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ミクロネシアの小さな島・ヤップより
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カテゴリ:ヤップの自然・陸
  • もりもり食べるぅ...
    [ 2012-05-15 22:27 ]
  • 雨後のマンゴー
    [ 2012-05-12 22:21 ]
  • 食べ物やおうちはフェアに共有しなきゃ^^
    [ 2012-04-21 14:34 ]
  • 今季はマンゴーが早熟&豊作のようで
    [ 2012-03-30 20:19 ]
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  • さらにあでやか…ウミウシ祭り~♪(その2)
    [ 2012-02-03 08:59 ]
もりもり食べるぅ...
台所の生ゴミから芽を出し、たくましく成長を続けるカボチャをきのう取り上げたばかりなのに、

きょう水やりをしているとき、数枚のカボチャの葉っぱの上でうごめく橙色の点々を見つけた...。アナタハイッタイダレデスカ?

調べてみると、とうやらこれはウリハムシAulacophora femoralis)らしい。カボチャもウリ科だしなあ。律儀な性格をもっているようで、きれいに円形を描きながら葉っぱを食っているし...。

↑写真↑右上の白いものは、もしかして糞かしら?こうしてサークル上にまず歯型(?)をつけておいて、その内側から食い進むらしい。

あんまりカメラを近寄せすぎると、ブーンと飛び去ってしまうけれど、食べている最中は夢中のようで、けっこうどアップで撮らせてくれた。

葉っぱの真ん中に印をつけるなんてちゅう面倒くさいことをせんでも、うちらは端からねらって食うもんね~♪ という面々も少なからずいて、ものすごい勢いでガシガシ・ガリガリと食い進んでいた。

それにしても、まだ花もつけないうちからウリハムシがやってくるなんて、とほほ...だなあ。


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by suyap | 2012-05-15 22:27 | ヤップの自然・陸 | Trackback | Comments(2)
雨後のマンゴー
3月末にレポートした大家さんちのマンゴーの木から、いまや大きくなって黄色っぽくなった実が、重そうにぶら下がっている。

早朝の雨が止んだあと、木の下を通りかかると、そこら中に落ちた実が散らばっていた。わっ、もったいない~~~と、痛んでなさそうな実を拾っていると、

そんな落ちた実を拾わないで、そこにナイフをつけた棒があるから、木になってるのを採っていってよ!

と、大家さんちの人。まだ木にある実を採ったほうが、落ちた実より美味しく熟れるし長持ちするもんね。

それでも貧乏性のわたしは地面に転がっている実ももったいなくて、それにちょっと急いでいたせいもあり、とりあえず今回は落ちた実だけをいただいてきた。

それにしても、これだけの実を食べ切るには数日はかかるりそう。あんまり食べると歯が浮いてくるし…。

ところで今年はヤップ島全体のマンゴーが豊作なのかと思っていたら、どうやら島の北半分ではそうでもないらしい。今あまり実をつけていないマンゴーの木は、去年豊作だったかも…と、G嬢は言う。

たった100平方キロしかない小さな島の中でこれだけの違いが出るなんて、やっぱり自然はおもしろいな~、ニンゲンのやることなんてちっぽけやなもんやわ~、とマンゴーにかぶりつきながら、とりとめもなく思った次第(笑)。


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by suyap | 2012-05-12 22:21 | ヤップの自然・陸 | Trackback | Comments(0)
食べ物やおうちはフェアに共有しなきゃ^^
家の前に植えているノニの木、どんなに枝をはらってもどんどん復活するその生命力には、いつも感心させられてばかりだけれど、それを拠り所にする生物もたくさんやってきて、眺めているだけでハッピーな気持になれる。

↑上↑はポツリポツリと咲きかけたノニの花。ノニはパイナップルなどと同じく集合花なので、こうしてひとつひとつ小さな花が咲いて、やがて実の中に種を残す。

あれれ、この花にはなにやら赤いものが?と思って近寄ると、

なんとテントウムシが、小さなからだで夢中になって蜜を吸っていた。いったいノニの蜜ってどんな味がするのかしら?少々近寄ったくらいでは逃げなかったので、きっとすごく美味しいのだろうね。

そのすぐ上の枝のほうでなにやら動く気配がしたので目をやると…

それは緑色のトカゲくんだった。彼はいつもフルーツのジュースをちゅうちゅう吸っている平和主義者だけれど、この日は体調を整えたくて、完熟ノ二の実でも食べに来たのかしら?(笑)

そのまた近くで、今度はなにやら白いものが動いて…

そおっと目を向けてみれば…あのサイズや色は、ヤマトシジミの仲間かな?この子は臆病だから、すぐに飛んで逃げちゃったけど…。


ところでヤマトといえば、ぴょんと話は飛んで、わが祖国ヤマトのほうは、いったい、どうなりますことやら…。

郵政改悪法案について、小野寺光一サンの最近のメルマガがおもしろかったのでご紹介しておきます。番長(ジャイアン)とその手下のヤリクチをクラスの多くが理解したときこそ、きっと悪のシステムが立ち行かなくなると信じて:
この法案の真相については、国民のほとんどが知らないままである。報道も機密費をばらまかれているらしく、真相は報道されない。実は、消費税の与野党協議がストップしているが、それよりずっと「大問題」なのがこの郵政改悪法案なのである。

これが通ってしまうと、日本人の金融資産の350兆円が英米企業が自由に使えるようになってしまうようにされる。

わかりやすくたとえ話でしゃべろう。

クラスメートに日本君がいる。日本君は、お財布に350兆円ももっている。それを見て番長は考えた。「ええなあ、あの日本君のお財布の350兆円、自由にワイらで使いたいのう。なんとかせえへんか? じゃあ、日本君に毎年、要望書を出そう」

〇日本君のお財布は、われわれに使わせるように開放しなさい。

これが毎年の対日年次要望書であった。

そして日本君に、「その財布の使い道を決める権利を細分化して売り出そう」(使い道を決める権利=経営権)
と言い出したのが小泉構造改革である。いわゆる株式会社化である。

株というのは、「細分化された経営権」という側面をもっている。その「お財布の使い道を決める権利を全部売り出しなさい。2017年度までに。しかも100%」というのが小泉竹中の決めた最初の「郵政民営化法案」である。

そしてクラスメートはだまされていたため、「すばらしい!」といって熱狂的に賛成してしまった。実はB層だと思われていた。

あとでだまされていたことに気づいたクラスメートは怒り、学級委員交代が起きる。(政権交代が起こる。)

正義漢あふれる学級委員や風紀委員に、小沢イチローやカメイシズカが選ばれた。

このメンバーは、「だめだ!」といって、「お財布の使い道を決める権利を売ることを一切凍結する!」という法案を通してしまったのである。

それを知った番長の怒りたるや想像すると恐ろしい。

「あのやろう、せっかく俺たちにあのお財布350兆円を使う権利を渡せるようになったのにそれを凍結しやがった!」

番長「お礼参りをせなあかんな」

というのが、おそらくこの学級委員の小沢イチローがえん罪にはめこまれた背景にある。カメイも失脚をして追放されてしまった。

そして、コクミンシントウという政党でカメイシズカが通そうとしていた郵政法案というのは、この日本君がやっている、

1番目:クラスメート間での郵便物の配達(いわゆる郵便業務)

2番目:お金をあずかったりすること(いわゆる銀行業務)

3番目:保険(いわゆるかんぽ)

の三つをやるようにして、お金を何につかうかの決定権(=株)は3分の一は学校側が持ちますよ(ここでは学校は政府のたとえ)というものだった。

しかし番長側は、「そんな3分の一も学校側(日本政府側)が決定権をもっていたらなかなか好きにつかえんやんけ」「なんで、そんな郵便事業なんて赤字部門になりかねんものをわいらがやらなあかんねん」

として拒否してきた。その際、ずっと拒否してきたのは、仙〇を通してである。

そして今回突然出してきた法案は、実は、日本君とお財布を分離するという法案なのである。


日本君は、1郵便業務 2銀行業務 3ほけん業務はやらないといけないよ、でもね、その「銀行」と「保険」にある350兆円の使い道を決める権利は、100%売り出すことを早めに実行します。

つまり、お財布にお金がはいっているのは、郵貯銀行とかんぽ部門なので、そこの黒字部分だけ分離して、100%の経営権を「なるべく早期に」、「100%売り出します」としているのである。

するとこれまでの「株式凍結法案」がなくなり、お金をものにできる可能性をひらくわけだ。しかも赤字部門の郵便事業は日本君がやることで関係ないことになっている。株を30%以上、学校(政府)がもつこともない。

イメージとしては、よくコンビニにATMがあって引き出せたりはするが、本体の銀行が金を使って何をやるか、どこに貸し出すかの決定権は銀行にあるといったイメージである。

そしてTPPという、番長に不利なものを「おまえら、その規制をやめろ」といってくるとんでもない委員会が待っているのである。


番長:
「日本君、そのお財布の使い道を決める権利(350兆円)については、『100%売り出す』ことを『なるべく早めにやる』ように努力します。と法案に書いておるんやろ。」

番長のTPP(トータルポイズンプログラム=完全毒薬プログラム)委員:
「ぼけ はやくやらんかい。お前なめてんじゃねーぞ」

日本君:
「いやだなあ」
「(お財布の使い道を決める権利)(=株のこと)を全部で100枚売り出そう。」
「一枚につき1万円でいいや」と売り飛ばしました。

それを番長連中は買う。50%以上買い占めたらもう「お財布の用途を決める権利は」すべて番長のもの。

日本君:
「あのう、借金(国債)の借り換えをしたいんだけど」

番長:
「だめや あかん。もうお前はお財布の使い道を決める権利を売り飛ばしたんやから。そんなのには使えへんがな。」

番長:
「お金がたりないんやったら、クラスメートにお願いして増税したらええやんけ。消費税といって。あとクラスメートに番号をつけてとりまくったらええやんか、しぼりとりなはれ、 応援するで」

日本君:
「もともと僕があつめたお金でクラスメートのためにつかっていた350兆円は、まったく僕たちが使い道を決められないの?」

番長:
「あたりまえやがな。馬鹿もやすみやすみいいなはれ。お前が売り出した「お財布を何につかうかの権利」(=株式)は、お前、売り出したことでお前にもお金はいったやろう、100万円ぐらい(仮に株を100株売って一株一万円だとしたら株の発行時に100万円がはいる)。 それを東北の復興資金にしたいんやろ。そう仙〇もいってたがな」

日本君:
「えーそんなたった100万円もらったぐらいで、もうその350兆円を何に使うか、何で運用するか、どこに貸し出すかは一切、何も決められないの?」

番長:
「あたりまえやがな。何をいうとるんや。もともといっておいたろう。困ったら『増税してクラスメートからしぼりとりなさい』というとるやんけ!あほんだら、わいはいそがしいんや。そんなことにかまってられへん」
(読みやすくするため、一部改行、句読点を加えた。オリジナル全文はこちらで読めます)
番長の親玉=アメリカ政府を動かす国際金融資本、そして仙〇…の〇の中には…うっふっふ、山と山の間を意味する一文字が入ることは、賢明な読者諸氏にはおわかりですね^^原発再稼動に向けて裏でやっきになっているのも仙〇狸らしいし。


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by suyap | 2012-04-21 14:34 | ヤップの自然・陸 | Trackback(2) | Comments(3)
今季はマンゴーが早熟&豊作のようで
あっという間に3月も終わりに近づき、南洋のヤップもいよいよ「春」めいてきた…?

一年中、夜間と日中の気温が23度から29度の間をいったりきたりしている気候で、そんな季節感なんてのがあるか?と思われるかもしれないけれど、たとえば木々の芽の吹き方とか、果物の実のつき方とか…貿易風がビュービュー吹いてカラカラに乾いていた2~3週間ほど前とは、明らかに様子が違ってきている。そして、ふと見上げた大家さんちのマンゴーの大木にも、小さな実が鈴なりにぶら下がっていた。

うわ~、これが一気に実るとすごいことになる!だけど、いまの時期からマンゴーがこんなになるってのは、ちょっと早すぎないかな…?わたしの記憶では、マンゴーの実のトップ・シーズンは6~7月なのだけど。

思い返せば、去年の「秋」から暮れにかけては、ほんとうに雨が多かった。それだからかどうか、オレンジなどのかんきつ類は軒並み不作に終わった。それから後の12月後半から2月にかけては、順調に貿易風が強まって乾いた毎日が続いていたので、そういうギャップがマンゴーを早熟にしているのかもしれない。

大家さんちのマンゴーはまだ収穫には小さすぎるけれど、すでにマーケットには食べごろサイズが出まわり始めている。それも日本の果物屋で見かけるような完熟の黄色いマンゴーではなくて、まだ緑色の硬いやつだ。

ヤップの人は、これを薄切りにして、しょうゆ+トウガラシ、それにインスタント・ラーメンのスープを隠し味に入れたディップに浸けて食べるのが大好きで、だから青いうちからマーケットに並んでるわけ。

もちろん、わたしはラーメン・スープは入れないけれど、ちょろっとしょうゆに浸けて食べたり、サラダ風にしたり、もちろん完熟を待って甘いのを食べたりと、これからいろんな味のマンゴーをたっぷり楽しめそうだ。


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by suyap | 2012-03-30 20:19 | ヤップの自然・陸 | Trackback | Comments(2)
匂いの元・追加
貿易風がふっと緩みを見せている今日も、家のまわりは芳香に包まれている^^

前回の記事で良い匂いの元捜しをして、戸口の良い香りはルルッチ=アマクサギではないかなんて書いたけれど、その後、庭掃きをしていて地面一杯に散らばっている小さな花をみて、頭の中がまた???でいっぱいになった。

そこでワンコのように地面に這いつくばってクンクンクン…(笑)

それでわかったことは…この匂いの大元は、実は↑この木↑だったのです!!!

うちの裏の崖の下からそびえる正真正銘のマホガニーSwietenia mahagoni)の大木、大家さんのお父さんが1980年代に植えたというものがいまや樹高30メートルくらいになって、つい先週まで、うちの家のまわりに葉っぱを雨のように降り注がせていた。

ヤップの大きな家やカヌーの建材になるテリハボクCalophyllum inophyllum)のことをマホガニーという人もいるけれど、まったく違う植物だから間違えないように。テリハボクはヤップ語の名前はビヨッチといって、大昔からヤップに自生するけれど、戦後に南米から移植されたマホガニーにはヤップの名前はない。速く大きな木になるけれど、ビヨッチより弱いぞ…というのが、島の人の評価。

そのビヨッチの花はフィトウといって、ジャスミン系のとても良い香りを放つけれど、マホガニーの花も同系統の匂いをもっているとは、うかつにも気がつかなかったなあ…

わたしが地面でクンクンやっているのを、大家さんちのワンコたちが、不思議そうに見ていた(笑)。

今回も急ぎのやっつけ記事、あとで各植物の過去記事リンクを貼りますね。


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by suyap | 2012-03-21 09:03 | ヤップの自然・陸 | Trackback(1) | Comments(2)
良い匂いの元捜し
きのうまであんなに吹いていた貿易風がようやく少し緩んできたせいか、家を出るとかすかに匂う上品な香りに気がついた。

クンクンクン…匂いの元をたどってみると、良い香りを出す花があちこちで満開だった。風がびゅうびゅう吹いていたから、今まで気づけなかったのだね。上の写真は甘く魅惑的かつ強烈な香りを放つイランイランの花。でも家の戸口からこの木まではちょっと距離があるから、ドアを開けると匂うあの香りはこれじゃないな…。

それでは↓あれ↓かしら?

と、木のてっぺんだけに花をつけているプルメリアを見上げた。いや、いくら風が弱まったとはいえ、まだあの高さからゆっくりと匂いが降りて来られるほど緩くはないし、それにまだ花も少ないし…。

それではこの匂いの元はどこ?

あたりをきょろきょろ見まわすと、あれまっ、戸口から道を挟んだ反対側に、いつの間にやらルルッチ(laruuch)が這うように茂っていて、たくさんの小さな花がそれぞれかすかにジャスミンの香りを放っていた。これはクマツヅラ科のクサギに近い植物でアマクサギだと思う。ともかくこれで匂いの正体がわかったので安心した^^


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by suyap | 2012-03-20 02:00 | ヤップの自然・陸 | Trackback(1) | Comments(0)
赤いアブラムシ?
早朝に降った大きなスコールのせいか、島内観光のランチ休憩に立ち寄った海岸では、サキシマハマボウの実が地面にたくさんちらばっていた。

あまりに激しい大雨だったので、すわっ、お天気が下り坂?とあわてて気象概況をチェックしたけれど、幸い、ここ数日中に大きな崩れはなさそうで、かわりに貿易風が強くなるかもしれない。久しぶりの恵みの雨に木々の緑もしっかりと輝きを増して、なんともすがすがしくて気持ちよい朝だった。

ところで...

地面のサキシマハマボウの実の中には、なにやらうごめく赤いものに覆われているのがあって!!!

ナンデスカ、これ?とグーグル先生にお尋ねすると...タイワンヒゲナガアブラムシ(Uroleucon formosanumのようではないですか...と?カメラを近づけると、みなクモの子を散らしたように逃げ出した。

(後記)
成虫を探したところ、どうやらズグロシロジュウジカメムシ(Dysdercus decussatus)のようだ。

赤いアブラムシ...その後
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by suyap | 2012-02-26 06:20 | ヤップの自然・陸 | Trackback | Comments(2)
トカゲ物語
大きなブオイ(タイヘイヨウグルミ、Inocarpus fagiferus)の木の下で、カサコソッと音がした。

目をこらして幹の上のほうを見上げると、緑色のトカゲくんがわたしたちの動きに合わせてビミョーに向きを変えながら、こっちの様子を伺っていた。基本的にベジタリアンな彼は、普段はパパイヤなどのフルーツを主食に生きている。ここにいるってことは固いブオイの実もかじるのかな?いや、わたしたちの音に驚いて、咄嗟に逃げ上がっただけかもしれない。

自然界で生きていくには、敏捷性が幸不幸の分かれ目になる場面がたくさんある。上の緑のトカゲくんのようにササッと逃げられなかったら...。

たとえば今朝、うちの網戸を開けたとたん、なにかがポトリと落ちてきたので目をやると...シマシマのトカゲさん。あれ、尻尾が切れちゃってる?!

えっ、もしかして...わたしのせい?あわてて近くを見まわすと、1メートルほど離れたところで、ちぎれた尻尾がまだピクピクと動いていた。

事が起きてまだ1分も経っていないのに、近くにいたアリンコたちはさっそくそれを嗅ぎつけて、尻尾がピクピクしなくなるのを待ち構えている様子。一方、本体(頭と胴体+手足)のほうは、しばらくショック状態が抜けずにボー然としていたけれど、やがてのそのそとゆっくり移動を開始。こっちはそのうち元気になるだろう。

それにしてもトカゲの尻尾切りとはよく言ったものだ、いざとなったらホントにスパッと切っちゃうんだから...。切り落とされた尻尾に、少しだけ同情してあげた。


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by suyap | 2012-02-19 21:40 | ヤップの自然・陸 | Trackback(1) | Comments(0)
テリハボクの花ざかり
2週間くらい前から少しずつ開花していたテリハボクの花が、いまや島中で満開となり、ほのかな良い香りをあたり一面に漂わせている。

このテリハボクCalophyllum inophyllum)の木をヤップ語ではビヨッチと呼ぶが、一年のうちに2回くらい咲くその花は、フィトウと呼ばれている。

先月ヤップに来られたSさんに、「フィトウとはどんな花ですか?」と聞かれたときには、まだほとんどつぼみだったけれど、ほら、こんなに咲きましたよ^^

Sさんがフィトウのことを尋ねられたのは、2007年に関東地方に上陸した台風9号の名前となったフィトウ(Fitow)が、いったいどんな花なのか見てきて欲しいとお友達のTさんに頼まれていたかららしい。

そう、フィトウ(Fitow)は、グチョル(Guchol)、ミタグ(Mitag)とともに、北西太平洋・南シナ海で発生する台風の影響を受ける14ヶ国から10個ずつ出された140の名前のうち、3つあるヤップ語由来の名前のひとつなのだ。ヤップ州からはもうひとつファナピ(Fanapi)という名前を出しているが、これは離島由来でヤップ語ではない。ちなみにグチョルはうこん、ミタグはヤップの女性の名前だ。順番では今年の台風4号がグチョルになる予定。

ゆっくり時間をかけて大木に成長し、硬くて丈夫な建材ともなるテリハボクは、ヤップ島では神さんの宿る木のひとつとして大事にされているが、その実であるフィトウも、かつては薬用として使われた(髪の毛や肌に良いとか)。ただし毒性が強いので食用にはならない。

上品な匂いのする小さな花でヌーヌー(レイ)を作るのも素敵だが、落ちた花をひとつふたつ耳の上に差しておくだけでも、しばらく香りを楽しめる。


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by suyap | 2012-02-05 23:00 | ヤップの自然・陸 | Trackback(1) | Comments(2)
さらにあでやか…ウミウシ祭り~♪(その2)
前回の記事:ウミウシ祭り~♪(その1) の続きです。あまりオタクってないので、気軽に眺めてくださいまし…

まず本日のトップバッターは…マングローブの茂みの下で、ひっそりと生きている、特大サイズ(この個体も15センチくらいあったかな)の↓ブチウミウシJorunna funebris)↓:

わたしはこれを勝手に「豆大福」と呼んでいるのだけれど、あまりにその名がハマリすぎてか?ゲストの前で本来のブチウミウシという名がなかなか出てこない始末(汗)。でもこれを見るたびに、やっぱり豆大福を食べたくなるんだよな~(笑)。

ヤップ島の某水路はクロモドリス属のウミウシの宝庫だ。今回もたくさんのクロモちゃんを見たので、ここを新たに「クロモ通り」と命名した^^ まずはそのクロモ通りのデカイ系から↓シラナミイロウミウシChromodoris coi)↓のご登場:

ひゃ~、カメラ内蔵ストロボの発光が強すぎて、色が飛んじゃったあ…(涙)。こっちのほうがよく水中での色が出ています。

そしてお次の↓ミゾレウミウシChromodoris willani)↓も:

クロモ通りの、しかも某所にだけ(わたしが知る限り)生息する大きめなウミウシ。こっちのも数年前にまったく同じ場所で見たものだけど、今回のはなんだか顔色が悪いなあ…(笑)、それでもミゾレちゃんの特徴である触覚のゴマふりがよくわかるでしょ^^

この↓ミスジアオイロウミウシChromodoris lochi)↓は上のミゾレちゃんによく似ているけれど:

触覚はゴマふりじゃなくてネジまきのような模様になっているし、色もうすいピンクが入っているかも(ミゾレは黄色からグレー)。サイズもやや小さめ…かな?

サイズでは上のお三方にかなわないけれど、その鮮やかなブルーのボディに黄色い触覚が映える↓アンナウミウシChromodoris annae)↓は:

ヤップのクロモの女王様…といってもいいかな?クロモ通り以外の場所でもお目にかかれます。

その女王様よりも地味な色合いの↓キベリクロスジウミウシChromodoris elisabethina)↓は:

繁殖力は旺盛なようで、たいてい同じ餌場に数匹以上、多いときは10匹以上!も群がって棲んでいる。そしてどういう加減か、↓黄色が消えて青色もうす汚れた感じの個体↓もよく出現していて…:

クロモ通りでは、今は↑こんな顔色↑をしたののほうが多いかも。こういう変異は餌によるものなのか、それとも単に個体差なのか…?

最後にまた悩ましい方々のご登場です…。

まずはこれ↓アデヤカミノウミウシFlabellina exoptata)↓:

わたしの視力の限界に挑戦…Kさんのお陰で今回はたくさん見つけられた、1センチ以下の世界です^^

そしてこっちは↓サキシマミノウミウシFlabellina bicolor…いや:

やっぱりこれもアデヤカミノウミウシ↓ですね!光が当たりすぎてるしボケてるし…(悲)

オマケにこんなボケ写真じゃ…↓ヒブサミノウミウシPhidiana indica)↓:

だなんてわかんないよねえ~(笑)。まあ、いたという証拠で^^

そしてトリは↓ムカデミノウミウシPteraeolidia ianthina)↓:

ヤップではもっともポピュラーなムカデ系ウミウシさん、でも今の時期はちょっと少ないような…。

おそまつさまでした~♪

ウミウシ祭り~♪(その1) 


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