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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

壁画

天候: 曇り
風向: 東
風力: 10ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 81%
気温: 27.3℃
過去24時間の最高気温: 27.8℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(ヤップ気象台午後8時52分発表のデータ)

一昨日からウォッチしている熱低は迷走中のようだ。今朝の総合台風警報センターの発表によると(嵐は)「Relocated」だそうだ。要するに昨夜の段階でヤップとパラオの間を通過すると思われていたのが、いきなりまたパラオの南に「お引越し」したわけだ。それでパワーもダウンしていた。やっぱり赤道の真上で産まれた嵐は、生きていくのが厳しいのだろうか(笑)。

a0043520_2311345.jpgそれで、ヤップのお天気はほぼ回復した。まだ本調子ではないけど、午後からは薄日がさすときもあり、少しだけ「暑い」と思う瞬間もあった。そんな午後にコロニアの大手町交差点とわたしが呼んでいる場所のビルの壁画を撮ってみた。

a0043520_2314460.jpgこの画は、2001年にヤップ高校の美術部の生徒たちが描いたものだ。この年の夏、ヤップではFSMゲーム(日本の「国民体育大会」のようなもの。4年毎にミクロネシア連邦《FSM》の各州が回り持ちでホスト州となる)が開催された。ヤップ州はいちばん西の端にあるので、東の果てのコスラエ州やポンペイ州、グアムをはさんだお隣のチューク州から、特別機をチャーターして選手団と応援団がヤップに集合した。

a0043520_2321868.jpgそれを遇するのにコロニアの中心地のビルが古びて汚らしくてはみっともない、という配慮だろう。いきなり高校生たちがペンキと刷毛をもって登場して、せっせと壁を塗り始めたのだ。通りがかるたびにチラッと見た限りでは下絵など描いた様子もなく、大勢が各パートを分担してフリーハンドで描いていたように思った。

a0043520_232595.jpgあれから5年近くも経って色はだいぶあせたけど、それでも壁画は十分なインパクトをもっている。真ん中の黒と白の鳥はヤップ島固有種の鳥、ギギ。ヤップを特徴づける自然や建造物が鮮やかなタッチで描きこまれていて、まるでゴーギャンの画を見ているみたい?

a0043520_2334051.jpgよく見ると、電信柱や窓なども壁の画とマッチするように彩色されていて、細かい配慮のあとが見られる。いまだに通りがかるたびに色々な細部の工夫が見えてきて、あらためて感心するのだった。

それにしてもヤップの大手町交差点、真昼間の午後というのに車の往来の合間を縫って道の対岸からこんな写真が撮れるなんて、のどかなものでしょう?



ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ。
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2006-03-06 21:04 | ヤップな日々
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