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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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あじさい革命

この週末のヤップ島は、まるでニホンの「梅雨」を思い出させるような、ぐずついたしたお天気だった。その梅雨の真っ最中のニホンでは、「あじさい革命」が静かに進行中という。金曜日夕方に首相官邸前に4万5千人!の市民が集まったかと思えば、

田中龍作ジャーナル:「再稼働反対」の地鳴り 首相官邸前で進む“紫陽花革命”
http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004549

なんと、ノダさんの選挙区に行くJR総武線を乗っ取って(オキュパイ)、「野田落選デモ」が展開されたという。現職首相の落選デモなんて、前代未聞?

田中龍作ジャーナル:首相の地元で“野田落選デモ” 「再稼働は許さないノダ」
http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004549

下写真はアジサイのないヤップで今の季節を象徴するカエンボク。ESA Bay View Hotelの裏山に咲くカエンボクの赤が、静かなラグーンの水面に映えてます。
あじさい革命_a0043520_4562914.jpg

ま、ここまできてもまだニホンの大手メディアはちゃんと報道しないのだろうけど、脱原発、増税反対のうねりは、もう誰にも止められない...。ところが、「増税」のドサクサにまぎれて民・自・公の「協調」はとんでもないところでも進んでいるようだ。

「原子力の憲法」こっそり変更  規制委設置法・付則で「安全保障」目的追加、軍事利用への懸念も
http://utel.jp/792-8939/blog/2012/06/post-243.html

海外ではかなり大きなニュースとして取り上げられたけれど、現時点でこれを報じたニホンの大手メディアは上記ソースの東京新聞だけかしら?

また、この期に及んでまだ「増税は仕方ないのかも...」と、知らず知らずのうちに信じこまされ=マインドコントロールされ=ている方々には、元大蔵キャリアの高橋洋一サン執筆の『財務省が隠す650兆円の国民資産』(講談社)がお薦めとか、古川利明の同時代ウォッチング記事からどうぞ: 
「増税は不要! 今すぐ使える300兆円を震災地ニッポン経済のために!」ってことで、ココに、その消費税増税が、いかにデタラメの極致であるか、すべて論破してあるからな。
 それによると、特殊ホウジン&独立行政ホウジンへの貸付金+出資金=150兆円+58兆円、政府所有の有価証券=92兆円、政府所有の現金・預金=19兆円etc、この金融資産計約300兆円は、今すぐ使えるんだってなあ。

ニッポンには、まだ、消費税50年分の資産があって、それらを原資とする埋蔵金は、毎年、膨大に生まれてる...
さて、そんなこんなのワクワクするようなムーブメントやら、永田町+霞ヶ関に徘徊する有象無象が仕出かすデタラメやらが同時進行中のニホンで、ひとつ良いことがあったようだ。しかし報道(マスゴミ)は増税(+政局)の大合唱で、これもほとんど(意図的に?)報じられていないらしい。

福島民法:原発被災者支援法が成立
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2012062101001376

この法案の成立によって、放射能から避難する権利も、居残る自由も、お上からのお墨付きがもらえたということだ。詳しくはこちらの記事を:

「避難の権利」ブログ:「原発事故被災者支援法」のポイントと課題
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-0846.html

田中龍作ジャーナル:日本でも法案提出―避難の権利を確立するチェルノブイリ法 
http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004360

グリーンピース:原発子ども・被災者支援法が可決しました!
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/41052/?gv20120623

超党派の議員立法で成立とのことだけれど、こういう良いことへの超党派なら大歓迎、これの成立に尽力した議員さんたちの名前を、しっかり記憶しておこう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2012-06-25 05:34 | No Nukes!
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