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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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明日は国際非暴力の日

明日は国際非暴力の日_a0043520_22343766.jpg明日は国際非暴力の日_a0043520_22335168.jpg今年の9月は例年よりも雨が多かった。なぜかヤップよりもうんと北のほうで発生する熱低~台風ばかりが続き、直接の強風や大時化がないかわりに、それらが引きずる雨雲がどんより空をおおっていた。

10月になったきょうは朝から晴れて、久々にちょっと外で動くと汗をかいたが、午後3時をすぎるとまた曇ってきて雨となった。左の写真は適度のお湿りで生き生きしているノニの葉と花。こんな天気をうっとうしがっているのは、一部の人間だけかもしれない...

明日は国際非暴力の日_a0043520_22414568.jpg9月29日、沖縄では「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が開かれ、11万6千人が集まったそうだ。それはなんと沖縄の人口の1割近くに相当する。すごい。こういうのを見ると、権力を握った者は「怖い」と思うんだろうね。それが嵩じると、「国防のための軍隊」を自分の権益を守るために出動させる。60年安保のとき、岸信介が自衛隊を出動させようとしていたのは有名な話だ。

ミャンマーでは、日本人ジャーナリストがデモ隊鎮圧に出た軍の兵士によって射殺された。すでにあちこちで色々な意見が出ているので、ここで繰り返すことはしないが、ハムニダ薫さんから紹介されたこのサイトで署名ができる:
ミャンマーのデモ隊をサポートしましょう
http://www.avaaz.org/jp/stand_with_burma/
さっきのぞいたら、世界中から31万近くの署名が集まっていた。

殺された長井さんのことやミャンマーの今後のことなどを思いめぐらせていると、こんな記事に出会った:
机の上の空 大沼安史の個人新聞:
〔ジャック天野の目が点丼〕 長井健司氏の死を悼む 「ヤッパリ カエルワケニハイカナイ」






ジャック天野氏から大沼安史氏にあてたメイルにグッときたので、上記のブログから少し長いけれど抜粋させていただく: 
いいか、大沼、お前に教えてやるけど、ミャンマーはな、CIAの麻薬ルートの拠点国なんだよ。アメリカが「軍政」をつぶさない理由はそこにある。

日本だって戦時中、「ビルマの阿片」でうまい汁を吸っていた。
 だからだぜ、あの辻政信がビルマに身を隠すことができたのは……。

 そしていまも、アメリカの言うなりにミャンマー軍政を支え続けている。
 アメリカはな、「人権蹂躙」の手前、表に出れないんだよ。

 日本はな、インド洋で「給油」をさせられ、ミャンマーで「援助」をさせられているんだ。

 日本のマスコミは、そこを衝かなくちゃならない。

     ~~中略~~

ホーチミン市のベトナム戦争博物館を見てな、おれは呆然とした。
 「歴史の流れ」というものを、「歴史の方向」というものを、博物館のコーナーで実感したんだよ。

 日本人カメラマン、沢田教二さんの、クリークを泳いで逃げる母と子の写真が大きく引き伸ばされ飾ってあったぜ。

 べ平連がワシントン・ポスト紙に出した「殺すな!」の意見広告も展示されていた。
 先日亡くなった、小田実氏の著書もな。

 なあ、大沼、おれたち「70年世代」は、ベトナム戦争に反対したよな。デモも、したよな。

 あれって、無意味なことじゃなかったんだぜ。
 それを戦争博物館で確かめることができた。

 おれたちの小さな叫びは、ちゃんと届いていたんだ!

さらに、同じブログのこちらの記事もミャンマーの動向を考えるのに参考になった:
ミャンマー 仏教の非暴力と軍事独裁の暴力 「サフラン革命」は、ひとりの兵がひとりの僧と連帯するとき、成就する
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/09/post_b77a.html

ところで、明日10月2日は、「国際非暴力の日」なのだそうだ。非暴力運動の元祖マハトマ・ガンジーの誕生日(1869年)にちなんで、今年6月に国連で決められた。

まだあまり知られてない「国際非暴力の日」が、これから各国でどう扱われていくのだろうか。ガンジー翁はイギリスから独立を願うインドの民衆運動の象徴となった。ガンジーの生誕日にちなんで「非暴力の日」としたことで、それは必然的に「権力の圧制に武器を持たずに戦う民衆運動」を意味すると思うが、テロリストを陰で増産して武器商売で永遠に儲けをたくらむ側からは、「だからテロリズムを撲滅しなけりゃいけないんだ」と開き直られるかもしれない。
とびどぐもたないでください
http://megalopa.exblog.jp/7067284/
というのは、子を持つ親の素直な感想だろう。それが曲げられるような教育現場を、日本に「再び」つくってはならない。

軍隊は常に巨大な軍需産業と結びつき、究極では時の権力を守る道具として使われる。そしてその道具のパーツとして使われるのは、その社会でもっとも貧しく無力な若者たちなのだ。

ミャンマーでジャーナリストを撃った兵士も、そういうひとりに違いない。責められるべきは銃口を国民に向けさせた権力そのものである。すでに日本の防衛省は海上自衛艦を辺野古に派遣した「実績」をつくった。いつか自衛隊員の銃口が日本国民に向けられる日が来るかもしれない。ミャンマーの事態は他人事ではないのである。
ミャンマーのデモ隊をサポートしましょう
http://www.avaaz.org/jp/stand_with_burma/


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◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html


明日は国際非暴力の日_a0043520_13544829.gif柏崎刈羽原発の運転再開は危険です!

明日は国際非暴力の日_a0043520_12493092.gifグリーンピース・ジャパン
30,313のメッセージが9月27日に高村正彦防衛大臣と鴨下一郎環境大臣に届けられました。
詳しくは下をクリック!
30,313人の世界の声が沖縄防衛局と環境省に!
ジュゴンの海を海洋保護区に!

明日は国際非暴力の日_a0043520_0462420.gifジュゴンの明日はわたしたちの未来!
辺野古から緊急情報
http://henoko.jp/info/
基地建設阻止
http://henoko.jp/fromhenoko/
ちゅら海を守れ!
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
「への子とたか江アワー」(インターネット放送局)
http://www.stickam.jp/profile/
henokoandtakaehour
(バナーは「雑談日記」SOBAさんからお借りしてます)

明日は国際非暴力の日_a0043520_116104.jpgもし、世界貿易センターに激突したのは民間航空機ではなかったら?世界貿易センターが爆破解体されていたら?ペンタゴンにボーイング757型機は激突していなかったら?93便が撃ち落とされていたら?

911攻撃とアメリカ政府との直接的な関連を暴露。証拠はニュース映像、科学的事実そしてもっとも重要なあの悲劇を経験した者たちからの証言である。だれもがこの映画を観る義務がある!

『911の嘘をくずせ ルース・チェンジ・セカンド・エディション』
日本語版 by Google Video:
http://video.google.com/videoplay?docid=
4377032998245988095&q=Loose+Change+2nd+Edition


ダウンロード版:
http://store.globalpeace.jp/index.php?main_page=
product_info&products_id=85

by suyap | 2007-10-01 22:27 | 戦争はビジネス(怒)
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