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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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寧夏からヤップに舞楽団がやってきた

奇跡的!にお天気が回復したヤップデイ前日、海から戻ってみると、近くのコミュニティ・センターでなにやらイベントが行われていた。
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聞こえてくるのは、なにやら中国の音楽っぽい。そういえば日曜早朝のフライトで、中国人らしい団体さんがVIP待遇で到着したっけ。ツアーの後片付けもそこそこに、わたしもカメラを持って行ってみた。ヤップデイ連休の2日目、日曜の夕方とあって、人の入りはまばら、それでも州議会議員さんの姿も見える。
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中国の新体字はわからないけれど、英語ではArt Troupe of Ningxia, China Greets Yap, FSMと読める。あとで検索すると、Ningxiaって「宁夏」、元の字は「寧夏」ってわかった。そうか、この人たち、寧夏回族自治区から来た舞楽団なんだね。
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ひな壇にはヤップ州知事と、ヤップデイに招待されて来ている賓客の姿が見える。胡弓やびわのような中国楽器の演奏と、アクロバティック&京劇的なパーフォーマンスが交互に披露されていて、貧弱な舞台にもかかわらず、演出も上手い。わたしも思わず座りこんで見続けてしまった(笑)。
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なかでも聴衆の喝采を浴びたのは、複雑なヨガのようなポーズをとりながらラッパを吹いた女の子(上写真)。ホントにすごい。何の脈絡もないけれど、わたしもまたヨガを練習しなきゃ...と思っちゃった。
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ご一行は10人ちょっとらしいけど、中国語のMCと英語の通訳でプログラムは進行していく。上写真は「旗男」の演技に続いて「顔変わり男」を演じている、一行の中心的存在の男優(?)で、このあとゴテゴテの衣装を脱いで、歌手として登場した(中国語なので歌詞はわからないけど)。そして各パーフォーマンスの記録も大事な仕事です^^
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最後はまた中国弦楽五重奏団が緩やかなメロディを奏でて、約1時間半のパーフォーマンスは終了したのであった。

近年、ミクロネシア連邦と中華人民共和国の関係はどんどん深くなっている。そして中国は外交が上手い(っていうか、戦後の日本がまったく「外交」してないだけだけど)。そして今では北京にも上海にも、ミクロネシアからの留学生(含む修士課程)が相当数行っており、近い将来、彼らが今後の両国の関係をより深くとり結ぶことになるだろう。

翻って、日本は今まで何をこの国にしてきただろう?JICAで相当の「援助」をばらまいても、それがいったい両国の何に役立っているのか?技術指導と称して、毎年数人のミクロネシア人を日本に呼んで漁船に乗り組ませ、片言の日本語と漁船の作業を覚えさせても、帰国した彼らがつける職はない。

また、日本からやってくる「親善」使節は、みなアマチュアレベル+紐付きの上から目線。この寧夏舞楽団のようなホンモノのプロが、本気で「親善」を目的に自国のアートを、ミクロネシアで披露したことが今まであっただろうか?

明日からのヤップデイを寧夏舞楽団も見学するようだ。彼らの泊まっているホテルが、バジェットタイプの安宿っていうのも、妙にわたしの気にいった。そして少ない聴衆ながら大喝采を浴びた「ヨガ+ラッパ娘」の素顔を、ヤップデイ会場で拝めるのも楽しみだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-02-28 07:12 | ヤップな日々
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