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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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漁と資源と観光と

漁と資源と観光と_a0043520_2123348.jpg低気圧の通過で、きょうは朝からぐずついたお天気だった。幸いダイビングは入っていなかったので、寒い雨の中で震えなくてすんだけど。

左上の写真は、誰かが中身を取ったあとのシャコガイ(ヒレジャコ)の残骸。先週アウトリーフで潜っているときに、あるところに集中して見かけた。

漁と資源と観光と_a0043520_21235783.jpg←こっちのサンゴの横にもゴロリ。ゲスト・ダイバーと一緒だと、あまり良い眺めではないけれど、幸いヤップでは、シャコガイを採って換金する(レストランなどに売る)というより、自分たちで消費するのがメインだから、まだ資源量は大丈夫なのではないか。

個人的にはゴシキエビなど大きなロブスターが減ったような気がする。マングローブガニより一般受けがするので欧米人にも好まれるので、外国資本のレストラン(ヤップの資源のことには関心を払わない)では、大きさに関係なく買いあさっているらしい。しかも触覚のついた完全な形を要求するから、獲るほうもロブスターの巣穴を壊してしまう。そこには2度と他のロブスターが移住せず、資源量が減るのである。

だから、そんなに大勢の観光客など期待せず、島のサイズとのんびりした生活に合わせた、そこそこの観光誘致が一番、いまのように不便なアクセスが、島の環境を守っているところも大きいだろう。



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by suyap | 2009-01-12 22:56 | ヤップの自然・海
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