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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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見事なランディング?

a0043520_2229823.jpg今早朝にヤップの南を通過した台風17号パーマは、進路を西北西に変えて、ゆっくり遠ざかりつつある。接近中はよく降った雨も止み、日中は薄日も差すお天気となったが、風は南東~南なので、まだうちの桟橋の前はチョピチョピしている。ここ1両日はボートツアーが入っていないのを幸い、もうしばらくボートはマングローブの間において、チョメに見張っていてもらうことにした。

ところでヤップでは昨夕から、翌早朝3時15分着のコンチネンタル航空CO954便はフライト・キャンセルになったとラジオでも流しており、その便でグアムに向けて出発の予定だった乗客は全員、グアムから来たCO953便に乗ってパラオに向かったというのに、なんと、CO954便はヤップに降りていた!

ヤップの各ホテルにCO954が着陸すると連絡が入ったのは、着陸2時間前の午前1時過ぎ。中には連絡がつかず、送迎員が来ていないホテルもあったようだ。
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この便でパラオからヤップに降り立った乗客は10人前後ということだが、乗っていた人の話しによると、飛行中もカップをテーブルに置いておけないくらい揺れ続けたという。またタッチダウンの直前には一瞬機体が90度傾いたので、もう駄目かと思ったと言う人もいた。ビジネスに座っていた人は、着陸後コックピットから出てきたパイロットが満面の笑みでVサインを出し、アメリカ人の乗客らが拍手で迎えたのを目撃したそうだ。

たった10人程度の乗客をヤップで下ろすために、台風の最中にこんなアクロバット・ランディングをする-というのは今回が初めてではないのだが、そのリスクやコストを考えたとき、「乗客が少ないと平気でフライト・キャンセルするコンチネンタルが、なんでまたそこまで?」といつも不思議に思う。だから、よほど降りなきゃならないVIPがいたんだよと、口の悪いローカル雀がさえずるのを、さもありなん、と聞いてしまうのだった。

あるいは、ヤップから搭乗するはずの客をあらかじめパラオ行きのCO953便に乗せたのは、折り返しのCO954便の機体を重くしてヤップ着陸を強行するためっだったとか...?いずれにしても、管制塔もない大風の吹く深夜の空港で、パイロットの腕と感を頼りにボーイング737機を下ろす技は、毎回、大したものだと思う。ここに書いた事故事件のときには、顔面紙のように蒼白になっちゃったパイロットを見たけれど、今回のように、コックピットを満面笑みのVサインで出てくるパイロットってのを想像しても、あ~、やっぱり飛行機はニンゲンが飛ばしてるんだなあ...と実感できる。いざ機上の人になったら、それを飛ばしてる人と一蓮托生ってわけだ。


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by suyap | 2009-09-30 21:36 | ヤップな日々
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