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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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[ダイビング]ミル・チャネルでフルコース

a0043520_2253042.jpg2007年4月の最終日にして満月の2日前、きょうも午後の上げ潮を狙って、ミル・チャネルに行った。カレンダー上では潮間差は90センチとなっているが、この時期の午後の上げは侮れない。水路の入り口のブイからスタートし、潮の強さ次第で浮上する場所を決めることにしてエントリー。

案の定、潮の動きは速かった。ミル・チャネルは蛇行したりくびれたりしているので、場所によっては逆流になったり、えらい勢いでピュイと流れたり。透明度はまだ20mくらいだったのだけど、行く先々で、出るわ出るわ(笑)、グレイリーフシャークが5匹でたまっている場所、きのうと同じマダラトビエイ4匹の舞っている場所、もちろんギンガメアジにナンヨウブダイに小さめなナポレオン。あっという間にマンタリッジを越えて、少し流れの緩まったところで、2匹のタイマイが、のんびり泳ぎがら餌を食べていた。


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by suyap | 2007-04-30 22:49 | ヤップの自然・海

[ダイビング]エイづくし

a0043520_22262466.jpgきょうは満月3日前、それに5月も間近なので、午後の上げ潮のほうが潮の干満の差も大きい。それに期待して4時過ぎにミル・チャネルに入った。期待どおり(期待以上に^^)ゴンゴンと外洋のきれいな水が入ってきていた。

流れが少し緩んでくるのを待ちながら、マンタリッジの根の先端でギンガメアジなどを見ていると、すぐ真上でマダラトビエイが気持ち良さそうにホバリングし始めた。写真に納まっているのは3匹だけど、実はこの後ろにもう1匹いた。

a0043520_2227383.jpg5月の遅午後の上げ潮時には、マンタリッジでは意外なものを見ることもあり、マンタの遭遇率もよくなる。ギンガメやグレイリーフシャークを眺めながら、強い流れの中で待っていると、ついに1匹目のマンタが登場!でもそのときには、もう5mの安全停止に入っていたので、今回はマンタを見下ろすような形となり、背中の模様がくっきりと見えた。おなかの模様やしっぽの付け根が見えないので確証はないが、どもう♂のチビマンタのあいつっぽい。


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by suyap | 2007-04-29 22:24 | ヤップの自然・海

なんとも、ごもっともで...

a0043520_10205699.jpg久しぶりに会った女友達とレストランで夕食を共にし、食事のあともウダウダと四方山(よもやま)話に花を咲かせていたら、ちょっと離れたテーブルにひとりでいたヤップ人のJLさんから、「ビールを奢らせてもらってもいいかな?」と声がかかった。普段は無口な彼が、ひとりでこんなことするのは珍しい。きっとわたしの連れの女友達と話がしたいんだろうと思い、ちょうど話も一区切りついたところだったので、こっちのテーブルに呼んであげた。

a0043520_1022492.jpg30代後半のJLさんは、アメリカの4年制大学を卒業後しばらく働いて、12年ほど前ヤップに帰ってきた。いまはヤップ州で起業する人々をサポートする組織の総支配人をしている。この3月には、JICAのワークショップでひと月も東京に行っていたという。どうやら、そのときの体験談を、いちおうニホン人であるわたしたちに聞いてもらいたいらしい。


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by suyap | 2007-04-28 08:20 | ヤップな日々

[スノーケリング]マングローブの際で

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きょうはオイランハゼやミナミトビハゼなどを観察するスペシャル・スノーケリング・ツアー。マングローブの際で、満潮前の7時半からノンストップ、なんと6時間も水と戯れていた。ちなみに、彼ら(オイランハゼやミナミトビハゼ)が住むのは→こんな環境の背の立つところです。

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ここでも取り上げたオイランハゼは、Micronesian Reef Fishes(Robert F. Myers)という図鑑では、なぜかPink-speckled shrimpgoby(Cryptocentrus leptocephalus)となっていて、多くのニホンの図鑑で紹介されているオイランハゼ(Cryptocentrus singapurensis)とは別種であるかのようだ。しかし、素人目にはどこがどう違うのかわからないので、この話題はスルーして(笑)、とりあえず、ここではオイランハゼで通すことにする。(Micronesian Reef Fishesでは、他の魚類図鑑とは違う学名が採用されている例が多いので、もしかしたら、これも採用した学名の違いだけなのかもしれない)

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ところで、今回はたーっぷりの時間をプカプカ浮かんで過ごしたので、「うぉー、オイランハゼ、こんなにいるよ!」と驚くようなエリアがあちこちで見つかった。そして、よく見ると頭の黒っぽいのもたくさんいた。さきのMicronesian Reef Fishesにも2つの写真が載っていて、両方Cryptocentrus leptocephalusとなっているが、色もデザインも大違いなのに、なぜ?と思わせてしまうが...

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リアルな奴は、やっぱりオイランハゼだ、と思わせる特徴をちゃんと備えている。←の写真は体長約6センチの頭黒オイランハゼ。上の写真の(約8センチ)より若干小さい。気をつけて見ると、頭黒の個体はみな小さいのだ。これは、もしかしたら頭黒バージョンはオイランハゼの幼魚の体色なのかもしれない。

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このほかにもトントンミ/ミナミトビハゼ(Periophthalmus argentilineatus)やカザリハゼ(Istigobius ornatus)の写真も撮ったのだけど、家に帰ってきて、眠くて半分意識を失いながらパソコンに向かっているうちに、うっかり消してしまった! とくに、ヤップのトントンミの民話を書かなきゃと思い続けているミナミトビハゼの写真は残念で仕方ない(涙)。そのうち取り上げますので、待っててね>>Mudskipper Worldさん。

ところで、聞くは一瞬の恥、聞かずは一生の恥といいますね。だから、ここでエイっと聞いちゃいます(笑)。水深1mくらいの水辺、死んだハマサンゴの上で日向ぼっこしていた右上の写真の子、ギンポっぽいけど、この子はいったい誰でしょう?教えてくださーい!

と、お願いしていたら、早速教えてくれた人がいた。

このサカナは、セグメンテッドブレニー(Salarias segmentatus)で間違いないと思う。ボルネオ~スラウェシ~ソロモン~パラオあたりに分布するらしい。だからヤップにいてもおかしくないね。こちらにもっとわかりやすい写真があります。
http://www.aquamuseum.net/aqua/ginpo/segment.html



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2007-04-21 23:59 | ヤップの自然・海

[ダイビング]わんさか出会いの海

a0043520_23443890.jpga0043520_2345658.jpg夜がやっと明ける頃に出勤し、午前7時半、見事なダブルレインボーを見ながらミルチャネルへ。そして、三日月と宵の明星を見ながら仕事を終わる-こんな日々が続いている。明日朝も早いので、きょうの記事は文字は少なく写真を多くして、アルバム的に=手抜き(笑)。


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by suyap | 2007-04-20 23:24 | ヤップの自然・海

[ダイビング]ウツボの床屋

a0043520_2114526.jpg忙しいときには海モノの記事がつづくのが、ミクロネシアの小さな島・ヤップよりの特徴なので、きょうも海の中の話。だけど、あきらかな政治的陰謀テロを、クレイジーな暴力団員による殺人であるかのように言論操作されてたり、長崎に落とされた原爆が500発も作れちゃう量のプルトニウムを試運転でつくってしまった六ヶ所村の「プルトニウム生産工場」が、実は耐震強度不足で、しかもそれを11年も隠蔽していたのがわかっても、文句を言ったり騒いだりする人が異常に少ないどこかの国のことが、とっても心配な今日この頃なのですが...

で、きょうの海のトピックは、ホンソメワケベラに身体を掃除されるドクウツボ(Gymnothorax javanicus)。ある小さなサカナの撮影に没頭するゲストの後ろに控えていたとき、たまたま出あった。ドク(毒)ウツボなんて不名誉な和名をもらったのは、地域によってはシガテラ毒を持つかららしい。シガテラは食物連鎖で毒が蓄積していくので、肉食のウツボにも溜まりやすいだろうが、シガテラのない地域では食べても問題ない。ヤップ島の海産生物はシガテラの心配がないので、このウツボも食用になる。ただし、伝統的にウツボを食べても良い人と、食禁で食べられない人に分かれるので、どっちかというとウツボ食はヤップでは一般的ではない。

それで、ウツボの身体に取り付いている、青と黄のボディに黒のストライプの細長いサカナが、ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)だ。このサカナは他のサカナの身体についた寄生虫を食べることで有名だ。決まった場所にテリトリーをもっていて、そこに、マンタを含め、たくさんのサカナが、忙しいときには列をなして(笑)、掃除をしてもらいに来る。



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by suyap | 2007-04-19 21:13 | ヤップの自然・海

[ダイビング]ウミウシの春

a0043520_23535782.jpg久しぶりにナマコヘブンでダイビング!午後の干潮時だったので、水温は28度ー29度と高く、あちこちのリーフの浅瀬が顔を出していた。

風は北東の微風、リーフの中はべったりと凪ぎ、透明度以外は、最高のダイビング・コンディション^^ きょうはハゼなゲストだったので、ナマコヘブンの1と2を、2タンクかけて、ゆっくりじっくり長もぐり^^ それで、ハゼもたくさん見たけど、ウミウシ系もいろいろ出ていた。写真は、8センチくらいはありそうなコナユキツバメガイ(Chelidonura amoena)。同じ場所に、3匹集まっていた。


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by suyap | 2007-04-18 23:51 | ヤップの自然・海

マメ科はマメだあ

a0043520_9331156.jpgきのうから見事に北東の貿易風が緩んだ。人と会えば「今日は暑いねえ」が挨拶がわりになっている。日中の気温は28-29度と変わらないのだけど、風がやむと体感温度は高くなるのだ。これから、風の緩む日とまたぶり返す日が交互にやってくる季節になる。スコールも増えるので、草木は嬉しそう。

で、好評につき(笑)、きょうも元気なマメ科のご紹介!
写真は、アカバナソシンカ、アカバナハカマノキ、ホンコンオーキッドツリーなど、いろいろな名前を持っているBauhinia blankeana

a0043520_93407.jpg右の写真のように、葉の形が羊のひづめのように2つに割れていることから、羊蹄木ともいわれる。花は8センチ前後にもなり、木は数メートルに成長する。花には、かすかな甘い香りがある。


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by suyap | 2007-04-17 23:09 | ヤップの自然・陸

さくら☆さくら

ヤップもサクラの花盛り-といっても、ニホンのサクラとはまったく違う植物なのだけど、なぜかこちらでSa-ku-ra(サクラ)と呼ばれている花(木)が、2つある。
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そのひとつが去年の春にも紹介した↑ホウオウボクDelonix regia)↑で、燃えるように鮮やかな花の色からカエンジュ、あるいは英名でフレームツリーとも呼ばれるこの植物を、日本統治時代の日本人らは「南洋ざくら」と呼んで愛でていた。

そして、もうひとつの「サクラ」が↓これ↓
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いまのヤップ人にサクラと聞けば、ホウオウボクよりもたいていこっちのほうを指す。ホウオウボクはかつてのニホン人にとっては(南洋)サクラだったけれど、花の色や風情的にはこっちのほうがホンモノのサクラに似ているかも…。ところで、このヤップのサクラの正体は?バラ科のサクラ(本家)とは大違いの…この花-なにかに似てるなあ...?

実はこれ、コチョウセンナCassia javanica)というマメ科カワラケツメイ属の植物である。花に鼻を寄せて匂いをかぐと、かすかに上品な香りもする。
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ところでヤップのサクラは、ホウオウボクにしてもコチョウセンナにしても、ホンモノのサクラのようにパッと咲いてパッと散る、ということはない。乾期の終わる頃から、なんとなくだらだらと花をつけて、なんとなく散っていく。木によって開花のペースが違っていたりするのも南国的(笑)。今年は花の咲き始めが早かったけれど、わーんと満開状態という木は少なく、どの木も、少しずつ咲いては散りしているようだ。

a0043520_23181277.jpgコチョウセンナはヤップでもそんなに多く見かける木ではないけれど、コロニアの警察署の前に1本植わっている。もともと目立つ木ではないし、今年は特に樹勢が弱っているようなので、気をつけて花を捜さないと見過ごすかも。その反対側では、ホウオウボクが派手に赤い花をつけていた(ヤップな方々へ>>4月11日に亡くなった初代ヤップ州知事に敬意を表して、警察署でも半旗掲揚。現時点では4月20日に州葬が予定されてます)。

a0043520_2319416.jpgその警察の前でコチョウセンナの花を撮らせてもらっていたら、枝をちょっと引っ張っり過ぎたためか、ポキッと折れてしまった。折悪しくちょうど側を通りかかったオマワリさんに詫びをいれ(笑)、折った枝と葉を地面に置いて写してみたのが左の写真。葉っぱの形もしっかりマメ科デスネ。

a0043520_2320296.jpgところでホウオウボクも実はマメ科の植物で、花は10センチくらいにもなるのに、葉は意外に小さくて1センチ前後。コチョウセンナの花が4センチ前後で葉が花とほぼ同じ大きさなのと対照的だ。

そして花とともに下がるこの大きなサヤを見ると、マメ科であることは一目瞭然!ホウオウボクもコチョウセンナも、可憐な(燃えるような)花をつけながら、平気でこんなグロテスク(失礼)な実をつけちゃうんだから、マメ科の植物って…たくましいというか、おもしろいなあ。


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◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2007-04-16 22:01 | ヤップの自然・陸

みなの衆、ずぶとく生きようではありませんか!

a0043520_19225516.jpg←の葉っぱは、カボチャのつる先。今夜のわたしのおかずです/^&^\ カボチャのつる先は、どんどん延びると実が大きくならないからチョン切るの。そして、それは立派な野菜。汁の具にしても炒め物にしても、美味!

で、いきなりですが、

みなの衆、これからは体力・気力の勝負ですぜぃ!

ニホンの政治状況は、ますます加速度がついて転がり落ちていく。たまたま東京にいて見聞きした都知事選の状況、そしてとうとう、「国民投票法案」が衆議院を通過しちゃった。こんなことで、いちいち頭に血を昇らせてたのは、去年の末あたりまでかしら。今ではもう、シラーッとしらけきった頭の中を、からから風が吹き抜けるだけだよ。でも、あきらめたんじゃない!

みなの衆、こうなったら持久戦の覚悟を!

その体力・気力をつける秘密兵器は、誰にでもできるものじゃなきゃ...
間違っても、1本500円もする「還元水」なんかじゃ、ござんせんってば(笑)



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by suyap | 2007-04-15 22:18 | ヤップでつらつら政治など