日系が多い他州でも、現地社会で日系を全面に出して生きている人はいないと思います。島社会では「島の者」として生きないとはみ出してしまいます。日本人の側からみた安易な「日系人」という括りは、ミクロネシア現地での感覚とは非常にずれていますし、意味がないと思います。



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by suyap | 2008-09-22 23:12 | ヤップと恥ずかしいニホン

当たらないミサイル配備にお料理レシピに(笑)

a0043520_14224595.jpg現在フィリピンの北方に向かっている台風14号Hagupit(Tropical Storm 18W)が、まだヤップの北あたりで雲の固まりを増やし始めた数日前から、ぐずついたお天気が続いている。ときおりまとまった雨になるけど、ずーっと雨続きではない。でも、きのうもきょうも、どんより曇り空の一日だ。

そんなヤップのお天気と裏腹に、ずいぶんノーテンキなニュースを目にしてうなってしまった。日本の航空自衛隊が、地対空ミサイル・パトリオットPAC3の初試射実験をアメリカで行い、成功したという。(左上写真は、ヤップに残る日本帝国陸軍高射砲)
試射は米軍の協力で、約120キロ離れた場所から弾道ミサイルに見立てた模擬ミサイルを発射。空自部隊がレーダーで探知し、約2分後にPAC3を発射すると、約30秒後に上空で模擬ミサイルをとらえ、迎撃に成功した。(共同通信配信 ソースはこちら

軍事評論家の神浦元彰さん2008年10月以降はこちら)によると:
防衛ハンドブック(朝雲新聞社刊)の平成20年度版によると、パトリオットPAC3の速度は2~4㎞/S(秒速)となっている。発射30秒後で目標を迎撃したのなら、この時にPAC3が30秒間飛翔すれば、飛翔した距離は60㎞~120㎞という計算ができる。

 ところが防衛ハンドブックではPAC3の射程は20㎞と記載されている。約20㎞しか飛ばないミサイルが、60㎞以上の遠方で命中したというのは明らかに間違い。
なのだそうだ。数学に弱いわたしにはちと難しい計算だけど、ようするに当たるほうが難しい弾らしい。そんなのが東京首都圏にもすでに配備されているわけですよ、何のために?

(パトリオットPAC3について書いた過去記事)
キノコの傘、核の傘、ニホンの防衛...?
防衛『省』法案-成立すると桶屋が儲かる
ヤップ伝統建築の素材 & そうだったのね、パトリオット(PAC3)

a0043520_14233154.jpgまた、田中宇さんも最近の記事「米ミサイル防衛システムの茶番劇」で、こう指摘する(右写真は、ヤップに残る日本帝国海軍高角砲)(ちょっと長い引用になります)
米はミサイル防衛システムの開発を50年以上続け、ときどき迎撃実験を実施するが、最近の5回の実験のうち、迎撃に成功したのは2回だけだ。しかも実験の多くは、敵方のミサイルが「おとり」を発射しない前提で行われている。加えて、迎撃ミサイルには、敵方のミサイルがいつどこからどのような軌跡で発射されるかというデータを、あらかじめ入力した上で実験を行っている。本物の戦争では、敵のミサイルがいつどこから飛んでくるかわからず、おとり技術も搭載されているはずだから、米軍の迎撃実験は茶番劇である。
    ~~中略~~
 パトリオットは、1970年代に開発され、91年の湾岸戦争で初めて実戦使用され、命中率は97%だと当時のパパブッシュ大統領が豪語した。だがその後、米MITとテルアビブ大学の専門家らが、パトリオット発射時のビデオ映像を解析したところ、ほとんど当たっていないことがわかり、彼らは92年に米議会で「命中率は10%以下で、もしかするとゼロかもしれない」と証言した。米議会も、米政府が発表した命中率はウソだと断定する報告書を発表した。
    ~~中略~~
イラク戦争後、パトリオットは、バグダッドの米軍基地に配備されたが、基地に着陸してくる米英の戦闘機を、敵のミサイルと誤認して迎撃してしまう事故を繰り返している。
    ~~中略~~
バグダッドの誤射の例から考えて、自衛隊の戦闘機が東京の上空で間違ってパトリオットに迎撃される事故が今後起きるかもしれないが、このリスクも日本国民の「安心感」の対価としては安いと考えられているのかもしれない。日本政府にとっては、北朝鮮のミサイルの脅威より、パトリオットを購入しない場合の米政府の怒りの方が怖い。

 米政界の方も、日本は徹頭徹尾の対米従属だから、巨額だが無能なシステムを売りつけても文句は言わないだろうと、馬鹿にしているのだろう。わが祖国ながら、日本はあまりに情けない。米の同盟国の中でも、カナダはすでに2005年に、米のミサイル防衛システムの能力を疑問視し、米との共同開発を断っている。

a0043520_14241662.jpg(左の写真は、ヤップに残る入り口を爆弾で破壊された防空壕)
なんだかわたしも、わが祖国ながら、現在の対米従属日本が心底なさけないですねえ。そんな金があったら、国内で広がる社会格差の是正に使いなさい!(怒)。

PAC3のいかがわしさを、イサオプロダクトワールドさんが、わかりやすい図解で説明してくださった:
「自衛隊ミサイル迎撃の茶番劇!」
ところで海上自衛隊イージス護衛艦「あたご」が、高知県沖の領海内で潜望鏡を出して潜航している国籍不明の潜水艦を発見したという。先ほどの神浦元彰さんをはじめ日本のメディアの多くが潜水艦は中国籍としているところへ、中国政府は中国艦による侵犯ではないとの立場を示しす抗議を行うも、日中両国とも抗議自体を公表しておらず、日本側は引き続き真相究明を急ぐ構え-だそうだ。(ソースはこちら)。

a0043520_1713402.jpgはてさて、あの「あたご」にどれくらい策敵能力があるのか、わたしには計り知れないのでここでは問わないけど... 何か情報が出てないかと訪れた海軍海上自衛隊のウエブサイト、そのトップ・ページをみて仰天。これを喜ぶべきなのか、嘆くべきなのか?:
新着情報
2008/09/19 本日のレシピ(海自カレー はつゆき風)を更新しました。
2008/09/12 本日のレシピ(焼ビーフン カレー風味)を更新しました。
2008/09/09 本日のレシピ(鶏もも肉の青じそ炒め)を更新しました。
2008/09/05 本日のレシピ(ビーフカレー)を更新しました。
わたしは軍隊推進派でもなんでもないけれど、なんだか猛烈にわが祖国が心配になり、あわてて英語のページへ飛んでみたら:
Japan Maritime Self Defense Force
ふ~うっ、さすがに英語ページには、お料理ページは載ってなかったよ。

ちゅうことは、いったい、なんやねん?

海軍海自は、日本国民をなめとんかあ~~~(怒)

それにしても、どれもこれもマズそうなレシピだなあ...(料理の写真が素人なのは確かだけど)。こんな飯でも、食えないよりマシと思って応募する若者が、今後増えないことを祈る。

a0043520_1759459.jpgこんなことじゃ、将来、東京上空で航空自衛隊のパトリオットPAC3が陸上自衛隊の輸送機かなにかを撃ち落し、それにあわててた陸上自衛隊が東京湾沿岸にクラスター爆弾をぶちまけ、そんな折にも海上自衛隊は黙々と本日のレシピを更新してるけど危なくて接岸できず...なんて漫画のような悲劇が、ほんとうに起きるかもね。(右上写真は、ヤップ島の海中に眠る、帝国陸軍守備隊に撃たれた帝国海軍梓特攻隊・銀河の部品)

と、ここへきて...
足摺岬沖の潜水艦はクジラ? 
高知県・足摺岬沖で国籍不明の潜水艦が領海侵犯したとされる問題で、防衛省・自衛隊はクジラを潜水艦と見誤った公算が大きいとの見方を固めた。ただクジラと断定できる「証拠」もなく、結論は迷宮入りになりそうだ。防衛省は、中国などの潜水艦に関する情報を収集、米軍にも協力を要請した。その結果、この海域に潜水艦がいた可能性はほとんどなく、クジラのヒレなどを誤認したのではないかとの判断に傾いた。(ロイター2008年09月21日07:51 JST)
はあ...やっぱり、あの「あたご」ですから...(脱力)


(参考)
田中宇の国際ニュース解説:米ミサイル防衛システムの茶番劇
日本軍事情報センター最新情報2008年10月以降はこちら
JANJAN 藤島利久:きみは潜水艦を見たか 国家的情報戦略の裏を読む



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by suyap | 2008-09-21 22:07 | 戦争はビジネス(怒)

ひゃ~、ミスジアオイロウミウシか...

a0043520_10291352.jpg数日前の記事「変り種のミゾレウミウシ」で、Australian Museum Sea Slug ForumBill Rudman先生からサイト上にお返事いただいたことを書いた(Chromodoris willani from Yap, Micronesia)。

このウミウシが灰黒色のカイメンの仲間を食べている写真があったら見たい-という先生のおコトバに、すっかり舞い上がってしまったお調子者のわたしは、

a0043520_1030759.jpg話題の色彩変異のミゾレウミウシChromodoris willaniの近くに、こんな(→)典型的なミゾレウミウシがいましたよ-と返信してしまった。そして、そのお返事がもう掲載されている:
Re: Chromodoris willani from Yap, Micronesia
エラや触覚に白点がないから、これは「典型的な」ミゾレウミウシではな(前の文章であれほど説明してあげたのになあ... by Bill Rudman)ミスジアオイロウミウシChromodoris lochiの方、まあ、この2種が近くで見られるのはよくあることだけどね-というお答え。ひゃ~、わたしのはやとちりとドジが大公開だあ~!

でもね、ニンゲンは間違いを犯し、その痛みを通して成長していくものです。今回も、失敗を素直に受け入れますです、はい(苦笑)。

というわけで、今までミゾレウミウシChromodoris willani)のファイルに突っこんでた同様のウミウシちゃんたちを、新たにミスジアオイロウミウシChromodoris lochi)のファイルに分類しなおしたところ。

ところで小野にぃにぃ沖縄のウミウシ図鑑には、ミスジアオイロウミウシやや深い岩礁域、稀種と書いてあるけど、ヤップにはわりといるかもね?以前ヤップのあるダイビング・サービスで働いていたアメリカ人も、Rudman先生に報告していた:
Chromodoris lochi from Yap
Rudman先生が読者のためにヤップの位置を説明しているのが微笑ましい。今回のわたしの投稿にはその説明がないってことは、2003年の段階よりもヤップの知名度が上がったのかな?



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by suyap | 2008-09-20 20:23 | ヤップの自然・海

ヤップで唯一の自動販売機

a0043520_10194879.jpgもうとっくに書いたと思っていたのだけど、ヤップにたったひとつある自動販売機のことは、まだこのブログで取り上げていなかったようだ。はい、これ(←)がそのマシーンです(笑)。

Do It Bestというアメリカのハードウェアー・ショップ・チェーン(日本でいうと東急ハンズとかロフトのような?)が、数年前、地元企業のWAAB(ワアブ)と事業提携した。その店頭に、この自販機はある。ちょっと前までここに置いてあったのは、25セント硬貨しか使えずお釣りも出てこない、かなり旧式なマシーンだった。飲み物もコーラなど普通のアルミ缶サイズのみで、一律75セント、店で買うより10セントくらい高めの価格設定だった。

わたしも2回くらい「試しに」買ってみたけれど(ちゃんと冷えてたよ)、いつ見ても自販機の前に人影はなく、そばのアルミ缶回収篭も寂しそうだった。いったいどれくらいの売り上げがあるのか、電気代やリース(?)料を払えているのか、他人事ながら、心配してあげてたりしたのだが。

a0043520_1020265.jpgそれが最近、新しい自販機に入れ替わっていた。しかもアルミ缶だけでなく、ペットボトル飲料も入ってて、品数も倍以上に増えているではないか!これは「試して」みなきゃ…(笑)。

ちょうどコインを切らしていたので、また店内に戻って両替してちょうだいと言ったら、あの新しいマシーンはお釣りも出るのよ、1ドル札入れて大丈夫よと若い女の子に教えられた(笑)。

わ~お、そりゃすごいや!と言って、早速1ドル札を挿入したのだけど、はて…、ほんとうはペットボトルのアイスティが欲しかったのだけど、1ドル30セントもする。こんな「お試し」にそんな金は使いたくないから、75セントの缶入りソーダにした。さて13番ね、1と3を押して…待っても待っても13番のソーダは出てこないし、マシンもウンともスンとも言わないし…金返せ~、カシャカシャ…あてずっぽうに、あちこちのボタンを押してたら、25セントコインが4つ出てきた。

じゃ、もう1回、コイン3つ入れて、1と3を押して…そうだ、タッチパッドの下にある>というのも押してみよう…

自販機沈黙

金返せ~、カシャカシャ…

25セントコイン3個がコロコロコロ

ああ悔しいなあ、もう1回、コイン3つ入れて、1と3を押して…今度は反対側の<を押してみよう…

自販機沈黙

金返せ~、カシャカシャ…

25セントコイン3個がコロコロコロ

き~、ええ加減にせえよお で、はたと思いついたことあり…もしかして…じゃ試しに今度は、1と1を押して…

ゴロゴロ、ドスン

見事11番の色つきソーダが転がり落ちてきた。
13番は単に売り切れていただけだったのね(笑)。

午前中のハードウェアーショップ、閑散とした自販機の前で、ムキになってマシーンと格闘しているオバハン(笑)。店内からは、大丈夫かな~、あの人と、心配そうにこちらを見ていたのも知っているよ。

(告白)
日本に行って自販機や券売機の前でオロオロするのは、連れのヤップ人ではなく、いつもわたしの方なのでありまする(涙)。



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by suyap | 2008-09-19 22:15 | ヤップな日々

新しいエンジン搭載

a0043520_10111442.jpg先行きの怪しいドル経済やリーマン・ブラザーズの破綻を受けて、原油価格もかなり下がったようだ。ヤップのガソリン価格も、安いところでは1ガロン$5.55になった。でもガソリン以外の物価はどんどん上がっているから、油断はできない。そんな状況なので、「経費節減」は、ヤップの家庭でもビジネスでも、目下たいへん重要なイッシューとなっている。

ボートのエンジンも、古くなると故障も多いし燃費も悪くなる。そういうわけで、うちの22フィート・ボートのエンジンを新調することにした。4月に注文していたのが8月末になってやっと届いたので、忙しさがひと段落した今、積み替え作業に入ったわけだ。最近はYAMAHAさんも、トヨタ方式だかなんだか知らないけれど、発注+支払いがあってから組み立て>出荷となるらしい。

a0043520_10115812.jpgこちら(→)が、8年間の長きにわたってよく働いてくれた4ストローク型50HPのエンジンたち、アワー・メーターは3500時間を越えている。長いあいだ、ご苦労さまでしたー。

しかし、このエンジンの寿命がこれで尽きるわけではない。これから新しいオーナーの下でしばらく働いて(8年前の元値の4分の1で売れたけど、その間のメンテ費用を考えたら8分の1回収というところ)、どうしようもなくなったら部品としてのニュー・ライフが待っている。がんばってしぶとく生きてね!

a0043520_10132166.jpg新しいエンジンは、4ストローク型3気筒40HPにしてみた。もちろん2機がけだ。もともと、この22フィート・ボートの推奨エンジン馬力は80HPなので、ちょうど良いサイズかもしれない。それにエンジン重量も軽いし燃費も安上がりのはず。目的地への到着が数分遅れたとしても、それがどうした、狭いヤップをそんなに急いでどこへ行く?(笑)。しかし、実際には巡航スピードにそんな違いは出ないはずです。

このエンジンを買ったヤップのYAMAHA取扱店にボートへの搭載を頼むと早いのだけど、うちのボート・エンジンの整備や修理をしてくれているDさんも、チョメリビヤンも、そしてわたしも、それはぜったい嫌なのだ(笑)。時間がかかっても少々高くついても自分たちでやりたい!ワイヤリングやケーブルの配置、ひとつひとつの仕事の丁寧さ(質)などが、後々のメンテナンスにも大きく響くからね。

それにしても、ヤップの男たち(みんなではないが)のボート・エンジンにかける情熱はすごい。今回も、2日にわたって朝からずーっと、炎天下のボートの上げ下ろし、新旧エンジンの上げ下ろし、その他細々した作業に、文句も言わずにかかりきり。そこに、とっかえひっかえ、助っ人&見物が出入りする。みんなメカ大好きっ子なのだ。しかも作業の総監督が、ミクロネシア・マリタイム・インスティチュート(FMI)の機械科教官であり、島で1番のメカニックとうわさされるDさんなので、みんな彼の技を見たいのだ。

2日かかって真新しいエンジンを搭載した22フィート・ボートは、翌早朝わたしの知らないうちに(はっきりと「来るな」と言われた)、チョメリビヤンによって試運転された。彼らがわたしから隠れるように試運転に行きたかったのは、ただボートを走らせるだけではないからだ。後ろにはラインとルアーとフックを引いているはずで、もしかしたら奇特なサカナが新エンジンを祝福に来てくれるかもしれないし(笑)、そして、男がサカナとりに行くのを女が知ると、縁起がよくないからなのだった(笑)。

案の定、わたしがあまりにも期待したせいで、祝福に来てくれたのは、1メートル級のバラクーダ1匹だけだったらしい。もちろん、試運転のあとは刺身とビールで乾杯になったけど!



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by suyap | 2008-09-18 10:02 | ヤップな日々