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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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なんだあ、この水の色?

9月後半から一昨日まで、ほんとうによく雨が降った。
その量は思ったよりすごかったようで、自宅の前の土が今日になってもまだ乾ききらない。海の中では水温が1度くらい下がったし、透明度も低い。そして...

a0043520_2395522.jpg我が家の蛇口から出てくる水の色が、こんなになっちゃった。うへぇ~。

今夜も5分以上流しぱなしにしても澄んでこないので、あきらめて息を止めてシャワーを浴びた。泥まじりなだけなので臭くもなんともない(逆に塩素臭が強い)のだが、こんな泥水かぶるの、ちょっと勇気がいるなあ(笑)。




a0043520_2317232.jpgしばらく溜めておくと、こんなに泥が沈殿してくる。家の近くで水道本管を工事してるのを見たので、大雨だけのせいじゃないかもしれないが、コロニアの貯水池は小さくて浅いので、大雨の後に泥混じりの水が出てくることは、けっこう頻繁にあるのだ。

ヤップ島には、コロニア近辺の水を供給している貯水池のほか、北と南に地下水源がある。地下水は長い時間をかけて雨水が地下でろ過されているので、ミネラルも多く美味しい。それで、わざわざ地下水を買ったりもらったりしに行く人も多い。それに目をつけて、今ではフィルターをかけた地下水を売る商売をする人も現れた。

島でいちばん最低の水は、コロニア周辺の「水道水」。わたしたちは絶対に飲まないし料理にも使わない。ちゃんと塩素が入っているので飲んでも腹をこわすことはないだろうが、よく泥が混じるから信用がない。たいていの家では、屋根に降った雨水を溜めておく大きな天水桶を持っていて、飲用・料理用はその天水か、しっかりフィルターをかけた水道水を使う。生の水道水は洗い物専用だけど、どの辺で妥協するかに気をつかう。わたしの場合は、洗濯・食器洗い・歯磨きまでは水道水。でも、今日みたいな水だと歯磨きも嫌だなあ(笑)。

若い頃のひと夏をアルバイトでお世話になった三宅島のレストランでは、キッチンの流しに蛇口が3つあった。貯水池からくる水道水は洗い物専用、雨水は煮炊き用、井戸水はコーヒーなどの飲料用、という風に、用途によって水は使い分けられていた。小さな島では、雨が少なくなるとすぐに水の心配が出てくる。蛇口をひねれば、とりあえず「綺麗に見える水」が得られる都会の住人より、小さな島の住人の方が水に対する感性はずっと高いような気がする。



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by suyap | 2006-10-04 23:37 | ヤップな日々
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