ブログトップ | ログイン

ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

<   2006年 06月 ( 23 )   > この月の画像一覧

今日のミルチャネル・ワモンダコとロクセンスズメダイの産卵

天候: 曇
風向: 東北東
風力: 11ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 83%
気温: 27.2℃
過去24時間の最高気温: 31.7℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(6月29日22時50分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

今朝も早起きして行ったかいあって、満潮の1時間前のミル・チャネルではブルーの水が流れこんでいた。定番のギンガメアジ、オグロメジロザメ(グレーリーフシャーク)、カンムリブダイにオニカマスときれいな水に乗ってドリフト・イン。だけど、マンタだけは今日はお休みのようだった。

a0043520_23412263.jpgでも海の中はいつでもワンダー・ランド(ワンダー・ウォーター?)。今日の最高主演男優賞はワモンダコ。熱帯から亜熱帯では普通に生息する大型のタコだ。周囲の環境にあわせて擬態が上手いので見過ごすことも多いが、今日はタコが「お出かけモード」だったところを通りあわせたので見つかった。これは直後に「ヤベェ、見つかっちゃったI」顔のタコ?。

a0043520_23424671.jpgタコは頭が良いらしい。いろいろ複雑な状況を統合して考えたり過去の経験を生かして行動できるという。このタコも体を持ち上げて周囲の状況を観察しようとしているのか?「どっから脱出できるかな?」

初めてワモンダコlをもらったとき、マダコのつもりで料理したら硬いのなんのって・・・で、こんなサイトが見つかった。海辺の食卓・ワモンダコ


a0043520_2343235.jpg最後にブイの下で安全停止中、ロクセンススメダイが大勢群れてワサワサやっていたのでハマサンゴの下をのぞいて見ると、広範囲にわたって紫っぽくなっていた。そこへロクセンスズメダイがとっかえひっかえやってきて、体側を近づけて震わせるような行動を取っていた。紫に見えるのは卵で、ロクセンスズメダイのオスは、こうやって新しい水が卵にいきわたるようにしながら孵化するまで守っているのだ。

彼らの産卵期は「高水温期」という。なるほど、最近は水温29度になることも多いからなあ、、、


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
いま叫びたいこと⇒AbEnd (安倍晋三をEndに)
雑談日記さん作成のバナー
a0043520_2329313.gifえっ、東京のど真ん中に米軍ヘリポート?
ぬぬぬ?「ただいま帰りました、ご主人さま」
そういや、テポドンに詰めた弾はどうしたんでしょう?
反戦な家つくり「テポドンと安倍晋三の不思議な関係」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-29 23:55 | ヤップの自然・海

このカメ、病気?

天候: 曇
風向: 東
風力: 5ノット
気圧: 1010hPa
湿度: 84%
気温: 27.2℃
過去24時間の最高気温: 30.6℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(6月28日21時53分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

a0043520_2331873.jpgナマコ・ヘブンというポイントで潜っていて、様子のおかしいタイマイを見つけた。

タイマイというのは、甲羅がベッコウ(鼈甲)細工に加工されていた(既に過去形であって欲しいものだ)カメだ。中型で動きがスローモー、人をあまり恐れない。海藻などを夢中になって食べているときなんか、触ろうと思えば触れるくらいに近寄ることができる。そんな性質が災いして、いまその数は激減しているという。

a0043520_2394855.jpgそれにしても、この子は変だった。甲長30センチくらいの若いカメなのに、サンゴの間にはまったようになってて、近寄っても最初はピクとも動かず、かといって採餌に夢中になっているわけでもない。

そのときは気がつかなかったのだけど、こうしてパソコン上で写真を大きくしてみると、後頭部に何かふくらみがあるように見えるし、目もなんだか変。

ようやく面倒くさそうに動き出し、ゆっくりと水面を目指していった。
1980年代からウミガメの病気が増えているという。以前にも、はっきりとオデキとわかるコブのあるカメに出会ったことがある。ニンゲンのもたらした海洋汚染は、じわじわと地球全体を蝕んでいる。さあ、どうしよう・・・

ウミガメについて
https://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/lib/marineturtles/index.htm

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
(本日のAbEndバナー)
雑談日記さんより
a0043520_21101734.gifとくらBlog「電通は政治だけでなく、サッカーまで・・・」
http://ttokura.exblog.jp/3716134/
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-28 23:25 | ヤップの自然・海

集会所の装飾・ベチヤル村

天候: 曇
風向: 変わりやすい
風力: 4ノット
気圧: 1010hPa
湿度: 85%
気温: 27.3℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 24.4℃
(6月27日22時50分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

a0043520_23435716.jpgヤップの伝統的な集会所には、いろいろな意匠の画が描かれている。建物があらかた出来あがった頃に、村の中で画の上手いのや好きなのが任命されてせっせと描きはじめる。色は必ず白地に黒だ。昔は白はサンゴや貝を焼いてつくる石灰から、黒は墨から作ったが、今ではご覧のようにペンキを使う。

a0043520_065080.jpg画にもいろいろ変遷があるようで、昔の画は決まったパターンみたいなのがあったような気がする。それで、なんとなく統一感があったけど、最近再建された建物には、どんどん新しいデザインやタッチが入ってきている。

a0043520_0834.jpgここに載せたのは、ベチヤル村の男の集会所に描かれているデザインの数種。以前のデザインは、たいてい食卓によく登場するサカナが主だったけど、最近はチョウチョウウオなど、食用にしないサカナも登場するようになった。

Original Photos by Dr. Carmen Petrosian-Husa

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
AbEnd(安倍晋三をEndにしよう)
ヘンリー・オーツさんa0043520_2349513.gifのとこで、あの安倍晋が、サンマが出ているフジテレビのバラエティ番組に出演した様子を見ることができる。さすがフジテレビ!もう先を見てゴマスリか?
きまぐれな日々「巨大な敵に対抗するには」
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-78.html
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-27 23:33 | ヤップの伝統文化

公判・勝訴!

天候: 晴ところどころ曇
風向: 東
風力: 8ノット
気圧: 1007hPa
湿度: 80%
気温: 29.7℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(6月26日16時57分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

a0043520_16202171.jpg裁判所に行ってきた。何かとヤップのケイサツには縁の深いわたしだが(笑)、今日はDefendant(被告人)として登場、Plaintiff(原告人)はヤップ州(警察)。実は交通裁判だったのだ。

2週間前、日本の知人から入手した中古車が来たのでヤップ州警察交通課に登録に行ったところ、車検証に署名をする担当者が会議に出席中とのことで、諸手続きと支払いを済ませたのに車検証とナンバープレートをその場でもらえなかった。「じゃ、(ナンバープレートのない車を)どうしたらいいの?」と聞くと、警察窓口のオネエサンは、「良いわよ、乗ってて。もしオマワリに止められたら、車検料支払いの領収書を見せれば大丈夫よ」って。へぇ~、そーゆーもんかな、ヤップだもんな、と理解したわたしは、そのまま車を転がして帰ってきた。その夕方、窓口が閉まる前に再び訪ねると、もうひとりの窓口のオバチャン、「あっ、まだだねえ。明日来て」「それで、まだこの車を運転してて良いの?」「もちろんよ。止められたら見せられるように、領収書はいつも持っておいてね」

その翌日はずっと海に出てて、警察窓口の時間内に車検証とナンバープレートを取りに行けず、それでもナンバー・プレートをつけてない車を乗りまわしてたら、夕方、ついにパトに止められてしまった(笑)

a0043520_16211774.jpgそれでも平然とケイサツのオネエサンやオバチャンが言ったとおりに領収証を見せたのだけど、これがぜ~んぜん通用しなかった。当たり前といえば当たり前だけど(笑)。おまけにもらった切符には車検証不携帯とナンバープレート不表示以外に、703 Negligent driving(不注意な運転)、703 Reckless driving(無謀な運転)て罪状までマークしてある。そりゃーないだろー!!!

それでも止められた路上でオマワリ君に文句言っても埒があかないので、あっさり切符にサインしておいて、ちょっとだけムッとした顔で、「裁判所で会おうぜ」と言っておいた。ヤップ州では交通違反で切符を切られたら、10日以内に罰金20ドルを支払うか、弁護士を通して不服申し立てをして裁判に持ち込むかしないと逮捕の対象となる。忙しいわたしとしては、あっさり20ドルを支払ったほうが時間も手間も取られず楽なのだけど、こんな不当な罪状を認めるわけにゃあ、いかないぜ。

a0043520_1622521.jpgそこで翌日、公選弁護人のところに行って弁護を依頼し(無料)、裁判所に行って公判の申し込みをしてきた。日程は、ある程度こっちの都合に合わせてもらえたので助かった。おもしろかったのは、公選弁護人はもちろん裁判所の担当者までが、「こりゃあ、裁判に持ち込むべきだ。ぜったい勝てるよ」って、わたし以上に喜んで(?)いたこと。

それで今日がその公判の日。10時開廷の予定なので5分前に行ったら、警察側証人となる制服のオマワリサンたちが、大勢待合室に来ていた。交通裁判は件数が多いのでまとめてやるのだ。やがてわたしのような「被告人」もちらほらと集まってきた。わたしに切符をきったオマワリ君が、「ねえ、あの日うちの窓口の女の子が何て言ったんだっけ?」って聞いてきたので、うっかり答えそうになったが、いかんいかん、弁護人もなしで検察側とおしゃべりしちゃあ(笑)。

待たされること30分でついに開廷。今日の公判はわたし以外の関係者はみなヤップ島の人だったので、わたしの番がくるまですべてヤップ語で進行、開廷とともにテープ・レコーダーがまわってて、すべての発言は音声で記録されている。で、わたしの番が来て、呼ばれて弁護士の隣の被告人席へ。わたしをパクったオマワリ君は検察側の席へ。そして、わたしのために言語は英語に切り替わる。

裁判官「それじゃ被告人側、このケースの経緯を説明しなさい」

公選弁護人がわたし側の言い分をかいつまんで陳述。ついで、わたしが事の次第を時系列に補足して陳述。

裁判官「それで原告人の言い分は?」

ここでくだんのオマワリ君、「窓口の女の子に聞いたら、被告人は車の登録に来た後、車検証とナンバー・プレートを引き取りに来なかったことがわかった」っていう大嘘を炸裂。

裁判官「車の登録制度はちゃんと登録して税金を払っているかどうかを見るのが第一義である。その業務を担当する警察の都合で車検証とナンバー・プレートが迅速に整わなかったのを棚に上げ、むやみに被告人を起訴して時間をとらせてしまったのは、警察側の怠慢であ~る。よって、裁判所はこのケースを却下!」

という訳で、経過時間にして約5分、わたしの公判はシャンシャンとなった。弁護人が「もう行っていいよ」とわたしに言ったその目は、「君のケースは終わったんだから、早く席を立って行ってくれ。次のケースが控えてるんだよ」って訴えてた。なるほど傍聴席には、自分の番を待ってる被告人と彼らに切符を切ったオマワリサンたちが、まだ大勢控えていたのだった。

通常、公判は午前中いっぱい続くので、午後まで待って公選弁護人事務所にお礼の挨拶に行ったとき、「ずいぶん速い裁判で拍子抜けしちゃいましたよ」って言うと、「そりゃ、裁判官があの若造のオマワリの嘘を見抜いて怒っちゃったからだよ。あいつ、いつも嘘ついてるからね」なんだそうだ。

2年前の台風のあとヤップの車の数は3倍近くに増え、無免許で車を乗りまわして遊んでいる若い子たちがわたしのまわりにもたくさんいる。「外国では無免許運転は重大な犯罪なんだから、ちゃんと免許を取ってこなきゃダメだよ」といくら諭しても、彼らは聞く耳を持たない。何かの交通違反でパトに止められなかったら無免許でもバレないし、止められて無免許がバレても今の制度では罰金20ドルで片がついてしまうから、難しい学科試験(日本の運転免許試験なみの4択問題)があって$10.50と写真代のかかる免許を取りに行くのをみんな嫌がるのだ。

忙しいわたしのような人間を捕まえて裁判で時間をとらせる暇があったら、無免許運転の一斉取締りをしっかりやってくれ~!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2006-06-26 22:18 | ヤップな日々

ヤップの高射砲-訂正

天候: 曇
風向: 東北東
風力: 6ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 80%
気温: 30.1℃
過去6時間の最高気温: 29.4℃
過去6時間の最低気温: 24.4℃
(6月24日11時53分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

2006年06月19日の投稿「ヤップの高射砲」に、ある読者の方からたいへん丁寧なコメントをいただいた。それによって別の資料にもあたった結果、わたしはたくさんの間違いをあの記事でしていたことに気づいた。数字的な間違いは「こっそり直しておく」という手もあったが、そんなことで誤魔化せない勘違いや思い違いも多かったし、他の読者の皆さんとシェアしたい貴重な情報でもあったので、ここで別に稿を起こすことにした。

まず、ヤップ島の兵員数を次のように訂正します。

ヤップ島守備隊(1944年7月3日現在)
陸軍:4423名
海軍:1494名

ヤップ島守備隊・戦病死者数
陸軍:250名
海軍:94名

また高射砲については、次のようなご説明をいただいた。

a0043520_22341295.jpg「ひとつ誤解されていると思うのは、高射砲というものは飛行機自体に弾丸を当てるのではないという点です。弾丸自体に発射何秒後に炸裂するよう設定する仕組みになっており、 敵機の飛行空域内で弾丸を炸裂させて墜落させるのです。」

「ノモンハン事件(昭和14年)での報告によれば、1機撃墜あたりの使用弾数について次のように報告があります。4,000m以下の高度で約40発。5,000~6,000mで約100発。6,000m以上で約200発。但し、ヤップ爆撃(昭和19年)は米軍のB-24という機が主に使用されておりノモンハン当時より飛行速度も速くなり、爆撃も高い精度で行えるようになっていました。加えて、艦載機(B-24よりも小型で高速の爆撃機や戦闘機)の攻撃も受けています。従って、使用弾数は上記より若干多くなったと考えられます。」

http://www.missingaircrew.com/yap/yapmissions.asp
にヤップ上空で撃墜された米軍機の一覧があります。高射砲(AA)による撃墜や撃破は割合多く、同サイトに掲載されている当時の作戦報告書の『対空砲火』の欄には Accurate の文字がよく見られます。」

a0043520_22364979.jpgわたしにとっての高射砲の原点は、若い頃に見たベトナム映画でべトコンの少女たちが高射砲に弾をつめているシーンだった。そのときから、「あんなので飛行機が打ち落とせるのかなあ?」という疑問を、ずっと引きずっていたように思う。それで、「こんなもんが飛行機に命中するわけないや」と勝手に決めつけていたのだが、実は大変な威力だったようだ。

また、現存する高射砲に開いた穴については、

「四門あったヤップの高射砲の内、一門は戦時中に米軍機の直撃を受け破壊され死傷者が出たと聞いています。しかし、これは銃撃ではなく爆撃によるものと思います。」

「終戦の折に武装解除がなされ兵器を使用できなくするよう米軍から通達が出されました。
飛行可能な航空機はプロペラを外さねばなりませんでしたし、砲については砲身に穴を開けなければなりませんでした。これについては、その処分の形跡だと思います。ちなみに、高射砲隊のみですと戦病死を含め39名の死者を出しています。」

a0043520_2238162.jpgそうだったのか・・・
今まで「これはたぶん機銃でやられた穴でしょう」なんて説明していたが、大間違いだった訳だ。今までわたしの戦跡ツアーに参加された方で、こんないい加減な説明を信じたみなさん、ごめんなさい(汗)。

この情報を下さった方は、おじいさまが高射砲隊におられたというご縁で、その部隊の記録を残そうと努力をされているのだそうだ。時が経てば経つほどわからなくなる戦争当時の情報を、こうして収集・記録されている方がおられると知って、わたしはとても嬉しくなった。

現地にいて朽ち果てていく戦争の残骸を目にしていても、当時の手がかりを得ることは非常に難しい。それでも数年前までは、元兵士としてヤップにいた人たちの再訪がたまにあったのだけど、だんだんそれも途切れつつある。わたしはこれからもヤップの戦跡の記録を撮り続けるつもりだが、資料収集に有利な日本にいる方々との連携作業で、「あのとき、何があったのか」を、ちゃんと残しておくことができたらいいな、と思う。

写真は上から、マダデ山頂の野砲(?)、同じくその台、山腹の迫撃砲。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックを!



◆◇ヤップの情報はこちらでもどうぞ◇◆
http://www.naturesway.fm/index2.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
by suyap | 2006-06-24 09:39 | ヤップと戦争

モー狂牛肉は食べないで

天候: 雨
風向: 東
風力: 13ノット
気圧: 1008hPa
湿度: 90%
気温: 26.2℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 23.9℃
(6月22日22時57分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

きのうまで持ったお天気が、きょうは一転、雨模様。島の上を厚い雨雲が被っている。幸い海の仕事はお休みで、ちょっとだけネットで情報収集に時間を割いて、脱力・・・してるバヤイじゃないか。

なんと、あのコイズミの国費無駄遣いお遊び訪米旅行の手土産に、米狂牛肉の輸入再開が決定されたという。

きっこのブログ・猿と犬との監獄ロック
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/06/post_57f1.html

怖いのは、これだけ外食産業が盛んになったニホンでは、自分では気をつけて狂牛肉を避けているつもりでも、たとえばカレールーに使われている牛脂だとか、レストランで注文したスープのスープ・ストックだとかに、狂牛エッセンスが紛れこんでることだって大いにありえるっていうことだ。

「ワタシはもう年だから、たとえ狂牛を食べたって発病するまで生きてるとは思えないから、何でも好きなもの食べるわよ」っていう人も、もう少しよ~く考えてみて。

「自分は危険の範疇外だから」ということで狂牛肉を受け入れるということは、この国やアメリカの「ならずもの」どものやり口を暗に受け入れていることになるからだ。そういう態度は、まだもろ危険の範疇にいるニホンの年若い世代のことを、切り捨ててるってことになるんじゃないかな?

ここは皆んなで大声あげて、「モー狂牛肉は食わないぞ」と断固宣言するっきゃ、ないでしょ。そして、もっと野菜と穀物をちゃんと食べる人が増えれば、身体も心も調子が良くなって、食費の出費も減らせて、すべてハッピーということになる。もしかしたら、コイズミはそこまで深慮して狂牛肉輸入再開を決行しようとしてるのかも、ってことは絶対ないな。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
(本日のメッセージ・バナー)
雑談日記さんより。
a0043520_23465275.gifついでに、ちょっと古いけどコイズミ関連のこんな記事も。
きっこの日記・コイズミ迷言集http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20041208
レイプ魔エロ首相の後はヤクザ&カルトの安倍君かい?No Way!
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
by suyap | 2006-06-22 23:16 | 食は命の「かなめ」

ゴフヌーのマンタとホシテンスなど

天候: 曇
風向: 東
風力: 8ノット
気圧: 1008hPa
湿度: 83%
気温: 28℃
過去24時間の最高気温: 31.7℃
過去24時間の最低気温: 24.4℃
(6月21日22時54分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

いつ崩れてもおかしくないお天気状況なのに、今日も不思議と晴間もあったナイスな1日、久しぶりにゴフヌーチャネルに行ってみた。風が東より8ノットも吹いているので、こちら側の外海はまだ荒れている。したがって水路の中も(上げ潮時にもかかわらず)ずっと濁った水が流れ出し、クリアな水が入ってきているミルチャネルとは大違い。

a0043520_803316.jpgそれでも、このところマンタがたくさん出ているので、マンタ・フリークなダイバーたちは毎日こちらでマンタ・ウォッチング。昨日まで「マンタよりも水のきれいなところで変化に富んだダイビングを」望まれていたお客さんも、「じゃ、最後に話のタネにマンタでも見ておくか」ということになって、1本目はゴフヌーチャネルに入った次第。なるほど、入ってすぐからマンタのお出迎え。しっかし透視度は低く、6~7mというところ。後ろに控えているガイドの位置からは個々のマンタのお腹マークを識別するのも難しい状況だったが、それでも5個体は確認した。実際にはまだいたかもしれない。

a0043520_81413.jpg潮の上げはじめを狙って入ったので、流れもそんなに強くなく、マンタ以外にもこんなサカナの写真もゲット。これはホシテンスというベラの仲間の幼魚だ。このサカナも成長とともに形や色が変わってきて、まったく違う姿のオトナになっていく。砂地の上を少し頭下がりの体勢で木の葉のようにフラフラ泳いでいるので、チームワークでうまく囲むと、こうして間近からの写真撮影もわりと簡単。でもあまり近寄ったり脅かしたりすると、あっという間に砂に潜ってドロンしてしまう。

a0043520_81461.jpg後半は浅い方のクリーニング・ステーションで延々とマンタ・ウォッチング。たまに途切れることはあっても、始終2~3匹のマンタがダイバーのお相手をしてくれたので、暇になったガイドは岩陰のウツボとたわむれてたりもする。「ここにウツボがいますよ」ってお客さんを呼んでいるうちに良いマンタのシーンを逃してはヒンシュクものなので、こんなにマンタが来る日には、ウツボごときで騒いじゃいけないのである(笑)。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
(本日のメッセージ・バナー)
バナーは雑談日記さんより。
a0043520_2310464.gif「情報」にあふれた「情報飢餓」に気づいたら、なんでも出来ることからやってみるしかない。この人ジミー・ウォルターも、スケールはどでかいけど、「とにかく自分にできることをしなきゃ」という思いは一緒なんだろうな。
911で崩壊したWTCビルがあらかじめ仕掛けられた爆薬のせいでないことを証明できたら100万ドルあげます」キャンペーン。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-21 23:18 | ヤップの自然・海

ナマコヘブンの可愛い系

天候: 曇
風向: 東
風力: 8ノット
気圧: 1008hPa
湿度: 80%
気温: 28.3℃
過去24時間の最高気温: 31.7℃
過去24時間の最低気温: 23.9℃
(6月20日20時50分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

a0043520_23195046.jpg衛星写真ではヤップの東南に厚い雲がかたまってて、天気予報も「曇り・頻繁に雨」だったのに、日中はほとんど降らず薄日まで差して、海に出ているものにとってはラッキーな1日だった。夕方にはちょっとだけ雨がちになったけど、それでも、うちの桟橋から南の方角の空はこんな感じで暮れていた。

小潮フェーズ後半に入ると干潮時間が朝の遅い時間になりボートの航行や透明度の関係でダイビングの出発も遅くなる。それでも今日の1本目は桟橋から5分で到着するナマコヘブンというリクエストだったので、潮に影響されずにスタートできた。以下に今日見たナマコヘブンの可愛い系を紹介しよう。

a0043520_23203642.jpgクレナイニセスズメ。水中ではハナゴイと見分けるのが難しい色(紫色)だが、臆病ですぐに近くの巣穴に隠れるし、まず大きさやしっぽの形や色が違う。ふつう潮どおしのいい崖っぷちにあいた穴のまわりに生息するが、ナマコヘブンでは水路の中にもかかわらず、よく見かける魚だ。

a0043520_23212596.jpgうわっ、やっとちょっとだけマシなのが撮れた(笑)。帯を巻いているようなので、クロオビアトヒキテンジクダイという名前がついている。顔にも赤いラインが入って、なかなか美しい。

a0043520_23234760.jpgハマクマノミのミクロネシア・バージョン、ダスキー・アネモネフィッシュの幼魚。小さいうちは、このように白いストライプが2本入っている。

a0043520_23244841.jpgオトナになると後ろの白い線が消えて、頬の後ろに太い白線が1本だけ残る。この魚は内湾性でアウトリーフで見かけることはなく、ヤップでは主に水路の中などに生息している。

潜水時間95分という長い1ダイブを楽しんだ後、水位の上がった水路を通ってミルチャネルに移動、2ダイブ目を潜った。今日は干満の差が60cmもないのに、きれいな水が流れこんでいて、チャネルの入り口からマンタリッジまで、気持ちの良いドリフトダイブを楽しむことができた。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
(本日のメッセージ・バナー)
a0043520_23373168.gif雑談日記さんより。
大手メディアの垂れ流すニュースは、まず裏を読む習慣を!
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-20 22:34 | ヤップの自然・海

ヤップの高射砲

天候: 曇
風向: 東北東
風力: 11ノット
気圧: 1008hPa
湿度: 82%
気温: 28.1℃
過去6時間の最高気温: 31.7℃
過去6時間の最低気温: 26.7℃
(6月19日20時52分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

ヤップには「いかにも観光地」みたいなものは何もない。幸い先祖代々続く共同体組織(普通「村」と訳される)がまだ機能しているので、そのうちの観光客を受け入れている「村」に案内して、いわゆる石貨や石で舗装された小道や伝統的な造りの集会所を見てもらったり、島の8割以上の海岸線を被うマングローブや、もちろん海の自然に触れてもらったりの、いわば「ありのまま」の勝負で「観光」をやっている。わたしは、それらを「手つかずの自然が残る」とか「原始の伝統の島」とかいった、現実とかけ離れた訳のわからない嘘のキャッチ・コピーでは絶対に宣伝しないが、ともかくヤップの観光が良くも悪くも「生の勝負」であるのは事実で、それが今のところヤップの売りでもある。

そんなヤップの「生」の観光オプションのひとつに戦跡がある。そのほとんどは、もちろん太平洋戦争のもたらした残骸だ。ヤップ島には陸海軍あわせて7000人強の日本の兵士が送りこまれ(後記:この数字は誤りでした。正しくは陸軍4423名、海軍:1494名。詳しくはヤップの高射砲-訂正をご覧ください)、色々な事情で連合軍(米軍)の上陸作戦はキャンセルされたものの、250人が戦死/病死(後記:同じく、正しくは陸軍250名、海軍94名)された。この数字には、ヤップ人、日本の民間人・軍属、朝鮮半島から連れて来られた労働者で戦争のために亡くなった方々は入っていない。

a0043520_232369.jpg太平洋の島々で暮すと、60年ちょっと前に日本軍がやったこと、連合軍(米軍)がやったことの数々は、決して遠い過去ではないのが実感される。上に書いたように、へたに保護とか加工されずに、戦争の残骸が朽ち果てるままにゴロリと転がっているから、より「生」なメッセージが伝わるのかもしれない。左の写真は荒地に放置された高射砲だ。

あるとき、中国戦線で砲兵隊にいたという元兵隊さんがいらっしたので、「こんなもんで、空を飛んでる飛行機を撃ち落とせたんですか?」と聞いたことがある。そしたら、「ほとんど当たらないのはわかってるけど、下から火の手が上がるのは怖いもんさね。あっはっは」とお答えになった。

a0043520_2324126.jpgそれでも、こんなに分厚い鉄の銃身に、こんな穴があいている。きっと飛来した戦闘機から機銃で撃たれたものだろう。ということは、この高射砲を操作していた兵士たちは・・・

太平洋戦争の話は、戦後ヤップのあちこちの村で踊りになった。ヤップの踊りは、いわば村の「歴史書」でもあるから、ヤップの人たちにとって何が何だかわからないままに戦争に引きずりこまれた経験は、記録すべき重大な出来事だったはずだ。

以下はカダイ村の踊り、ガフゴウ ウ タナマル(辛苦のつらさよーとでも訳せるか?)の歌詞の意訳だ。こういう意味の踊りを、日本人やアメリカ人の観光客が一緒に、意味もわからず観賞して喜んでる光景は、かなりシュールなんだけど・・・

ある日(日本の)兵隊が、たくさんヤップにやってきた。敵から島を守ってくれるのだそうな。だけどうちらにゃ何の戦さだかわかりゃせぬ。兵隊は村の中にも住みこんで、うちらは追われてジャングル住まい。

ある朝(アメリカの)飛行機が、たくさんヤップにやってきた。どでかい音が東の空からとどろいて、やがて鳥の大群が島の空を被ったさ。あまりのことに気も動転、バスケも何も放りだし、命からがら逃げ出して、オカガニのように防空壕に隠れこむ。

暗いカニの穴の中、うちらはただもう震えるばかり。飛行機が爆弾を落とすたび、空が落ちてくるかと思ったさ。大地は地震のように揺れ動き、子供らは恐れと餓えに泣き騒ぐけど、食べ物なんかありゃしない。

ついに日も暮れかけた頃、ようやく穴から這い出たけれど、(タロ芋の)田んぼは(日本の)兵隊に囲まれて、近づくなんてとんでもない、何をされるかわからない、腹が減っても芋もない。

それからずっと戦さの間、ジャングルのカニの穴の中、私らはいろんなことに耐えてきた。そして、ほんとに諦めかけた。ひもじい中で子供は病むし、この恐ろしい戦さを、ほんとに生きてやり過ごせようとは、誰も思ってもみなかった。
(翻訳・意訳 by suyap)



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックを!



◆◇ヤップの情報はこちらでもどうぞ◇◆
http://www.naturesway.fm/index2.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
by suyap | 2006-06-19 22:23 | ヤップと戦争

イロブダイの子供

天候: 曇
風向: 東北東
風力: 10ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 90%
気温: 26.1℃
過去24時間の最高気温: 30.0℃
過去24時間の最低気温: 22.8℃
(6月18日20時58分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

のっけからなんけど、さっき勢いでブラウザをMozilla Firefoxに変えてみた。うぁお!MS Internet Explorerからの切り替えもクリックひとつで出来ちゃったし、何よりもかによりも、こうしてブラウザ上で打ってる文字の出が違うし、表示もきれい。なんで今までお仕着せのIEなんかを使い続けていたんだろう。ビル・ゲイツもそろそろ引退するみたいだし、もうマイクロ・ソフトの時代じゃない(笑)。落ち目のアメリカ離れしないとニホンも大変なことになるのと同じように、パソコン・ユーザーも早くMS離れしたほうが良いみたいだワ・・・

さて今朝もルンルン海の中。風が東北東なので東側のゴフヌー・チャネルは波高し。それで(一応は)マンタ期待してミル・チャネルで2ダイブした。このところ両方のチャネルで潜るたびにマンタを見ることができていて、小潮モードになってからはちょっと忙しげ(あまり止らない)にはなったが、それでも2ダイブともマンタを見ることができた。

a0043520_23445570.jpg写真は本日のヒットのイロブダイの子供。ブダイの仲間には幼魚と成魚、またオスとメスで体色が全く違うものが多いが、このイロブダイはその代表選手だろう。この個体は体長5cmくらい、やや頭下がりの体勢でフラリフラリとサンゴの瓦礫につく藻類をついばんでいた。イロブダイは幼魚のうちは単独で暮らし、大きくなるとオス1匹が2~3匹のメスを連れ歩く(?)ようになるのだそうだ。

残念ながら成魚の写真は持っていないので、あるアマチュア・ダイバーさんのお魚図鑑サイトで見つけた写真を紹介しておこう。興味のある方はクリックしてみてください。オスメス

a0043520_23454715.jpgもうひとつ、マンタ・リッジの下の岩穴をのぞくと、コクハンアラの若造(笑)に思いっきりガンをつけれられてしまった。お腹にドンと入ったハレーションも愛嬌のうち(笑)。

<本日のいきなりメッセージ>
a0043520_2348596.gifクリックすると、アベの祝電紹介の動画が見られます。史上最低・世界の恥さらしのコイズミの後釜にアベが座ると、ニホンはほんとうにたいへんなことになる。安倍晋三にブーを!


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

人気blogランキングへ
by suyap | 2006-06-18 23:44 | ヤップの自然・海