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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ローカル・マーケット再びオープン

地元の産物だけを売る店が、久しぶりに再開した。この店がこの場所に建ってから10年以上になるけれど、以来、オーナー・ファミリーの都合で、開けたり閉めたりを繰り返している。今回の再開店も1年ぶりくらいかな。
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なんたってヤップの名前を持つヤップ人なら、その気になれば食料自給率100%で暮らせるわけだし、地産品の供給も、完全に売り手の都合次第だから、あるときにはあるけど、無いときには無い(笑)。まあ、それが良いのだけどね。

a0043520_1947328.jpgさてさて、久しぶりの店にどんなものが並んでいるかとのぞいてみると、生きの良いカンクン(空芯菜)が、ひと束だけ残っていた。この状態なら、きれいに洗って冷蔵して、小出しに使えば1週間は楽しめる。カンクンは、ヤップでもっとも手に入りやすい青物だ。

a0043520_19482391.jpgこれは田んぼのタロイモ、ラック芋。コロニア近辺には離島からの移住者も増えているから、こういう大きなバスケットに入った主食のイモ類も、よく売れるのだろう。膝下サイズくらいのラック芋が、ひとつのバスケットに5~6本は入ってそう。

a0043520_1949898.jpgこっちのバスケットはアビッチという食物。ギョボクという植物の仲間で、その実はたいへん身体に良いということだが、調理に手間がかかるのと癖のある味のせいか、今では食べる人はあまりいない。調理法などについては、こちらをどうぞ

a0043520_1950654.jpgここに並んでいるのは、バナナの花(赤っぽいの)と、パパイヤの実(緑のとレジ袋に入ったやつ)。まだ青いパパイヤをこのままサラダや炒め物など調理して食べても良いし、熟れるのを待ってフルーツとして食べても良い。このうちの2-3個は、数日のうちに食べごろになりそうだ。

a0043520_1951793.jpgこれらは右奥から反時計まわりに、カカオパパイヤの酢漬け、オレンジパッションフルーツ

カカオの食べ方は、これっぽっちをココアに加工するなんてことはせず、半分に割って中の種のまわりについているふわふわの甘酸っぱい部分をチュウチュウしゃぶるだけ。いつも、もったいないなーと思いながら、わたしもカカオをもらうとそうしている。(参照:カカオだあ!

またパパイヤの酢漬けは、やけにどぎつく人工着色料で染めてあるけど、こういう不自然なものが身体に良くないということを知らない人もまだ多いのが問題だ。あとオレンジは緑色だけど、これでしっかり熟れてて甘いです。

a0043520_19463713.jpgそして、こっちの棚に並んでいるのがビンロウの実+キンマの葉のパッケージと、それらと一緒に噛む消石灰。これを売らずして、ヤップでは商売できません(笑)。ただし今は実がたくさん採れるので、ひどく値段が下がっているようだ。(ビンロウジ・ビジネス

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そして最後に、豊富な品種を誇るヤップのバナナをどうぞ。左上のはタナイボッチという品種の、皮が薄く甘くて美味しいバナナ。主にフルーツとして食べます。対して右上は、アワットワットとう品種の、主に炊いて食べるバナナ。ココナッツ・ミルクと煮るとなおよろし。

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上の写真は両方ともフロリダという品種で、フルーツとして食べたり油で焼いても美味しい、ヤップでもっともポピュラーなバナナ。たくさん実がついて簡単に増えるせいか、市場に出回るバナナとしては、この品種が一番多い。

写真を撮らせてもらったあと、今度はどのくらい店を続けるつもり?なんて冗談を言いながら、少し買い物をしたら、こっちが心配になるほど安い値段だった。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2009-12-09 19:25 | ヤップな日々
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