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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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マングローブシジミ(じゃなくてカブラツキガイでした!)が戻ってきた!

知り合いのヤップ人のおばちゃんたちがおしゃべりしてるところをたまたま通りかかったら、スーも貝を持ってけーと言われて、ヤップでユングウォル(yungwol)と呼ばれる貝をもらった。
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沖縄でも食用にされるこの貝は、マングローブの生える湿地(泥地)に生息しており、和名ではマングローブシジミあるいはシレナシジミとなっている。ヒルギシジミ属のシジミの一種(Geloina coaxans)...そうか、シジミの仲間だから美味しいんだね^^

(追記)
...とひとり合点していたら、beachmollusc ひむかのハマグリさんからコメントをいただきました。この貝はどうやら、カブラツキガイ(Anodontia edentula)のようです。

微小貝データベース:
カブラツキガイ
シレナシジミ
ウラキツキガイ

う~ん、貝類ってむずかしい...。この貝のこと、また書きます。

------以下、ほぼ元記事のまま-----

しかしヤップでは、6年前のスーパー台風のあと、ユングウォルが湿地から姿を消した...。G嬢によると、台風直後は貝掘りに行っても死骸ばかり見つかったという。それが、再び数が増えてきて、こうしてわたしまでおすそ分けに預かれるようになったとは、嬉しい。

a0043520_845983.jpgヤップでの一般的な食べ方は、生食。←このようにスプーンを貝の合わせ目に入れてこじ開け、海水を含んだスープと一緒に、すするように食べる。

泥の中に棲んでいる貝だから、お腹に泥をたっぷり含んでいるのもいるので、わたしは上の写真のように、貝さんをしばらく塩水につけて泥を吐いてもらう。ただし、にがりを含まない「食塩」ではダメ、ホンモノの海の水か「自然塩」でないと、貝は死んでしまいます。

a0043520_8454223.jpg→このように、生貝の身は痩せているけれど、それでもやはりシジミだから、お味はかなり濃厚だ。

上のテーブルスプーンとの比較でもわかるように、ヤップのユングウォルは、だいたい殻長5センチから、せいぜい8センチどまりなのだが、他の地域では15センチにもなるものが獲れるという。そうなるとホタテ貝なみ?

a0043520_84694.jpgさて、生のユングウォルを前にして、スプーンでこじ開けて口に運び始めると、ヤメラレナイ・トマラナイ(笑)。

G嬢も、みんなで貝掘りに行っても、いつも家に帰り着く前に食べきってしまうんだって(笑)。まあ、あまり「食料を獲りに行こう!」って感じじゃなく取って食べてるところが、持続可能な採集生活のミソなのかもしれない。

a0043520_932559.jpg生食以外のユングウォルの食べ方は、ヤップではココナッツミルク煮だ。クラムチャウダーのような味で、すっごく美味しいです。でも今回は、家にコプラ(ココナッツミルクの原料)もココナッツミルクの缶詰(笑)も切らしていたので、半分以上を生でパクパク食べたあとの残りを、オリーブオイルでさっと火を通してみた。

ごく少量のオリーブオイルを引いたフライパンを熱して貝を並べ、少量のお湯をジュッと回しかけて蒸し煮にするだけ。貝から十分以上な塩味が出るから、味付けの必要は一切なし。
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加熱すると、生食のとき以上の旨味が出てきて、身も貝柱も太くなり、激ウマです!! 再び、ヤメラレナイ・トマラナイ、むさぼるように一気に平らげちゃった(笑)。これだけ「シジミ」を食べれば、少しは弱った視力が戻るかなあ...?

このレシピ、貝を加熱しすぎないように、レアからミディアムレアあたりで火から下ろすのがコツかも。

(追記)
ご参考までにbeachmollusc ひむかのハマグリさんのこちらの記事コメント欄もどうぞ:

お散歩仲間
http://beachmollu.exblog.jp/#cmt


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2010-08-24 08:19 | ヤップの伝統食
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