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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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偽造米ドル紙幣・スーパーノートは米C.I.A.が製造?

a0043520_10211871.jpg新札の米100ドルや50ドル札の売り上げをヤップの銀行に預けにいくと、窓口で必ず、特別なフェルト・ペンのようなものでお札にスッと線を引いて検査される。「ニホン人のツーリストは、いつもピカピカのお札を持ってくるのね」と言われながら(笑)。

お札がホンモノだと、右写真のように黄色の線になり、偽物だと、黒い線になる。ためしに普通の紙に線を書いても黒色になる。揮発性なので、しばらくすると色は消えるそうだ。

しかし、こんな方法では見つからない偽米ドル札があるという。
しかも、それをC.I.A.が造ってばら撒いてるんだって?

a0043520_10204715.jpgアメリカで起きた911事件がやらせだったことを確信してから、大概のニュースに、たいして驚かなくなったわたしだが、これはまた、ちょっくら「目からウロコ」だった。

萬晩報:通貨偽造も「愛国的行為」スーパーノートの出所について by 美濃口坦

執筆者の美濃口坦さんは、A.I.C(Asahi Internet Column)の執筆者のひとりで、わたしがA.I.Cの熱心な読者だったころから知っていたが、最近、萬晩報にも寄稿されているのを知って、旧友に再会したような親しみを覚えたものだ。

ところでスーパーノートというのは、1989年ころから出回り始めた超精密にできた偽造米ドル紙幣(USD100とUSD50)のことで、ブッシュ大統領が数年前に北朝鮮などを「悪の枢軸」呼ばわりして、偽米ドル紙幣偽造を北朝鮮の罪状のひとつに挙げるまで、スーパーノートの存在は、偽札専門の調査官の間でのみ「知る人ぞ知る」という程度だったという。それがいまや、わたしまで単純に「北朝鮮は貧乏だから、ドラッグと同じように偽札造りもやってておかしくないわな」と信じてしまうほど、この「北朝鮮偽造米ドル犯人説」は世界に広まってしまった。




上記の美濃口さんの記事は、1月7日付フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング日曜版に掲載されたクラウス・W・ベンダー氏の記事を紹介したもので、その元記事の英語訳は、こちらで読める:
America's Public Intelligence Agency
The Secret of America's Counterfeit 'Supernotes'


偽造通貨対策研究所長の遠藤智彦さん執筆の「高精度偽造米ドル紙幣の鑑定方法とは」によると、
従来の偽造券の鑑定では紙質や触感による印刷版式の差異をよりどころとしていたのに対し、スーパーノートでは紙質や印刷版式における真正券との差異はもはや視認できないため、これらのデザイン上の差異によって鑑定せざるを得ない
という。また、
スーパーノートは一定期間経過すると新手のバージョンが出現し、それが過去9度も繰り返えされている。このことは品質に秀逸なる偽造券ゆえ印刷ミスの修正改善に努力を傾注していると見る向きが一般的である。しかしながら筆者としては、単なる印刷ミスの修正ではなく、意図的に真券と微妙に異なったデザイン(特微)の偽造券を何種類も製造することで、鑑定家の目をまどわし偽造券の流通力を維持延命させつつ、また偽造団の品質(流通)管理上の象徴符号として利用しているとの見方を強めている。(下線suyap)
そうだ。

遠藤さんはベンダー記者のように米C.I.A.とは名指していないが、専門家として、同じような根拠で安易な犯人説を疑っていることが伺える。

スーパーノートが出現し始めたのが1989年(ベルリンの壁が崩壊した年)というのも、C.I.A.犯人説に信憑性を持たせる。冷戦が終結して戦争の「理由」がなくなると困る勢力=武器屋さんと、C.I.A.そのもの=は、C.I.A.の新たな仕事として世界に紛争を作りまくることにした。でも、とりあえず紛争がないと米議会から大きな予算をもらえないので、困ってつい偽札造りに手を染めた...(笑)?

そのとき、米国内の紙幣識別器だけには識別できるようにするため、わざと小さな欠陥をほどこし、中東、アフリカ、東南アジアなどの紛争地域で「テロリスト」を養成する資金として、こっそり細々と使っていた。それらが米国内に入ってくると、循環しないように識別機でこっそり回収して、秘密の偽札事業のことは永久にダンマリを決め込もうとしてたのに、ああ、それなのに...

あのチンプ・ブッシュが、あろうことか北朝鮮をおとしめる材料のひとつとして、スーパーノートの存在を公に晒してしまった。この件でいちばんあせったのはC.I.A.の偽札製造関係者ではないだろうか?それとも、承知の上だったのか?

いまアメリカは、こっそり北朝鮮に、
「経済封鎖を解除してやるから、偽札製造関係者の処罰をやったと口裏合わせといてくれよ」
って囁いているのかもしれない。



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by suyap | 2007-01-25 23:16 | 戦争はビジネス(怒)
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