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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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大晦日

a0043520_23165792.jpgヤップはあと20分で2006年に別れを告げる。

あいにく東の風が20ノットも吹いてて、月のかかった夜空に、薄雲が飛ぶように流れている。なんだか、不穏な変化がたくさん起きたこの年を送るのに、とってもふさわしい天候のような気がするなあ。

こちらでは大晦日や正月は、クリスマスよりも地味に過ぎる。今夜も各教会に信者は集まっているけど、クリスマスよりも地味。コロニアの町がひっそりしているのは、ツーリストが少ないせいと、DVDや24時間やってるデジタル・テレビ放送の影響か、大きなパーティなどをやって騒ぐローカルがめっきり減ったせいだろう。

それでも、どこかで「お祭り屋」が、ポツリ、ポツリと花火を上げはじめた。そろそろ12時だ。

みなさん、良いお年を!
by suyap | 2006-12-31 23:58 | ヤップな日々

死刑執行

フセイン元イラク大統領の死刑が執行されたようだ。

また、就任して3ヶ月しかたっていない長勢甚遠法務大臣は、早速4人の死刑執行命令書に署名した。そしてこの12月25日、刑は執行された。クリスマスの日に死刑執行を行う「国際感覚」は、さすがだね(秘書課、村野瀬 玲奈嬢のル・モンド紙の記事訳をぜひ参照されたし)。
毎年執行の実績を積み重ねることで、死刑制度の維持を確かなものにしたい法務省の強い意向を反映している。杉浦正健前法相が死刑執行命令書への署名を拒否したまま退任したことから、同省としては今月の執行を逃せば14年ぶりに「死刑執行なし」になるという事情があった。(毎日新聞 2006年12月25日 11時54分
森政権誕生以来、法務大臣の席はずっと森派(現町村派)で占められており、「なんだかなー、絶対何か裏があるぞ」と思っているが、こと死刑執行に関しては、前任者の杉浦正健氏は、(死刑制度の是非について語ることは避けたにせよ)少なくとも態度で意志を示す見識はお持ちだったようだ。

国連では1989年には死刑廃止条約が採択され、法律上・事実上の死刑廃止国の合計は既に128ヶ国にのぼっている(アムネスティ・インターナショナル)。いまだに死刑執行の継続実績にこだわるニホン国=法務省は、世界の趨勢から、甚だしくハズレているのである。このことの意味を、国民はしっかり頭に刻んでおかなければならない。

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by suyap | 2006-12-30 07:13 | 新聞捨ててテレビを消そう

オアシス・レストランとヤップ・アート・スタジオが移転リニューアル

a0043520_21473273.jpg今回は、とってもローカルな話題...

コロニアのパーク前にあったオープン・テラスのオアシス・レストランが、かねてからの予定通り(1年も遅れてしまったけれど)、同じ並びに改装された新しい場所に移転・オープンした。

この新しい場所は、ヤップ在住30年以上になるアメリカ人でオキーフ・ウォーターフロント・インのオーナーでもあるE氏が、このあたり一帯に元からあった古い建物をヤップ州から借り受けて、それぞれ凝りに凝ったデザインと工夫でリフォームし、ローカルのビジネス・オーナーに(たぶん格安で)賃貸しているもののひとつだ。

そういうわけで、昔は雑然としていたパークのまわりが、最近は彼好みのパステル・カラーと19世紀風の木造建築に整えられてきた。

a0043520_21483349.jpgそして、これがオキーフ・レストランの内装!

このレストランの両隣とも他のテナントが入っており、決して窓からグリーンな庭が眺められる場所ではない。裏手はすぐ崖のどん詰まり。わたしは、まさかヤップにこのような填め込み窓が出現するとは、今まで思ってもみなかったよ(笑)。

8つあるテーブルも、広くてゆったりしている。6人掛けでも十分いけそうだ。


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by suyap | 2006-12-29 21:45 | ヤップな日々

やっぱりね...拉致問題のヤラセも見えてきた

あと数日で2006年も終わり。

クリスマスと正月に2つの週末を加えて大型連休となる今年は、仕事に出てきても、まだボーッとしている感じの人が多い(笑)。あんまり仕事のない(失礼)お役人さんは、有給休暇を利用して、「正月明け第一週まで休み」を取ってたりするので、公官庁もとっても静か。そんな中、飲みすぎ・食べすぎで患者が増える病院だけは、けっこう忙しいらしい。ヤップの年の瀬は、こんな感じで過ぎている。

一方、インターネットで垣間見るニホン政界の年末は、いろいろあってオモシロイ。
ついに安倍晋三政権は来年の参議院選挙まで持たない、なんても言われちゃってて(きまぐれな日々「安倍内閣の支持率が下がり、政権内部にも軋みが生じ始めたぞ!」)、AbEndなわたしとしてはウッフッフなわけだが、だからといってコイズミ・カムバックでは元も子もないので、まだまだ心配は続く。

ところで、「週刊現代」の07年1月6・13日合併号(首都圏では2006年12月25日に発売)が、北朝鮮による拉致被害者であった蓮池薫さんが、80年代に日本人を拉致するために日本に戻ってきていた、と報じているという。(zara's voice recorder「週刊現代に政府が抗議」)

これを知ったのは、文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』「蓮池薫氏は拉致実行犯だった!」からだが、「やっぱりね」と思った。
小泉が人気取りのために連れ帰って来た北朝鮮からの帰国者たちの言動には、曾我ナニガシを初めとして怪しい部分が多過ぎる。要するに一般市民にしては、話がうますぎるのだ。
ほんとうに、そのとおりだ。
ところで問題なのは、蓮池、地村、曾我各氏らの帰国を、人気取りや政権維持のための道具として活用し、いまだに拉致問題の本質を隠し、国民の目から隠蔽し続けている小泉・安倍政権の方だろう。
ところが、それが
こういう情報を、普通の一般週刊誌が白昼堂々…(笑)と報じるということは、小泉・安倍一派の情報統制、情報管理、情報弾圧の命令系に綻びが出始めているといことを意味するだろうね。
そう、そう、みんな講談社に続け!(笑)

また時を同じくして、カマヤンの虚業日記では、「エネルギー問題」という補助線から見る「北朝鮮問題」という素晴らしい文章を再録している。前から、何か最初からウサン臭いなーと思っていた拉致問題の構造が、これで、かなーりスッキリ見えてきた気がするのだ。

政府の拉致対策本部は、さっそく週刊現代の記事で講談社に抗議したらしい。また週刊新潮は、(週刊現代の記事は)『怪しいスクープ』とする記事を載せたという。だがしかし、火のないところに煙は立たない。さあ、カマヤンの「エネルギー問題」という補助線から見る「北朝鮮問題」を、よく読んでみよう。
二〇〇二年九月一七日以来、北朝鮮を巡る言説は「異様な論理」に満ちている。対北朝鮮強硬論は明らかに論理性を欠いている。客観的には拉致問題を解決させないよう動いている。情緒的な言葉の連呼が無理矢理その不整合を押し隠している。理性を欠いた行為には、その奥に合理的背景があるはずだ。
そして、カマヤンは、拉致問題のキーワードの一つは「エネルギー問題」だという。
日本をエネルギー的に独立させない政策は、アメリカにとって国防戦略の基本だろう。

アメリカからの横槍さえなければ、資源のない日本のエネルギー問題は、実は解決の目処がある。ロシアからの天然ガスパイプラインが朝鮮半島を通って日本にまで達すると、日本のエネルギー問題はほぼ解決する〔三〕。ロシアは世界に冠たる石油産出国だ〔四〕。アメリカからエネルギー的に独立できるようになる。原子力発電所も存在名目を完全に失う。
そして、なんと!
「家族会」の蓮池透は東京電力の関連会社「動燃」の職員で、プルサーマル計画にも関係している。蓮池透の「家族会」活動のスポンサーは、東京電力だ〔五〕。ブッシュ政権は、北朝鮮と日本との回路を断ち切り、両者の関係を険悪にし臨戦体制にすることを望んだのだろう。アメリカ製兵器を高価で買わせる口実ができる。アメリカにとって世界一安価な基地である在日米軍基地を置き続ける口実も得ることができる。
さらに、
原子力発電は「多様なエネルギー源を」という名目で建設されたが、実際には潜在的核武装能力保持のために存在する〔六〕。核武装論は、現実的には全くナンセンスだ。第一に核戦争は国土の広い者勝ちだ。第二に日本列島を取り巻く自然界の風は原則的に西から東に吹いている。中国や北朝鮮と核戦争をした場合、日本は核に侵される。
緑色の部分はわたしが挿入した。ニホンが位置する中緯度地帯は、偏西風のお蔭で恒常的な西風の影響を受けているが、ヤップの位置する低緯度地帯では、貿易風のお蔭で恒常的な北東風の影響下にあるからだ。それはともかく、カマヤンは拉致問題にかかわる実行勢力まで挙げながら、ロシア極東天然ガスパイプライン構想に触れ、
このルートはかつて日中戦争時・日露戦争時に日本が侵略を行った土地でもある。「北朝鮮」問題は、瀋陽(奉天)の脱北者事件が始まりの一つだった。日中戦争当時の地名が不思議なほどニュースに近年登場する。日中戦争当時からの日・中・朝・韓の人脈が世襲され受継がれているとも聞く。「彼ら」が日中戦争当時のごとく自作自演と謀略を行っている可能性を、私たちは真剣に警戒をする必要があるだろう。
と結んでいる。われわれは今後も、拉致問題の真相を、しっかり掘り下げる努力を続けなければならない。
今度こそ「彼ら」の謀略に負けぬよう、私たちは勇気を持って情報戦に対峙する必要があると考える。同じ間違いをするほど、私たちは愚かではないはずだ。
なんだか、カマヤンの文章をほとんど丸ごと引用した形になってしまったが、索引やコメントも含めて、多くの人に読んでもらいたい文章なので、あまりいじらないで載せてみた。是非、ここhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060430#1146379685から全文を読んでみてください。


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by suyap | 2006-12-28 23:55 | 戦争はビジネス(怒)

アドブウェ村集会場の屋根葺き替え

a0043520_23485360.jpgちょっと古い情報だけど、今月に入って間もない週末、ウェロイ地区のアドブウェ村に行ったら、ちょうど男衆が総出で村の集会場(ペバイ)の屋根を葺き替えているところだった。

ヤップの伝統的な建物の屋根は、ココヤシかニッパヤシの葉で葺かれている。ココヤシの葉だと寿命は3年、ニッパヤシだと4~5年が限度だそうだ。この集会場では、今回はニッパヤシの屋根材を使っていた。

屋根に登ってズラリと並んだ男たちに、下から幅2mくらいに作った屋根材を投げ上げて、上の男たちは、それを紐でくくっていく。屋根の下のほうから順に上に重ねていくことにも注目していただきたい。これが反対だと、雨水が建物の中に入ってきてしまう(笑)。


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by suyap | 2006-12-27 23:44 | ヤップの伝統文化

タピオカのココナツ・ミルク煮

a0043520_22254811.jpg静かなクリスマスの日、長いこと台所に転がっていたタピオカを煮た。

タピオカは南米ブラジル原産で、17世紀以降、奴隷貿易をする西洋人を通してアフリカに伝わり、そこから世界に広まったという。厳密には、タピオカというのはイモ(地下茎)の部分だけを指し、植物としての名はキャッサバというのだそうだ。でも実際には、イモも木もタピオカと呼ばれていることが多い。ヤップ語では、両方ともティヨガン(Thiyogan)だ。

世界中のイモ類の生産量としては、ジャガイモに次いで堂々の2位、3位のサツマイモよりもずっと多いらしい。澱粉などに加工して、製品化しやすいせいもあるのだろうか。

a0043520_2227791.jpgタピオカ・ビーズとかタピオカ・パールといわれる、タピオカ澱粉を糊化させて粒状に加工したものが出回るようになって、タピオカの名前はニホンでもかなり広まった。またそれが、おかしな混乱を招いたりもしている。

島内観光のとき、ちゃんと説明しないで木だけ見せていると、「ああ、この木に、あの『実』が生るんだね」と思われてしまうことが多い。みなさーん、タピオカ・ティや中華料理のデザートなんかに入っている、あの丸い粒々は、タピオカ(キャッサバ)の実ではありませんよぉ~~~(笑)。

a0043520_22281774.jpgヤップのタピオカ料理にも色々ある。なかでも、イモをすりおろして餅状に加工したものがわたしは大好きだが、これは作るのに手間も時間もがかかるので、今回は簡単にココナツ・ミルク煮にした。

まず外皮を剥いて、適当な大きさに切る。
あとで加えるココナツ・ミルクの味が染みやすいように、10センチ長さの4~6つ割りにしてみた。

a0043520_22314820.jpg次に、ひたひた位の水を入れて、イモにスーッと串が通るようになるまで煮る。
火が通ると、写真のように、だんだん黄色味が増してくる。煮える時間は切り方にもよるが、だいだい20~30分くらいか。

以前にも書いたけど、ココナツ・ミルクは味噌のように扱うべし。グラグラ沸かすと油が分離して味が落ちるので、材料に火が通ってから最後に加えて、ひと煮立ちしたらすぐ火を切り、ココナツ・ミルクの味をゆっくり材料に染みこませる。

a0043520_2233159.jpgハイ、出来上がり。
さっぱりしたタピオカの食感と、ココナツ・ミルクの濃厚な風味が合わさって、オカズがなくてもパクパク食べてしまえる一品だ。


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by suyap | 2006-12-26 23:20 | ヤップの伝統食

クリスマス・イブ

クリスマス・イブの夜、思い立って教会に行ってみた。といっても、わたしはクリスチャンじゃないから、午前0時から始まるミサに人が集まる直前の、ひっそりしたセント・メリー(カソリック)教会を、そっと写真に収めてきた。
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写真上のセント・メリー教会では、例年ミサの前にヤップの伝統的な女踊りが奉納される。ストーリーはイエス・キリストの生誕を祝うもので、もちろん正真正銘の民族衣装で踊られる。トップレスになることを極端に嫌うプロテスタントと違って、カソリックはこういうところは鷹揚だ。
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こちらはエヴァンジェリカ(福音派)プロテスタント教会。前の広場にはそろそろ人が集まり始めていたが、みんな闇の中でひっそりしている。

コロニアにある役所や会社は22日から連休に入っているのでローカルの人出が少ない上に、今年は観光客もあきれるくらい少ないので、今夜は営業してないレストランも多く、このわずかなイルミネーションがなければ、普段の週末の夜と変わらない。おまけに電気代の高騰のせいもあって、商店やホテルのイルミネーションも今年はとっても控えめな感じ。資源の無駄遣いをしないためには、それも良いことだが。

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ヤップの一大交差点(笑)にあるYCAストア(左)の電飾と、同じビルに入った保険会社の窓飾り。ここは毎年同じだなあ。夜10時の商店街(?)には、人っ子ひとり居なかった(笑)

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さすが、FSMテレコム(左)!電話・インターネット通信事業を一手に引き受けて、儲かってまんな(笑)。隣はパスウエイズ・レストラン、フロアのクリスマス・ツリーが可愛かったが、午後10時以降までいた客はローカルの飲兵衛3人だけだった。

夜のイルミネーション激写を終えて、今夜は家に帰って早く寝ようと思っていたのだが、AbEndな皆さんの投稿を読んでいるうちに、ついまた夜更かしをしてしまった。

多くの方が、この激動の一年を振り返っておられる。
あまり後ろを振り向いて総括とか反省とかが得意でないわたしとしては、皆さんの記事を読みながら「ふむ、ふむ」と過去の出来事と自分のありようを反芻している次第だ。

日頃ブログでお世話になっている皆さんに、以下ささやかなメリー・クリスマスのご挨拶をさせていただく。(順不動です)

a0043520_991138.gif雑談日記・SOBAさん
永田町徒然草(白川勝彦さんのBlog)、ご紹介ありがとうございました。すぐ読みに行って、はまりました!かつての自民党には、こういう議員さんもおられたのですね。これからも、じっくり読ませていただきたいブログです。それにしても、元国家公安委員長が2度も職務質問されるクニって、いったい...?

カナダde日本語・美爾依さん
いつも色々な文献にあたって重要な情報をご紹介くださり、ありがとうございます。
かなり前にこのブログで紹介した藤岡教授の『なぜカナダ国民はミサイル防衛への参加を拒否したのか』は、日本のミサイル防衛に多額の税金を投入するのを阻止するためには、必読をお薦めする。
ブログでもっと広めなければいけませんね。

きまぐれな日々・kojitakenさん
kojitakenさんの文献力でとても勉強させてもらった1年でした。
退潮にある安倍政権の支持をさらに下げるため、安倍政権の政策の危険性を訴え、安倍晋三の正体を暴き続けていくしかない。
はい、頑張りましょう!

あんち・アンチエイジング・メロディさん
Great things are not done by impulse, but by a series of small things brought together.

Being defeated is often a temporary condition. Giving up is what makes it permanent.

前者は、画家のゴッホの言葉で、「偉業はもののはずみでされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ」という意味。後者は、アメリカのコラムニスト、M.v.サーバントという人の言葉で「敗北というのは一時的な状態であることが多い。あきらめが、恒久的な敗北にしてしまうのである。」
とっても元気が出てくる言葉ですね。Never give up!で来年もいきましょう!

言ノ葉工房・るかさん
わたしを平和の道具にしてください

憎しみのあるところに愛を
罪のあるところにゆるしを
争いのあるところに一致を
誤りのあるところに真理を
疑いのあるところに信仰を
絶望のあるところに希望を
悲しみのあるところに喜びを
闇に光を

慰められることよりも 慰めることを
理解されることよりも 理解することを
愛されることよりも 愛することを
望むことができますように

聖フランシスコの平和の祈り
イブに素敵な言葉をありがとうございました!

晴天とら日和・とらちゃん
イブが終わったらイシハライバコ運動開始ですね(笑)。
応援しますよー!

わんばらんす・ココロさん
保坂さんの「元気印の会」に行ってくださって、ありがとうございました。
応援するのに党なんて関係ない。とにかく私たち国民のためになることをしている議員さんのために何かしたい。
ほんとうにそう思います。SOBAさんから教えていただいた白川勝彦さんのような方もおられるし、これからは党利党略ではなく、有権者も政治家も「個」としての行動と意見が問われていくべきですよね、「ニホンを終わり」にしないために...

つばめ徒然・つばめさん
初めまして。放っておいてもそのとおりの数字になるフリーターや60歳以上の労働人口の数を、「公約」するなんて詭弁は許せませんね。
あの森内閣の末期の頃の支持率は記念すべきヒトケタだったが、安倍内閣もそれに続く道筋がそろそろ見えてきたなあと思うんである。
ほんとうに、そう願いたいです。

日本がアブナイ・mew-run7さん
民主党の体たらくには福島瑞穂さんじゃなくても激怒しちゃいます。「おみゃー、わざとやったろっ?」と蹴りを入れたいくらい...(笑)。民主党をガラガラ・ポンして、野党精鋭部隊結束はできないもんですかねえ?菅さんの国会対策に少しは期待もしてますが。
来年もよろしくお願いします。

喜八ログ・喜八さん
いつもハッとさせられる発想をありがとうございます。
「ぬるま湯につかる」のは悪いことではない!
そうですよね。いつも熱か寒かの極端ばかりで切羽詰っていると、人を押しのけて自分だけ楽しようという発想も出てくるのかも...なんだか温泉につかりたくなりました(笑)

らんきーブログ・ぶいっちゃん
「らんきーブログ」の「らんきー」との意味は「ランキング」と「キーワード」を組み合わせた造語です。
「らんきー」の意味を初めて知りました。ぶいっちゃんの人柄が出てて良い名前だと思いますので、これからも変えないでくださいね。
わたしも郵政選挙後にブログを始めた口ですが、まさか、ここまで政治に首を突っこむとは(突っこんだのじゃなくて、向こうから押し寄せてきた)^^; 心配してくれる友人もいますが、「止められない止らない」ナントカです、この危うい状況が変わるまでは...来年もヨロシクです。

Like a rolling bean (new) 出来事録・Rolling Beanさん
お忙しそうなのに、いつも的確なニュース・キャッチ、ありがとうございます。
「塾禁止」ですか...
教育再生会議の「逝っちゃってる」度がよーくわかる内容ですね↓ ↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/2bunka/dai3/3gijiyoushi.pdf

怖いのは、多くの再生会議メンバーに自分がいかに社会の現実から浮いてるか自覚がないこと。そして「エリート」という名の自分らのコピーを再生産することこそ教育だと思っていることでしょう。これじゃ、教育死滅会議ですね。

薫のハムニダ日記・hamnidakさん
いつもTBありがとうございます。
嫌な世の中になりました。ヤップのような小さな島にいても、昨今のニホン人の変化を感じています。弱者がより弱者をイジメる、追いやる...この国の民は結局、何も学習してなかったんですね。隣国のビビッドな情報をこれからもヨロシク!

ぬぬぬ?・インターセプターさん
年明け菅直人国対も、同じところをクルクルと
わたしもそれを思っています。「もはや"形"を変えないとヤバイ」同感です。でも、どうやって?...脱力-いかん、いかん。

反戦な家づくり・明月さん
この1年、お世話になりました!
安倍晋三の無能ぶりを評して,短命だという論議が多いが,この点を見た上で評価しないと,痛い目を見るような気がする。「安倍晋三」は個人ではない。戦争責任を葬り去りたいという系譜の上に,歴史的に生じた人格だ。甘く見てはいけないと思う。
叩いても叩いても、ゾンビのように出てくるのですね、テキは。根絶する方法をこちらも学習しないと...

多文化・多民族・多国籍社会で「人として」・仲@ukiukiさん
ひょんなことからバッチギ2つながりでご縁ができました。どんな小さなものもおろそかにしないことから、差別のない多様な社会を築いていけるのだと思います。来年もよろしくお願いします。

晴耕雨読・早雲さん
いつもTBありがとうございます。
今も続く「魔女狩り」とか、「規制緩和」という劇薬とか、わたしが思いも及ばない切り口の論評・書評で、いつも勉強させてもらってます。こちとらの鈍った頭ではちとムズカシイものもありますが、これからも鍛えてくださいませ。

競艇場から見た風景・makuriさん
いつもTBありがとうございます。makuriさんのスパッとした切り口にいつも感動しています。
これからも、どうかヨロシク!

BLOG BLUES・blog-bluesさん:
おっとォ、この方を忘れちゃいけないデス。その小気味良い洒落た文体から聞こえてくるのは、アナーキーかつ前向きな灼熱BLUES(ダメ?)。↑のリンクはちょっと古いエントリだけど、ハムニダのお頭とともに、わたしもイザ!って奮い立たせるよ。
これからも、われらを感涙と笑いで、どーんどん鼓舞してくださいませ。世直しはロマンだぁ~~~

ここに載せ切れなかったたくさんのブログ管理者のみなさーん、心からメリー・クリスマス&ハッピー・ニュー・イヤー
来年も頑張りましょうねー!



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by suyap | 2006-12-24 23:29 | ヤップな日々

この米、洗うべからず

a0043520_1933737.jpgクリスマス前としては珍しく風も穏やかな一日、空にはアイスクリームのような雲が浮かび、海もまったりと静まっていた。

a0043520_12145181.jpgタロイモなどの伝統食を離れて、調理が簡単な米食を好む人が増えていると前回のエントリーで書いたが、右の写真がミクロネシアで最もポピュラーな、カリフォルニアの(たぶん日系)精米会社が出しているCALROSEブランドだ。

ヤップで売られているCALROSEには黄袋(Pacific Pride)と白袋(特選〇小町とか書いてある)があって、わたしが普段買うのは黄袋、5ポンド(2.26キロ)$2.65(ニホン的に換算するとキロ140円以下)のものだ。50ポンドの大袋だと値段は$20.00前後(キロ105円以下)、大家族のヤップ人はもっぱらこっちを買っている。一方、白袋の値段はこの2倍くらいするので、買うのはおそらくわずかばかりの在住ニホン人がだけであろう。

多くのニホン人が外地でいだく「米の飯がまずい」という感想を、わたしもヤップに来た当初は持っていた。奮発してCALROSE特選白袋を買っても、どうしても「内地のご飯」の味にはならない。レストランやローカルのご飯も、やはりなにか「臭う」...

そんなある日の朝、自宅でぼんやりコーヒーを飲んでいたとき、前日に買ってきた米袋がテーブルに乗ってて、読むともなく袋のサイドに記載してある小さな文字を追っていくと、

This rice is polished and coated with glucose. Do not rinse before cooking.
(この米は精米してグルコースでコーティングしてありますので、洗わないで調理してください)

どひゃーっ!
グルコースって砂糖の仲間でしょっ。そんなんでコーティングされてたら、常温28度湿度80%以上もあるヤップのようなところでは、すぐにカビが沸くではないかー!

a0043520_12152717.jpg
↑これが現在のパッケージの裏面。以前は袋のサイドに小さく書いてあったのに、今では堂々の裏位置を占めている。グルコース云々が無くなったのは、何か意味があるのか?グルコース・コーティングを止めたのかな?

ニホンに生まれ育った人間(わたしの年代以上のオンナであれば)なら、米を買っても、いちいち「炊き方」のインストラクションを読むことはないだろうが、もともと米食の習慣がなかったヤップ人の中には、こうして書いてあったら、つい読んで真に受けてしまう人も多いのではないだろうか?

わたしも学校の家庭科では、「米を研ぎ過ぎないように」とは習った。でもそれは、精米してあまり時間の経ってない保存状態の良い米が、いつでも手に入るニホンのような場所での話だ。カリフォルニアの精米所を出荷されて、長いこと港湾の倉庫に保存され、どんぶらこっこと太平洋を渡り、あちこちの港で時間を食い、ヤップにたどり着いても港湾や店の倉庫に長いこと置かれ、やっと店頭に並んで、ようやく消費者の手に入り、ヤップの常温・常湿にさらされれば、米袋の封を切って一ヶ月もしないうちに、米の表面にはうっすらカビが生えるのだ。表面にグルコースがまぶしてあれば、なおさらのこと...

パッケージのインストラクションを読んで驚いて以後、わたしは米を買ったらすぐに冷蔵庫で保存し、鬼のように研ぎあげて炊くようになった。すると、あら不思議!ニホンで食べる米と遜色ないお味になったではないか(笑)。同様に高い白袋でも試してみると、わたしには黄袋との味の違いがまったく感じられなかったので、もっぱら安い黄袋に徹している。(白袋のほうが米粒がそろっているので、おそらく屑米の混入率が違うのではないか?)

もともと味には定評のあるカリフォルニア米だから、よく研げば表面の酸化した部分が削れて美味しい味が戻ってくるのだろう。黄袋の表にも書いてある通りENRICHED、すなわちビタミン強化米なわけだが、わたしは、白米はもともと「米」という穀物の(言葉は悪いが)カスだと思って食べているから、下手に人工的な手を加えてくれなくて良い。白米で取れない栄養は、ちゃんとオカズで補うようにする、そういう栄養指導こそ、大切なのである。

ヤップの玄米とわたしが思っている「ラック芋」が、「白米」にそのまま取って変わられたことが、ヤップ人の食生活に悲劇をもたらしている。昔は「イモとサカナ」を食べていれば、ほぼ完全栄養食だったのに、「白米と缶詰」では、ビタミンもミネラルも繊維も足らず、身体はバランスを崩す。その違いを多くのヤップ人に気づいてもらえるように、スタッフや友人には「イモとサカナのほうが、ええよー」と事あるごとに言いつづけているのである。

ヤップ州立病院でも「伝統食見直し」のプログラムを組んだりして啓蒙に努めており、また成人病の増加で一般ヤップ人の食への関心も高まりつつあって、徐々にではあるが、食生活の大事さに関心を寄せるヤップ人も増えていると思う。

(注)
精米技術が発達する前のニホンでは、「銀シャリ」といても今のように白い米ではなかったようだ。だから、今のニホン人が「伝統食」に回帰するとしたら、まず分搗き米からスタートするのが良いのではないかと思っている。玄米のように食べにくくはなく、味わいがあって、美味しいよ!



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by suyap | 2006-12-23 22:41 | 食は命の「かなめ」

食べ物の選択は、精神と肉体の自由への最後の砦だ!

a0043520_17584118.jpgヤップ島の伝統的な主食は、水田耕作のタロイモ(ラック)をメインに、季節物のパンノミ、ヤムイモや、補助的なバナナやタピオカ、サツマイモなどだ。しかし、この地でも若い世代にどんどん「イモ離れ」が進んでいる。

食生活の激変を招いた大きな原因となったものは、太平洋戦争後にアメリカから大量に入ってきた米や小麦粉、それに缶詰類だった。タロイモは生育に時間がかかるし、田んぼに行って抜いてから料理して食べるまでに数時間を要するが、米なら電気炊飯器(多くの家庭に普及している)に入れておけば15分だ。サカナを採りに行かなくても、缶詰を開ければ1分以下でオカズができる。

かくして、白米にコンビーフやサバ缶をガポッと乗せて、醤油をまぶして食べる、という食生活が、戦後アメリカが統治した太平洋地域全体に広まった。今ではそれにインスタント・ラーメン、スナック菓子、甘い缶飲料(+オトナのビール消費)が加わり、若年性肥満、高血圧、糖尿病など成人病が蔓延するアメリカ低所得者層と変わらない社会状況になっている。

食物の影響の怖いところは、それがジワジワと知らないうちに進むことである。子供の頃にしっかりラック芋と地のサカナで育った世代は、年を取って少々白米にコンビーフをかけて食べても持ちこたえるが、子供のうちからコーラにお菓子、白米にコンビーフ&ラーメンで育った子供は、どのくらい健康に生き延びられるのだろうか、ゾッとする。おまけにアメリカは、100%米国産狂牛肉とその製品どころか、抗生剤注入などでアメリカ国内では食料としての販売が禁止されているシチメンチョウのシッポまで、ミクロネシアの属国の民に売りつけているのだ。

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by suyap | 2006-12-22 23:26 | 食は命の「かなめ」

ミル・チャネル-サンゴの白化レポート

a0043520_1434720.jpg今日は晴れ!と思っていたのに、雲が多くときどきスコールのくる一日だった。でもこんな日には虹がよく出る。ミル・チャネルで早朝スノーケリングの後に見た、全天にかかる虹。虹のある厚い雲の下に、ところどころで振っている雨が見える。

リーフの外も波が高かったので、満潮1時間半前に到着したにもかかわらず、ミル・チャネルの流れは水路の外に向かっていた。こんなときには水面からマンタを見るのは無理だし流れも強いので、ノンダイバーのゲストと一緒に浅い場所でスノーケリングをした。そこでは、前から気になっていたミル・チャネルの浅瀬で進むサンゴの白化(後述※を参照)を、ちょっとだけ俯瞰することができた。

a0043520_14344029.jpg水路の入り口近くにはテーブル状のハナバチミドリイシが多く群生しているが、写真のように白化が進んだものが約4分の1、白化のあとで死んでしまったものも入れると半分くらいが影響を受けている。残りの半分は元気そうだから、このまま頑張って欲しいものだ。


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by suyap | 2006-12-21 23:32 | ヤップの自然・陸