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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

ヤップ的道路補修法

a0043520_1381799.jpg島に帰ってきて久しぶりのツアー添乗。ちょっとした事情と道も乾いていたので、珍しくカローラ・セダンでの島内観光となった。ふだんツアー車に使っている三菱デリカほどタッパがないので、未舗装道路は慎重運転、それでもあちこちで底をこする。

とある村の道で、州土木課のローラー車と、その前を行くダンプ・カーが前をふさいでいた。ダンプが他所から持ってきた山砂を少しずつ道の真ん中にダンプし、その上をローラーが固めながら進んでいる。通行止めも交通整理も何もしていないから、わたしはゆっくりとその後に続いた。

ダンプ・カーの傾斜がどんどん上がり、山砂が残り少なくなった頃、ひょいっと一気に砂が落ちた。後にはローラー車も1回では均せない砂の山。道の端は急傾斜だから、車の寄れる幅は限られている。かといって片方の車輪を砂の山にかけると完全に底をするし、砂も緩くて沈みそうだ。いったい、どうすりゃ、いいのお!?

a0043520_1394152.jpgとは言っても、わたしはあまり心配していなかった。おそらく、ダンプとローラーはこの一本道の端まで行かないと折り返せないし、どれくらい待たされるかわからないけれど、ともかく彼らが戻ってくるのを気長に待つしかない。しかし、そういう観測をゲストに言っても仕方ないような気がしたので、困りましたねーと言いながら車から降りて、砂の山の高さや硬さを測っているようなフリ(ごめんなさい>お客さま)をした。

そうすると、さすが日本人のお客さま、棒切れを捜してきて砂山を掘る人、足で砂をならそうとする人、みんなそれぞれに働きだしてしまった。その前で何もしないでおろおろするフリをするガイド(笑)。




a0043520_1418543.jpgそんなこんなで待つことしばし... ついに来ました!世界のKOMATSUのモーターグレーダー(笑)。

わたしは今までこの手の重機はみんなブルドーザーと呼んでいたけど、それぞれに名前や役割が違うというのが今回調べてみてわかった。というわけで、こちらの記事にも急遽訂正を入れました。
山に沈む夕日と爆走するブルドーザー
またwikiからブルドーザーの語源も教わった。
「雄牛」のBull と「居眠り」のDozeを合成させたBulldozerとなった
なんて、けっこう笑えるネーミング。

a0043520_1419533.jpg同じくwikiによると、現在、ブルドーザーを生産している主な会社は、アメリカのキャタピラー社と日本の小松製作所(コマツ)であり、2社で世界市場をほぼ寡占する状態ということで、どうりでヤップで見かけるのもほとんどKOMATSUなわけだ。それで、なんで小松製作所がブルドーザーに強くなったかというと、太平洋戦争初期に日本海軍が米軍の乗り捨てたブルドーザーを「発見」し、それを小松製作所に送って研究開発させたのだという。ただし実用化にこぎつけたのは戦後のことらしい。

a0043520_142119.jpgさてその世界のKOMATSUのモーターグレーダーのあとに続いて登場したローラー車は、同じくKOMATSUの振動ローラーかなあ?だけど、あれっ、なんか変?オペレーター・ルームの囲いは取り払われて、なんと屋根はヤシの葉葺き!(笑)。

そりゃ~、こっちのほうがよほど涼しいでしょうよ。粉塵なんかにかまってるより、オペレーターはヤップ人ならオープン・エアの快適さを選ぶに決まってるわ。ゲストにも良い土産写真になったことでしょう^^

とはいっても、まだ穴ぼこもできていないこの道に盛り土(砂)しなきゃならない理由が、いまだにわからない。この4月に4年目を迎えたアメリカ政府FEMAによる台風スーダルSudal)復興援助がそろそろ終わるので、その予算消化の活動ではないかと、わたしは踏んでいる。


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by suyap | 2008-04-11 23:04 | ヤップな日々
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