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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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カテゴリ:ヤップの自然・陸( 124 )

ヤップにユリカモメ?

貿易風がかなり強く吹いた一日だった。これから来年3月ころまでこんな日が多くなるけれど、窓やドアを開けていると、店のなかも家のなかも、ほこりだらけになってしまうので、困ったシーズンでもある…。
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今朝のこと、スタッフみんなで雑談していたら、海に面した窓の外でキッキッキッという鳥の鳴き声がした。声のするほうへ目をやると、なんとまあ、すぐ近くの海上で、2羽のエリグロアジサシが、もう1羽の大きめな鳥を追いかけまわしていた。そのうち、追われている大きめなほうが、うちの桟橋とボートの間にジャボンと音を立てて着水した。
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やおらJくんはG嬢のiPhoneをわしづかみ、わたしはポケデジをバスケットから取り出して、そおっと桟橋のほうに向かった。激写タイム~♪
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2羽のエリグロアジサシは、その後もしきりに低空飛行でアプローチをかけていたけれど、水面の大きめな鳥は「我関せず」の風情で浮いていた(心中は穏やかでなかったかもしれないけれど)。
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こんな大きなアジサシは、ヤップでは見たことないなあ…と思いながらシャッターを押していると、エリグロアジサシもあきらめたのか、騒ぎ立てるのをやめて飛び去っていき、しばらく後、この大きな鳥も、やれやれという風情で飛び立っていった。
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あとで調べてみると…どう見てもこれはユリカモメさんではありませんか!?

Jくんも初めて見たというので、気になって調べてみたら…ヤップで見られる鳥類リストには載ってました:

http://avibase.bsc-eoc.org/checklist.jsp?region=FMya

わ~い、これは良いフェイスブックねたができたね!と、Jくんに「撮れた?」とたずねると、慣れない他人のiPhoneと格闘しているうちに、鳥は飛び去ってしまったのだとw(笑)


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by suyap | 2014-12-19 17:01 | ヤップの自然・陸

蝶よ花よと

あっという間に10月も2/3が過ぎてしまったけれど、ヤップ島では季節の変わり目の小秋日和(?)なお天気が続いている。毎朝出かける前に、先日きれいにしたばかりでまだ何も植えていない畑をながめて、ひとりニンマリするのが、こここ数日の日課になった(笑)。
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そんなおり、茶色く枯れたサツマイモの葉っぱの上に、なにやら蛍光グリーンっぽいものがくっついているのを目の端がとらえて、あまりにも場違いな色合いに、包装紙の切れ端かと思って拾おうとしたら…ひゃ~青虫さんでした!

どこのどなたか存じませんが、とりあえず写真を撮って…(笑)、
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それをもとにウエブ検索で調べていたら、なななんと!お尻に一本角が生えているのはスズメガの仲間の幼虫なのだそうで、
幼虫は一般的に、青虫、芋虫、毛虫などと呼ばれますが、青虫は蝶に、毛虫や芋虫は蛾になる、ということではありません。ふさふさの毛虫やちょっと痛い感じのトゲトゲの虫でも蝶になるものがいます。青虫でも蛾になるものは多いです
だと。それで、この青虫はスズメガの仲間の幼虫だろうと見当をつけて(ただし、この子のお尻の角は潰れているけれど)、さらに検索するうち、タバコスズメガかな…とか、いやトビイロスズメではないか…とか、いろいろな候補蛾が上がったけれど、
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この横顔と体側の斑紋(点)、それになんといってもその食性(サツマイモが好物)と分布域から、たぶんエビガラスズメだろうというところに落ち着いて、ひと安心。エビガラスズメの幼虫には茶色バージョンもあるみたい。

エビガラスズメ
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Sphinginae/Agrius_convolvuli.html

成虫もなかなかカワユイじゃないっすか。なんだか蛾に親近感がわいてきたような…(笑)。


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by suyap | 2014-10-23 01:11 | ヤップの自然・陸

古巣へもどる

a0043520_15454616.jpgヤップ島は、きのうもきょうもおおむね晴れで、ときどきザーッとスコールがやってくるというお天気ぶりだった。10月半ばから後半にかけては、こういう不安定な空模様の日が多くなる。そんななか、修繕のために仮住まいしていた場所から、約4ヶ月ぶりで古巣の我が家に戻ってきた。放りっぱなしだった我が猫の額菜園は、ヤムイモ&サツマイモ天国、ひゃ~!

ところで、まるで再稼動の準備が進んでいる川内原発を狙うべく、いったん北西に進路をとって鹿児島県北西部に上陸した台風19号、ヌッポン・メディアの喧騒にもかかわらず、「たいしたこと無いじゃん」と思われた方も多かったでしょうが、陸に上がった台風は急速にエネルギーを失うのが常です。それなのにヌッポン・メディアが、現実無視で騒ぎ立てるのは、ワケありと見たほうが良い。今回はおそらく、本日14日に閣議決定される特定秘密保護法(施行は12月10日)隠しでしょうネ。
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さてヤップ島の10月は季節の変わり目、いろんな渡り鳥さんがやってくる月でもあります。前回記事のツバメに加えて、真っ白なアマサギ(Bubulcus ibis)の姿も、あちこちで目にするようになった。ヤップ語でブネネと呼ばれるこの鳥は、人里近くのどこへでも出没して、せっかく撒いた種をほじくったり、ゴミを漁ったり、とにかく何でも口にする。ヤップ語で同じくブネネと呼ばれる白いサギの仲間に、パシフィック・リーフ・ヘロン(Egretta sacra)の白色バージョンがいるが、こちらは海岸近くに住み、サカナしか食べない。パチンコで野鳥を撃って食べちゃう男の子たちも、ゴミ漁りのアマサギ・ブネネだけは、さすがに食べないそうな(笑)。

a0043520_15492599.jpgというわけで、パチンコにも狙われず、ほぼ天敵を心配する必要のないアマサギ・ブネネさん、街中のアスファルトの道だって、へいっちゃらで闊歩してます(笑)。ただし、この鳥、あんまり賢くないようで、車に驚いて飛び立ったのはいいけれど、どんどん車の前を飛び続けてしまう。体が大きいので滑走距離が必要なのだろうが、どうして道路から外れて飛び立つという発想がもてないのかしら?ま、鳥には鳥の都合があるのでしょう^^


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by suyap | 2014-10-14 16:53 | ヤップの自然・陸

ツバメ到来

日が西に傾きかけたころ、コロニアの湾岸道路を車で走っていたら、電線の上にたくさんの鳥さんが止まっているのが目に入った。
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走行中のため、しっかりと確認できなかったけれど、アレはガップルー(カラスモドキ Aplonis opaca)ではないことだけは確か。気になったので、ラグーンを一周して車を少し離れたところに止めて、徒歩で静かに見に行った。
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ああ、やっぱり^^ ツバメさん、今年もヤップへようこそ!

早い年には8月の末ころから、毎年、北のほうから越冬に渡ってくるツバメさん。日本列島からやってきたのもいるのかしら?その日本では、ツバメの減少が心配されているという。放射能の影響による奇形ツバメが痛々しい。
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コンデジで三脚なしでも今回は意外によく撮れたので、うれしい気にバンバン写真を載せてま~す。ところでこのツバメさんたち、燕尾服が黒くないのは何故でしょうね?
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長旅でボロボロになった羽毛が生え変わっている最中とか…?いろんな想像をめぐらして楽しんでいる。

それにしてもツバメさん、かわゆっす~~~!


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by suyap | 2014-10-11 23:45 | ヤップの自然・陸

花の命は短くて

年度末のモロモロをなんとか無事にやり終えて、ほ~っとひと安心。9月30日はちょっぴりけじめな日でもあったので、夕方からスタッフ全員でささやかな食事会&飲み会を催した後は、どーっと心地よい達成感と疲労感に襲われてバタンキュー…というわけで、ブログも丸二日間ご無沙汰しました。

本日のヤップ島は、ずいぶん遠くにいる台風18号(Phanfone)の影響がまだ続いていて、やや強めの西風に、曇り、晴れ、ときどきスコールという猫の目なお天気、近所のオオハマボウのこずえも、心もとなげにゆらゆらと揺られつづけていた。本日はそんなオオハマボウの花のお話。

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多くのフヨウ属(ハイビスカス)の植物がそうであるように、オオハマボウの花も一日花だ。朝、日が昇るころに一斉に咲いた黄色い花は、夕方から夜にかけて、みんな地面に落ちてしまう。しかも落ちる前の花の色は、もはや黄色ではなくてサーモンピンク色、お日様が真上から西に傾き始めると、見る見る花の色が変化していくのだ。

正午前にはまだ↑黄色だった↑花が、2時間後に見に行ってみると、

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すでに黄色とサーモンピンクの中間色?に変わり始めていた。色が変わるタイミングは、どうやら日差しにも大きく影響を受けるようで、かんかん照りの日ほど色変わりの時間は早い。上でも書いたとおり、きょうは晴れたり曇ったり降ったりの猫の目天気だったので、ゆっくりと変わっていったようだ。

それでも午後3時過ぎに確認すると、

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もう完全にサーモンピンク化していた。じっと花の前に陣取って、色の移り変わりを映像化するとおもしろいだろうね。

その後、午後4時過ぎから30分ほどスコールがやってきた。その雨が上がったあとで見に行くと、

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もう木に残っている花はひとつもなかった!

同じアオイ科(Malvaceae)でもサキシマハマボウ属サキシマハマボウ(Thespesia populneaも、同じような形をした黄色の花を咲かせて、同じように色を変えるけれど、それらは1日限りで落ちたりはしない。「花の命は短くて…」と、その短命と潔い死に方(?)を美とする感性を持っている人はヤップにも多いが、その一方で、日本のツバキのように、コロッと首が落ちることを縁起良しとしない人もいる。

いずれにしても花も人も、みな限りある命、それは短し、恋せよ乙女♪な~んちゃて、タイトルの昭和な林芙美子サンから、大正時代へと後ろにワープして〆てみるのでありました(笑)


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by suyap | 2014-10-02 20:00 | ヤップの自然・陸

びろ~んタケ

雨が続いていたひと月ほど前のある日、ジャングルの中をウォーキングしていたら…
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なんじゃこれ?薄茶色とグリーンに包まれたジャングルの中で、ひときわ目立つ鮮やかオレンジ系のキノコに目がとまった。

ところで本題に入るまえに、ジャングル関連でちょっとひと言。現在某筋より絶賛アクセス制限されているこのブログの「デング熱フィーバー」記事ですが(こうして指摘するとアク制限が緩むんですヨ、怒)…ひと気のないジャングルや代々木公園の「まばら木立」の中には、デング熱を媒介するヒトスジシマカは多くないです。だってを探すのに効率が悪すぎるし(笑)。逆にヒトや家畜(ペット)がいる民家のまわりの小さな水溜り(ペットボトルに貯まった雨水とか)が大好き。それから夜にブ~ンと羽音を立てて飛んでくるのはイエカの仲間、彼らはデング熱を媒介しません。

…ということで、変なキノコの件に話をもどすと、
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近くに寄って観察すると、まるで濡れた袋を逆さまにぶら下げたような変な格好だ。↑この写真のフレーム↑に収まった部分の長さは15センチくらい。これは1個体というよりも、何個体もが折り重なってぶら下がっているように見える。

上の写真の細部をよく見ると、
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小さなアブのような昆虫さんも近くを飛んでいた(白線の先)。そしてお肌全体の様子は、ヌメッというか、水分ゆたかというか。そうそう、この日は前日の大雨のあと、まだ時おり小雨の降るお天気でした…。

このキノコさんの正体をつきとめてから発表しようと思っていたら、どんどん時間が経ってしまって(はや1ヵ月!)、これ以上放置すると忘れ去ってしまうので、え~い、出してまえ(笑)。
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↑こんな感じ↑で、まるでぬれ雑巾のように(失礼)立ち木にくっついている不思議なキノコのこと、ご存知だったら教えてくださいな。

もしかしたら雨に濡れそぼってビロ~ンと伸びて垂れ下がってしまったヒイロタケPycnoporus coccineus)?と妄想したりしてますが、正体がわかるまで、とりあえずびろ~んタケとしてファイリング(笑)。


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by suyap | 2014-09-08 22:01 | ヤップの自然・陸

マイプレイス・マイライフ

海辺のサキシマハマボウの幹を、緑のトカゲ、アタラウ君(Lamprolepis smaragdina)がのっそりのっそり登っていた。そういやミドリツヤトカゲという和名もあったんだね。
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緑に囲まれているときには、名前のとおり体色が緑に輝いているのに、こういう茶色っぽい幹が背景だと、ちゃっかり緑色をくすめさせてる。本人(?)は意識していないのだろうけど、すごい適応力!

さて、サキシマハマボウときたら、いるかないるかな???
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いたっ!

ズグロシロジュウジホシカメムシDysdercus decussatus)さんには、あれから何度も会っているけれど、いくら探してもいないときもある。実の多い時期にわ~っと出現するとか、なにかのタイミングがあるのだろう。今回は数が少なくて、カメラを向けると、お尻を見せながら必死に逃げまわっていた。
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ちょっとボケちゃったけれど、チビも見つかった。このサキシマハマボウの木は、去年11月の台風でかなり傷んでしまって、まだ樹勢が回復していない。でもこうして、この木をよりどころにする生物がいて、それぞれの持ち場でしっかり生きているって、素敵だな。

自然のなかの「それぞれの場」で、のんびり(でも一生懸命に)生きる小さなモノたちに目をやっていると、ニンゲンの存在だって、このカメムシと同じく、自然の中のひとつにすぎないんだよなと、つくづく感じるし…また、そういう気分が自分を元気にしてくれる。

そんな元気をもらってPCの前に座ると、あらっ、お久しぶりのオザーさんが、なにか同じようなこと言ってるじゃない!もうすぐ北風が強くなるさんのところに載っていた小沢一郎サンと堀茂樹センセの対談がおもしろくて、思わず一気読みしちゃいました:

小沢、堀茂樹対談:世界と日本(1)
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2273.html
小沢、堀茂樹対談:世界と日本(2)
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2274.html
小沢、堀茂樹対談:世界と日本(3)
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2275.html
小沢、堀茂樹対談:世界と日本(4)

それにしてもオザーさん、ひとまわり近く年下なはずの堀センセよりも、ずーっと若々しくてハンサムに見えるんですけど(笑)。イヨ―ッ、いっちゃん、男前!


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by suyap | 2014-05-13 20:58 | ヤップの自然・陸

花さき実のり

先の記事で何度も触れているけれど、ヤップでも今年は、いろんな事象で季節の移ろいがはやいようだ。大家さんちのマンゴーの木だって、もう大きな実をたわわにぶら下げているし。

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風の緩やかな晴れた朝、そこはかとなく良い香りがただよってきて…あたりを見まわせば、
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ヤップ語ではラルッチと呼ばれる植物(たぶんクサギかその仲間)が花盛りだった。ひとつひとつの花は小さく、匂いもかすかだけれど、こうしてまとまって咲いていると、その上品な香りにすぐ気づく。この花ばかりを集めて作ったヌーヌー(レイ)は素晴らしいものだ。

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そんな匂いに誘われたか、ウンメル(ミクロネシアミツスイ)のオスが飛んできて、わたしが見ているのもかまわず、熱心にディスプレイを始めた。どこかでメスが、「かっこいいわね~」と見ているのかしら?
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そして、うっとりするような香りでは、↑イランイランの花↑だって負けちゃいない…というか、こっちのほうが、より魅惑的で強烈な匂いを放つ。

もっともウンメルたちにとっては、↓食べてオイシイココヤシ↓の蜜ほうが、デートの次に気になっていることだろう。
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いやいやニンゲンのわたしだって、「あともうちょっとでマンゴーが食べごろになるね」とか、「このココヤシは、ヤシ酒づくりに向いてそう…誰かつくらないかな」とか、つい花より団子のほうに頭がまわってしまう、今日この頃なのだ(笑)。


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by suyap | 2014-05-11 18:06 | ヤップの自然・陸

森の宝石

ジャングルの中を歩いていたら、小豆を扁平にして色鮮やかにしたような実が落ちていた。
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一緒にいたG嬢母娘によると、最近はびこってきた木の実だという。

「どのくらい最近のこと?」

「そうねえ、わたしが娘のときにはなかったわ」と、G嬢母。

「実を茹でて柔らかくして穴を開けると、ネックレスやブレスレットになるよ」と、G嬢。

そして、「これ、食べられる?」と問うわたしに、両名は絶句(笑)。
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どうやら親の木は↑これ↑らしい。デカい!

「実がはじけて飛び散るから、そこらじゅうにはびこってるのよ」…なるほど、下草も一面、この植物だ。G嬢の甥っ子が、夢中になって赤い実を集めている。「こうやって子供があちこちに持って行って遊ぶもんだから、いつのまにか、村中にこの木が増えてきたわ」
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さて、この木はなんでしょう?葉っぱや実(さや)はどう見てもマメ科なので、「マメ科、赤い実、木」で検索すると、あっさりと正体がわかった。

科名 : ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae
属名 : アデナンセラ属  Adenanthera Royen ex. Linn. (1737
学名 : Adenanthera pavonina
和名 : ナンバンアカアズキ
英語名: Coral-wood, Red sandalwood, Red beadtree, etc.
東南アジア名: Saga
中国名: 海紅豆 Hai hong dou
台湾名: 孔雀豆
原産地: 中東から東南アジア、マレーシア
用途  : 観賞用、装身具に加工

http://www.geocities.jp/plants_name/adenanthera/ade.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Adenanthera_pavonina

そして、わたしがいちばん知りたかったことが…
種は炒って食べることができ、大豆のような味がするといわれている...(ただし生/半生には毒性があるらしい)
きゃ~、これは試してみねば…でも、きっとG嬢はじめ、ヤップ人からはゲテモノ食い扱いされるだろうな(笑)。

あと気になる用途としては、
時に「赤白檀」として知られる硬く赤みがかった材は、緻密で均一な木目を持ち、高級家具・住宅建築・家具・装飾的な木製品を作るのに役立っている。また燃料材としても有用で、粉末にすると赤の染料となる。
 
成長の早さと広がる樹冠のために、Sagaは公園や広い庭園の緑陰樹や鑑賞樹に適している。しかし強風の被害を受けやすく、年を経ると樹形が乱れて、大量の落ち葉を撒き散らすため、街路樹や個人庭園には不向きである。
ふう~ん、ヤップに入ってきたのが比較的最近というのが腑に落ちないけれど、繁殖力は強くて、でも折れやすくて、よく管理しないと、ちょっとお邪魔虫的存在になりやすいのかもしれない。

さて、今度またあの森へ行ったら、試食分だけ集めて来よう。
(アクセサリーを作る分…とならないところが、好奇心と食い意地で成り立っているわたしの真骨頂^^)


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by suyap | 2013-12-29 12:32 | ヤップの自然・陸

南の島の季節感

朝早く、家のドアを開けると、とっても良い香りが漂ってきた。
「あれっ、これはマホガニーの花の匂いじゃない?」と足元を見ると、一夜にして、地面は薄黄色の小さな花で覆われていた。
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これは、我が家の裏にそびえ立つ、正真正銘のマホガニー様(Swietenia mahagoni、西インド・マホガニー)の花、写真を撮っているあいだも、はらはらと、粉雪のように降ってきた。
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「そういえば、先ごろ葉っぱをたくさん落として木が丸坊主になって、すぐに新緑の若葉をつけていたよね…もう、花をつける時期だったっけ?」と過去の記事を見てみると…

この木なんの木?
http://suyap.exblog.jp/11772610/
(2010年12月)
匂いの元・追加
http://suyap.exblog.jp/14899348/
(2012年3月)
お手軽歳時記
http://suyap.exblog.jp/17264238/
(2013年2月)
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2010年12月の記事は、まだ木がガンガンと葉っぱや実を落としているときのもの。あの年は、うちのトタン屋根の上にたくさんの実が落ちてきて、屋根が破れはしないかと、ずいぶん心配したものだ。ところが今年は、実の落ちる音に気づくことがないままに木は葉を落とし始め、いつのまにか丸坊主になり、そして瞬く間に若葉をつけて、もう咲いた花が散り始めている。しかも、去年より2ヶ月も早く!

南の島の植物のライフ・サイクルは、その年の雨の量や乾燥の具合、それに台風の頻度などによって、かなり影響を受けるらしいことは日々感じているけれど、それにしても、この2‐3ヵ月の早まりようは、いったい何なのだろう?

a0043520_14592932.jpg元々、このマホガニー(Swietenia mahagoni)は、西インド諸島の原産だ。日本統治時代、あるいはそれ以前にも持ち込まれたかもしれないけれど、うちの裏の木そのものは、1980年代にヤップ州農業課が島のあちこちに配った苗木のひとつだということがわかった。先代の大家さんが、最初は別のところに植えてみたところ、あまりに成長が速いので、あわてて裏の崖っぷちに移植したのだそうだ。

息子である現在の大家さんは、「次に大きな台風が来たら、あんたの家に倒れてくるかもしれないから、いっそのこと切り倒してしまおうか…」と言って心配してくれる。「いやいや、あなたのお父さんが植えた木なのだから、大切にしなきゃ。それにマホガニーは丈夫な木らしいから、大風が吹いても、パンノキやマンゴーのように、ポッキリ折れたり倒れたりはしないでしょう。どうかわたしの友達を切らないで!」と、わたしは助命歎願中なのだ。

そんな事情を知ってか知らずか、なんだか最近、生き急いでいるんじゃないかなあ…と、ちょっと心配になってきた。


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by suyap | 2013-12-14 15:06 | ヤップの自然・陸