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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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メリークリスマス

ヤップの、というよりも米英の影響下にあるキリスト教文化圏ではどこもそうだと思うけど、クリスマス・イブの12月24日は、日本でいうと大晦日のような感じの日だ。それに加えてヤップでは、この日はヤップ州憲法記念日で休日になっているから、翌25日のクリスマスと合わせて連休、それに今年は26日と27日が週末なので、見事な4連休となる。
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わたしにとってのクリスマス・イブは、例年通り24日はサンタさんになる日。同じ人に頼んでつくってもらう、毎年ほとんど変わり映えしないクリスマス・ケーキと、ささやかなギフトを持って、近しいファミリーを訪れる日でもあるので、バタバタと落ち着かない1日となる。

a0043520_05935.jpgそれに加えて、きのうはローカル・ポークの調達というミッションが加わった。いつもは年末に催行する身内の忘年ピクニックを、急な予約で1週間延期して新年ピクニックにすることにしたのだが、あちこちの家で飼われている豚さんの寿命は、クリスマス前後に尽きることが多い。年明けまで待ってローカル・ポークを捜したのでは遅すぎるぜ~という意見が大勢を占めたので、あちこちに声をかけておいたら、遠くの村の店から、いま〆たての肉が入荷したから、欲しけりゃ今日中に取りにこ~いと連絡があった。

やれやれ、この忙しい日に(笑)。それで調達できたポークは、小さめの豚さんだったのだろう、片側ショルダーと胸肉足つき、49ポンド(22キロちょっと)で73ドル50セントなり。大人子供あわせて30人以上来そうだから、これじゃ足りそうもないなあ...(ローカル・ポークは7割が脂身、それに現場で食べる分だけじゃなく、お持ち帰り用を見込まないと、「良い」ローカル・パーティは成立しないのです^^)。

a0043520_0595324.jpgまあ、それはさておき、ヤップのクリスマス・イブ。ことしのビジネス関係のイルミネーションは、去年にも増して控えめのようだ。いつもデコレーションする民家でも今年はやめたところもあり、新規参入組もあるけれど、全般的にやはり控えめ。

左上の写真は、お味もイチオシ、お値段もお手ごろなオアシス・レストランの入り口だけど、ココヤシの木に電飾を巻いてささやかなツリーの雰囲気がなかなかイケてるけれど、クリスマスらしい飾りはこれだけ。しかも、いつもどおり午後9時には閉店と、良い子のクリスマスは早くおうちに帰って着替えて教会に行きましょうってのを実践しているようだ(笑)。

a0043520_103110.jpg一方、→こちらはパスウエイズ・ホテルのレストラン。ヤップ産のシダを柱や梁に巻きつけて雰囲気を出した上で、人の背丈のシックなクリスマス・ツリーを置いている。後ろに見えるミニ庭園と相まって、なかなか良い感じだ。さすがにホテルのレストランだし、24日は木曜で、夜グアムからの飛行機便が到着したので、けっこう遅くまで開けていたが、それでもお客はわたしを入れて10人くらいのものだった。

24日のクリスマス・イブまでの数日は、大きな商店では例年どおりのクリスマス・セールをやっていたが、20ドルとか、ある金額以上の買い物には15%から25%もディスカウントがあるので、それなりに人出があったようだ。しかし、それぞれの買い物の内容を見てみると、(もちろん、わたしも含めて)クリスマス・ギフトというより、日曜雑貨や食品を、キャッシュの許すかぎり、ここぞとばかりに買いこんでいる(笑)人が、例年より多かったような気がする。

ミクロネシア銀行では、たいてい12月に入るとすぐに各窓口に置かれる、誰でも自由に食べられるキャンディ篭が、今年はクリスマスの1週間前頃になって、やっと置かれた。単に担当者が出し忘れただけかもしれないが、なんとなく世相を反映してるかなという気がしていたので、わ~、今年もやっとキャンディをもらえるのね、もう出ないのかと思ってたよ!と、窓口で待つ間に係員に軽口を叩いてみたら、あいまいな表情でニンマリされた。

一方、今年の8月にヤップ支店を開いたグアム銀行では、ビジネス口座を持つクライアントには、おそらく残高に関係なく(というのは、うちみたいな弱小でさえももらえたからね)、豪華なギフト・バッグに入った2010年のビジネス日記を、支店長が直接まわって配り歩いていた。グアムの友人の話では、2014年までにということになっている沖縄駐留米海兵隊のグアム移転のため、すでに、けっこうな額の金が米政府からグアムに振り込まれており、他の米本土の銀行が四苦八苦するのを横目に、最近のグアム銀行は業績を伸ばしているのだそうだ。
だけどな~、そういう大金に食らいつけるのは、みな本土から来た連中ばかりだ。ほんとうに来るとも、来たとしてもいつまでいるとも限らない軍隊を、グアムの自然や生活を犠牲にして受け入れても、オレたちローカルに落ちる金は、ヤツラ本土の連中が食ったピザのパンくず程度なのは、ミエミエさ。
こう言ってる本人も、元米軍志願兵で軍隊経験者だ。彼の推察を、『本土から来た連中と「日米軍産企業+政治家」ばかり』と加筆すると、もう完璧にグアム移転の構図を示しているね。こうして、グアムと沖縄が置かれ続けた現実を合わせて考えると、気が滅入るような実態にブチあたる。いますぐチェンジが必要なのは、実にこういう構図なのだよね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2009-12-25 11:53 | ヤップな日々
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