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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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「戦後レジーム」の裏

a0043520_21393454.jpg「汚れた過去はきれいさっぱり洗い流し、もう一度、一からやり直すのよ。そうすれば、美しい明日がきっと来る」
戦後レジームからの脱却 by アベシンゾー

おおおおお~い、待った!
「戦後レジーム」って、いったい、どういう意味よ?

ずぅっと昔、世界史かなんかでアンシャン・レジームなんて言葉も聞いたなあ。念のためにレジーム(regime)っていう単語を辞書で引くと、支配体制、管理形態/統治形態、政体/政権/統治期間/政権維持期間なんてのが訳語として載ってた。そうか、戦後はずっと自民党体制で来たんだから、もしかして、アベちゃん、
戦後レジームからの脱却=自民党体制からの脱却
を目指してるってこと?--- なわけないか(笑)

美しい国」(その内容は憎いし苦痛=にくいしくつう)とか「ホワイトカラー・エグゼンプション」(その内容は残業代カット=タダ働き公認)とか、聞いただけでは意味がすぐに解らないような呪文単語をアベシンゾーがとなえるときってのは、だいたい、ロクなもんじゃない。アベがナンマイダーととなえると、大手マスゴミはニーマイダー、サンマイダーとそれに唱和するから、なんとなく、ニホン中が念仏講のトランス状態になってしまう。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士
憲法改悪阻止のための提言~「戦後レジーム」という言葉を使ったマスコミに意味を聞こう!~ぜひ実行を!
安倍は、「戦後レジーム」という訳の分からない言葉で改憲に向けた雰囲気づくりをしている。この短い言葉を多用する戦略は、間違いなく広告代理店か同類の世耕の入れ知恵だろう。
※右上のバナーは、ヘンリー・オーツさん雑談日記SOBAさんの合作をお借りしました。

とっても大事なので、ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)さんの記事をさらに引用させていただく。
 「戦後レジーム」をこのままむざむざと使わせていると、①憲法改悪(=9条2項廃止を中心とする)に向けた世論ができてしまう、②同じようなひと言政治が今後も行われてしまう…という二つの弊害が出てくる。

 そこ~で、今後、「戦後レジーム」という言葉を使っているメディアを見聞きしたら、直ちに、電話して、「意味不明」だと抗議しよう。戦後レジームの脱却とは具体的には何なのか、それが分からないようなものでは、ニュースとはいえない、と強く抗議してほしいのです。徹底的に食い下がって下さい。「改憲ということです」という趣旨の答えについては、どの条項に関するものか、と食い下がって下さい。いま、改憲に賛成する人の多くは、憲法9条ではなく、人権の種類が増える方向での改憲などを念頭に置いている。その誤解を助長する形での報道をしてよいのか。改憲といっても広すぎる、何条をいかに変えようとしているのか、それをきちんと、放送し、記事に書け、と追いつめましょう。




そもそも、戦後レジームとは何か?

タカマサのきまぐれ時評さん経由でたどりついた
世界の環境ホットニュース[GEN] 636号
に、アベシンゾーの祖父=岸信介と大叔父=佐藤栄作がどっぷりかかわる「戦後レジーム」草創期の経緯が、よく描かれている。
2006年夏にニューヨークタイムズ紙のスクープを裏付ける史料がアメリカ国務省から発刊されました。アメリカ国務省自身が自民党への資金援助の事実を認めたのは初めてのことです。その対日外交史料集の中に、1958年5月に アイゼンハワー政権がCIAから日本への資金提供を許可したことが記されていて、自民党有力政治家へ資金援助するとともに、穏健左派勢力を支援(年間 7.5万ドル)して社会党分断工作を行なったこと、が記されていました。民主社会党(後の民社党)が誕生する60年から64年にかけて毎年7万5000ドル程度の資金援助が行なわれていたのです。(2006.7.19 朝日新聞)1960年の社会党分裂、民社党結党がCIAの工作によることが明らかになったのです。その他、60年安保闘争では、随所で安保賛成の右翼の活動が見られました。衆院で強行採決が行なわれたときも、傍聴席は暴力団風の「応援団」で埋まった、と報じられました。彼らを動員する資金もCIAが調達したものでした。(春名幹男「秘密のファイル・CIAの対日工作」共同通信社 2000)
このようにして構築された「戦後レジーム」から、アベシンゾーは早急に脱却したいという。
考えられる理由は、
1)アメリカの金づるが期待できなくなった。
2)金が期待できない以上、他の金づるを開拓するしかない。
3)戦争・兵器・外資導入は金になる。
4)だからキューマはNATOに自衛隊を売り込みアフガニスタンにも出せる用意をしている。
5)そのためには、なんとしてでも治安維持法=共謀罪を復活して壊憲をしなけりゃ。

というところだろうか?ことわっておくけど、上の1)から5)までの主語は「国民」ではない。「ボク(アベシンゾー)とその仲間たち」だ。

これまたタイミングよく、きまぐれな日々さん:
中曽根康弘や安倍晋三は「保守本流」か」経由で、
自治大臣・国家公安委員長を務めた元自民党衆議院議員白川勝彦氏の「永田町徒然草」4月30日の記事:
『右翼反動政治家の特質』
を読めたのは幸いだった。また長い引用になるが、とても素晴らしい指摘なので切らずに貼らせていただく。
 安倍首相が訪米中に従軍慰安婦について謝罪したことにビックリした人が多いのではないか。度重なる憲法改正発言、靖国神社参拝の有無を明言せずとの発言、教育基本法改正と愛国心重視の発言、従軍慰安婦には狭義の強制はなかったとの発言、沖縄戦における集団自決を否定する発言、集団自衛権の見直しのための有識者懇談会の発足などどれを捉えても、安部首相の政治姿勢は明らかである。彼は村山談話などの戦争についての反省を自虐史観とあざ笑ってきたのだ。過去の戦争に対する国会決議の際には、自虐史観に基づき反対をして欠席したのである。安倍首相は確信的な右翼反動思想の持ち主なのだ。

 その安倍首相がなぜアメリカにおいて従軍慰安婦問題で謝罪をしなければならないのか。またなぜアメリカに対して謝罪をしたのか。誰だっておかしいと思うだろう。小泉首相以上に反中国だった筈なのに、最初の外国訪問に中国・韓国を選んだ理由は何だったのだろうかということもこの際思い出してほしい。この二つは実は安倍首相および最近元気付いている日本の右翼言論人のもう一つの特質を表わしているからだ。それは“従属的思想”ということである。

 従属的思想とはどのようなものであろうか。独立自尊の気概がないということである。彼らの発言を聞いていると一見独立自尊の精神が強いように錯覚させられる。しかし、彼らの本質は決して独立自尊ではなく、強いものに対してきわめて従属的であるところにその本性があるのである。日本においては権力者に対してである。長い間政権党である自民党に対してである。細川内閣のとき、私は細川首相の1億円疑惑を追及したがその際右翼的な集団からずいぶんと脅しをかけられた。なぜ自民党のためにやっているのにそういう人たちから脅しをかけられるのかと怪訝に思ったが、そのような特質からみればごく自然なのことなのである。(太字は白川氏による)
これでわかるように、アベシンゾーはジイサマの代から筋金入りの右翼反動+従属思想の権化なわけだ。その思い描くところに高邁な政治的理想や哲学など微塵もなく、ましてや民の暮らし向きなどには何の関心もなく、頭の中には、自分の身内の資産運用と保身だけ

類は類を呼ぶから、こんな奴のまわりにいるのも、み~んな同じ筋。
目的のためには手段を選ばず、恥も外聞もなく破廉恥になれる

こんな奴らには、いっときもはやくニホンの国政の場から出て行ってもらわなければ。

まず、しつこくメディアに食い下がって、ほんとうのことを書かせよう!
「戦後レジーム」からの脱却って、具体的にどーゆーことよ?憲法9条壊して、貧乏人をたくさん作って、その子供たちを人殺しに仕立てて戦争に行かせ、あんたらだけが儲ける魂胆じゃろー?
こういう本音を、少しでも書いて(流して)よね>読み朝る毎+テレビ・ラジオ!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2007-05-07 21:36 | ヤップでつらつら政治など
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